過換気症候群

過換気症候群は漢方薬で治ります。

 
突然呼吸が早くなり、息が吸えなくなり…
 
不安や恐怖感が強くなりパニックになる…
 
過呼吸でしびれ・めまいがする…
 
ストレス社会の近年、「過換気症候群」で悩んでいる方は増えています。
 
不安や恐怖感から「ストレス」に繋がり症状が出ている方も多いですよ。
 
「過換気症候群を漢方薬で改善しましょう。」

 

過換気症候群の漢方薬

呼吸回数が通常よりも多くなってしまい「手足にしびれ」「筋肉のけいれん」が出てしまうのが「過換気症候群」になります。
 
太陽堂では「ストレス」が一番の原因と考え、「ストレス」を東洋学的にお話すると
 
「気毒」(動悸や不安症などの症状)
「血毒」(イライラが止まらないなどの症状)
「水毒」(眠れない・疲れやすいなどの症状)
 
の3つに分けて合う漢方薬を探していきます。
 
この中でも「気毒」が一番の原因と考えられる「過換気症候群」「気を発散する漢方薬」「気の上衝を抑える漢方薬」を使う事が多いです。
 
また「動悸」「不安」が酷い場合は「気の詰まりを改善する漢方薬」「水の巡りを良くする漢方薬」を併用していきます。
 
過換気症候群の場合は「気毒」を改善しながら、「症状に合わせて」漢方薬を出す事が大事です。
 

過換気症候群とは

脳によってコントロールされている「呼吸」「ストレス」などの原因により乱れてしまう病気です。
 
パニック障害と併発されている方も多く、男女比では女性に多くなっています。
  
過換気症候群の症状としては、
 
・息をしにくい、息苦しい
・呼吸がはやい、胸が痛い
・めまいや動悸
 
などの症状が出ます。

また呼吸が浅くなる事で「しびれ」「筋肉のけいれん」「手が収縮して固まる(硬直)」などの症状も…
 
病院としては「紙袋再呼吸法」「行動療法」・お薬としては「抗不安薬」などを使っていますが、症状の改善が見られない方も多くなっています。
 
また「抗不安薬」「脳に影響を与えるお薬」の為、副作用も強く一日中意識がもうろうとしている方も…(起きているのか寝ているのかわからない・一日中眠くなると訴える方も多いです。)

過換気症候群の症例

症例①(昭和55年生、女性)

急に息が詰まる・息が吸えないという諸症状が気になるようになり病院に行った所、「過換気症候群」と診断。
症状が酷くなってきたのでこちらにご相談に来られました。
 
症状としては「息苦しさ」「動悸」「めまい」などが気になるとの事。
ストレスを感じる時は特に突然不安を感じ、息苦しくてどうしていいかわからなくなるとの事でした。
 
漢方の種類としては、
 
①気の詰まりを改善する漢方薬
②気の発散をする漢方薬
 
の2種類を併用して出させて頂きました。
 
漢方服用開始から2ヶ月、不安に感じることが少なくなっているとの事。
息苦しく感じることも減っているとの事でした。
 
漢方服用開始から5ヶ月、一度だけ呼吸の仕方がわからなくなったことがあったとの事。
その時以外は不安もなく元気に過ごせていたとの事でした。
 
漢方服用開始から10ヶ月、不安・息苦しさ・めまいなどの症状も調子が良いので「気の詰まりを改善する漢方薬・気の発散をする漢方薬」ともに半分の量まで落としました。
 
漢方服用開始から1年6ヶ月、調子良い期間が長く続いたため、今回で治療終了。
不安もなく調子良く過ごせているとの事でした。
 
順調に改善が見られ安心いたしました。
引き続きこの調子で、症状が出ることなく過ごせると何よりですね。
 

症例②(昭和50年生 女性)

1年前にストレスにより諸症状が出てきた為、病院に行った所「過換気症候群」と診断。
最近になり症状が酷くなってきた為、こちらに相談に来られました。
 
症状としては「動悸」「不安」「息苦しさ」が気になるとの事。
特に息苦しさが酷く、日に何度か息苦しくて倒れそうになるとの事でした。
 
漢方の種類としては、
 
①気の上衝を抑える漢方薬
②水の滞りを改善する漢方薬
 
の2種類を組み合わせて出させて頂きました。
 
漢方服用開始から3ヶ月、息苦しくなることが減り、体調が良くなっているとの事。
順調に改善が見られているとの事でした。
 
漢方服用開始から6ヶ月、動悸がすることも少なくなり、不安感も減っているとの事。
息苦しさも少なくなり調子が良い日が増えているとの事でした。
 
漢方服用開始から8ヶ月、調子が良い為「気の上衝を抑える漢方薬・水の滞りを改善する漢方薬」ともに半分の量まで落としました。
 
漢方服用開始から1年3ヶ月、症状も全くなく体調良く過ごせているとの事で今回で治療終了。
順調に改善が見られました。
 
調子の改善が見られているようで安心しました。
引き続きこの調子で過ごせると何よりですね。
 

 
症例・漢方治療歴に他の患者様の症例ものっています。 どうぞ参考にされて下さい。
症例・漢方治療歴 過換気症候群
 

 

 
Q&A(良くある質問)
 
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします
 
Q.漢方薬がストレスに効くイメージがわかないのですが…
 
A.精神的な悩みは漢方薬こそ効果の高い疾患になります。
病院のお薬で良くならない方も改善している事が多いですよ。
 
Q.病院のお薬で副作用が出たのですが、漢方薬は大丈夫ですか?
 
A.病院のお薬と違い漢方薬は食品由来になります。
副作用はほとんどないのでご安心ください。(薬剤師がしっかり判断して出しています。)
 
Q.病院の漢方薬・市販薬を飲んだ事があるのですが何が違いますか?
 
A.病院の漢方薬との違いは「生薬の質」「煎じ薬」を扱える点です。
煎じ薬を使うと効果は高く、早い方は1ヶ月から3ヶ月ほどで症状の変化を感じる方もいらっしゃいます。
 
Q.外に出るのが怖くてそちらに行けません…
 
A.どうしてもこちらに来られない場合はヒアリングシートにて漢方薬を出す事も可能です。
ご遠方でもご質問などにお答えしていくのでご連絡頂けたらと思います。
 
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
東京新宿の漢方薬局太陽堂のお問合せ
 

 

 
太陽堂の特徴
 
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
 
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
 
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
 
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
 
「担当薬剤師」 前原 信太郎
 
「学術発表 実績」 2017年 学術発表
 
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
 

 

 

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。