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橋本病(甲状腺機能低下症)を漢方でサポート|チラージンでも抜けないだるさと冷えに

2026 7/18
自己免疫疾患(膠原病・甲状腺疾患)
2026年3月1日2026年7月18日
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「チラージンを飲んで甲状腺の数値は正常になったのに、鉛のようなだるさが抜けない…」

「夏でも極端に寒がりで、手足が氷のように冷たく、むくみがひどい…」

「食べる量は減っているのに体重がどんどん増え、体が重くて動くのが億劫だ…」

「抜け毛が増え、肌はカサカサになり、急に老け込んだようで鏡を見るのが辛い…」

「何もやる気が起きず、うつ病や更年期障害だと思って過ごしていたら橋本病と言われた…」

喉ぼとけの下にある「甲状腺」は、全身の代謝(エンジン)を活発にするホルモンを分泌する大切な臓器です。

本来は体を守るはずの免疫が、自分自身の甲状腺を誤って攻撃して慢性的な炎症を起こし(橋本病)、その結果、ホルモンが十分に作られなくなって全身の代謝が著しく落ちてしまう状態を「甲状腺機能低下症」と呼びます。

病院では不足したホルモンを補うお薬(チラージン)が処方されますが、「薬で血液検査の数値は良くなったのに、冷えやだるさといった自覚症状がスッキリしない」「一生ホルモン剤に頼り続けるしかないのか」という現実に直面し、外からは分かりにくい深い疲労感の中で孤独に悩まれている女性が非常に多い疾患です。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、単にホルモンの数値を追うのではなく、「なぜ全身のエンジンが冷え切り、エネルギーが枯渇してしまったのか」という根本的な『生命力の低下(脾腎陽虚)』や『栄養不足(気血両虚)』に着目し、体の内側から芯を温め、ご自身の力で代謝のエンジンを回せる健やかな体内環境を取り戻すための体づくりを漢方でサポートいたします。

目次

橋本病・甲状腺機能低下症とは?西洋医学の限界と他疾患との違い

【太陽堂における橋本病(甲状腺機能低下症)の漢方サポートまとめ】

  • 原因: 西洋医学では「自己抗体による甲状腺の慢性炎症とホルモン分泌低下」とされるが、漢方では根本原因を、全身を温める生命力が著しく低下した「脾腎陽虚(ひじんようきょ)」や、エネルギーと潤いが枯渇した「気血両虚(きけつりょうきょ)」と捉える。
  • アプローチ: 冷え切った胃腸と腎のエンジンを強力に温め、全身に「気」と「血」を補給する生薬を用いた煎じ薬で、根本的な体質(自己免疫バランス)の改善を目指す。
  • 目安期間: 冷えの深さや罹患期間によるが、早い方で数週間〜1ヶ月程度で「手足の氷のような冷えがマシになった」「朝起きられるようになった」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりと、お薬に頼りきらなくても体が軽く動く穏やかな状態を育てていくケースが多い。

橋本病(慢性甲状腺炎)は、自己抗体(抗TPO抗体や抗Tg抗体)が陽性になる自己免疫疾患の一つです。橋本病の方すべてがすぐに機能低下症になるわけではありませんが、長い年月をかけて徐々に甲状腺が破壊され、ホルモンが不足していきます。

「バセドウ病」や「更年期障害」との違い

全身の倦怠感や体重増減を引き起こす疾患は他にもありますが、原因と現れるベクトルが正反対です。

疾患名主な症状と特徴橋本病(機能低下症)との違い・関係性
橋本病
(甲状腺機能低下症)
極度の寒がり、無気力、体重増加、むくみ、便秘、徐脈(脈が遅い)。エンジンが「エンスト(低下)」している状態です。(※このページで解説しています)
バセドウ病
(甲状腺機能亢進症)
異常な暑がり、多汗、食べているのに痩せる、動悸、手が震える。エンジンが「空回りして暴走(亢進)」している状態です。同じ甲状腺の自己免疫疾患ですが、症状は真逆です。
更年期障害・
代謝低下による肥満
のぼせ、イライラ、体重増加。血液検査(TSHなど)は正常。女性ホルモンの減少によるものです。橋本病と症状が似ており、合併することもあります。
▶︎ [更年期太り・メタボの漢方サポート詳細へ](※内部リンク)
うつ病・慢性疲労症候群強い落ち込み、抜けない疲労感。精神的な症状が前面に出ますが、実は「甲状腺の機能低下」が隠れているケースが少なくありません。
▶︎ [慢性疲労症候群の漢方サポート詳細へ](※内部リンク)

