
「生活習慣に気を付けているけれど変化が少ない…」
「ホルモン治療を行っているけれど、思うような結果が出ない…」
「 他の検査は問題ないのに、精子の数がなかなか増えない…」
そのようなお悩みをお持ちではありませんか?
「乏精子症(精子減少症)」はお身体の根本的なバランスを整えることで、状態の向上が期待できる場合があります。
当薬局では漢方薬を用いた体質改善で、あなたのお悩みをサポートいたします。
乏精子症(精子減少症)とは?
乏精子症(精子減少症)とは、男性不妊の原因の一つで「精液中の精子の数が少ない状態」を指します。
精子の数が少なければ、子宮を通り受精に至る確率が下がるため、男性不妊に深く関わってきます。
WHO(世界保健機関)では、自然妊娠を目指すための精液検査の下限基準値を以下のように定めています。
| 検査項目 | WHO基準値(2010年版以降の目安) |
| 精液量 | 1.5ml 以上 |
| 精子濃度 | 1mlあたり 1,500万個 以上 |
| 総精子数 | 1回の射精につき 3,900万個 以上 |
| 運動率 | 40% 以上 |
この基準を下回り、1mlあたりの精子数が1,500万個未満の状態が一般的に「乏精子症」と呼ばれます。
(以前の基準では1mlあたり2000万個以下を精子減少症と呼んでいました)
西洋医学における原因とアプローチ
乏精子症の原因は多岐にわたり、西洋医学の観点では以下のような要因や疾患が挙げられます。
- 生活習慣の乱れ: 飲酒、喫煙、肥満、過度なストレス、睡眠不足など。
- 感染症・炎症: 前立腺炎や精巣上体炎などの場合、細菌感染が原因であれば抗生物質が処方されることがあります。
耳下腺炎性精巣炎(おたふく風邪によるもの)も原因になり得ます。
- 精索静脈瘤: 精巣の静脈にコブができ、精巣内の温度が上がることで精子形成に悪影響を及ぼします。乏精子症や精子無力症の方の約35%にみられると言われています。
- その他の要因: 染色体異常、精神安定剤などの薬物服用、造精機能障害など。
西洋医学の不妊治療において、精子数が極端に少ない、あるいは無精子症に近い場合は、精巣から直接精子を回収する精巣内精子採取術(TESE:Testicular Sperm Extraction)などの手術療法が検討されることもあります。
ご自身の状態に合わせてクリニックでの検査・治療と、漢方での体質改善を並行して行うことが大切です。
特に「精子無力症」・「乏精子症(精子減少症)」の35%は「精索静脈瘤」が原因となっています。
「精索静脈瘤」や「精子無力症」に関してはそれぞれのページをご覧ください。
漢方における乏精子症の考え方
東洋医学(漢方)では、身体の疲れや老化、ストレスなどが精子形成に影響を与えると捉えます。
太陽堂では、主に以下のポイントに着目して体質改善を目指します。
① 「腎虚(じんきょ)」と「脾虚(ひきょ)」
精子の問題は、生命力や生殖機能を司る「腎(じん)」の働きが低下した「腎虚」が関係していることが多いです。
また、身体が疲れていると老化が進みやすくなり、結果として腎虚を悪化させます。
胃腸の働きが弱り、エネルギーを作り出せない状態である「脾虚」を伴っているケースも少なくありません。
② 食生活の乱れによる「ミネラル不足」と「内熱」
食生活の乱れにより、生殖機能に必要なミネラルが不足したり、体内に余分な熱(内熱)がこもったりすることがあります。
内熱は精巣の環境を悪化させる一因と考えられています。
③ ストレスによる「精神的な疲れ」とホルモンバランス
男性ホルモン(テストステロン)の分泌は、脳の視床下部によってコントロールされています。
テストステロンは男性としての骨格作りや生殖機能の維持に不可欠ですが、過度なストレスや精神的な疲れは、このホルモンバランスの乱れに繋がります。
【薬剤師コラム】前原先生×石川先生が解説!東洋医学と西洋医学の視点から
前原先生: 「乏精子症でお悩みの方は、クリニックでの不妊治療(人工授精や体外受精など)と並行して漢方相談に来られる方がとても多いですね。石川先生、西洋医学と漢方の併用についてどうお考えですか?」
石川先生: 「そうですね。例えばクリニックで前立腺炎と診断されて抗生物質を服用している場合や、TESE(精巣内精子採取術)を検討されている場合でも、並行して漢方で『身体の土台作り』をすることは非常に意義があります。
西洋医学が局所的な原因を取り除くアプローチだとすれば、漢方は精子が作られやすい体内環境を整えるアプローチと言えます。」
前原先生: 「おっしゃる通りです。特に男性不妊の場合、仕事のストレスや慢性的な疲労(脾虚)、年齢的な衰え(腎虚)がベースにあることが多いです。数字(検査結果)だけを見て落ち込むのではなく、まずはご自身の身体を労わり、ミネラルを補給したり自律神経を整えたりすることが、良い結果に繋がる第一歩になりますね。」
乏精子症に用いられる漢方薬
その方の体質や原因に合わせて、最適な漢方薬をご提案していきます。
- 腎虚を補う漢方薬: 生殖機能を根本から支え、活力を補います。
- 脾虚を改善する漢方薬: 胃腸の働きを整え、栄養をしっかり吸収して疲れにくい身体を作ります。
- 精神的な疲れを取る漢方薬: ストレスを和らげ、自律神経やホルモンバランスを整えるサポートをします。
- 内熱を改善する漢方薬: 体内にこもった余分な熱を冷まし、精巣の環境を整えます。
※腎虚・脾虚どちらにもアプローチしやすく、ミネラルを豊富に含む「牡蠣肉製剤」を、体調に合わせて併用していただくこともございます。
乏精子症(精子減少症)の漢方サポートの事例
【症例】 中々授からずにお悩みの男性【30代】
■ ご相談時の状況
パートナーとの妊娠を希望していたが中々授からず、病院の検査で機能的な異常は見つからなかったものの、精子の数が少ないとして「乏精子症」と診断されたとのこと。
漢方薬で体質から整えていければと、太陽堂へご相談に来られました。
■ 漢方のアプローチ
ヒアリングからお身体の根本的な疲労と活力の低下が見受けられたため、以下の2種類を中心に調合いたしました。
- 腎を補う漢方薬(腎虚へのアプローチ)
- 胃腸を整えエネルギーを補う漢方薬(脾虚へのアプローチ)
■ 経過
- 服用開始から4ヶ月: 病院での検査にて、精子の数に良い変化が見られ、状態の向上が確認できたとご報告をいただきました。
- 服用開始から7ヶ月: パートナーの方の妊娠が確認できたとのことで、漢方服用を終了とさせていただきました。
※効果には個人差があります。すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
乏精子症(精子減少症)に関するよくあるご質問(FAQ)
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします。
病院で改善は難しいと言われましたが、漢方薬で体質改善は可能ですか?
漢方薬を用いることで、体調や数値に良い変化が見られている方は多くいらっしゃいます。
お身体のバランスの乱れなど、根本的な原因を特定してアプローチすることで、妊娠に向けた体質改善に繋がります。
自然妊娠を目指せるようになりますか?
体質が整うことで、自然妊娠に至ったご報告も多くいただいております。
ご夫婦の状況に合わせて、最善のサポートをさせていただきます。
漢方薬の費用の目安はどのくらいですか?
お選びする生薬の種類や状態によって異なりますが、目安として1週間5,000円前後(1ヶ月で2万円〜2万5千円程度)からお組みするケースが多いです。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




