
「最近、突然ドキドキと動悸がすることが増えた…」
「心臓に異常がある気がして病院で検査をしたが、何も異常はないと言われた…」
「ストレスを感じた時や、夜寝る前に特に息苦しさや動悸が酷くなる…」
このような「検査では異常が見つからないのに、心臓病のような辛い症状が出る」状態は、「心臓神経症」と呼ばれ、ストレスや自律神経の乱れが深く関係しています。
心臓は、私たちの臓器の中でも特に「自律神経の影響をダイレクトに受けやすい」という特徴があります。
太陽堂では、一時的に症状を抑え込むだけでなく、心臓に負担をかけている「自律神経の乱れ(気・血・水のアンバランス)」を優しく整え、薬に頼らずとも穏やかに過ごせる体質づくりをサポートします。
心臓神経症とは?(検査で異常がない動悸)
大勢の前で話す時や、大事な試験の前など、極度に緊張した時に心臓がドキドキした経験は誰にでもあると思います。これは自然なストレス反応です。
しかし、このストレス反応のスイッチが入りっぱなしになり、動悸、息切れ、胸の痛み、呼吸困難、めまいといった心臓病によく似た症状が日常的に引き起こされてしまう状態を「心臓神経症」と言います。
「予期不安」が症状を長引かせる原因に
心臓神経症で特に気をつけたいのが、「またあの苦しい症状が出たらどうしよう」という予期不安です。
- 「前にお店で息苦しくなったから、またなるかもしれない…」
- 「夜寝る時に動悸がしたら怖いから、眠るのが不安だ…」
こうした不安がさらなるストレスとなり、自律神経を過敏にさせ、症状を悪化させるという悪循環に陥ってしまう方が非常に多くいらっしゃいます。
【関連ページへのご案内】
予期不安が強く、電車や閉鎖空間が怖い方や、過呼吸が起きやすい方は、以下の専門記事もご参考にされてください。
西洋医学と漢方のアプローチの違い
■ 西洋医学(病院)での一般的な対処法
病院の検査で心臓そのものに異常がない場合、原因は「ストレス・自律神経」とされるため、心療内科などでデパスやソラナックスなどの抗不安薬(安定剤)や、SSRIなどの抗うつ薬が処方されることが一般的です。 また、胸の痛み(神経痛のようなチクチクとした痛み)を伴うケースでは、筋肉や神経の緊張を和らげるためにロキソニンやカロナールなどの消炎鎮痛剤が一緒に処方されることも少なくありません。
西洋薬は「今すぐ辛い症状を和らげる」という即効性に優れていますが、根本的な自律神経の乱れが整っていないと、お薬を手放せなくなってしまうご不安を抱える方もいらっしゃいます。
■ 漢方でのアプローチ
漢方では、「なぜ心臓が過剰に反応してしまうのか?」という体質的な原因(気の巡りの悪さや、水分の滞りなど)を見極め、そこを整えることを得意とします。
太陽堂の漢方アプローチ(状態に合わせたケア)
心臓神経症の症状を和らげるためには、実際のお身体の状態(本当に心臓に異常がないか、他に疾患があるか)によって漢方薬の選び方が変わります。太陽堂では主に以下の状態に合わせて漢方を選定します。
| お身体の状態 | 東洋医学的な見立て | 漢方でのサポート |
| 1. 心臓に異常がない場合(純粋な心臓神経症) | ストレスにより、生命エネルギーである「気」が胸や頭に突き上げている状態(気逆)。 | パニック障害などにも用いる「気の上昇を鎮める漢方薬」を中心に、ドキドキを優しく落ち着かせます。同時に喉の詰まりや冷えなどの諸症状もケアします。 |
| 2. 強い不安(予期不安)を伴う場合 | 「また発作が起きたら…」という不安から、気が滞って神経が過敏になっている状態(気滞)。 | 「気の巡りをスムーズにする漢方薬」を使用し、緊張の糸をほどいてリラックスできる状態へ導きます。 |
| 3. 心臓疾患(弁膜症や不整脈など)をお持ちの場合 | ベースに心臓の弱りがあり、それに「不安」が重なって動悸が悪化している状態。 | 「ストレスを除く漢方薬」を中心にしつつ、「心臓そのものの負担を下げる漢方薬」を慎重に併用し、心身両面から優しくサポートします。 |
【薬剤師コラム①】西洋薬との上手な付き合い方
担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)
お客様から「病院の安定剤や、痛い時のロキソニンを早くやめたい」というお声をよくいただきます。しかし、自己判断で急にお薬を減らすと、反動で不安や動悸が強くなることがあります。
まずは今の西洋薬を「お守り」として使いながら、同時に漢方薬を併用して「自律神経がブレにくい体の土台」を作っていくのが一番の近道です。漢方で体調のベースが上がり、「最近、薬を飲まなくてもドキドキしないな」と自信がついてから、主治医の先生と相談して少しずつ減らしていく。私達はそのステップを全力でサポートします。
【薬剤師コラム②】漢方から見る「動悸」の正体
