
「肝臓の中の管(胆管)に石があると言われ、右脇腹の鈍い痛みや張りが続いている…」
「突然の高熱(胆管炎)や黄疸が出て入院したが、退院後もまた繰り返さないか怖い…」
「内視鏡(ERCP)や手術で石を取ったのに、数年後にまた再発して絶望している…」
「石が肝臓の奥深くにあるため手術が難しく、経過観察と言われて不安だ…」
「お薬(ウルソなど)を飲んでいるが、石が溶けるわけではないと言われて悩んでいる…」
胆汁の通り道である「胆管」のうち、肝臓の内部に枝分かれしている細い管の中に石ができてしまう「肝内結石症(かんないけっせきしょう)」。
胆のうにできる一般的な「胆のう結石」とは異なり、石を取り除く手術や内視鏡治療が非常に難しく、「何度治療しても再発を繰り返し、そのたびに発熱(胆管炎)や痛みに苦しむ」という非常に厄介な特徴を持っています。
いつ爆発するかわからない時限爆弾を抱えているような強烈な不安から、食事を楽しむこともできず、孤独に悩まれている方が非常に多い疾患です。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、ただお薬を飲んで石が大きくなるのを待つのではなく、「なぜ肝臓の奥深くに、泥のような老廃物(石の元)が溜まり続けてしまうのか」という根本的な『老廃物と熱の停滞(湿熱)』や『血流の滞り(瘀血)』に着目し、体の内側から不要なものをスムーズに流し出し、石が育ちにくい・炎症を起こしにくい体内環境を取り戻すための体づくりを漢方でサポートいたします。
肝内結石症とは?西洋医学の限界と他疾患との違い
【太陽堂における肝内結石症の漢方サポートまとめ】
- 原因: 西洋医学では「胆汁のうっ滞や細菌感染によるビリルビン結石の形成」とされるが、漢方では根本原因を、脂っこい食事やストレスで肝臓周辺にドロドロとした熱と老廃物が滞った「肝胆湿熱(かんたんしつねつ)」や「瘀血(おけつ)」と捉える。
- アプローチ: 肝臓にこもった過剰な熱を冷まして炎症を和らげ、滞った老廃物(石の元)を穏やかに流し出す生薬を用いた煎じ薬で、根本的な体質改善を目指す。
- 目安期間: 結石の大きさや過去の再発歴によるが、早い方で数週間〜1ヶ月程度で「右脇腹の重苦しさが取れた」「胃腸の調子が良くなった」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりと発熱や痛みの不安が少ない穏やかな状態を育てていくケースが多い。
肝内結石は、成分の多くが「ビリルビンカルシウム結石」と呼ばれる泥状の石です。胆汁の流れが悪くなったり、そこに大腸菌などの細菌が感染したりすることで、少しずつ泥が固まって石へと成長していきます。
「胆のう結石」や「胆道ジスキネジア」との違い
同じように右脇腹が痛む病気でも、石ができる「場所」と「成分」が大きく異なります。
| 疾患名 | 主な症状と特徴 | 肝内結石症との違い・関係性 |
| 肝内結石症 | 右脇腹の痛み、繰り返す高熱(胆管炎)、黄疸。 | 肝臓の中に石ができます。治療が難しく、再発率が非常に高いのが特徴です。(※このページで解説しています) |
| 胆のう結石症 (一般的な胆石) | 食後の激しい右脇腹の痛み。 | 胆のうの中に石ができます。多くはコレステロール結石で、胆のうごと摘出する手術で完治が見込めます。 |
| 胆道ジスキネジア | エコー検査で異常がないのに、食後やストレス時に右脇腹が痛む。 | **石や炎症はありません。**自律神経の乱れによる筋肉の痙攣です。 ▶︎ [胆道ジスキネジアの漢方サポート詳細へ](※内部リンク) |
| 肝嚢胞・血管腫 | 無症状であることが多い。エコーで水ぶくれや腫瘍が見つかる。 | 結石ではなく、良性の水ぶくれや血管の塊です。 ▶︎ [肝血管腫・肝嚢胞の漢方サポート詳細へ](※内部リンク) |
【西洋医学(病院)での一般的な治療】
病院では、痛みがなく進行していない場合は、胆汁の流れを良くするお薬「ウルソデオキシコール酸(ウルソ)」などを飲んで経過観察となります。しかし、肝内結石(ビリルビン結石)はウルソでは溶けないことが多く、胆管炎(発熱や黄疸)を起こした場合は、内視鏡(ERCPなど)を使って石を掻き出したり、石がある肝臓の一部を切り取る手術(肝切除)が行われます。
それでも、肝臓の奥にある細い管の石をすべて取り切ることは難しく、「何度手術をしても数年でまた石ができてしまう」「抗生物質を飲んでも熱を繰り返す」といった治療の限界を感じ、漢方による根本的な体質改善を求めて来られる方が後を絶ちません。
【薬剤師コラム①】ウルソが効きにくく、再発しやすい理由
担当薬剤師:石川(調剤薬局での勤務経験あり)
「病院でウルソを何年も飲んでいますが、石は小さくならないし、また熱が出てしまいました」というご相談を非常によくお受けします。
