辛い痛みの「へバーデン結節」・「ブシャール結節」を治す漢方薬
指が動かしずらくて…
腫れて痛みが続いてしまう…
「へバーデン結節・ブシャール結節は早期での予防・治療が重要です。」
変形がおきてしまうと改善も難しくなってきます。
「腫れている状態」や「痛みがあるうち」に治しておけば変形せずに済む可能性が高くなってくる病気です。
へバーデン結節・ブシャール結節とは
「変形性膝関節症」などの「変形性関節症」の1つになります。
・「40歳代以降の女性」に多く発症。
・「手を良く使う人」になりやすい。
などの傾向があると言われています。
患者さんの数は増加傾向で「300万人以上の方」が苦しまれている病気です。
へバーデン結節・ブシャール結節の原因
一番の原因と言われているのが「ホルモンバランスの乱れ」です。
発症時期も「更年期」の時期と被る(40歳代以降の女性に多く発症)のでホルモンの関係は十分に考えられます。
その他にも
・加齢
・手を良く使う事がある
・遺伝
なども関係があるそうです。
太陽堂が考えるへバーデン結節・ブシャール結節の原因としては
「指への負担」、「筋肉の衰え」、「タンパク質不足」
この3つが大きく考えられます。
〇手や指に負担をかけることで調子は悪くなります。
指に負担をかける事で「炎症」がおこりそこから腫れに繋がります。
〇腕や肩の筋肉が衰える事で手や指に過剰の負担がかかります。
筋肉が衰えると手や指への負担が増え、関節にも負担が増えてしまいます。
関節に負担が増える事で「腫れ」が出てきてしまいます。
〇筋肉や指の軟骨は「タンパク質」を原料に作られています。
年齢と共に「食べる量の減少」、「タンパク質の吸収の低下」により筋肉・指の軟骨が減ってしまいます。
へバーデン結節・ブシャール結節の症状
基本的な症状としては
・腫れ
・痛み
・変形
になります。
へバーデン結節は「第1関節」・ブシャール結節は「第2関節」におこりやすく、腫れたり・曲がったり・痛みを伴う疾患です。
「人差し指(示指)から小指」にかけておこる事が多いですが、親指(母指)にもみられることもあり指を動かしにくくなります。
また「リウマチ」とも比較される事が多いですが、リウマチは左右対称性になり全身症状も伴う事がある疾患です。
へバーデン結節・ブシャール結節は「全身症状はない」疾患になります。
へバーデン結節・ブシャール結節の漢方薬
漢方薬の種類としては「症状」が大事になってきます。
一番使われる漢方薬としては
「関節の痛みを取る漢方薬」と「神経の痛みを取る漢方薬」を組み合わせて出す事が多いです。
「関節の痛みを取る漢方薬」だけでは腫れは取れても痛みが取れない事が多いです。
痛みを取る為に「神経の痛みを取る漢方薬」を使い炎症を鎮めていきます。
腫れが酷い場合
「関節の痛みを取る漢方薬」を使うと腫れは治まる事が多いですが、腫れが酷い場合は「炎症を取る漢方薬」を使わないと腫れが治まらない時があります。
あまりにも腫れが酷い場合は「炎症を取る漢方薬」で改善する事が多いですよ。
病名で決まっている漢方薬はなく、その方々の症状に合った漢方薬を飲んでいく事が重要になってきますね。
へバーデン結節・ブシャール結節の症例
症例(昭和26年生 女性)
何年か前に病院にて「ブシャール結節」と診断。
最近になり痛みが強くなったとの事でご相談に来られました。
症状としては右手薬指と左手小指の「痛み」と「腫れ」とおっしゃっていました。
朝のこわばりやつっぱりがあり、「ブシャール結節」の特徴となる第二関節が痛むとの事。
漢方の種類としては、
①関節の痛みを取る漢方薬
②神経の痛みを取る漢方薬
の2種類を出させて頂きました。
漢方服用開始から1ヶ月、腫れはまだひいていないが、朝のこわばりやつっぱりがなくなったとの事。
動かしやすくなったので大分楽になったとおっしゃって頂けました。
漢方服用開始から2ヶ月、痛みも大分なくなり関節の可動域も広がったとの事。
引き続き朝のつっぱりやこわばりはないとおっしゃって頂けました。
漢方服用開始から3ヶ月、最初開ける事が大変だったボトルのキャップが開けられる位まで良くなっているとの事。
関節の可動域も大分広がってきたとの事でした。
漢方服用開始から4ヶ月、痛みに改善が見られているので、ご本人の希望により治療終了。
最初に比べると大分痛みも楽になっているとの事でした。
もう少し体質改善までお時間を頂きたかったですが、順調に改善が見られ安心いたしました。
引き続きこの調子で痛みが出る事なく過ごせると何よりですね。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。