
「帯状疱疹の赤い発疹や水ぶくれは消えたのに、ピリピリとした痛みがずっと続いている…」
「電気が走るような痛みや、針で刺すような痛みが辛くて、夜も眠れない…」
「病院でリリカやタリージェを飲んでいるが、眠気やふらつきが強くて困っている…」
「神経ブロック注射をしても、薬が切れるとすぐに痛みがぶり返してしまう…」
「このまま一生、この不快な痛みや麻痺と付き合っていかなければならないのかと不安だ…」
近年、『帯状疱疹後神経痛(PHN)』で悩まれている方は増加傾向にあります。
帯状疱疹にかかると、初期には「アシクロビル」や「バラシクロビル」「アメナメビル」などの抗ヘルペスウイルス薬が処方されますが、治療が遅れたり、ウイルスによって神経が深く傷つけられたりすると、皮膚の症状が治まった後も長期にわたって激しい痛みが残ってしまいます。
病院の「神経ブロック注射」や「鎮痛剤(神経障害性疼痛治療薬)」でも辛い痛みが改善されず、終わりの見えない治療に孤独に悩まれている方が非常に多い領域です。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、単に痛みの信号を麻痺させるのではなく、「なぜ傷ついた神経が修復されないのか」「なぜ痛みが滞っているのか」という根本的な『血流の滞り(瘀血)』や『免疫力の低下(正気不足)』に着目し、体の内側から巡りを整え、お薬に依存しすぎない穏やかな体内環境を取り戻すための体づくりを漢方でサポートいたします。
帯状疱疹後神経痛とは?西洋医学の限界と他疾患との違い
【太陽堂における帯状疱疹後神経痛の漢方治療まとめ】
- 原因: 西洋医学では「ウイルスによる神経線維の損傷・異常興奮」とされるが、漢方では根本原因を、痛みが局所に留まる「瘀血・気滞(おけつ・きたい)」や、神経を修復する力が落ちた「気血両虚(きけつりょうきょ)」と捉える。
- アプローチ: 滞った血流を強力に促して痛みの元を流し、傷ついた神経に栄養(血)を与える生薬を用いた煎じ薬で、根本的な体質改善を目指す。
- 目安期間: 症状の深さや期間によるが、平均して1ヶ月〜3ヶ月で「痛みの頻度が減った」「夜眠れるようになった」と感じ、半年〜1年で鎮痛剤に頼らない穏やかな状態を育てていくケースが多い。
帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹が発症してから90日を過ぎても痛みがとれない状態を指します。合併症としては最も頻度が高く、「4人に1人」は3ヵ月~半年以内に移行してしまうと言われています。「高齢になるほど現れやすい後遺症」ですが、若年層の罹患率も増加傾向にあります。
「三叉神経痛」や「急性期の帯状疱疹」との違い
神経が痛む疾患は他にもありますが、発症のタイミングや原因が異なります。
| 疾患名 | 主な症状と特徴 | 帯状疱疹後神経痛との違い・関係性 |
| 帯状疱疹後神経痛 (PHN) | 電気が走る痛み、刺すような痛み、感覚鈍麻。 | 皮膚の「発疹が治った後」に続く神経障害性の痛みです。 |
| 急性期の帯状疱疹 | 皮膚のピリピリ感(前駆痛)から始まり、赤い発疹や水疱が出る。 | ウイルスが現在進行形で増殖している状態です。抗ウイルス薬が第一選択となります。 |
| 三叉神経痛 | 顔の片側に、洗顔や食事の際に一瞬の激痛が走る。 | 脳の血管が三叉神経を圧迫することが主な原因です。帯状疱疹とは異なります。 |
| ラムゼイ・ハント症候群 | 耳の痛み、顔面神経麻痺、難聴やめまい。 | 帯状疱疹ウイルスが「顔面神経」や「内耳神経」に影響を及ぼした状態です。 |
【西洋医学(病院)での一般的な治療】
病院では、傷ついた神経の過剰な興奮を抑えるために、「プレガバリン(リリカ)」や「ミロガバリン(タリージェ)」といった神経障害性疼痛治療薬、あるいは抗うつ薬(トリプタノールなど)が処方されます。また、痛みが強い場合は神経ブロック注射が行われます。
しかし、これらは「痛みの信号を脳に伝わりにくくする」対症療法であり、薬が切れればまた痛みがぶり返します。さらに、眠気やふらつき、胃腸障害などの副作用に悩まされ、「いつまで薬漬けになるのか」と限界を感じてご来局される方が後を絶ちません。
【薬剤師コラム①】鎮痛剤やブロック注射と、漢方アプローチの違い
担当薬剤師:前原(調剤薬局での勤務経験あり)
