
「洗顔や歯磨きをするたびに、顔に電気が走るような激痛が起こる…」
「病院の薬を飲んでも痛みがすっきりせず、副作用のふらつきもつらい…」
「一度は痛みが治まったのに、しばらくしてまた再発してしまった…」
「手術やブロック注射をすすめられたけれど、できれば避けたいと迷っている…」
顔に突然、刺すような、あるいは電気が走るような強い痛みが起こる病気が「三叉神経痛(さんさしんけいつう)」です。
あまりの激痛に、食事もとれなくなり、うつ病を発症してしまう方もいるほどつらいお悩みです。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、病院での治療と併用しながら、痛みを引き起こす血管の炎症や、血流の滞りを体質から整えるお手伝いをいたします。
※舌咽神経痛(ぜついんしんけいつう)、後頭神経痛のお問い合わせも多くいただいております。考え方は共通する部分が多いので、お悩みの際はご相談ください。
【この記事の結論:「三叉神経痛」に対する漢方の考え方】
- 不調の正体(原因):西洋医学では「顔の感覚を伝える三叉神経が、周囲の血管に圧迫されて起こる異常な興奮」とされます。漢方では、血管の炎症や血流の滞り(瘀血)、冷え、血圧やコレステロールによる血管の負担が背景にあるととらえます。
- 漢方の考え方:神経の圧迫を物理的に取り除く手術やブロック注射は病院が担います。漢方は、血管の炎症を鎮め、血流を整え、脳が覚えている痛みの過敏さを和らげることで、再発しにくい土台を養います。
- 対象となる主なお悩み:顔の片側に走る電撃痛、洗顔や食事で誘発される痛み、病院の薬で改善しない痛み、ブロック注射後の再発への不安。
三叉神経痛とは?西洋医学の原因と病院での治療
三叉神経(さんさしんけい)は、脳から出て顔の感覚を伝える神経です。
①おでこから目、②頬から上あご、③下あごの3つの枝に分かれて伸びているため「三叉」と呼ばれます。
この神経の領域に激痛が走る病気が三叉神経痛です。40歳以降に多く、男性の約2倍の頻度で女性に発症しやすいとされています。
三叉神経痛の症状と特徴
顔の片側に、突発的な激痛が走ります。
痛みの種類は「画鋲で刺されたような」「電気が走るような」と表現されるほど強烈です。
しかし、痛みは数秒から数十秒、長くても数分でスッと消え、四六時中ずっと痛みが続くわけではないのが特徴です(夜間就寝中には痛みが出にくい傾向があります)。
痛みを引き起こすきっかけ(誘因)
特定の動作が引き金(トリガー)となって痛みが起こります。
- 洗顔、お化粧、ひげそり
- 食事(噛む動作)、冷たい飲み物を飲む
- 歯磨き、会話
- 冷たい風に当たる
※痛む場所が近いため、「虫歯だと思って歯医者にかかったが、異常はないと言われた」という方が多くいらっしゃいます。
西洋医学での原因と病院での治療
はっきりとした原因が特定できないこともありますが、多くは「脳の根元で、三叉神経が周囲の動脈(血管)に圧迫されること」が原因とされています。
病院(脳神経内科や脳神経外科、ペインクリニックなど)での治療には、以下のような選択肢があります。
- 薬物療法: 神経の異常な興奮を抑える抗てんかん薬(カルバマゼピンなど)が第一選択として処方されます。眠気やふらつきなどの副作用が出ることがあり、気になる時は処方した先生にご相談ください。
- 神経ブロック療法: 痛みを伝える神経に注射をして、痛みの伝わりを抑える治療です。効果の続く期間には個人差があります。
- 手術療法(微小血管減圧術): 神経を圧迫している血管を離す手術です。全身麻酔で行われます。
- ガンマナイフ治療: 放射線を神経の根元に当てて痛みの伝達を抑える治療です。
病院の治療は、痛みを直接抑えることに優れています。漢方は、痛みを引き起こす「血管の炎症」や「血流の滞り」といった体質の側を整え、再発しにくい土台づくりを受け持ちます。どちらか一方ではなく、併用しながら進める方も多くいらっしゃいます。
※痛みに加えて、顔の半分が動かない、手足のしびれや脱力がある、ろれつが回らない、物が二重に見えるといった症状がある場合は、脳の病気の可能性があります。すぐに脳神経外科や救急医療機関を受診してください。
この内容以外にも「太陽堂が考える神経痛と関節痛」についてお話しを書いています。どうぞ参考にされて下さい。
漢方での考え方|「血管の炎症」と「血流の滞り」を整える
漢方では、痛みの多くは「血(けつ)の巡りが滞った場所(瘀血:おけつ)」に生じると考えます。
三叉神経痛の場合、単なる神経の問題だけでなく、神経を圧迫している「血管の炎症」や「動脈硬化の進行」が深く関わっているととらえます。
