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アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)を漢方でサポート|喘息の悪化・黄色い痰に

2026 10/08
喘息・肺疾患(呼吸器疾患)
2015年10月30日2026年10月8日
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「喘息の治療をしているのに、黄色い痰が出るようになった…」

「ステロイドを減らすと、また悪くなる…」

「アスペルギルスにアレルギーがあると言われた…」

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)は、空気中にいるカビの一種「アスペルギルス」に対して、気管支でアレルギー反応が起こる病気です。喘息のある方に多く、喘息の悪化・黄色い痰・痰の塊(粘液栓)がくり返されます。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、呼吸器内科での治療(ステロイド・抗真菌薬・吸入薬など)と併用しながら、アレルギー反応が起こりにくい体と、痰・咳・体力の落ち込みを体の側から整えるご相談を受けています。

【この記事の結論:「ABPA」に対する漢方の考え方】

  • 不調の正体(原因):西洋医学では「気管支に入ったアスペルギルスに免疫が過剰に反応し、好酸球とIgE抗体が増えて気管支の炎症と痰の塊を作ること」とされます。漢方では、アレルギーを起こしやすい体質に、肺にこもった炎症と痰、菌の居座りが重なった状態と考えます。
  • 漢方の考え方:アレルギー反応を鎮める漢方薬と菌に働きかける漢方薬を中心に、肺の炎症と痰を整え、ステロイドが長く続く方の体力と胃腸を支えて、悪化をくり返しにくい体を目指します。
  • 対象となる主なお悩み:喘息が悪化しやすい、黄色や茶色の痰・痰の塊、ゼーゼーする、息苦しい、ステロイドが減らせない不安。
目次

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)とは?西洋医学の原因と病院での治療

アスペルギルスは糸状のカビで、多くの人の身の回りにいる「常在菌」です。普段は病気を起こしませんが、気管支に入ったアスペルギルスに免疫が過剰に反応すると、気管支に強いアレルギー性の炎症が起こります。これがABPAです。

なりやすい方

多くは気管支喘息の方に起こります。喘息の方の20人に1人ほどに見られ、特にステロイドを長く使っている重い喘息の方に多いとされています。嚢胞性線維症の方にも起こります。

主な症状

  • 喘息の症状の悪化:ゼーゼーという呼吸音、息苦しさ、咳が増えます。
  • 黄色や茶色の痰、痰の塊:気管支喘息の痰は透明なことが多いのに対し、ABPAでは色のついた痰や、ゴムのような痰の塊(粘液栓)が出ます。喘息の治療中に痰の色が変わったら、ABPAを疑うサインです。
  • 発熱・だるさ:炎症が強い時期に出ることがあります。
  • 進むと:気管支が広がって元に戻らなくなり(中枢性気管支拡張)、肺が硬くなることがあります。

病院での検査とお薬の分類

血液検査で好酸球の増加と総IgE値の上昇、アスペルギルスに対する特異的IgE抗体や皮膚反応を確認し、胸部CTで痰の塊や気管支の広がりを見て診断します。

治療は、炎症を抑える内服のステロイドと、菌の量を減らす抗真菌薬が中心です。喘息の吸入薬は続けながら、近年は注射の生物学的製剤(抗IgE抗体など)が使われることもあります。ステロイドを減らすと再燃しやすく、治療が長引く方が少なくありません。

一方で、「ステロイドを減らすとまた悪くなる」「痰の塊が取れない」「体重が増えて体がだるい」といった声も多く聞きます。病院の治療は続けたうえで、体の側から支える方法を探してご相談に来られる方が増えています。

※息苦しさが急に強まった、痰に血が混じる、高い熱が続く、という場合はすぐに医療機関を受診してください。

漢方での考え方|「アレルギー反応」「菌と痰」「体力」を整える

漢方では、ABPAを「アレルギーを起こしやすい体質」「肺にこもった炎症と痰」「居座る菌」「ステロイドが続くことによる体力と胃腸の消耗」が重なった状態と考えます。太陽堂ではアレルギー反応を鎮める漢方薬と、菌に働きかける漢方薬を中心に組み立てます。