ウルソ(ウルソデオキシコール酸)は、胆のうにできやすい「コレステロール結石」を溶かすのには有効ですが、肝内結石の主成分である「ビリルビン結石(泥状の石)」を溶かす力はほとんどありません。あくまで胆汁の流れを良くして、現状維持を目指すためのお薬なのです。
また、手術で目に見える石を取り除いても、胆管の形(細くなっている部分)や、「石を作りやすいドロドロの胆汁が出る体質」そのものが変わらなければ、当然またそこに泥が溜まって再発してしまいます。東洋医学(漢方)の役割は、まさにこの「泥が溜まりやすいジメジメとした体内環境(湿熱)」をスッキリと改善し、石が育ちにくい清らかな流れを取り戻すことにあります。
太陽堂の漢方アプローチ|肝臓の「熱」を冷まし、「濁り」を流す
東洋医学(漢方)では、肝内結石症の根本原因を、脂っこい食事やストレス、免疫低下によって肝臓周辺に熱とドロドロの老廃物がこびりついた「肝胆湿熱(かんたんしつねつ)」、古い血液が滞って石の形成を助長する「瘀血(おけつ)」、そして長期の闘病によって胃腸や体力が落ちた「脾胃虚弱(ひいきょじゃく)」と捉え、お一人おひとりの体質に合わせてアプローチします。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 右脇腹が張って重苦しい 微熱や高熱(胆管炎)を繰り返す | 肝臓にこもった炎症の熱と老廃物(肝胆湿熱) 胆汁の流れが滞り、そこに熱(炎症)が加わることで、ドロドロの老廃物(湿)が煮詰まって石となり、周辺組織にダメージを与えている状態。 | 【こもった熱を冷まし、濁りを流す漢方】 肝臓周辺にこもった過剰な熱をマイルドに冷まして炎症を鎮め、滞った老廃物(石の元となる濁り)を尿や便としてスムーズに排泄させます。 |
| 痛みがチクチク・ズキズキする 顔色が暗く、肩こりがひどい | 微細な血流の滞り(瘀血) 結石や炎症が長期間存在することで、肝臓内部の細かい血管の血流が滞り、組織が硬くなったり痛みを引き起こしたりしている状態。 | 【血流を促し、滞りをほぐす漢方】 全身の「血(けつ)」の巡りを強力に促し(活血化瘀)、滞ったしこりや緊張を内側から穏やかにほぐして痛みを和らげます。 |
| 熱を出してから体力が戻らない 食欲がなく、疲れやすい | 胃腸の弱りとエネルギー不足(脾気虚) 繰り返す発熱や抗生物質の服用により、消化吸収を担う胃腸(脾)が弱り、全身の免疫力やエネルギー(気)が落ちている状態。 | 【胃腸を助け、活力を補う漢方】 疲弊した胃腸を優しく保護し、全身にたっぷりと「気」を補給することで、感染(細菌)に負けない自己免疫の土台を育てます。 |
【薬剤師コラム②】「恐怖」を手放し、消化の力を取り戻す
担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
肝内結石症の患者様とお話ししていると、「またあの激痛と高熱が来るのではないか」という強い恐怖心から、食事を極端に制限し、食べる楽しみを失ってしまっている方が大勢いらっしゃいます。
確かに脂っこい食事は控えるべきですが、恐怖から「気」の巡りが滞ってしまう(気滞)と、かえって胆汁の流れが悪くなり、石ができやすい環境を作ってしまいます。また、食べられないことで胃腸が弱り、免疫力が落ちれば、さらに細菌感染(胆管炎)を起こしやすくなるという悪循環に陥ります。
太陽堂の漢方サポートでは、単に熱を冷ますだけでなく、「胃腸を温めて元気にする」ことをとても大切にしています。お腹が温まり、食事が少しずつ美味しく感じられるようになれば、体力が戻り、再発への過度な恐怖心も自然と薄らいでいきます。心身両面からのアプローチで、穏やかな日常を取り戻すお手伝いをいたします。
肝内結石症のお悩みを和らげる漢方サポートの症例
手術をしても再発し、「もう打つ手がない」と絶望していた方が、漢方を取り入れることで「発熱の不安がない穏やかな生活」を取り戻された事例をご紹介します。
事例① 50代女性|手術後も繰り返す「右脇腹の痛みと胆管炎」
5年前に肝内結石で肝臓の一部を切除する手術を受けましたが、最近になってまた右脇腹に重苦しい痛みが出るようになりました。エコー検査で「また細かい石が溜まり始めている」と言われ、数ヶ月に1度は高熱(胆管炎)を出して抗生物質を点滴する生活でした。「もう手術はしたくない」と強く願い、ご相談に来られました。
- お悩み: 手術後の結石再発、繰り返す胆管炎(発熱)、右脇腹の痛み。
