骨粗鬆症

骨折や寝たきりの原因にもなる骨粗鬆症
骨の健康を保つのは漢方薬で

 

転んでしまった際に骨折してしまい…

 

検査で骨の密度が下がっていると言われて…

 

寝たきりになってしまうかも…

 

年齢を重ねると生活に大きな支障をきたすこともある

「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」

 

「骨の健康は漢方薬で保ちましょう」

 

骨粗鬆症の原因と漢方薬

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は骨が作られるよりも壊される方が進んでしまい、骨がもろくなる疾患です。

 

骨粗鬆症が発生する要因として

 

・運動不足や加齢による骨代謝の低下
・閉経による女性ホルモンの減少
・薬剤による副作用

 

などが考えられます。

 

骨の成分を補う場合は
『ミネラルを補充する漢方薬』

 

加齢に伴い骨代謝が落ちている場合は
『カラダに活力を与えて骨の代謝を高める漢方薬』

 

運動不足などで筋力が落ちている場合は
『血流を整えて筋肉をほぐす漢方薬』

 

などをその方に合わせて組み合わせていきます。

骨粗鬆症とは

骨は、新しい骨を作る(骨形成)と古くなった骨を壊す(骨吸収)のサイクルが毎日行われており、そのバランスが崩れて骨がスカスカ(骨密度の低下)になってしまうのが骨粗鬆症です。

 

骨密度はBMD(Bone Mineral Density)とも表され、BMD が70%未満であると骨粗鬆症の疑いがあると言われています。

 

他にも骨吸収マーカーとして「TRACP-5b」の数値も見ていきます。

 

基本的に初期は自覚症状がほとんどないですが、

 

・身長が年々低くなっている
・背中や腰が曲がってきた

 

などの違和感から気付くこともあります。

 

骨粗鬆症が進んでいくと些細な衝撃や転倒でも「骨折」しやすくなります。

 

そうなると立て続けに骨折しやすくなり、骨折する部位が悪いと「寝たきり」の状態になる危険性が高まります。

 

寝たきりになると筋肉量の低下や血行不良が起こり、「床ずれ・血流障害」などの疾患に繋がります。

 

検査数値や違和感が気になった際は、お早めにご相談ください。

予防にはカルシウムだけ気にして摂ればよい?

骨の主な成分はカルシウムであり、一般的にはカルシウムを多く含む食品が勧められます。

 

しかしカルシウムを摂っていても、それが骨の材料として使われなければ意味がなくなってしまいます。

 

カルシウムを効率よく吸収するためには「マグネシウム」も必要です。

 

マグネシウムや他のミネラルもバランスよく摂ることが大切になってきます。

骨粗鬆症の症例

症例①(服用開始時 55才 女性)

半年前に病院で検査を受けた所、数値の結果から「骨粗鬆症」と診断。
特に自覚症状はないが骨密度を上げられればと太陽堂にご相談に来られました。

 

検査数値はBMDとTRACP-5bが平均値よりも悪かったとのこと。

 

漢方薬として

 

①ミネラルを補充する漢方薬
②活力を与えて代謝を整える漢方薬

 

の2種類を出させて頂きました。

 

漢方服用開始から2ヶ月、以前よりも元気に過ごせているとのこと。
ウォーキングなどの運動も行っているとのことでした。

 

漢方服用開始から4ヶ月、以前よりも体調を崩しにくくなっているとのこと。

 

漢方服用開始から5ヶ月、BMDの数値が少し上がっていたとのこと。
体調も良く過ごせているとのことでした。

 

徐々にですが改善が見られて安心いたしました。
今も漢方薬を継続中なので、この調子で身体が内側から改善していくとなによりですね。

 

症例②(服用開始時 70才 女性)

腰の痛みが気になり病院に行った所、骨粗鬆症と診断。
腰の痛み、骨粗鬆症どちらも改善が見られればと太陽堂にご相談に来られました。

 

痛みとしては、動いている時に痛みが強いとのこと。

 

漢方の種類としては、

 

①骨を丈夫にする粉薬
②ミネラルを多くする粉薬(牡蠣殻製剤)

 

の2種類を組み合わせて出させて頂きました。

 

漢方服用開始から1ヶ月、まだ検査をしていないので骨密度はわからないが、痛みは軽減しているとのこと。
良くなっていると思うとおっしゃって頂けました。

 

漢方服用開始から3ヶ月、大分痛みが減ってきているとのこと。
寒くなっても痛みは出ていないとおっしゃっていました。

 

漢方服用開始から6ヶ月、先日病院に行ってきた所、骨密度の数値は正常まで戻っていたとのこと。
腰痛も今は大丈夫とおっしゃって頂けました。
改善が見られた為、ご本人の希望により漢方終了とさせて頂きました。

 

本来であればもう少し服用して頂きたかったですが、他の病気が気になるとの事で漢方終了。
引き続き無理はしないようにとお伝えさせて頂きました。

 

Q&A(良くある質問)

特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします

 

Q.漢方薬はどれぐらいで改善が見られるのですか?

A.個人差はありますが、服用から2~3ヶ月で改善が見られていくことも多いです。

 

Q.病院の副作用による骨粗鬆症も改善するのですか?

A.漢方薬を続けていく事で骨代謝を整えて、徐々に骨量が回復していくことが多いですよ。

 

Q.骨折して寝たきりになり、そちらに行くのが難しいです…

A.どうしてもこちらに来られない場合はヒアリングシートにて漢方薬をお渡しすることも可能です。

ご遠方でもご質問などにお答えしていくのでご連絡頂けたらと思います。

 

その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
東京新宿の漢方薬局太陽堂のお問合せ
 

 
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”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
 
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そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
 
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「煎じ薬」をお勧めしております。
 
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お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
 
「担当薬剤師」 前原 信太郎
 
「学術発表 実績」 2017年 2021年 学術発表
 
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
 

 

 

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。