実際に、三叉神経痛で苦しまれている方は、血圧やコレステロール値が基準より高い方が多く、これらが血管に負担をかけて炎症を引き起こす要因になっていることが少なくありません。
| 漢方の見立て | 主な自覚症状と体質 | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 血管の炎症と血の滞り 「瘀血(おけつ)」など | 刺すような激痛が走る。血圧やコレステロールが高め。痛みが長引いている。 | 【血管の炎症を鎮め、血流を整える漢方薬】 血管の炎症を穏やかに鎮め、滞った血流を整えることで、神経への負担を和らげることを目指します。 |
| 冷えによる痛みの悪化 「寒邪(かんじゃ)」の影響 | 寒い日や冷たい風に当たると痛む。冷たい水で洗顔すると激痛が走る。 | 【体を温める漢方薬】 体を内側から温めて寒さを追い出し、血管と筋肉の縮こまりを解きほぐします。 |
| 脳が記憶した痛みの過敏さ | 痛みが長期間続いており、少しの刺激でも脳が過敏に痛みを感じ取ってしまう。 | 【知覚神経を調節する漢方薬】 長引く痛みで過敏になった神経の興奮を鎮め、再発しにくい土台を養います。 |
※漢方薬はお一人おひとりの体質に合わせてお作りします。どのような時に痛みが出るかによって、最適な組み合わせをご提案いたします。
【薬剤師コラム①】手術や注射を決断する前に、漢方という選択肢を
担当薬剤師:前原(調剤薬局での勤務経験あり)
三叉神経痛の痛みはとても強く、日常生活がままならなくなるほどです。
そのため、病院で手術やブロック注射をすすめられ、不安を抱えながら迷っている方が多くご相談にいらっしゃいます。
太陽堂での経験では、神経ブロックなどで神経が遮断されていない状態の方が、漢方で変化が見られやすいと感じています。
漢方薬は、神経の働きを直接止めるものではなく、神経を圧迫している血管の炎症を鎮め、血の巡りを整えることで痛みを和らげていきます。
手術やブロック注射を検討中の方も、主治医の先生と相談しながら、漢方を併用するという選択肢があります。迷われている段階でも、どうぞご相談ください。
【改善実例】太陽堂での体質改善エピソード
ここでは、激しい顔の痛みに悩まれていた方が、漢方で体質から見直された実例をご紹介します。
50代・女性|歯の痛みとして始まった三叉神経痛の再発からの変化
- ご相談時の状態: 1年ほど前に、三叉神経痛により歯が痛むようになりました。病院のお薬で一時は落ち着いていましたが、疲れると痛むことが増えてきたため、ご相談に来られました。数年前にも痛んだことがあり、今回は再発とのことでした。
- 漢方薬によるアプローチ: 「血管の炎症を鎮める漢方薬」を1種類ご提案しました。
- 経過:
- 服用開始から3ヶ月: 時々あごのあたりが痛くなることはあるものの、回数はだいぶ減り、良くなっているとのことでした。
- 服用開始から8ヶ月: 痛みは出なくなったとのことでした。痛みがないのでたまに飲み忘れることがあるが、痛みは出ていないとのことでした。
60代・女性|数年ぶりに再発した三叉神経痛(左顔面)からの変化
- ご相談時の状態: 何年か前に三叉神経痛に苦しまれましたが、しばらくは痛みも止まり落ち着いていました。最近になって再発し、左の口から耳にかけて刺すような痛みがひどいとのことで、ご相談に来られました。
- 漢方薬によるアプローチ: 「血管の炎症を鎮める漢方薬」を1種類ご提案しました。
- 経過:
- 服用開始から1ヶ月: 痛みはほぼなくなったとのことでした。
- 服用開始から3ヶ月: 漢方薬を飲んで痛みが消えてから、一度も痛みが出ていないとのことでした。痛みが消えているのでホッとしている、とおっしゃっていました。
- 服用開始から5ヶ月: ほとんど痛みが出ることもなくなったため、今回で漢方薬を終了としました。
50代・女性|手術しかないと言われた突発性三叉神経痛からの変化
- ご相談時の状態: 1週間ほど前に右の頬が痛くなり、病院で「突発性三叉神経痛」と診断されました。病院のお薬を飲んでも痛みが良くならず、「手術しかない」と言われたとのことで、ご相談に来られました。
- 漢方薬によるアプローチ: 「血管の炎症を鎮める漢方薬」を1種類ご提案しました。
- 経過:
- 服用開始から2ヶ月: 痛みがかゆみのような感覚に変わり、徐々に痛みがなくなって調子が良いとのことでした。
- 服用開始から5ヶ月: 痛みは出なくなったとのことでした。再発もないため、今回で漢方薬を終了としました。
