不安神経症

コントロールが難しい不安神経症は漢方薬で改善します

  
人からどう見られているのか不安で緊張が取れない…
  
外に出ると事故にあってしまうかも… 
  
電気のスイッチを消し忘れてないか気になって頭から離れない…
  
漠然とした心配や不安が襲ってくる「不安神経症」
  
いつ、どんなキッカケで出てくるのか自分自身では分からない事も。
  
「不安神経症は漢方薬で改善します」
 

  

不安神経症の漢方薬

不安神経症は日常生活の中で「強い不安感」が生じてしまうと出てくる症状の全般を指します。
太陽堂では不安を感じる原因も踏まえ、大きく分けて
 
・精神的症状
・身体的症状
 
この2つの症状から漢方薬を考えていきます。
  

「精神的症状」が出ている方の漢方薬

不安を感じる事で最終的にたどり着きやすいのは「大丈夫かな…」「どうしたらいいのだろう…」という感情です。
そのような状態を「気・血・水」の3つに分けて漢方薬を選別していきます。
 
「不安な気持ちから行動に踏み出せない」「気にしすぎても仕方ないけど不安がグルグル回って頭から離れない」などには『気や水の巡りを整える漢方薬』を使っていく事が多く、 
「不安が強く出て怒りや恐怖の感情がでる」「考え過ぎて頭がボーっとしてしまう」などには『血の巡りを整える漢方薬』が多く選択されます。
 

「身体的症状」が出ている方の漢方薬

 不安神経症から来る身体的症状は様々であり
 
・頭痛
・めまい
・耳鳴り
・過呼吸
・動悸
・倦怠感(だるさ)
・冷えのぼせ
 
などと、多岐にわたります。
このような症状がおこる原因の多くは「自律神経の乱れ」が関係しています。
自律神経は、興奮を司る「交感神経」と鎮静を司る「副交感神経」の2つの神経から成り立っており、身体的症状が出る方の多くはこの2つの神経のバランスが乱れている傾向が見受けられます。
 
そのため、ほとんどの方に『自律神経のバランスを整える漢方薬』を使っていきます。
さらに、発生している症状によっては『身体症状を改善する漢方薬』を合わせてく事が多いです。
  

不安神経症とは

何らかの原因をキッカケとして、日常生活を送る上で「強い不安感」を漠然と持ち続けてしまう状態を指します。
全般性不安障害とも呼ばれ、主な原因は
 
・遺伝
・環境
・脳の機能
 
これらが複雑に関与する事によって発症するのではと考えられています。
 
遺伝
「両親や兄弟にも、同じように強い不安感を覚える症状が出る方」が多い傾向にあると言われています。
 
環境
「生活環境の変化」「食生活」「人間関係などのストレス」「慢性的な疲労」などが積み重なり、乱れてしまう事が主な発症の原因です。
 
脳の機能
「交感神経や大脳基底核の過活動」「大脳辺緑系の機能障害」が原因として考えられています。
 
不安神経症は感情のコントロールがとても難しく、
 
・分かっていてもイライラする、落ち着かない
・考え過ぎて眠れない、または不安が大きくて布団からも出られない
 
このような症状が周りから見ると「理性が足りない」「怠けている」などと勘違いされて捉えられてしまう事が多くあります。
その誤解が症状を進行・悪化させてしまう原因にもなるので、抱え込まずに早めの漢方相談・服用をオススメします。
 

不安神経症の症例

症例①(昭和59年生、女性)

1年前から自身の感情のコントロールが上手くできなくなり、病院で診察を受けた所「不安神経症の疑い」があると診断。
病院のお薬を飲んでいたが中々改善が見られなかったため、太陽堂にご相談に来られました。
  
症状としては「職場でのイライラ」「仕事前夜の不眠」「体温調節の不具合」などが強くあるとのこと。
  
漢方の種類としては、
  
①気の巡りを整える漢方薬
②イライラを鎮める漢方薬
  
の2種類を出させて頂きました。
  
漢方服用開始から3ヶ月、普段の生活や職場でのイライラが少なくなったと実感。
  
漢方服用開始から6ヶ月、翌日が仕事でも睡眠がとれるようになったとのこと。
体温調節も気にならなくなっていたとのことでした。
  
漢方服用開始から10ヶ月、症状はほぼなくなったので漢方量を減らして様子を見ることに。
  
漢方服用開始から1年2ヶ月、仕事が忙しくなるとイライラすることもあるが、以前のように感情がコントロールできなくなることはないとのことでした。
  
徐々にですが改善が見られて安心いたしました。
気持ちの整理も出来るようになったと大変喜ばれていました、この調子で穏やかな日々を過ごしていけるとなによりですね。
  

症例②(平成2年生 女性)

小学生の頃から話し始めの言葉に詰まる事が多く、それが原因で人と話す際に不安を感じるようになり病院を受診した所「不安神経症」と診断。
病院のお薬や治療を受けたが思うような改善が見られなかったため、太陽堂にご相談に来られました。
 
症状としては「強い不安感」「緊張に伴うのぼせ」「不眠」が気になるとのこと。
ストレスがかかると症状が強くなるとのことでした。
  
漢方の種類としては、
  
①気の発散をする漢方薬
②血の滞りを改善する漢方薬
  
の2種類を出させて頂きました。
  
漢方服用開始から1ヶ月、のぼせや不眠は改善してきたとのこと。
  
漢方服用開始から2ヶ月、不安感もだんだん取れてきたとのこと。
調子が良くなっている実感があるとのことでした。
  
まだ服用開始から日が浅いですが、効果を実感しているようで安心しました。
この調子でさらに改善が見られるとなによりですね。
 

  
Q&A(良くある質問)
  
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします
  
Q.漢方薬はどれぐらいで効果がみられるのですか?
  
A.個人差もありますが服用から2~3ヶ月で改善してくる事が多いですよ。
精神的な悩みに対して漢方薬はとても有効です。
  
Q.病院のお薬で副作用が出たのですが、漢方薬は大丈夫ですか?
  
A.病院のお薬と違い漢方薬は食品由来になります。
副作用はほとんどないのでご安心ください。(薬剤師がしっかり判断して出しています。)
  
Q.直接話すのもうまく出来るか不安でそちらに行けません…
  
A.どうしてもこちらに来られない場合はヒアリングシートにて漢方薬を出す事も可能です。
ご遠方でもご質問などにお答えしていくのでご連絡頂けたらと思います。
  
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
東京新宿の漢方薬局太陽堂のお問合せ
  

  

 
太陽堂の特徴
 
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
 
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
 
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
 
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
 
「担当薬剤師」 前原 信太郎
 
「学術発表 実績」 2017年 学術発表
 
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
 

 

 

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。