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PMDD(月経前不快気分障害)を漢方で改善|「生理前のうつ」抗うつ薬に頼らず心を穏やかに

2026 2/20
不妊症・婦人科疾患
2019年1月25日2026年2月20日
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  3. PMDD(月経前不快気分障害)を漢方で改善|「生理前のうつ」抗うつ薬に頼らず心を穏やかに

「生理前になると、理由もなく涙が止まらなくなる」
「自分なんて消えてしまえばいい、という強い自己否定感に襲われる」
「イライラが爆発して、家族やパートナーにひどい言葉をぶつけてしまう」

生理前になると、まるで別人のように人格が変わってしまう…。

それは、PMSの重症型である「PMDD(月経前不快気分障害)」かもしれません。

病院(精神科や心療内科)に行くと、「抗うつ薬」や「精神安定剤」を勧められることが一般的ですが、「副作用が怖い」「薬に依存したくない」と躊躇される方も多いのではないでしょうか。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、PMDDの根本原因である「ホルモンと脳内物質(セロトニン)の乱れ」を漢方で整え、薬に頼らずに穏やかな心を取り戻すサポートをしています。


目次

PMDD(月経前不快気分障害)とは? PMSとの決定的な違い

PMDDは、PMS(月経前症候群)の中でも特に「精神的な症状」が非常に重く現れ、日常生活や人間関係に深刻な支障をきたす状態を指します。

PMSと同様に、生理の3〜10日前から症状が現れ、生理が始まると急速に回復するのが特徴です。その激しい気分の波から、別名「生理の時だけなるうつ病」とも呼ばれています。20〜30代の女性だけでなく、最近では10代の学生さんからのご相談も増えています。

なぜPMDDになるの?(セロトニン不足の深刻さ)

原因はPMSと同じく「女性ホルモンの急激な変動」や「ストレス」ですが、PMDDの方はそれに加えて、脳内の神経伝達物質「セロトニン(幸せホルモン)」の分泌量が著しく低下することが分かっています。

セロトニンは、感情を安定させ、平常心を保つために不可欠な物質です。これが生理前に急激に不足することで、脳がパニックを起こし、コントロール不能な不安や怒りが湧き上がってしまうのです。

PMS(月経前症候群)

あなたは大丈夫? PMDDのチェックリスト

PMDDの診断基準にも使われる代表的な症状です。特に精神的な症状が強く出ていないかチェックしてみてください。

  • 【特徴的な精神症状】(※特に強く出る)
    • 著しい情緒不安定(突然泣き出す、感情のコントロールができない)
    • 激しいイライラ、怒り、攻撃的な言動
    • 強い抑うつ気分、絶望感、「自分はダメだ」という自己否定
    • 著しい不安感、緊張感、パニック
  • 【その他の症状】
    • 何事にも興味が持てない(無気力)
    • 集中力が続かない
    • 疲れやすい、だるい
    • 食欲の変化(過食、または拒食)
    • 睡眠障害(不眠、または過眠)
    • 自分をコントロールできず、衝動的な行動(買い物依存、自傷行為など)に走る

※身体的な症状(腹痛、腰痛、頭痛、むくみなど)もPMSと同様に現れます。


【薬剤師コラム】PMDD、病院の薬(抗うつ薬)と漢方の違い

担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)

調剤薬局に勤務していた頃、PMDDの患者様には婦人科で「低用量ピル」が、それでも改善しない場合や精神症状が強い場合は、心療内科などで「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」という種類の抗うつ薬が処方されるケースを多く見てきました。

SSRIは、脳内のセロトニン濃度を高めるお薬で、PMDDの激しい精神症状を抑えるのに非常に有効です。しかし、患者様からは「まだ若いのに抗うつ薬を飲むことに抵抗がある」「副作用(吐き気や眠気)が心配」「一度飲み始めたらやめられなくなるのでは…」という深い不安の声をよく耳にしました。

病院の薬が「不足したセロトニンを外から薬の力で補う(対症療法)」のに対し、漢方薬は「自力でセロトニンを安定して分泌できる体質を作る(根本治療)」ことを目指します。

漢方では、セロトニン不足や感情の爆発を「気(エネルギー)の不足・停滞」と捉えます。自然の生薬の力で心身のバランスを整える漢方は、副作用や依存性の心配が少なく、安心して続けていただける選択肢です。


太陽堂の漢方アプローチ|セロトニンを補い、心を安定させる

太陽堂では、PMDDの根本原因である「ホルモンバランスの乱れ」と「セロトニン不足(気の乱れ)」の両方にアプローチします。お一人おひとりの精神状態や体質に合わせて、以下のように細かく漢方を使い分けます。

