帯状疱疹後神経痛

帯状疱疹後神経痛を漢方薬で治しましょう。

 

刺すような痛みがする…

 

電気が走るような痛みがする…

 

近年、『帯状疱疹後神経痛』で悩まれている方は増加傾向にあります。

 

「神経ブロック」や「薬の服用」でも辛い痛みが改善されないという方は

 

「漢方薬で痛みを治しましょう」

 

帯状疱疹後神経痛とは

水疱などの帯状疱疹が改善した後も続く痛みのことです。(帯状疱疹が発症してから90日を過ぎても痛みがとれない場合「帯状疱疹後神経痛」です。)

 

合併症としては最も頻度が高く「4人に1人」は3ヵ月~半年以内に「帯状疱疹後神経痛」が出てしまうと言われています。

 

「高齢になるほど現れやすい後遺症」になりますが、若い方でも帯状疱疹を発症した際に治療を行わないと発症リスクが高くなると言われており、ここ数年は若年層の罹患率が増加傾向にあります。

帯状疱疹後神経痛の原因

帯状疱疹ウイルスにより「神経線維が傷つけられてしまう」ことが原因です。

 

神経が傷ついた結果「痛みを抑制する神経の障害」「神経の自発痛」などがおこる事で痛みに繋がります。

発症する原因は?

子供の頃に水ぼうそう(疱瘡)に感染して「水ぼうそう(疱瘡)のウイルス」「脊髄の神経の根元」「三叉神経節」に潜んでしまう事が一番の原因です。(症状としてはかゆみや発疹です。)

 

過労やストレスなどで免疫が低下すると、潜んでいた「水ぼうそう(疱瘡)のウイルス」が帯状疱疹を発病します。(症状としては赤い発疹と激しい痛みが2、3週間続きます。)

帯状疱疹後神経痛の種類と症状

帯状疱疹の種類は、

 

・皮疹(皮膚症状)が出現する前にかゆみなどが起こる「前駆痛」→(ピリピリしたような痛みなど)
・皮疹が出現しているときに起こる「急性帯状疱疹痛」
・皮疹が治癒した後も続く「帯状疱疹後神経痛」

 

の3つがあります。

 

「帯状疱疹後神経痛」「神経障害性疼痛(とうつう)」の神経が傷ついた事による痛みになり、主な症状は、

 

・電気が走るような痛み
・触れただけで痛みを感じる
・針で刺すような痛み
・持続的な焼けるような痛み

 

など色々な痛みや症状が混在します。

 

また、

 

・感覚が麻痺している
・動かしずらい
・感覚が鈍くなっている

 

などの「知覚低下」「感覚鈍麻」などの症状が出る方も多いです。

帯状疱疹後神経痛の漢方薬

帯状疱疹にかかると必ず使われるのが「アシクロビル」「バラシクロビル」などの抗ヘルペス薬です。

 

しかし、帯状疱疹ウイルスは「脊髄の神経の根元」「三叉神経節」に潜んでしまっているので、抗ヘルペス薬などが神経まで届かない事も多くあります。

 

太陽堂では、まず初めに『抗ウイルス作用の漢方薬』(ウイルスを除去する漢方薬)を使います。

 

次に、その漢方薬と症状に合った漢方薬を併用し、さらに痛みの改善を目指します。

 

「電気が走るような痛み」「持続的な焼けるような痛み」などの痛みが強い場合は『炎症を取る漢方薬』を。

 

「感覚が麻痺している」などの「知覚低下」「感覚鈍麻」などの場合は『麻痺を取る漢方薬』を使っていきます。

 

早期での治療一人一人の症状に合わせた漢方薬を使っていく事が症状の改善に繋がっていくと考えます。

この内容以外にも「太陽堂が考える神経痛と関節痛」についてコラムを載せています。どうぞ参考にされて下さい。
太陽堂が考える神経痛と関節痛

帯状疱疹後神経痛の症例

症例①(昭和13年生 女性)

