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変形性膝関節症の痛みを漢方でサポート|ヒアルロン酸注射やロキソニンに頼らない体づくり

2026 9/08
からだの痛み
2026年1月1日2026年9月8日
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  3. 変形性膝関節症の痛みを漢方でサポート|ヒアルロン酸注射やロキソニンに頼らない体づくり

「立ち上がる時や歩き始めに、膝にズキッとした痛みが走る…」
「膝に水が溜まって腫れてしまい、正座や階段の昇り降りが辛い…」
「ロキソニンや湿布、ヒアルロン酸注射を続けているけれど、なかなか良くならない…」

年齢とともに膝の軟骨がすり減り、痛みや腫れを引き起こす「変形性膝関節症」。日本国内で1,000万人以上が悩んでいると言われ、特に女性に多く見られるお悩みです。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、痛みをごまかす一時的な対処法だけでなく、炎症を繰り返さないための血流改善や、膝を支えるための土台づくりを漢方で優しくサポートいたします。ご自身の足でしっかりと歩ける喜びを、もう一度取り戻してみませんか?


目次

変形性膝関節症とは?主な症状と西洋医学的な原因

膝の関節は、骨と骨が直接ぶつからないように「軟骨」がクッションの役割を果たしています。

加齢や肥満、過去のケガなどによりこの軟骨がすり減ると、削りかすが関節の内側(滑膜:かつまく)を刺激して炎症を起こし、痛みや腫れ(水が溜まる状態)を引き起こします。

進行度症状の特徴と日常生活への影響
初期「動作の開始時」に痛むのが特徴です。
椅子から立ち上がる時や、歩き始めに膝周りがこわばり、ズキッとした痛みを感じます。少し動くと痛みが和らぐことが多いです。
中期「膝の曲げ伸ばし」が辛くなります。
軟骨のすり減りが進み、正座ができない、階段の昇り降り(特に下り)が痛いといった症状が出ます。膝に炎症が起きて水が溜まり、ポッコリと腫れることがあります。
末期「安静にしていても」痛みが続きます。
軟骨がほとんどなくなり、骨同士が直接ぶつかるため、歩行困難や膝の変形(O脚など)が進んでしまいます。

【薬剤師コラム①】ロキソニンや「水を抜く」治療の限界

担当薬剤師:椙田先生(病院・調剤薬局での勤務経験あり)

病院の整形外科などでは、痛みを抑えるために「ロキソニン」などの鎮痛剤や湿布が処方され、膝の動きを滑らかにするために「ヒアルロン酸注射」が行われます。また、膝が大きく腫れた場合は、注射器で「水を抜く(関節液穿刺)」処置がとられます。

これらは今の辛い痛みを取り除くために非常に有効な手段です。しかし、「水を抜いてもまたすぐに溜まってしまう」「ヒアルロン酸を何十回も打っているけれど効き目が悪い」とご相談に来られる方が少なくありません。

なぜなら、これらは「結果として起きた炎症」に対処しているだけで、「なぜ膝に負担がかかるのか(筋肉の冷えや血流不足)」という根本的な体質は変わっていないためです。お薬の効果を感じにくくなってきたら、漢方による内側からのアプローチを取り入れる良いタイミングかもしれません。


太陽堂が考える「膝の痛み」の3つの原因

太陽堂では、膝の痛みが長引く原因を単なる「加齢」や「軟骨のすり減り」だけとは考えず、以下の3つの要素が複雑に絡み合っていると捉えています。

  1. 筋肉の衰えと「冷え」太ももの筋肉(大腿四頭筋)が衰えると、体重を筋肉で支えきれず、膝の関節に直接大きな負担がかかります。また、下半身が「冷え」ていると筋肉が硬くなり、一時的な筋力低下や血行不良を引き起こして痛みを悪化させます。
  2. タンパク質(栄養)不足による回復力の低下筋肉や軟骨は「タンパク質」を原料に作られます。年齢とともに食事量が減ったり、胃腸の働きが落ちて栄養の吸収力が低下したりすると、修復が追いつかずにすり減る一方になってしまいます。
  3. 過度な負担と動きすぎ「筋力が落ちるのが怖いから」と、痛いのに無理をして歩きすぎたり運動をしたりする方がいますが、炎症が起きている時に動かすと症状は悪化してしまいます。痛みが落ち着くまでは、まずはしっかりと休めることが大切です。

膝の痛みの「聞き分け方」|太陽堂の相談でお聞きすること

同じ「膝が痛い」でも、いつ・どんな時に痛むかで、体の中で起きていることは違います。太陽堂の相談では、次のようなことを一つずつお聞きして、原因を絞り込んでいきます。

