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舌咽神経痛を漢方でサポート|飲み込む時の激痛・繰り返す痛みに

2026 4/30
からだの痛み
2026年4月1日2026年4月30日
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  3. 舌咽神経痛を漢方でサポート|飲み込む時の激痛・繰り返す痛みに

「食事や唾液を飲み込もうとすると、喉の奥や耳の奥に電気が走るような激痛がする…」
「ロキソニンなどの痛み止めを飲んでも全く効かず、ご飯を食べるのが怖い…」
「病院でカルバマゼピン(抗てんかん薬)を出されたが、めまいやふらつきの副作用が辛い…」
「一度良くなったと思ったのにまた再発し、手術しかないのかと不安になっている…」

物を飲み込んだり、会話をしたりする些細な動作で、突発的かつ強烈な痛みに襲われる「舌咽神経痛(ぜついんしんけいつう)」。10万人に1人未満という稀な疾患であり、50代以降の女性に多く見られます。食事が喉を通らなくなるため、体力や気力を大きく奪ってしまう非常に辛いお悩みです。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、強いお薬で神経の伝達を強制的に抑え込むだけでなく、「なぜ血管が神経を圧迫し、知覚が過敏になっているのか」という根本的な血流や体質に着目し、痛みを恐れずに食事ができる穏やかな日常を取り戻すための体づくりを漢方でサポートいたします。


目次

舌咽神経痛とは?三叉神経痛との違いと西洋医学的治療

舌咽神経は、脳から伸びる神経の一つで、舌の後ろ3分の1の味覚や感覚、喉の筋肉の動き、唾液の分泌などをコントロールしています。この神経の根本が、周囲の血管(主に小脳動脈)に圧迫されることでショートを起こし、異常な痛みの信号を発してしまうのが舌咽神経痛です。

顔に激痛が走る病気として「三叉(さんさ)神経痛」が有名ですが、痛む場所や引き金になる動作が異なります。

項目舌咽神経痛三叉神経痛
痛む場所喉の奥、舌の付け根、耳の奥、扁桃腺のあたり。頬、あご、おでこ、鼻の横など(顔の表面)。
痛みの引き金物を飲み込む(嚥下)、あくび、咳、会話など。顔を洗う、ヒゲを剃る、冷たい風に当たるなど。
痛みの特徴数秒〜数十秒の、針で刺されたり電気が走ったりするような激痛。(舌咽神経痛と同様の電撃痛)

【西洋医学(病院)での一般的な治療】

病院の神経内科や脳神経外科では、神経の異常な興奮を抑えるために「カルバマゼピン(テグレトール)」などの抗てんかん薬や、リリカなどの神経障害性疼痛治療薬が処方されます。

お薬でコントロールが難しい場合や副作用が強い場合は、神経の近くに麻酔を打つ「神経ブロック注射」や、耳の後ろの骨を開けて神経を圧迫している血管を離す「微小血管減圧術(手術)」が検討されます。


【薬剤師コラム①】なぜ「ロキソニン」などの鎮痛剤が効かないの?

担当薬剤師:椙田(病院・調剤薬局での勤務経験あり)

「痛みがひどいので市販のロキソニンを飲んだのですが、全く効きませんでした」というお声をよく耳にします。

実は、ロキソニンなどの一般的な消炎鎮痛剤は、筋肉や関節の「炎症(プロスタグランジンという物質)」を抑えるお薬です。しかし、舌咽神経痛は、神経そのものが直接圧迫されて異常信号を出している「神経障害性疼痛」であるため、炎症を抑える薬では痛みの信号を止めることができないのです。

そのため病院では、脳の神経の興奮を抑える「抗てんかん薬」などが使われますが、めまいや眠気などの副作用が出やすい側面もあります。「強い薬を飲み続けるのが辛い」「手術には踏み切れない」という方にこそ、漢方という選択肢を知っていただきたいと強く思います。


太陽堂の漢方アプローチ|「神経の過敏」と「血管の圧迫」を整える

太陽堂では、舌咽神経痛の主な原因である「血管による神経の圧迫」と「知覚神経の過敏な状態」を、漢方の視点から紐解き、お一人おひとりの体質に合わせたアプローチを行います。