2年ほど前に「左顔面」と「目の周囲」に痒みがあるので病院に行った所、帯状疱疹と診断。

その後「帯状疱疹後神経痛」が左顔面に残り、鎮痛剤でしのいできたそうです。

 

長年鎮痛剤を使った為、副作用による胃腸障害が出てこちらに相談に来られました。

「帯状疱疹後神経痛」による不安もある為、血圧の変動もすごいとおっしゃっていました。

 

漢方薬の種類としては、

 

痛みを取る漢方薬
自律神経を調節する漢方薬
ウイルスを除去する漢方薬

 

の3種類を組み合わせて出させて頂きました。

 

漢方服用開始から2ヶ月、痛みが出ない日が増えてきているとの事。
痛みが改善されたようで、大変嬉しく思います。

 

漢方服用開始から8ヶ月、完全に痛みは消え体調も良いとおっしゃって頂けました。
血圧の変動もなくなったそうです。

 

自律神経を調節する漢方薬も使った為、血圧も安定してストレスの部分もカバー出来たのだと思います。

 

引き続きこの調子で痛みが出る事なく過ごせると良いですね。

症例②(昭和42年生 男性)

右肩甲骨付近に痛みが現れ病院に行った所、「帯状疱疹後神経痛」と診断。

夜になると痛みが強く眠れない時もあるとの事でご相談に来られました。(痛みから痒みになる事もあるそうです。)

 

「右肩甲骨から右胸にかけて」一番痛みが強いとの事。

 

漢方薬の種類としては、

 

痛みを取る煎じ薬
ウイルスを除去する漢方薬

 

の2種類を使わせて頂きました。

 

漢方服用開始から2ヶ月、寝ている時の痛みもなくなってきているとの事。
調子が良いとおっしゃっていました。

 

漢方服用開始から6ヶ月、痛みも消え調子が良いとの事でした。
調子も良いのでここで漢方薬を終了とさせて頂きました。

 

早期でのご相談だったので早目に漢方を終了できました。

 

引き続きこの調子で痛みが出る事なく過ごせると何よりですね。

症例③(昭和13年生 女性)

頭と顔に痒みを感じ病院に行った所、帯状疱疹と診断。
その後「帯状疱疹後神経痛」が出てしまいご相談に来られました。

 

症状としては「頭」「顔」になり、痛みで夜も眠れない時があるとの事。

 

漢方薬の種類としては、

 

痛みを取る漢方薬
ウイルスを除去する漢方薬

 

の2種類を出させて頂きました。

 

漢方服用開始から2ヶ月、頭の痛みが少し残っているだけでほとんど出なくなってきたとの事。
楽になり夜も眠れるようになったとおっしゃっていました。

 

漢方服用開始から3ヶ月、痛みもほぼなくなったので最初の分量の半分を出し漢方薬を終了。
早期での改善が見られた方になります。

 

帯状疱疹になってから早めにご相談に来て頂けたので早期で改善が見られたのだと思います。

 

引き続きこの調子で症状が出る事なく過ごせるとなによりですね。

 

症例・漢方治療略歴に症例ものっています。 どうぞ参考にされて下さい。
患者さんの声 帯状疱疹後神経痛

 

 

Q&A(良くある質問)

 

特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします

 

Q.漢方薬で痛みが軽減しますか?

A.あまりイメージにないかもしれませんが、痛みの疾患に漢方薬は効果が高いです。
1ヶ月~3ヶ月くらいで痛みの軽減が見られてくる事が多いですよ。

 

Q.病院のブロック注射と何が違うのでしょうか?

A.一番の違いは「体質改善」という点になりますね。
ブロック注射は再発率が高い治療と言われています…
漢方薬で改善すると再発率も少なくなっていますよ。

 

Q.ブロック注射は副作用があるけど漢方薬は大丈夫?

A.基本的に漢方薬は副作用がほとんどありません。
なのでご安心して飲んで頂いて大丈夫です。

 

その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
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お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
 
「担当薬剤師」 前原 信太郎
 
「学術発表 実績」 2017年 2021年 学術発表
 
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
 

 

 

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。