痛むタイミング考えられること
朝、起きた時が痛い眠っている間に動かないことによる血流の低下を考えます。「お風呂に入ると少し楽になりますか?」とお聞きするのはこのため——楽になるなら、血流が関係しているサインです。
階段の「下り」がきつい下りは片足に全体重がかかるため、膝の痛みは下りから先にきつくなります。上りも下りも痛い方は、それだけ進んでいる状態です。
長く歩くと痛くなる短時間は平気で長時間だとダメ——これは骨ではなく筋肉の疲労・筋肉量の不足のサインです。支える筋肉が疲れて抜けていくと、膝に負担が集中します。タンパク質をとる食養生も一緒にご提案します。
夕方〜夜に痛くなる1日分の筋肉疲労の蓄積が夕方に現れるパターンです。
痛む場所が日によって変わる炎症の痛みは場所が固定するのが普通です。あちこち動く場合は、ストレスや自律神経の乱れによる痛みの過敏が絡んでいることを考えます。

ひとつ、希望の持てる話を。膝の痛みの回復には順番があります。階段は「上り」から先に楽になり、表も裏も痛かった方は「裏側」から軽くなっていく——この順番をあらかじめ知っておくと、「まだ下りが痛いから治っていない」と焦らずに、変化を正しく受け取れます。

痛む場所で変わる、太陽堂の漢方アプローチ

「膝が痛い」と一口に言っても、痛む場所によってその原因や見立ては異なります。太陽堂では、痛みの部位に合わせて最適な漢方薬を選別し、オーダーメイドでご提案します。

痛む場所考えられる原因太陽堂の漢方アプローチ(働き)
膝の【内側】の痛み変形性膝関節症の典型です。人の体はもともと外側が強く、内側の筋肉が弱いため、内側へ崩れるように負担が集中します(O脚に傾く方が多いのもこのため)。軟骨がすり減り、炎症が起きて水が溜まっていることが多い状態。【炎症と余分な水を引かせる漢方】
熱を持った炎症を穏やかに鎮め、膝周りに溜まった余分な水分(水毒)の代謝を促します。
膝の【お皿の下】の痛み筋肉量の不足と体重の負荷が主な原因。支える筋肉が足りないぶん、膝下にまともに負担がかかっている状態。色白で筋肉が柔らかく、水太り気味の方に多く見られます。【筋肉を支え、水をさばく漢方】
体の土台に栄養を届けて支える力を助けながら、溜まりやすい水分の代謝を促します。
膝の【裏側】の痛み①水の滞り ②血流の悪さ ③痛みが強すぎて裏まで届いている、の3パターンで考えます。表も裏も痛む方は、それだけ痛みが強い状態です。【滞った巡りを整える漢方】
下半身の血流やリンパの流れを良くし、疲労物質を流し出して筋肉の緊張を解きほぐします。
膝の【外側】の痛み実は外側だけが痛い方は少数派です。その場合、膝そのものではなく坐骨神経痛(お尻からのつながり)や血流の滞り(瘀血)が隠れていることを疑います。【原因の場所から整える漢方】
お尻・腰側の緊張や血流から見直します。詳しくは坐骨神経痛のページもご参照ください。

【薬剤師コラム②】痛みを抑え込むのではなく「支える力」を育てる

担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)

「漢方で軟骨は再生しますか?」というご質問をいただきますが、一度すり減ってしまった軟骨を完全に元通りにするのは西洋医学でも漢方でも非常に困難です。

しかし、軟骨がすり減っていても「痛みがなく元気に歩いている方」はたくさんいらっしゃいます。漢方のアプローチは、痛みを無理やり止めるのではなく、「血流を良くして筋肉を温め、膝関節をしっかりと支えられる土台(環境)を作ること」にあります。

体質が整ってくると、膝に水が溜まりにくくなり、少しずつ歩ける距離が延びていきます。焦らず、ご自身のペースで「痛みにくい体づくり」を目指していきましょう。

この内容以外にも「太陽堂が考える神経痛と関節痛」についてお話しを書いています。どうぞ参考にされて下さい。

痛みと漢方について~太陽堂が考える神経痛と関節痛~ | 新宿の漢方薬局【太陽堂】
「長引く神経痛や関節痛に、漢方は使えるの?」とお考えの方へ。新宿の漢方薬局「太陽堂」が、神経痛・関節痛をどう捉え、痛みを鎮める漢方に血流や水…
新宿の漢方薬局【太陽堂】

膝に水が溜まるのはなぜ?——「火事と消火」の話

「また水が溜まったので抜いてきました」——このご相談は本当に多いです。そもそも、なぜ膝に水が溜まるのでしょうか。

街で火事が起きたら、消防車が来て水をかけますよね。体も同じことをしています。膝の中で炎症という「火事」が起きているから、体が冷やそうとして水を集めている——つまり、水が溜まるのは体の防衛反応(消火活動)なのです。

だから、注射で水を抜いても、火事(炎症)が続いている限り、体はまた水をかけ続けます。「水が溜まる=まだ火事の最中」のサイン。漢方が受け持つのは、水を抜くことではなく、火種である炎症を穏やかに鎮める「火消し」の側です。火が収まれば、水は自然に引いていきます。

もうひとつ大事なことを。水が溜まっている時期に「筋力が落ちるから」と頑張って歩くのは逆効果です。火事の最中に運動場を走り回るようなもので、炎症を長引かせてしまいます。水が引くまでは休ませる——ここは思い切ってください。

