本態性振戦(緊張からくる手の震え)

本態性振戦は漢方薬で治ります。

 
手や頭のふるえが止まらない…
 
ふるえの原因がわからないので心配…
 
緊張すると特にふるえが酷くなる…
 
薬を飲んでも倦怠感が…
 
「本態性振戦は漢方薬で改善しましょう。」
 
※更年期が影響する手の震えのご相談も多数いただいております

 

本態性振戦の漢方薬

 
太陽堂では「自律神経の乱れ」による
 
・筋肉の過緊張
・緊張による交感神経の過剰優位
・脳のオーバーヒート
 
を改善して「本態性振戦」を治していきます。
 
「自律神経の乱れ」の一番の原因としては「ストレス」です。
 
その為「自律神経の調節をする漢方薬(ストレスを除く漢方薬)」を中心に
 
筋肉が硬直するような震えの場合は「筋肉の緊張を和らげる漢方薬」
 
緊張する時に異常な震えが出る場合は「脳の熱を冷ます漢方薬」
 
を使っていきます。
 
意外かもしれませんが、漢方薬の使用で本態性振戦の改善例は古くから知られており、効果的と考えられています。
 

本態性振戦とは

おこる原因は不明と言われていますが、緊張した時に起りやすい事から「ストレス」が大きな原因と言われています。
 
本態性振戦の症状としては、
 
・手が震える
・首が震える
・声が震える
 
など様々な震えです。
 
規則的な震えが特徴と言われていますが、「手が急に動く」など規則的でない症状が出ている方も。
 
病院としては「交感神経を抑えるお薬」「抗不安薬」「抗てんかん薬」・外科的治療をする方もいますが、中々改善が見られない方も多くなっています。
 
間違えられる病気として同じように筋肉の動きがうまく調節できなくなる「パーキンソン病」がありますが、「本態性振戦」では見られない震え以外の症状も出る事が多いです。(筋肉の動きがこわばる「固縮」、動きがにぶくなる「無動」など)
 
また、震えと同時に肩や首などを頻繁に動かすクセのような動作を行ってしまう方もいます。
その場合は大人の「チック症状」を併発している可能性もあります。
 
「パーキンソン病」「チック症・トゥレット症」については別のページでご紹介しておりますので、ご覧になって見て下さい。

本態性振戦の症例

症例①(昭和48年生 女性)

 
手の震えなどが気になり病院に行った所、「本態性振戦」と診断。
現在服用している病院のお薬(抗てんかん薬)を抜く事が出来ればとこちらにご相談に来られました。
 
症状としては「動悸」「手の振るえ」が気になるとの事。
不安や緊張を感じると特に振るえが酷くなるとの事でした。
 
漢方薬としては、
 
①自律神経の調節をする漢方薬(ストレスを除く漢方薬)
②筋肉の緊張を和らげる漢方薬
 
の2種類を出させて頂きました。
 
漢方服用開始から3ヶ月、手の震え・動悸ともに改善が見られているとの事。
少しずつ改善しているとの事でした。
 
漢方服用開始から6ヶ月、症状も改善が見られているとの事。
抗てんかん薬の量も減らせてきているとの事でした。
 
漢方服用開始から1年、症状がたまにおこる事はあるがほとんど出なくなっているとの事。
抗てんかん薬も1/12まで減量できたとの事でした。
 
漢方服用開始から1年6ヶ月、調子良い状態が続いているので、ご本人の希望により治療終了。
震えも動悸もほとんど出ていないとの事です。
 
順調に改善が見られ安心いたしました。
引き続きこの調子で過ごせると何よりですね。
 

症例②(昭和50年生 女性)

緊張すると酷くなる手の震えが気になり病院に行った所、「本態性振戦」と診断。
手術をせずに改善が見られればとこちらにご相談に来られました。
 
症状としては「手の振るえ」「急に動く手の動き」が気になるとの事。
不安や緊張を感じると特に動きが酷くなるが、緊張していない時も症状は出ているとの事でした。
 
漢方薬としては、
 
①自律神経の調節をする漢方薬(ストレスを除く漢方薬)
②筋肉の緊張を和らげる漢方薬
 
の2種類を出させて頂きました。
 
漢方服用開始から2ヶ月、緊張するとまだ出るが、震えが少なくなっているとの事。
少しずつ楽になっているとの事でした。
 
漢方服用開始から6ヶ月、緊張しても震えなくなってきているとの事。
調子良い時は増えているとの事でした。
 
漢方服用開始から1年、震え・急に動く手の動きともに少なくなっているとの事。
順調に改善が見られているとの事でした。
 
漢方服用開始から1年6ヶ月、震えもほとんどなくなった為、漢方薬の分量を半分に落としました。
調子が良いとの事でした。
 
漢方服用開始から2年、症状もなく調子が良いとの事で今回で治療終了。
順調に改善が見られました。
 
調子良く過ごせているようで安心いたしました。
引き続き今の調子が続くと何よりですね。
 

 
症例・漢方治療歴に他の患者様の症例ものっています。 どうぞ参考にされて下さい。
症例・漢方治療歴 本態性振戦
 
 
Q&A(良くある質問)
 
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の林」がお答えいたします
 
Q.病院のお薬で良くならなかったのですが、漢方薬で良くなりますか?
 
A.病院のお薬で良くならない疾患が漢方薬で良くなる事も多いです。
震えが止まり振戦が良くなっている方も多いですよ。
 
Q.震え以外の症状も起きているのですが、そちらも良くなりますか?
 
A.自律神経の乱れからきている症状であれば改善する可能性も高いです。
実際に震えのみの方の方が少ないと思います。
 
Q.このまま放っておくとどうなるの?
 
A.現代はストレス社会になるので、このままにしておくと震えも改善しにくいと思います。
ストレスを受けにくい体質に変えていきましょう。
 
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
東京新宿の漢方薬局太陽堂のお問合せ
 

 

 
太陽堂の特徴
 
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
 
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
 
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
 
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
 
「担当薬剤師」 前原 信太郎
 
「学術発表 実績」 2017年 学術発表
 
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
 

 

 

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。