あなたの主な精神症状体質(原因)の見立て太陽堂の漢方アプローチ
激しいイライラ・怒り・攻撃性気滞(気の巡りの悪さ)気の巡りを良くし、高ぶった神経の緊張を解きほぐす漢方薬
強い不安感・絶望感・無気力気虚(エネルギー不足)気(エネルギー)を補い、セロトニンの生成を助けて心を元気にする漢方薬
不眠・情緒不安定・パニック血虚(血の不足)脳への栄養(血)を補い、精神を深く安定させる漢方薬

これらをベースに、体のむくみ(水毒)や生理痛(瘀血)を取る漢方を組み合わせ、最適な処方を行います。

この内容以外にも「太陽堂が考える婦人科疾患」についてお話しを書いています。どうぞ参考にされて下さい。

太陽堂が考える婦人科疾患 | 新宿の漢方薬局【太陽堂】
婦人科疾患とは? 子宮や膣、卵巣の他に女性ホルモンが関与する、女性特有に起こる症状や疾患全般を指します。 特に生理がある時期は毎月のようにホル…
新宿の漢方薬局【太陽堂】

PMDDの漢方改善症例

深刻なPMDDの症状を漢方で乗り越え、穏やかな日常を取り戻した方の実例をご紹介します。

症例① 5年続いた過食・不眠・イライラからの回復、そして自然妊娠へ

(平成6年生 女性)

【ご相談内容】

5年ほど前から生理前の不調が年々悪化。生理の2週間前から調子が悪くなり、1週間前からは症状がピークに達していました。

主な症状は「激しいイライラ」「自己嫌悪」「過食と拒食の繰り返し」「不眠」「ひどい肩こり・頭痛」。

生理不順もあり、心身ともに限界を感じてご相談に来られました。

【漢方服用の経過】

  • 漢方薬: セロトニン不足を補う「気持ちを和らげる漢方薬」と、生理不順を整える「ホルモンを調節する漢方薬」の2種類を組み合わせて処方。
  • 1ヶ月後: 生理前のイライラや頭痛が軽減し始めました。不眠も改善傾向にあり、体が楽になってきたと実感。
  • 3ヶ月後: 調子に波はあるものの、激しいイライラや爆発することはほぼなくなりました。
  • 7ヶ月後: 生理前のイライラはほとんど気にならず、夜もぐっすり眠れるように。頭痛や肩こりも消失し、全体的に穏やかに過ごせるようになりました。
  • 9ヶ月後: 生理が遅れたため病院を受診したところ、自然妊娠が判明。赤ちゃんも順調に育っているとのことで、漢方治療を無事卒業されました。(※PMDDと併発していた多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)も改善しての妊娠でした)

患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 PMDD(月経前不快気分障害))
どうぞ参考にされて下さい。

PMS(生理前症候群)・PMDD(月経前不快気分障害) | 新宿の漢方薬局【太陽堂】
新宿の漢方薬局【太陽堂】

PMDD・漢方治療についてのQ&A

精神科や心療内科に行くべきか迷っています。

精神的な症状が強いと、病院に行くべきか悩みますよね。

もちろん専門医の受診も一つの選択肢ですが、「できれば病院の薬(抗うつ薬など)は避けたい」「まずは体に負担のない方法で様子を見たい」という方は、先に漢方治療からスタートされることも多いです。

まずは一度、太陽堂にご相談いただき、お話を伺いながら一緒に方針を考えていくことも可能です。

今、心療内科で抗うつ薬(SSRI)や安定剤を処方されていますが、漢方と併用できますか?

はい、ほとんどの場合で併用可能です。

漢方を併用することで、抗うつ薬の量を減らしていけたり、スムーズな減薬(断薬)のサポートができるケースも多くあります。お薬手帳をお持ちいただければ、飲み合わせを確認いたします。

漢方で効果が出るまでどのくらいかかりますか?

PMDDは根が深いため、変化が出るまでにはある程度の期間(3ヶ月〜半年程度)がかかることが多いです。

しかし、早い方ですと服用開始から1〜2ヶ月目の生理で「今回の生理前はいつもより穏やかだった」と変化を感じられる方もいらっしゃいます。


まとめ|もう一人で苦しまないで

「私の性格がおかしいの?」と自分を責めないでください。

PMDDの激しい感情の波は、あなたのせいではなく、ホルモンと脳内物質のいたずらです。

抗うつ薬に頼ることに抵抗がある方、副作用が心配な方。

漢方という、体に優しい選択肢があります。

乱れたバランスを整えれば、本来の穏やかなあなたに戻ることができます。

どうか一人で抱え込まず、新宿の漢方薬局「太陽堂」にご相談ください。

※関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。

PMDD(月経前不快気分障害
生理痛(月経困難症)
子宮内膜症
更年期障害

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 石川 満理奈

薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。

より患者さんの体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ入りました。

少しでもお力添えできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 前原 信太郎

「学術発表 実績」 
2017年 2021年 2025年 学術発表

調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

不妊症・婦人科疾患
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