また、膝の水とは別に「足全体のむくみ」がある方は、足が重くなることで歩き方が崩れ、膝への負担が増えるうえ、水は冷えを呼び、冷えは痛みを強くします。むくみやすい体質ごと整えることが、遠回りに見えて膝への近道です。

変形性膝関節症を和らげる漢方の事例

ヒアルロン酸注射やお薬でスッキリしなかった方が、漢方を取り入れることでスムーズな動きを取り戻された事例をご紹介します。

事例① 70代女性|正座ができなかった膝の痛みが改善

膝の痛みが気になり病院で「変形性膝関節症」と診断されました。最近になって正座ができなくなってきたとのことでご相談に来られました。

  • お悩み: 左膝を曲げる時に痛みが走る。
  • サポート内容: ①体の土台(骨・筋肉)に栄養を届ける漢方薬、②滞りによる痛みを和らげる漢方薬の2種類をご提案しました。
  • 経過:
    • 3ヶ月後: 正座も少しずつできるようになり、痛みが減ってきました。外出時にサポーターを着け忘れる時も出てきたとおっしゃっていました。
    • 5ヶ月後: 左膝をかばっていたためか右膝に少し痛みが出ましたが、左膝の痛みは完全になくなりました。
    • 8ヶ月後: 調子良く過ごされているため、漢方の量を半分に減らすステップへ。
  • 結果: 服用開始から1年10ヶ月。良い調子が続き、正座も無理なくできるようになったため今回で卒業となりました。「最初は曲げるだけで痛かったのに」と安心され、本当に良かったです。

事例② 70代女性|ヒアルロン酸が効かなかった「膝抜け」と痛みが減少

2年ほど前から膝が痛くなり、痛い時はヒアルロン酸注射をしていましたが「効き目が悪い(2年間で10回ほど打っている)」とご相談に来られました。

  • お悩み: 寝返りを打つ時の膝の痛み、歩いている時にガクッとなる「膝抜け」。
  • サポート内容: ①下半身の血流を良くする漢方薬、②痛みの原因である炎症を穏やかに取る漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 痛みが軽減し、歩行時の膝抜けもなくなってきていると変化を感じられました。
    • 3ヶ月後: 辛かった「寝返りの時の痛み」がなくなりました。
    • 5ヶ月後: 長時間歩くと痛みは出ますが、日常生活の範囲であれば痛みを感じない状態に。
    • 9ヶ月後: 痛みも少なくなり、気になっていた「足の冷え」も改善してきているとのこと。
  • 結果: 服用開始から2年。ヒアルロン酸注射に頼らなくても順調に改善が見られて今回で卒業となりました。

患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 膝の痛み)
どうぞ参考にされて下さい。

膝の痛み | 新宿の漢方薬局【太陽堂】
新宿の漢方薬局【太陽堂】

膝の痛み・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)

ロキソニンなどの鎮痛剤や、ヒアルロン酸注射と漢方薬は併用しても大丈夫ですか?

はい、基本的には併用可能です。

痛みが辛い時は病院の治療でお薬や注射を用いながら、漢方薬で「血流改善や水はけを良くする体質づくり」を並行して行うのは非常に良いアプローチです。状態が良くなってくれば、自然と注射の回数やお薬の量は減っていきます。

膝に何度も水が溜まって抜いています。漢方で水は引きますか?

膝に水が溜まるのは、炎症の熱を冷まそうと体が防衛反応を起こしているためです。

注射で水を抜いても、炎症という火種が残っていればまた水は溜まります。漢方では、この炎症の火種を穏やかに冷まし、体全体の水分代謝(水はけ)を良くすることで、水が溜まりにくい状態を目指します。

病院で「人工関節の手術」を勧められています。漢方で間に合いますか?

軟骨が完全に消失し、骨同士が激しくぶつかって歩行が全くできない状態(末期)の場合は、手術が必要なケースもあります。

しかし、「手術はなるべく避けたい」「まだ初期〜中期と言われた」という段階であれば、漢方で血流や筋肉の緊張を整えることで痛みが和らぎ、手術を回避できる方も多数いらっしゃいます。

まずは一度ご相談ください。

漢方薬のお値段はどのくらいですか?

ご相談は無料です。漢方薬はご希望される生薬や状態によって異なりますが、目安として週5,000円前後〜(月2万円前後から)となっております。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。

オスグッド病
変形性股関節症
坐骨神経痛
身体の痛み 全般

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 前原 信太郎

「学術発表 実績」 
2017年 2021年 2025年 学術発表

調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 椙田 彩純

医療職の両親のもとで育ち、病院薬剤師としてキャリアをスタートしました。

西洋医学の限界にもどかしさを感じ、「薬を出し続けるのではなく、治す力を引き出したい」という想いから漢方の道へ進みます。

漢方の治癒力には驚くべき力があります。

ぜひ体験してみて下さい。

からだの痛み
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