症状に合わせた漢方薬(咳と痰・血痰・だるさ)の考え方は、肺アスペルギルス症のページに詳しく書いています。

漢方の見立て主な自覚症状と体質太陽堂の漢方アプローチ(働き)
アレルギー反応が起きやすい
「衛気(えき)の不足」
季節の変わり目や風邪で喘息が悪化する、花粉や鼻炎も持っている。【アレルギー反応を鎮め、体の守りを整える漢方薬】を中心に、肺の炎症を鎮める漢方薬を合わせます。
菌と色のついた痰
「痰熱(たんねつ)」
黄色や茶色の痰、痰の塊、痰を出すための咳。【菌に働きかける漢方薬】と【肺の炎症を鎮め、痰を出しやすくする漢方薬】を合わせます。
ステロイドが続く方の消耗
「気虚(ききょ)」
だるさ、食欲の乱れ、むくみ、風邪をひきやすい、眠りにくい。【体力と胃腸を支える漢方薬】で、治療を続けられる体の土台を作ります。

※漢方薬はお一人おひとりの体質に合わせてお作りします。病院でのお薬の内容をうかがったうえで、最適な組み合わせをご提案いたします。

▼ 症状別の漢方の考え方は、肺アスペルギルス症(肺真菌症)のページをご覧ください。

肺アスペルギルス症(肺真菌症)を漢方でサポート|止まらない痰と咳・血痰・息苦しさに | 新宿の漢方薬局…
痰や咳、血痰、息苦しさ、肺のカビの指摘…難治性といわれる「肺アスペルギルス症(肺真菌症)」。新宿の漢方薬局 太陽堂が、免疫の低下を最も重視した…
新宿の漢方薬局【太陽堂】

この内容以外にも「太陽堂が考える肺疾患」についてお話しを書いています。どうぞ参考にされて下さい。

太陽堂が考える肺疾患 | 新宿の漢方薬局【太陽堂】
新宿の漢方薬局「太陽堂」が肺疾患をどう考えるかをまとめたページです。肺MAC症、気管支拡張症、COPD、咳喘息、間質性肺炎など、病名ではなく「今出…
新宿の漢方薬局【太陽堂】

【薬剤師コラム①】「喘息」と「ABPA」は、痰の色で見分けます

担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)

喘息のご相談で「最近、痰が黄色くなった」「ゴムみたいな痰の塊が出る」と聞くと、ABPAの可能性をお伝えして、病院での検査をおすすめしています。透明な痰は喘息、色のついた痰は菌の関わりを疑う、というのが店頭での見分け方です。

病院のステロイドと抗真菌薬は続けていただきます。そのうえで漢方は、アレルギー反応が起きにくい体と、痰を出しやすい肺、ステロイドで乱れがちな体力と胃腸を受け持ちます。

気管支拡張症や肺MAC症を併発している方も多いので、検査結果とお薬手帳をお持ちのうえ、お気軽にご相談ください。

【薬剤師コラム②】ステロイドの減らし方は、主治医と決めてください

担当薬剤師:椙田(病院での勤務経験あり)

ABPAの治療では、ステロイドを減らす途中で再燃することがあります。「早くやめたい」というお気持ちはよく分かりますが、減らす速さとタイミングは主治医と決めることで、自己判断で減らしたりやめたりしないでください。