【西洋医学(病院)での一般的な治療】

血液検査でTSH(甲状腺を刺激するホルモン)が高く、FT3・FT4(実際の甲状腺ホルモン)が低いと診断されると、不足している甲状腺ホルモンを補う飲み薬「チラージンS(レボチロキシンナトリウム)」が処方されます。また、ヨード(昆布など)の過剰摂取を控えるよう指導されます。

チラージンは命を維持するために非常に重要なお薬ですが、これはあくまで「足りないものを外から補充しているだけ」であり、自己免疫の暴走を止めたり、甲状腺そのものの働きを回復させる薬ではありません。そのため、「血液検査の数値は基準値になったのに、冷えやだるさが全然取れない」と限界を感じ、漢方での根本的な体質改善を求めてご来局される方が後を絶ちません。

【薬剤師コラム①】チラージンで数値が良くなっても「だるい」理由

担当薬剤師:石川(調剤薬局での勤務経験あり)

「先生に『数値は完璧だから、もうだるいのは甲状腺のせいじゃないよ』と言われ、ショックで言葉が出ませんでした」というご相談を非常によくお受けします。

チラージンを飲めば、血液中のホルモンの「数値」は正常に整います。しかし、東洋医学的に見ると、長期間ホルモンが不足していたことで、全身の細胞(特に胃腸や筋肉)が芯から冷え切り、エネルギーを作り出す機能自体がサビついてしまっている状態なのです。

例えるなら、ガス欠で止まっていた車にガソリン(チラージン)を入れたのに、エンジン自体が冷え切ってサビているため、うまく前に進めない状態です。西洋医学には「冷え切った胃腸や腎のエンジンを温め直す」という発想がありません。漢方の役割は、まさにこの「芯から冷え切ったエンジン(脾腎)に火を灯し、ご自身の力で体を温められるようにすること」です。これが、西洋薬と漢方薬を併用していただきたい最大の理由です。

太陽堂の漢方アプローチ|「エンジン」を温め、「気血」を補う

東洋医学(漢方)では、甲状腺機能低下症の根本原因を、全身を温め代謝する大元の火(生命力)が消えかかっている「脾腎陽虚(ひじんようきょ)」、体を動かすエネルギーと潤いが完全に枯渇した「気血両虚(きけつりょうきょ)」、そしてストレスによって気の巡りが滞り、甲状腺の腫れを招く「肝気鬱結(かんきうっけつ)」と捉え、お一人おひとりの体質に合わせてアプローチします。

お悩みのタイプ漢方的な見立て太陽堂の漢方アプローチ(働き)
極度の寒がりで、夏でも冷える
むくみがひどく、体重が落ちない
全身を温める大元の火の低下(脾腎陽虚)
生命力の源である「腎」と、消化吸収を担う「脾」の熱(陽気)が著しく低下し、水分代謝ができずに体内に冷たい水(水毒)が滞っている状態。
【芯から温め、余分な水を流す漢方】
体を芯から強力にポカポカと温めて「腎」と「脾」のエンジンをかけ、体内に溜まった冷たい老廃物を尿としてスッキリ排泄させます。
鉛のようにだるく、何もやる気が出ない
抜け毛が多い、肌がカサカサする
エネルギーと栄養の深刻な枯渇(気血両虚)
代謝が落ちたことで、食事からエネルギー(気)や栄養(血)を作り出すことができず、全身の細胞が栄養失調に陥っている状態。
【栄養を補い、活力をチャージする漢方】
胃腸の働きを優しく助け、全身にたっぷりと「気」と「血」を作り出して巡らせることで、髪や肌に潤いを与え、疲労感を底上げします。
喉の不快感や首の腫れが気になる
イライラ、気分の落ち込みが激しい
ストレスによる気の滞り(肝気鬱結・気滞痰凝)
精神的なストレスから自律神経(肝)が緊張し、気の巡りが滞ることで、甲状腺周辺にドロドロの老廃物(痰)が結びついて腫れを招いている状態。
【緊張を解き、滞りを散らす漢方】
張り詰めた神経を優しく解きほぐし(疏肝理気)、喉のつかえや首回りのしこり(痰凝)をマイルドに散らして巡りを整えます。

