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その痔の痛み肝臓が原因かも…痔の漢方薬「乙字湯」とは?

2025 10/15
ブログ
2018年10月13日2025年10月15日
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shokai
目次

「乙字湯」てどんな漢方薬?

今回ご紹介する漢方薬は「痔核」・「痔核の痛み」に使う事の多い「乙字湯」です。

痔ってそんな多くないでしょ?

って思われている方もいるかもしれませんが、日本人の3人に1人はお尻にトラブルを抱えていると言われています。

日本人がお尻のトラブルを抱えやすい原因としては「他人にお尻を見せるのが恥ずかしい」と思われる方が多いからです。

重症化してから病院に行く為、酷い状態になっている方が多いとの事。

確かに検診などでもお尻はあんまり見られたくないですよね…(笑)

そんな「お尻の悩み」に効果の高い「乙字湯」紹介していきますよ~

「乙字湯」の中身は、

〇当帰(トウキ)
〇柴胡(サイコ)
〇黄芩(オウゴン)
〇甘草(カンゾウ)
〇升麻(ショウマ)
〇大黄(ダイオウ)

の6種類からなる漢方薬です。

肝臓と痔の関係性と「乙字湯」の役割とは

肝臓が疲れる事により、栄養分がスムーズに肝臓に運び込まれない為「門脈でうっ血」を起こします。

この門脈のうっ血が肛門周囲のうっ血に繋がり「痔核」となる事が多いです。

肝臓の働きが悪い時に「乙字湯」を使う理由として「乙字湯」は「小柴胡湯」を組み替えた漢方薬としても考えられます。

「小柴胡湯」は「門脈の血流を良くする働き」がある為、何種類か組み替える事で痔に効果が出やすくする事が可能です。

「乙字湯」は「小柴胡湯」から

「半夏」・「人参」・「大棗」・「生姜」などの脾胃に働くものを抜き、

・「升麻」による下焦に陥った「気の昇提作用」
・「当帰」による下焦の「血流改善」
・「大黄」の「清熱」

が加わった漢方薬になります。

症状や原因により組み合わせが大事。

痔核の原因として何度かお話ししている「門脈のうっ血」の他に、血流の悪化が「痔」の原因となる事もあります。

その時に使われる事が多い漢方薬が「甲字湯」です。

お気づきの方もいるかもしれませんが「甲字湯」の「甲」と「乙字湯」の「乙」で繋がり、名称の由来としては水戸藩の侍医であった「原南陽」が創作した戦陣で活用できる処方の2つの漢方薬との事でした。

肝臓だけでなく血流も悪い方は「甲字湯」なども併用する必要があるかもしれません。

また小児の咳で使う事の多い「麻杏甘石湯」は痔の痛みに効果の高い漢方薬です。

激しい痔核の痛みには併用する事も多いですよ~

「乙字湯」 まとめ

「乙字湯」についてご説明させて頂きました。

「痔核」の漢方薬「乙字湯」になりますが、「小柴胡湯」の変法として使われている漢方薬です。

「肝臓機能」の低下によりおこる「痔核」に使いやすく、効果の高い漢方薬になっています。

また「乙字湯」を使う時はその他の原因も探りながら併用していく事が大事になってきますね。

今回ご紹介しました「痔核」に関しては、ホームページでお話ししています。

「痔核」が原因となる「脱肛」についても書いていますのでぜひご参考にされて下さい。

痔核
脱肛

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

記事作成者 薬剤師 前原 信太郎

実績:伝統漢方研究会 2017年・2021年・2025年 学術発表

沖縄で開業医をしていた祖父と薬の話しをしていた事から薬剤師の道を目指すように。

調剤薬局の薬剤師として6年間勤務。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

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