アトピー性皮膚炎の漢方での治療

漢方では、アトピー性皮膚炎を燥と湿で分けます。
湿のタイプは、色々なパターンの症状があり汗疹なども湿の皮膚炎になります。
真菌に感染しやすいのも湿のタイプが多く菌除去の漢方を使用する事も多いです。
燥タイプは、乾燥肌(ドライスキン)などが燥の皮膚炎になります。
アトピーは、時期により悪化のし易さが違います。特に湿は、夏場。燥は、冬場に出やすいと言われています。
症状を確認して漢方の治療をしていきます。
体質から改善していく為、時間はかかるかもしれませんが根本治療が可能です。
また、その方々に合った食養生も一緒にお伝えできたらと思います。

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみのある湿疹を特徴とする皮膚疾患です。
現在、20歳以下のおよそ10人に1人がアトピー性皮膚炎であると推測されています。
多くの患者さんは皮膚が乾燥しやすい素因(ドライスキン)とアトピー素因(アレルギーを起こしやすい体質)をもっています。
アトピー性皮膚炎は、以前は乳幼児期特有の病気で、成人するとほとんどが改善するといわれていました。
しかし最近では、一度治っても成人してから再発する患者さんもいます。

アトピー性皮膚炎の原因

アトピー性皮膚炎の原因は、遺伝による体質に、環境などが強く関係して発病すると考えられます。又、胎児がお腹の中にいる時に甘いものを多く摂る事で産まれてくる子供がアトピー性皮膚炎になるとも言われています。
また、成人になって再発してしまう原因の一つとしては、ステロイドの外用によるものと考えられます。
ステロイドの外用は、免疫システムの過剰な働きを抑えて免疫抑制作用、血管収縮作用、細胞増殖抑制作用等があります。炎症を抑えてくれる作用がありますが細胞増殖抑制作用があり皮膚の細胞の増殖を止めてしまいます。
皮膚の増殖が止まる事で、皮膚がどんどん薄くなり菌感染をおこしやすくなります。

病院での治療

病院の治療は、ステロイドの外用と抗アレルギー剤をメインに使います。
抗アレルギー剤は、痒みや湿疹が治まりますが眠気が多く普段の生活に支障が出て来ることが多いです。

アトピー性皮膚炎の症例

症例(昭和57年生、女性。)

小さい頃から痒みが全身に出てしまい幼少期からステロイドを使用していた女性より相談を受けた。
高校生くらいに一回完治したが、20代より手の痒みが酷くなり出産後に症状が悪化してしまったとの事だった。
糸練功で確認して痒みとアトピーに対しての薬をお渡しした。
治療開始から7ヵ月後、時間はかかったが大分改善してきているとの事。痒みも治まっているとの事だった。
治療開始から1年後、良くなったり悪くなったりを繰り返したがお薬を変えた事で大分改善が見られるようになってきた。痒みもなく順調にきている。
最初に比べると大分湿疹もなくなり綺麗になってきている。今も体質改善にむけ治療中である。

 
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。 どうぞ参考にされて下さい。
患者さんの声:皮膚疾患