【薬剤師コラム②】「うつ病」や「怠け」と誤解される孤独な病気

担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)

橋本病(機能低下症)の患者様が最も苦しまれるのは、体の辛さ以上に「周囲からの無理解」です。

「毎日家でゴロゴロして怠けている」「ただ太っただけでしょ?」「気の持ちようだよ」とご家族や職場で心無い言葉をかけられ、ご自身でも「私はダメな人間なんだ」と深く自分を責めてしまっている方が大勢いらっしゃいます。

また、強い無気力感や気分の落ち込みから、心療内科で「うつ病」や「更年期障害」と誤診され、抗うつ薬を長年飲まされていたというケースも少なくありません。

東洋医学では、この強い無気力感は決して心の弱さではなく、「体を動かすための『気(エネルギー)』が底を突いている正当なSOSサイン」だと捉えます。太陽堂の漢方サポートでは、まず「あなたは怠けているのではありません。気が足りないだけですよ」とお伝えし、疲弊しきった心と体に優しくエネルギーを注ぎ込むことから始めます。体が温まり、少し動けるようになると、自然と心も前を向けるようになります。

橋本病・機能低下症のお悩みを和らげる漢方サポートの症例

「薬を飲んでもだるさが取れない」と絶望していた方が、漢方を取り入れることで「芯から体が温まり、活気ある日常」を取り戻された事例をご紹介します。

事例① 40代女性|チラージン服用中も続く「極度の冷えとむくみ」

数年前に橋本病から機能低下症になり、チラージンを服用しています。TSHの数値は正常になりましたが、夏でも分厚い靴下を手放せないほどの極度の冷えと、顔や足のパンパンなむくみが全く取れません。食べる量は減らしているのに1年で体重が5kg増え、「薬を飲んでいるのに体調が悪化している」とご相談に来られました。

  • お悩み: チラージン服用中の冷え、むくみ、体重増加、だるさ。
  • サポート内容: 代謝エンジンの極度な冷え(脾腎陽虚)と、冷たい水分の停滞(水毒)と見立て、まずは胃腸と腎を芯から強力に温め、溜まった余分な水分を尿として押し出す漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 漢方を飲み始めてから、日中の尿の量が明らかに増え、朝起きた時の顔のむくみや、夕方の足の重だるさがスッキリしてきました。
    • 3ヶ月後: 体がポカポカと温まるようになり、靴下の重ね履きが不要に。代謝のエンジンがかかり始めたことで、体重増加がストップし、自然と2kgほど落ちました。
    • 半年後: 「鉛のように重かった体が嘘のように軽く、休日にお出かけを楽しめるようになりました」と笑顔を取り戻され、現在も体調維持のために服用を継続されています。

事例② 30代女性|無気力と抜け毛、「うつ病だと思っていた」

1年ほど前から仕事に行く気力が全く湧かず、強い眠気と気分の落ち込みが続きました。心療内科でうつ病と診断され薬を飲んでいましたが改善せず、最近になって抜け毛がひどくなり、皮膚科からの紹介でようやく橋本病(初期の機能低下)と判明。まだチラージンは処方されず経過観察と言われ、藁にもすがる思いでご来局されました。

