
アレルギー体質を根本から整える漢方・養生健康法
季節の変わり目になると花粉症で鼻が詰まる、肌がかゆくて集中できない、年中鼻炎や咳が続いている…。
そんな アレルギー体質 にお悩みの方はとても多いのではないでしょうか。
太陽堂にも、
「春と秋は毎年つらい」
「子どもの頃からアトピーで、今も肌トラブルが絶えない」
「薬を飲むと症状はおさまるけれど、やめるとまたぶり返す」
といったご相談がたくさん寄せられます。
アレルギー症状は、薬で一時的に抑えることはできますが、体質そのものを整えなければ根本改善にはつながりにくいもの。
そこで注目されているのが「漢方薬」です。
アレルギー体質は「体の守る力」が弱っているサイン
アレルギー体質の人は、本来は無害な花粉やほこり、食べ物などに 体が過剰に反応してしまう状態にあります。
なぜそんなことが起こるのかというと、体を守るためのバリア機能や免疫のバランスが弱っている・乱れていることが多いからです。
たとえば──
外から入ってくる刺激に敏感になっている
花粉やほこり、温度差など、ちょっとした刺激でもくしゃみや鼻水が止まらなくなる。
食べたものをしっかりエネルギーにできていない
消化・吸収がうまくいかず、体力や抵抗力が落ちて、炎症が起きやすくなる。
体の土台となる力が弱っている
慢性的な疲れや冷えがあり、回復が遅く、炎症やかゆみが長引きやすい。
つまりアレルギー体質は、「体の守る力」と「整える力」の両方が弱っている状態といえます。
このため、症状を一時的に抑えるだけでなく、体のバランスそのものを立て直すこと が大切になります。
実際のご相談例
昭和45年生 女性
毎年寒くなると鼻水が出ていた為、病院に行って検査をしたがアレルギー検査では陰性。
抗アレルギー薬(アレグラ)を飲んでいたが、改善が見られないのでこちらにご相談に来られました。
症状としては「鼻水」・「後鼻漏」が気になるとの事。
特に寒い所から暖房の効いた暖かい所に移動した時や食後に症状が出てしまうとの事でした。
漢方薬の種類として
①疲れを取る漢方薬
②水の巡りを良くする漢方薬
の2種類の漢方薬を組み合わせて出させて頂きました。
漢方服用開始から3ヶ月、鼻水・後鼻漏ともに少なくなっているとの事。
少しずつ楽になっている感じがしているとの事でした。
漢方服用開始から1年、大分調子が良くなっているとの事で今回で服用終了。
症状も気にならず体調も良いとの事でした。
腸内環境を整える食生活がカギ
漢方薬と並行して、腸内環境を整える食習慣を取り入れることもとても大切です。
腸は免疫細胞の約70%が集まる「免疫の要」。腸内環境が乱れるとアレルギー症状が悪化しやすくなります。
- 発酵食品(味噌・納豆・ヨーグルトなど)
腸内細菌のバランスを整えて免疫力を高めます。 - 食物繊維(ごぼう・れんこん・海藻・オートミールなど)
腸内の善玉菌を増やし、便通を整えます。 - ビタミン・ミネラル(緑黄色野菜・きのこ・魚介)
体の修復力や炎症抑制に欠かせない栄養素です。
また、冷たい飲み物や砂糖・脂質の多い食品を控え、規則正しい生活リズムを心がけることも免疫バランスの安定に役立ちます。ょう。
まとめ:体質改善は「長期戦」だからこそ漢方で
アレルギー体質は、一朝一夕に変わるものではありません。
でも、体質から整えていけば、少しずつ反応しにくい体に変えていくことは十分可能です。
漢方薬局 太陽堂では、一人ひとりの体質・生活習慣・症状の経過を丁寧に見極めながら、体の土台を整え、免疫力を底上げするサポートをしています。
「花粉やほこりにいつも悩まされている」
「肌荒れやかゆみがなかなか治らない」
「薬をやめるとすぐぶり返してしまう」
そんな方は、ぜひお気軽に LINEやDMで『アレルギー相談希望』とご連絡ください。
一緒に、アレルギーに振り回されない毎日をつくっていきましょう。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
記事作成者 薬剤師 前原 信太郎

実績:伝統漢方研究会 2017年・2021年・2025年 学術発表
沖縄で開業医をしていた祖父と薬の話しをしていた事から薬剤師の道を目指すように。
調剤薬局の薬剤師として6年間勤務。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。