- サポート内容: 肝臓周辺にこびりついた老廃物と熱(肝胆湿熱)と、手術後の血行不良(瘀血)と見立て、炎症の熱を強力に冷ましながら、ドロドロとした濁りをスムーズに押し流す漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 漢方を飲み始めてから便通がとても良くなり、常に右脇腹にあった「張って重たい感覚」が少しスッキリと軽くなってきました。
- 3ヶ月後: 以前なら疲れると出ていた微熱や痛みが起きなくなり、体力が戻ってきました。
- 半年後: 半年間、一度も高熱(胆管炎)を出さずに過ごせました。定期検査でも「石がこれ以上大きくなっていません。今の状態をキープしましょう」と医師から言われ、「漢方のおかげで毎日怯えずに過ごせます」と笑顔を取り戻されました。
事例② 60代男性|ウルソを飲んでも消えない「鈍痛と疲労感」
健康診断で肝内結石が見つかり、ウルソを処方されて数年が経ちます。手術をするほどではないと言われていますが、常にみぞおちから右脇腹にかけて鈍い痛みがあり、鉛のように体が重く、食欲も落ちていました。現状維持ではなく、少しでも体質を良くしたいとご来局されました。
- お悩み: ウルソだけでは良くならない鈍痛、極度の疲労感、食欲不振。
- サポート内容: 長引く不調による胃腸の弱り(脾気虚)と、微細な血流の滞り(瘀血)と見立て、まずは胃腸を助けて全身のエネルギーを底上げし、肝臓の血流を優しく促す漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 漢方を飲むとお腹がじんわり温まり、食事が少し美味しく感じられるようになってきました。
- 3ヶ月後: 胃腸が元気になったことで全身の疲労感が抜け、右脇腹の鈍痛が気にならない日が増えてきました。
- 半年後: 体重も健康的な数値に戻り、休日は趣味のゴルフに行けるほどに体力が回復。「石はまだあるのだと思いますが、体が元気になったので全く気になりません」とお喜びいただき、現在も体調管理のために服用を継続されています。
関連するお悩み(肝臓・胃腸・疲労の不調)
肝内結石症は、肝臓局所の問題だけでなく、全身の巡りや胃腸の働き、免疫力と深く関わっています。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。
- [胆道ジスキネジア(右脇腹の痛み・痙攣)の漢方サポート](※内部リンクを設定)
- [胆嚢摘出後症候群(術後の下痢・不調)の漢方サポート](※内部リンクを設定)
- [脂肪肝・NASH(肝臓の代謝低下)の漢方サポート](※作成されていれば内部リンクを設定)
- [慢性疲労症候群・副腎疲労(抜けない疲れ)の漢方サポート](※内部リンクを設定)
肝内結石症・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
特にお問い合わせの多い内容を、担当薬剤師の石川がお答えいたします。
Q. 病院で処方されているお薬(ウルソや抗生物質など)と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?
A. はい、もちろん併用可能です。病院の西洋薬で胆汁の流れを助けたり、急性期の感染(細菌)を抑え込んだりしながら、並行して漢方薬で「石の元となる老廃物が溜まりにくい、炎症が起きにくい体質づくり」を行うのは非常に理にかなった理想的なアプローチです。お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。
Q. 漢方薬を飲めば、肝内結石は完全に溶けてなくなりますか?
A. 肝内結石(ビリルビンカルシウム結石)は石灰化して硬くなっていることが多く、漢方薬だけで完全に溶かしてゼロにすることをお約束するものではありません。漢方の最大の目的は、石を無理に溶かすことではなく、「これ以上石を大きくさせない」「泥状の老廃物を流す」「胆管炎(発熱や痛み)を起こしにくい平和な体内環境を作ること」です。結果として、生活の質(QOL)は劇的に向上します。
Q. 漢方薬を飲み始めて、どのくらいで痛みが和らぎますか?
A. 炎症の度合いや胃腸の状態によりますが、早い方であれば数週間〜1ヶ月程度で「右脇腹の重だるさが抜けた」「お通じが良い」「疲れにくくなった」といった全身のサイン(老廃物が流れ始めた兆し)を先に感じられる方が多いです。発熱や痛みの不安がない状態がしっかりと定着するには、数ヶ月〜年単位でじっくりと腰を据えて取り組むことをお勧めしています。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(胃腸・自律神経の不調)
胆嚢摘出後症候群の不調は、胃腸の弱りや自律神経の緊張、ストレスと深く関わっています。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