お悩みのタイプ漢方的な見立て太陽堂の漢方アプローチ(働き)
血管が神経を圧迫している
痛みが固定している
血の滞りと炎症(瘀血・熱)
脳内の微細な血管の血流が滞って硬くなり、神経を強く圧迫して炎症を起こしている状態。
【血管の炎症を鎮め、血流を促す漢方】
滞った「血」をスムーズに流して血管の柔軟性を保ち、神経周辺にこもった熱(炎症)を穏やかに冷ますサポートをします。
喉の違和感・味覚の異常
神経が過敏になっている
潤いと栄養の不足(陰虚・血虚)
加齢や疲労により、神経を穏やかに保つための栄養や潤いが不足し、知覚神経がショートしやすい状態。
【神経に潤いと栄養を補う漢方】
知覚神経の働きを正常に保つために必要な「血(栄養)」と「水(潤い)」をたっぷりと届け、過敏さをなだめます。
食事が怖くてストレスが強い
緊張すると痛む
気の高ぶり(気滞:きたい)
激痛への恐怖心から自律神経が乱れ、常に体が緊張して血管が収縮している状態。
【気を巡らせ、神経をリラックスさせる漢方】
過剰な緊張やストレスによる「気の滞り」をほぐし、心身をリラックスさせて痛みの悪循環を断ち切ります。

【薬剤師コラム②】「食事ができない恐怖」が自律神経を乱す

担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)

舌咽神経痛の患者様が最も苦しまれるのは、「食事をとれないこと」です。飲み込むたびに激痛が走るため、食べるのが怖くなり、体重が激減してしまう方もいらっしゃいます。

この「恐怖」や「ストレス」は、自律神経のバランスを大きく崩し、血管を収縮させて血流をさらに悪化させるため、痛みをより強く感じてしまうという悪循環を生み出します。

漢方相談では、単に痛みを取るだけでなく、この「恐怖心で高ぶった自律神経をリラックスさせること」を非常に重要視しています。心と体の両面から緊張を解きほぐすことで、少しずつ「痛みを恐れずに食事ができる日常」を取り戻していくお手伝いをいたします。

この内容以外にも「太陽堂が考える神経痛と関節痛」についてお話しを書いています。どうぞ参考にされて下さい。

痛みと漢方について~太陽堂が考える神経痛と関節痛~ | 新宿の漢方薬局【太陽堂】
神経痛・関節痛の原因) 神経は全身に張り巡らされており、様々な指令を伝えることで身体の機能を成立させています。 関節は骨と骨の間にあって様々な…
新宿の漢方薬局【太陽堂】

舌咽神経痛を和らげる漢方の事例

副作用の強いお薬に悩み、食事が喉を通らなかった方が、漢方を取り入れることで穏やかな日常を取り戻された事例をご紹介します。

事例① 50代女性|抗てんかん薬の副作用で悩んだ「喉の激痛」が穏やかに

数ヶ月前から、唾を飲み込んだり食事をしたりする瞬間に、喉の奥から耳にかけて電気が走るような激痛が起きるようになりました。病院で舌咽神経痛と診断され、カルバマゼピン(テグレトール)を処方されましたが、フラフラするめまいが辛く、お薬を減らしたいとご相談に来られました。

  • お悩み: 飲み込む時の激しい痛み。食事が怖くて体重が減ってしまった。病院の薬の副作用が辛い。
  • サポート内容: 血管の圧迫による炎症と、痛みへの恐怖(ストレス)と見立て、①血管の熱を冷まし血流を整える漢方薬、②自律神経の高ぶりを鎮め、知覚神経を調節する漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 痛みの頻度が少し減り、「激痛」から「我慢できる程度の痛み」に変わってきました。
    • 3ヶ月後: 痛みの強さがピーク時の半分以下になり、少しずつ食事が取れるようになってきました。この頃から病院のお薬を減らすことができました。
    • 6ヶ月後: 飲み込む時の恐怖心がなくなり、体重も元の状態に戻りました。
    • 10ヶ月後: 痛みが全く出なくなり、体調も安定しているため無事に服用終了(卒業)となりました。