担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)
東洋医学では、ストレスや過労が溜まると、体の中を流れる「気(エネルギー)」がスムーズに巡らなくなり、行き場を失った気が一気に胸へ突き上げてしまうと考えます。これが突然の「動悸」や「息苦しさ」の正体です。
心臓の検査で異常がないのに苦しいのは、決して気のせいではありません。過敏になってしまった自律神経のセンサーを、漢方の力で優しく休ませてあげましょう。
心臓神経症で気をつけたい日常生活の養生
心臓神経症を長引かせないためには、漢方薬とあわせて「日常のストレスをこまめに抜くこと」がとても大切です。
- お散歩(適度な運動): 激しい運動は必要ありません。景色を見ながらのんびり歩くことで血流が良くなり、心臓への負担が軽減され、ストレスも緩和されます。
- ゆっくり入浴する: シャワーで済ませず、ぬるめのお湯に浸かることで副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。
- こまめな水分補給: 血流を良くするために、冷たすぎないお水をこまめに摂るように心がけてみてください。
心臓神経症の改善症例
太陽堂にご相談いただき、動悸や不安から解放され、穏やかな日常を取り戻された方の例をご紹介します。
【症例①】慢性的に続く動悸でお悩みの方(昭和52年生 女性)
1年ほど前から一日中続く動悸が気になりご相談に来られました。病院で調べても異常はなく、特に寝る時になると「また動悸がするのでは」と気になって眠れず、不眠状態にも陥っていました。
- お渡しした漢方::①自律神経を整える漢方薬 + ②気の発散を助ける漢方薬
- 漢方服用の経過:
- 【服用3ヶ月】 まだ動悸はあるものの大分気にならなくなり、夜も眠れるようになってきたとのこと。
- 【服用9ヶ月】 動悸の頻度が、ご相談時の1/3以下まで減少。
- 【服用1年1ヶ月】 調子良く過ごされているため、漢方薬の分量を減らしました。ほとんど症状は出ていないとのこと。
- 【服用2年半】 すこやかな状態をしっかり維持できているため、無事に服用終了(ご卒業)となりました。
【症例②】不安感により強くなる動悸でお悩みの方(昭和42年生 女性)
気づけば動悸がするようになっており、特に暗い部屋や暗闇などにいると不安感と共に動悸が酷くなるとのことでご相談に来られました。(不安神経症からくる動悸の傾向がありました)
- お渡しした漢方:①自律神経を整える漢方薬 + ②動悸を和らげる漢方薬
- 漢方服用の経過:
- 【服用3ヶ月】 「大丈夫かな」と心配になる事はあるものの、実際の動悸は出なくなったとのお声をいただきました。
- 【服用9ヶ月】 ほとんど症状が出ないため、漢方薬の分量を半分まで減らしました。引き続き調子が良いとのこと。
- 【服用1年半】 動悸や不安感を感じることがなくなり、ご自身の力でしっかりコントロールできるようになったため、服用終了となりました。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 心臓神経症 動悸・息切れ)
どうぞ参考にされて下さい。
心臓神経症に関するよくある質問(FAQ)
病院のお薬(安定剤や睡眠薬など)との併用は可能ですか?
はい、基本的には可能です。
飲む時間を1時間ほどずらしていただければ、西洋薬と漢方薬を併用していただいて問題ありません。今のお薬をいきなりやめると不安が強くなることがありますので、まずは併用しながら徐々に体質を整えていくのが最も安心な方法です。
心臓に病気があると言われたのですが、漢方薬は飲めますか?
はい、お飲みいただけます。
不整脈や弁膜症などの基礎疾患をお持ちの方でも、心臓の負担を和らげ、不安からくる自律神経の乱れを整える漢方薬をご提案することが可能です。現在服用中の心臓のお薬(西洋薬)がある場合は、事前にお知らせください。
漢方薬は長く飲み続けないとダメですか?(依存しませんか?)
漢方薬は自然の生薬から作られており、依存性やクセになることはありません。お体のバランスが整ってくれば、少しずつ量を減らし、最終的には漢方薬なしで生活されている方がほとんどですのでご安心ください。
漢方薬のお値段はどのくらいですか?
お客様の症状の深さや、お選びする生薬の種類によって異なりますが、目安として1週間あたり5,000円前後からご提案させていただくことが多いです。ご予算に関するご相談も承っておりますので、気兼ねなくお声がけください。
その他にも疑問に思ったことがあれば、どのようなことでもお気軽にお問い合わせください。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