  • お悩み: 強い無気力感、抜け毛、乾燥肌、気分の落ち込み(うつ状態)。
  • サポート内容: 全身のエネルギーと栄養の深刻な枯渇(気血両虚)と見立て、抗うつ薬とは異なるアプローチで、まずは胃腸を助けて「気(活力)」と「血(潤い)」をたっぷりと作り出し、脳や毛根まで届ける漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 漢方を飲むと胃腸の調子が良くなり、食事が美味しく感じられるようになりました。朝、布団から起き上がるのが少し楽になりました。
    • 3ヶ月後: 全身にエネルギーが巡り始めたことで、日中の異常な眠気と落ち込みが劇的に改善。抜け毛も減り、肌にツヤが戻ってきました。
    • 半年後: 血液検査で甲状腺の数値が悪化することなく安定しており、「心の問題ではなく、体のエネルギー不足だったと分かり救われました」と大変喜ばれ、無事に職場復帰を果たされました。

橋本病・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)

特にお問い合わせの多い内容を、担当薬剤師の石川がお答えいたします。

Q. 病院で処方されているチラージンと一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?

A. はい、もちろん併用可能です。西洋薬(チラージン)で不足しているホルモンを外からしっかりと補充しつつ、並行して漢方薬で「冷え切った細胞のエンジンを温め直し、自己免疫のバランスを整える体づくり」を行うのは非常に理にかなった理想的なアプローチです。お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。

Q. 漢方薬を飲めば、チラージンをやめることができますか?

A. ご自身の判断で急にチラージンをやめることは絶対に避けてください。すでに甲状腺の組織が破壊されてホルモンを自力で作れない状態の場合、チラージンは生涯必要な命綱となります。漢方の目的は「薬をやめること」ではなく、「チラージンを飲んでいても取れない不快な症状(だるさや冷え、むくみ)を根本から解消し、薬の増量を防いで、快適な日常生活を取り戻すこと」にあります。

Q. 昆布などの海藻(ヨード)は完全に避けた方が良いのでしょうか?

A. 橋本病の方は、ヨード(ヨウ素)を過剰に摂取すると、甲状腺の機能がさらに低下してしまうため、昆布やひじき、わかめなどの大量摂取や、昆布だしの頻繁な使用は控えるように医師から指導されます。当薬局で漢方薬をお作りする際も、甲状腺に影響を与える可能性のある生薬(昆布などのヨードを含むもの)は避けて、安全に体質改善ができるよう細心の注意を払って調合いたします。

その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(自己免疫・代謝・疲労の不調)

橋本病(甲状腺機能低下症)は、甲状腺局所の問題だけでなく、全身の自己免疫バランスや冷え、慢性的な疲労と深く関わっています。より具体的なご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。

[自律神経失調症(心身の不調・うつ状態)を漢方でサポート](※作成されていれば内部リンクを設定)

[慢性疲労症候群・副腎疲労(抜けない疲れ)の漢方サポート](※内部リンクを設定)

[代謝低下による肥満・更年期太りの漢方サポート](※内部リンクを設定)

[自己免疫疾患(自己免疫性肝炎など)の漢方サポート](※作成済みのAIHページへ内部リンクを設定)

慢性疲労症候群(CFS)・副腎疲労
自律神経失調症
更年期障害
不眠症(睡眠障害)

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 林 泰太郎

「学術発表 実績」 
2015年 2016年 2017年 2019年 2020年 2022年 2025年 学術発表

調剤薬局で三年、漢方薬局で三年働き
「漢方薬局 太陽堂」を開局しました。

太陽堂も10周年を迎え多くの方に活用してもらえるようになりました。

日々「一人一人の笑顔を見る為に」頑張ります。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も
勉強を積み今に至ります。

病気のお話し、漢方のお話しなど、どんな事でもご相談下さい。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 椙田 彩純

医療職の両親のもとで育ち、病院薬剤師としてキャリアをスタートしました。

西洋医学の限界にもどかしさを感じ、「薬を出し続けるのではなく、治す力を引き出したい」という想いから漢方の道へ進みます。

漢方の治癒力には驚くべき力があります。

ぜひ体験してみて下さい。

自己免疫疾患(膠原病・甲状腺疾患)
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