漢方が受け持つのは、減らしていく途中で体調を崩しにくい体づくりです。食欲と体力、眠り、風邪のひきにくさが整っていると、再燃のきっかけが減ります。

息苦しさが急に強まったとき、痰に血が混じったときは、漢方の出番ではなく受診のタイミングです。落ち着いている時期に、体づくりをご相談ください。

患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 アスペルギルス症)どうぞ参考にされて下さい。

アスペルギルス症 | 新宿の漢方薬局【太陽堂】
新宿の漢方薬局【太陽堂】

自宅でできるセルフケア・食養生

漢方薬の服用と併せて、カビを吸い込まない・アレルギー反応を起こしにくい生活を心がけましょう。

  • カビの多い場所を避ける:浴室・エアコン・加湿器の掃除、観葉植物の土や堆肥、古い畳やカーペットに注意。掃除や庭仕事ではマスクをつけましょう。
  • 吸入薬を正しく使う:吸入のあとはうがいを。使い方に不安があれば、病院や薬局で確認してもらいましょう。
  • 痰を出す習慣:水分をこまめにとり、朝と寝る前に痰を出す時間を作りましょう。
  • 風邪と乾燥を防ぐ:手洗い・うがい・加湿。風邪をきっかけに悪化しやすい病気です。
  • 食事:たんぱく質を意識し、冷たいもの・脂っこいもの・甘いものは控えめに。アレルギー体質の方は、体を冷やす食べ方を避けましょう。

よくあるご質問(FAQ)

病院のステロイドや抗真菌薬と、漢方薬は併用できますか?

はい、病院のお薬と併用して問題ありません。

病院のお薬で炎症と菌を抑えながら、漢方でアレルギー反応が起きにくい体・痰・体力の側を整えていく役割分担です。お薬手帳をお持ちください。

ステロイドをやめられるようになりますか?

ステロイドを減らすかやめるかは主治医が決めることで、「やめられます」とはお約束できません。

漢方の目標は、減らしていく途中で体調を崩しにくい体を作ることです。店頭では、喘息の悪化が減って治療が進めやすくなった方もいらっしゃいます。

気管支喘息との違いは何ですか?

大きな違いは痰の色です。喘息の痰は透明なことが多いのに対し、ABPAでは黄色や茶色の痰や、痰の塊が出ます。喘息の治療中に痰の色が変わったら、病院で血液検査(好酸球・IgE)と胸部CTを受けてください。

どのくらいの期間で変化を感じられますか?

痰の切れやすさや咳の回数、だるさの変化は、早い方で1〜3ヶ月程度で感じられることがあります。アレルギー体質の変化は、季節をまたいで半年から1年ほどかけて見ていきます。

費用はどのくらいかかりますか?

目安として、1週間あたり5,000円前後〜(1ヶ月で2万円前後から)とお考えください。相談料は無料です。

体質や組み合わせる漢方の内容によって変わるため、お作りする前に必ず金額をはっきりお伝えし、ご納得いただいてからスタートします。ご予算のご希望も遠慮なくお伝えください。

まとめ|アレルギー反応が起きにくい体を、病院の治療と一緒に作る

ABPAは、喘息にカビへのアレルギーが重なる病気です。だからこそ、炎症と菌を抑える病院の治療と、アレルギー反応が起きにくい体を作ることの両方が大切になります。

病院の治療で炎症と菌を抑えながら、漢方でアレルギー反応・肺の炎症と痰・体力を整える。

この両面からのアプローチで、喘息の悪化と痰の不安を減らし、再燃をくり返しにくい体を作っていきましょう。

一人で悩まず、新宿の漢方薬局「太陽堂」へどうぞお気軽にご相談ください。

関連するお悩み

肺アスペルギルス症(肺真菌症)
喘息
好酸球性肺炎
肺の病気の一覧

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 林 泰太郎

「学術発表 実績」 
2015年 2016年 2017年 2019年 2020年 2022年 2025年 学術発表

調剤薬局で三年、漢方薬局で三年働き
「漢方薬局 太陽堂」を開局しました。

太陽堂も10周年を迎え多くの方に活用してもらえるようになりました。

日々「一人一人の笑顔を見る為に」頑張ります。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も
勉強を積み今に至ります。

病気のお話し、漢方のお話しなど、どんな事でもご相談下さい。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 椙田 彩純

医療職の両親のもとで育ち、病院薬剤師としてキャリアをスタートしました。

西洋医学の限界にもどかしさを感じ、「薬を出し続けるのではなく、治す力を引き出したい」という想いから漢方の道へ進みます。

漢方の治癒力には驚くべき力があります。

ぜひ体験してみて下さい。

喘息・肺疾患(呼吸器疾患)
  • 肺膿瘍(肺化膿症)を漢方でサポート|痰や咳が止まらない・くり返す再発・手術は避けたい方へ
  • 侵襲性肺アスペルギルス症(IA)を漢方でサポート|病院の治療と並走する体力づくりに

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