「リリカを飲めば痛みはごまかせますが、ふらついて転びそうになります。ブロック注射も何度も打つのは不安です」というご相談をよくお受けします。
西洋医学の鎮痛剤やブロック注射は、今ある「激しい痛みの信号を遮断する」ことに非常に優れています。しかし、ウイルスによって焼け野原になった「傷ついた神経線維」そのものを元通りに修復する薬ではありません。
一方、東洋医学(漢方)の役割は、「傷ついた神経にたっぷりと栄養と酸素(血)を送り届け、ご自身の力で神経の修復を後押しする体内環境を作ること」です。漢方で血流を根本から改善していくことで、結果として「薬を飲まなくても痛みが気にならない」穏やかな状態を目指すことができるのです。
太陽堂の漢方アプローチ|「巡り」を促し、「痛みと麻痺」を和らげる
東洋医学(漢方)では、帯状疱疹後神経痛の根本原因を、激しい痛みをもたらすドロドロの血流の滞り「瘀血(おけつ)」、炎症の熱がくすぶっている「湿熱(しつねつ)」、そして神経の感覚が麻痺する「気血両虚(きけつりょうきょ)」と捉え、痛みの性質(チクチクか、ズキズキか、麻痺か)に合わせてアプローチします。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 針で刺すような痛み、電気が走る 触れただけでピリッと痛む | 血流と気の強い滞り(瘀血・気滞) ウイルスによるダメージで局所の血流が滞り、「通じざれば則ち痛む(不通則痛)」という激しい痛みを引き起こしている状態。 | 【滞りを流し、痛みを和らげる漢方】 全身の「気」と「血」の巡りを強力に促し(活血化瘀・理気)、神経周辺の滞りをサラサラと流して痛みを和らげます。 |
| 持続的な焼けるような痛み 患部が熱を持っている | 炎症の熱のくすぶり(湿熱) 急性期は過ぎたものの、神経の深部にまだウイルスによる炎症の熱(火種)がくすぶっている状態。 | 【熱を冷まし、炎症を鎮める漢方】 局所にこもった不自然な熱をマイルドに冷まし(清熱解毒)、焼けるような不快な痛みや熱感を鎮めます。 |
| 感覚が麻痺している、鈍い 動かしづらい、極度に疲れやすい | 神経を養う栄養の枯渇(気血両虚) 長期の闘病や加齢により、全身のエネルギー(気)と栄養(血)が不足し、神経細胞を修復・維持できなくなっている状態(知覚低下)。 | 【栄養を補い、神経を養う漢方】 胃腸を助けて「気血」をたっぷりと作り出し、末梢神経に栄養を行き渡らせることで、麻痺や感覚鈍麻の回復を後押しします。 |
【薬剤師コラム②】なぜ「免疫が落ちる」と発症するのか?
担当薬剤師:椙田(漢方専門薬局での勤務経験あり)
帯状疱疹の原因は、子供の頃に感染した「水ぼうそう(水痘)」のウイルスです。このウイルスは、症状が治まった後も「脊髄の神経の根元」や「三叉神経節」に一生涯ひっそりと潜み続けます。
普段は私たちの「免疫力(東洋医学では『正気(せいき)』と呼びます)」がウイルスを押さえ込んでいますが、過労、ストレス、加齢などによって免疫力がガクッと落ちた瞬間に、ウイルスが再び暴れ出します。
そのため、太陽堂では痛みを和らげる漢方だけでなく、「全身の免疫力(正気)を底上げし、ウイルスを再びしっかりと封じ込める力」を養うことをとても大切にしています。再発を防ぎ、根本から体を立て直すためには、この「正気を補う(扶正)」アプローチが欠かせないのです。
この内容以外にも「太陽堂が考えるからだの痛み」についてお話しを書いています。
どうぞ参考にされて下さい。
帯状疱疹後神経痛のお悩みを和らげる漢方サポートの症例
「鎮痛剤の副作用が辛い」「夜も眠れない」と苦しんでいた方が、漢方を取り入れることで「痛みが和らぎ、穏やかな日常」を取り戻された事例をご紹介します。
事例① 80代女性|鎮痛剤による胃腸障害と「左顔面の痛み」
2年ほど前に左顔面から目の周囲にかけて帯状疱疹を発症。その後、帯状疱疹後神経痛が残り、長期間にわたって鎮痛剤でしのいできましたが、副作用による胃腸障害がひどくなりご相談に来られました。痛みに対する不安から、血圧の変動も激しい状態でした。
- お悩み: 左顔面の神経痛、鎮痛剤の副作用(胃腸障害)、不安による血圧変動。
- サポート内容: 滞った血流を流して痛みを和らげる漢方に加え、不安を取り除くための「自律神経を調節する漢方」、そして免疫を底上げする漢方を組み合わせてご提案しました。
