
「ある日突然、肩に激痛が走り、夜も一睡もできなかった…」
「病院で石灰(カルシウム)が溜まっていると言われ、注射を打ったけれど違和感が残る…」
「ロキソニンを飲んでも、肩の重だるさや引っかかる感じが取れない…」
「一度良くなったのに、また反対の肩が痛み出さないか不安…」
40代〜50代の女性に多く、前触れもなく激しい痛みに襲われる「石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん)」。肩の腱の中に石灰(リン酸カルシウム結晶)が溜まり、それが炎症を引き起こすことで起こる疾患です。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、今の激しい痛みを和らげるためのサポートはもちろん、「なぜ石灰が溜まってしまったのか」という代謝や巡りに着目し、不要なものを溜め込まない体づくりを漢方で優しくお手伝いいたします。
石灰沈着性腱板炎とは?五十肩との違いと病院での治療
石灰沈着性腱板炎は、肩を動かす筋肉の筋(腱板)の中にカルシウムが沈着し、炎症が起こる病気です。初期の激痛は「五十肩」と間違われることもありますが、そのメカニズムや進行のスピードは異なります。
| 項目 | 石灰沈着性腱板炎 | 五十肩(肩関節周囲炎) |
| 痛みの現れ方 | 突然、耐え難い激痛が起こる。 | 徐々に痛みが強くなっていく。 |
| 主な原因 | 腱板内へのカルシウム(石灰)の沈着。 | 関節包のこわばりや加齢による炎症。 |
| 痛みの期間 | 適切な処置で数日から数週間で落ち着くことが多い。 | 数ヶ月から年単位で長引くことが多い。 |
| 診断の方法 | レントゲンやエコーで白い影(石灰)が写る。 | レントゲンでは骨に異常が見られない。 |
【西洋医学(病院)での一般的な治療】
激痛が走る急性期には、痛みを抑えるための「ロキソニン」などの鎮痛剤や、炎症を鎮める「ステロイド注射」が行われます。また、太い針を刺して「溜まった石灰を吸引」したり、生理食塩水で洗浄する処置、体外衝撃波療法などが行われるのが一般的です。
【薬剤師コラム①】石灰を抜いた後の「重だるさ」や「違和感」
担当薬剤師:椙田(病院・調剤薬局での勤務経験あり)
「病院で石灰を抜いてもらって激痛は引いたけれど、それ以来、肩がずっと重だるくて…」というご相談をよくいただきます。
病院での処置は「今起きている激しい火事」を消すためには不可欠ですが、石灰が溜まるほど滞っていた「肩周辺の血流」や「老廃物を流す力」までリセットしてくれるわけではありません。
漢方では、この残った違和感や重だるさを、老廃物の出し残し(痰湿:たんしつ)と考えます。巡りを整える漢方を取り入れることで、スッキリとした肩の軽さを目指すことができます。
太陽堂の漢方アプローチ|「不要なものを流す」体づくり
漢方の視点では、石灰(カルシウム)が溜まる状態を、体内の水分や血液の巡りが悪くなり、ドロドロとした老廃物が固まったもの(痰湿・瘀血)と捉えます。
| その方の状態 | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 突然の激痛・熱感がある | 【熱を冷まし、痛みを鎮める漢方】 関節にこもった激しい熱(炎症)を穏やかに鎮め、神経の高ぶりを落ち着かせるサポートをします。 |
| 石灰を抜いた後の違和感 重だるさが抜けない | 【水の巡りを良くし、老廃物を流す漢方】 体内の水分代謝を整え、患部に溜まった不要な老廃物(痰湿)を押し出す力を助けます。 |
| 何度も再発を繰り返す 肩の血流が悪い | 【血流をスムーズにし、代謝を上げる漢方】 滞った血液(瘀血)を流し、肩周りを温めて代謝を上げることで、石灰が溜まりにくい環境を整えます。 |
【薬剤師コラム②】「溜め込みにくい体」が再発防止の鍵
担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)
石灰沈着性腱板炎は、反対側の肩に再発したり、数年後に同じ場所にぶり返したりすることがあります。これは「石灰が溜まりやすいという体質(代謝の低下)」が変わっていないためです。
漢方薬は、今ある不調を和らげるだけでなく、胃腸や肝臓の働きを助けて、体全体の「ゴミ出し(代謝)」の機能を高めるのが得意です。
生活習慣のアドバイスと併せて漢方を取り入れることで、石灰に怯えない、健やかな肩の状態を長く維持できるようサポートいたします。
石灰沈着性腱板炎を和らげる漢方サポートの事例
突然の激痛を経験し、その後の回復が思うように進まなかった方が、漢方で穏やかな日常を取り戻された事例をご紹介します。
事例① 50代女性|ステロイド注射後も続く「肩の引っかかり」がスッキリ
ある朝、突然肩に激痛が走り、病院で「石灰沈着性腱板炎」と診断。ステロイド注射で激痛は治まりましたが、その後3ヶ月経っても「肩を上げる時の引っかかり感」と「夜の重だるさ」が抜けず、ご来局されました。
- お悩み: 肩を動かすと途中で引っかかる感じがして怖い。夕方から夜にかけて肩が重だるく、ロキソニンを飲むか迷う日が続いている。
- サポート内容: ①炎症を取る漢方薬と、②血流を良くする漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 夕方の重だるさが軽減し、肩の動きが少しスムーズになりました。
- 3ヶ月後: 「引っかかる感じ」がほとんど気にならなくなり、高いところの荷物を取る動作も怖くなくなったとのこと。
- 6ヶ月後: 肩に違和感が全くなくなり、体質も整ってきたため卒業となりました。
よくある質問(Q&A)
病院で処方されたロキソニンや湿布、塗り薬と一緒に漢方を飲んでも大丈夫ですか?
はい、基本的には併用可能です。
激痛がある時期は病院のお薬で炎症をしっかり抑えつつ、漢方薬で「炎症の引きを早め、老廃物を流す体質づくり」を並行して行うのは非常に効率的です。
病院で「もう石灰はなくなっている」と言われましたが、まだ痛みます。漢方で良くなりますか?
はい、そういったご相談は非常に多いです。
レントゲンで石灰が見えなくなっても、そこにあった石灰によって傷ついた周囲の組織の炎症が残っていたり、筋肉がこわばっていることがあります。
漢方で血流を促し、組織の修復を助けることで、痛みを和らげるお手伝いができます。
以前に一度発症しました。再発が怖いのですが、予防として漢方を飲むことはできますか?
はい、もちろんです。
石灰が溜まりやすい方は、体全体の水分代謝や血流が滞っているサインでもあります。漢方で体質を整えて「溜め込まない体」を作っておくことは、再発防止のために非常に有効な手段です。
漢方薬のお値段はどのくらいですか?
ご希望される生薬や状態によって異なりますが、目安として1週間あたり5,000円前後(1ヶ月で約20,000円程度)となっております。

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太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