事例② 50代男性|4〜5年来の「口内の違和感・しびれ」が漢方で穏やかに

4〜5年前から口の中に原因不明の違和感を覚え、病院で「口腔異常感症・舌咽神経痛(疑い)」と診断されました。様々なお薬を試されましたが、納得のいく変化が得られず、当薬局へご相談にお越しになりました。

  • お悩み: 口腔内の右頬や、舌の周りに走るしびれや痛み。食事や会話などの日常生活において、常に不快な感覚がつきまとっている状態でした。
  • サポート内容: 知覚神経の過敏さと、その背景にある巡りの滞りに着目し、①血や水の巡りを整える漢方薬、②知覚神経の働きを穏やかに調節する漢方薬の2種類をご提案しました。
  • 経過:
    • 3ヶ月後: 長年続いていた違和感が、少しずつですが治まってくる兆しが見え始めました。
    • 7ヶ月後: 痛みやしびれが明らかに軽減。食事中や日常生活において、不快感を忘れて過ごせる時間が大幅に増えてきました。
    • 1年後: 漢方の量を減らしても痛みが落ち着いた状態を維持できています。
    • 1年3ヶ月後: さらに量を減らしても、日常生活でほとんど痛みが気にならないレベルまで改善されました。
    • 1年9ヶ月後: 季節や体調によりわずかな痛みが出ることはあるものの、全体的に非常に安定した状態をキープされています。
  • 結果: 4〜5年という長い期間、どこへ行っても変化が見られなかった口内の不快感が、約2年の丁寧な体質づくりを経て、日常生活に支障のないレベルまで穏やかに改善されました。根気強く漢方を続けていただいたことで、ご自身の体が本来持っている「整える力」が引き出された素晴らしい事例です。

舌咽神経痛・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)

特にお問い合わせの多い内容を、担当薬剤師の前原がお答えいたします。

漢方薬で、あのような激しい痛みが軽減するのでしょうか?

あまりイメージにないかもしれませんが、神経の痛み(神経痛)に漢方薬は非常に有効なアプローチが可能です。

飲んでいきなり痛みがゼロになるわけではありませんが、体質が整うにつれて「痛みを感じる時間が短くなる」「痛みの頻度が減る」といった変化をご実感される方が多くいらっしゃいます。

病院のブロック注射とは何が違うのでしょうか?

一番の違いは「一時的な麻酔」か「根本的な体質づくり」かという点です。

ブロック注射は即効性がありますが、血管が神経を圧迫しやすい体質(血流の悪さなど)が変わっていなければ再発率が高くなります。

漢方薬で内側から巡りを整えることで、再発しにくい体を作っていくことができます。

病院のお薬(カルバマゼピン等)やブロック注射には副作用がありましたが、漢方薬は大丈夫ですか?

漢方薬は自然の生薬から作られており、体質に合ったものを正しく服用すれば副作用のリスクは非常に低いです。

「強いお薬の副作用が辛くて漢方に切り替えたい」というご相談も多く承っておりますので、安心してご相談ください。

手術をして一度治ったのですが、再発してしまいました。漢方で対応できますか?

はい、問題ありません。

手術は原因となっている血管を物理的に離す治療ですが、全身の血流や神経の過敏さが残っていると再発してしまう方がいらっしゃいます。

再発して苦しまれている方でも、漢方で体質を整えることで良い方向に向かっている事例は多くあります。

その他にも疑問に思ったことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。

三叉神経痛
帯状疱疹後神経痛
腰部脊柱管狭窄症
後縦靭帯骨化症(OPLL)

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 前原 信太郎

「学術発表 実績」 
2017年 2021年 2025年 学術発表

調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 椙田 彩純

医療職の両親のもとで育ち、病院薬剤師としてキャリアをスタートしました。

西洋医学の限界にもどかしさを感じ、「薬を出し続けるのではなく、治す力を引き出したい」という想いから漢方の道へ進みます。

漢方の治癒力には驚くべき力があります。

ぜひ体験してみて下さい。

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所在地:〒160-0005  東京都新宿区愛住町19-16富士ビル4F

許可番号:薬局開設許可番号 7新保衛薬第158号

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