- 経過:
- 2ヶ月後: 痛みが気にならない日が増えてきました。胃腸の調子も整い、食事が摂れるように。
- 8ヶ月後: 痛みがほとんど気にならなくなり、鎮痛剤を手放すことができました。自律神経が整ったことで血圧も安定し、精神的なストレスも大きく軽減されました。
事例② 50代男性|夜間に悪化する「右肩甲骨付近の激痛」
右肩甲骨から右胸にかけて帯状疱疹を発症し、その後PHNに移行。特に夜になると痛みが強く(痛みから痒みに変わることもあり)、眠れない日が続いてご来局されました。
- お悩み: 右肩甲骨〜右胸の激しい痛み、夜間の不眠、痒み。
- サポート内容: 発症から比較的早期のご相談だったため、患部の熱を冷まして滞りを強力に流す煎じ薬と、免疫力を高める漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 2ヶ月後: 寝ている時の痛みが和らぎ、夜ぐっすり眠れる日が増えて調子が上向いてきました。
- 6ヶ月後: 痛みや痒みが完全に気にならなくなり、日常生活に全く支障がなくなりました。早期に漢方治療を開始できたため、スムーズに漢方薬を卒業することができました。
事例③ 80代女性|頭と顔の「痒みと痛み」で眠れない
頭と顔に痒みと発疹が出て帯状疱疹と診断され、その後PHNの痛みが残ってしまいました。ピリピリとした痛みで夜も眠れない時があり、お辛い状態でご相談に来られました。
- お悩み: 頭部・顔面の神経痛、痒み、不眠。
- サポート内容: 痛みの元となる滞りを流す漢方薬と、全身の免疫力を高める漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 2ヶ月後: 頭の痛みが少し残る程度で、顔の痛みはほとんど出なくなってきました。夜も楽に眠れるようになりました。
- 3ヶ月後: 痛みがほぼ気にならなくなったため、漢方薬の分量を半分に減らして様子を見ることになり、その後無事に終了しました。帯状疱疹になってから早めにご相談いただけたことが、早期改善に繋がりました。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 帯状疱疹後神経痛・麻痺)
どうぞ参考にされて下さい。
帯状疱疹後神経痛・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
特にお問い合わせの多い内容を、担当薬剤師の前原がお答えいたします。
漢方薬で痛みは本当に軽減しますか?
「漢方=ジワジワ効く」というイメージがあるかもしれませんが、実は神経痛などの「痛みの疾患」に対して、漢方薬は非常に得意としています。
体質にピタリと合った漢方を服用することで、早い方であれば1ヶ月~3ヶ月くらいで痛みの軽減(痛みの頻度が減る、痛みの強さがマイルドになる)が見られてくることが多いですよ。
病院の神経ブロック注射と、漢方薬の違いは何ですか?
一番の違いは「根本的な体質改善」を目指す点にあります。
ブロック注射は今ある痛みを強力に遮断しますが、傷ついた神経を修復するわけではないため、再発率が高い治療と言われています。
漢方薬は、血流を良くして神経に栄養を届け、ご自身の力で組織を修復する環境を整えるため、結果として再発(痛みのぶり返し)が少なくなっていくのが特徴です。
病院の薬(リリカなど)の副作用が辛いのですが、漢方薬は大丈夫ですか?
漢方薬は自然の生薬から作られており、リリカのような「強い眠気」や「ふらつき」が出ることはまれです。
ただし、体質に合わない場合や、甘草(かんぞう)を含む処方を長く続けた場合などに副作用が出ることもあります。太陽堂では服用中のご様子をうかがいながら調整していきますので、気になる変化があればすぐにお知らせください。
病院のお薬と併用しながら、漢方で体質改善を進め、徐々に病院の薬を減らしていくステップを踏む方が多いです。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(神経痛・関節痛の不調)
帯状疱疹後神経痛は、局所の痛みだけでなく、全身の免疫力や自律神経、血流と深く関わっています。より具体的なご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