※効果には個人差があります。早い方で1〜3ヶ月程度で痛みの強さや頻度に変化を感じ始めることが多いです。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 三叉神経痛) どうぞ参考にされて下さい。
【薬剤師コラム②】「いつ痛みが出るか」が体質を見極めるカギです
担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
三叉神経痛の漢方相談では、「どんな時に痛みが強くなるか」を詳しく伺うことを大切にしています。
例えば、「寒い風に当たった時や、冷たい水で洗顔した時に激痛が走る」という方は、冷え(寒邪)が血管を縮こまらせていると考え、体を温める漢方薬を中心に組み立てます。
一方で、「じっとしている夜間や夕方に痛む」「高血圧や高コレステロールを指摘されている」という方は、血流の滞り(瘀血)が関わっていると考え、血流を整える漢方薬が中心になります。
また、長く痛みが続いた方は、脳が痛みを覚えてしまい、少しの刺激でも過敏に痛みを感じることがあります。この場合は、知覚神経の過敏さを和らげる漢方薬を組み合わせます。
ご相談の際は、ぜひ「痛みの引き金(トリガー)」を詳しくお聞かせください。
自宅でできるセルフケア・食養生
漢方薬の服用と併せて、以下の点に気をつけることで血管の炎症や冷えを防ぐ助けになります。
- 顔を冷たい風から守る: 冬場や冷房の効いた部屋では、マフラーやマスクを活用し、顔に直接冷風が当たらないように保護してください。
- 洗顔はぬるま湯で: 冷たい水や熱すぎるお湯は神経を刺激します。人肌程度のぬるま湯で、こすらず優しく洗顔しましょう。
- 血管に負担をかけない食事: 血圧やコレステロールを上げないよう、塩分や脂っこい食事、甘い物を控えめにし、血流を良くする青魚や野菜を積極的にとりましょう。
- 痛みを誘発する動作を工夫する: 噛む動作で痛む場合は、柔らかい食事や一口を小さくする工夫を。歯磨きで痛む場合は、柔らかい歯ブラシに変えるなどの対策が有効です。
よくあるご質問(FAQ)
病院の薬(カルバマゼピンなどの抗てんかん薬)を飲んでいますが、漢方薬は併用できますか?
はい、病院のお薬と併用して問題ありません。
病院のお薬で神経の興奮を抑えながら、漢方薬で血管の炎症や血流といった体質の側を整えていく、という役割分担です。お薬手帳など現在の治療内容がわかるものをご持参ください。お薬の減量や中止は、自己判断で行わず必ず主治医の先生にご相談ください。
漢方薬で痛みが本当に軽減するのですか?
「漢方薬は痛みに効かないのでは」というイメージを持たれるかもしれませんが、痛みのお悩みでご相談いただくことは多くあります。早い方で1〜3ヶ月程度で、痛みの強さや間隔に変化を感じられることがあります。効果の感じ方には個人差があります。
病院のブロック注射と漢方薬は何が違うのでしょうか?
一番の違いは「役割」です。
ブロック注射は、痛みを伝える神経に働きかけて痛みを抑える治療です。漢方薬は、血管の炎症や血流の滞りといった体の側を整えることで、痛みが出にくい土台を養います。どちらか一方を選ぶものではなく、併用しながら進める方もいらっしゃいます。受けるかどうかは、主治医の先生とご相談ください。
どのような症状がある場合は、すぐに病院を受診すべきですか?
痛みに加えて、顔の半分が動かない、手足のしびれや脱力がある、ろれつが回らない、物が二重に見えるといった症状がある場合は、脳の病気の可能性があります。すぐに脳神経外科や救急医療機関を受診してください。
費用はどのくらいかかりますか?
目安として、1週間あたり5,000円前後〜(1ヶ月で2万円前後から)とお考えください。相談料は無料です。
体質や組み合わせる漢方の内容によって変わるため、お作りする前に必ず金額をはっきりお伝えし、ご納得いただいてからスタートします。ご予算のご希望も遠慮なくお聞かせください。
まとめ|病院の治療と併用しながら、体質から痛みを見直す
「顔を洗うのが怖い」「食事が苦痛で仕方ない」
三叉神経痛の痛みは、経験した人にしか分からないつらさがあります。
手術やブロック注射をすすめられ、不安を抱えながら迷っている方は少なくありません。
病院の治療を続けながら、血管の炎症を鎮め、滞った血流を整えることで、痛みを和らげ、再発しにくい体の土台を養っていく。それが漢方の役割だと考えています。
手術やブロック注射を検討中の方も、どうぞお気軽に新宿の漢方薬局「太陽堂」へご相談ください。

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太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。





