
「突然、呼吸が早くなり、息が吸えなくなる」
「手足がしびれて、このまま死ぬんじゃないかと怖い」
「ストレスがかかると、すぐに息苦しくなる」
過換気症候群(過呼吸)は、呼吸のリズムが崩れ、体内のバランスが一気に乱れることで起こる症状です。
「精神的なもの」「気にしすぎ」と言われることもありますが、漢方では「気(エネルギー)の逆流」や「自律神経の誤作動」という明確な原因があると考えます。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、発作を一時的に止めるだけでなく、「なぜ呼吸が乱れてしまうのか?」という根本原因(体質)を改善し、二度と発作に怯えない体作りをサポートします。
過換気症候群の漢方薬
過呼吸になってしまう原因は、単なる「ストレス」だけではありません。
太陽堂では、体質を以下の3つのタイプ(毒)に分けて、最適な漢方薬を選定します。
・「気毒」(動悸や不安症などの症状)
・「血毒」(イライラが止まらないなどの症状)
・「水毒」(眠れない・疲れやすいなどの症状)
1. 「気毒(きどく)」タイプ(パニック併発型)
最も多いタイプです。 不安や緊張、ストレスが引き金となり、お腹にあるべき「気」が胸や喉へ一気に突き上げてしまう状態(気逆)です。
- 漢方薬: 「気を発散する漢方薬」や「気の上衝を抑える漢方薬」を使います。
2. 「血毒(けつどく)」タイプ(イライラ・ホルモン型)
生理前や更年期、カッと怒った時などに発作が出やすいタイプです。 血の巡りが悪く、のぼせや頭痛を伴うのが特徴です。
- 漢方薬: 体のこもった熱を冷まし、「血流を整える漢方薬(駆瘀血剤など)」を使います。
3. 「水毒(すいどく)」タイプ(めまい・気象病型)
雨の日や台風の時、乗り物に乗った時に息苦しくなるタイプです。 体内の余分な水が、呼吸器や三半規管に影響を及ぼします。
- 漢方薬: 水の巡りを整える漢方薬を使い水の流れを整えます。
特に多い「気毒(パニック併発)」タイプ
過換気症候群の多くは、①の「気毒」が関わっています。
「動悸」や「不安」が酷い場合は「気の詰まりを改善する漢方薬」、「水の巡りを良くする漢方薬」を併用していきます。
過換気症候群の場合は「気毒」を改善しながら、「症状に合わせて」漢方薬を出す事が大事です。
私の息苦しさはどれ?(パニック障害・不安神経症との違い)
「過呼吸」は単独で起きることもあれば、他の病気の一部として現れることもあります。
ご自身の症状がどこに当てはまるか、確認してみましょう。
| 病名 | 主な症状 | 特徴 |
| 過換気症候群 (過呼吸) | 呼吸が早くなる、手足のしびれ、硬直(テタニー) | 「息を吸いすぎる」身体の状態そのものを指します。ストレスや緊張が引き金になります。 |
| パニック障害 | 激しい動悸、めまい、「死ぬかもしれない」という恐怖 | 突然の発作に加え、「また起きたらどうしよう」という予期不安が強く、電車などに乗れなくなることがあります。 |
| 不安神経症 (全般性不安障害) | 漠然とした不安、イライラ、不眠、疲れやすい | 発作のような爆発的な症状よりも、理由のはっきりしない不安がダラダラと長く続くのが特徴です。 |
※過換気症候群は、パニック障害の発作中に「症状の一つ」として併発することが非常に多いです。
過換気症候群とは
脳(延髄)によってコントロールされている「呼吸」が、ストレスや不安などの原因により乱れてしまい、必要以上に息を吸いすぎてしまう病気です。
几帳面な方や、心配性の方、若い女性に多く見られます。
なぜ「息苦しい」と感じるのか?
息を「吸いすぎる」ことで、体内の二酸化炭素が減りすぎ、血液がアルカリ性に傾きます。
すると血管が収縮し、酸欠のような状態になるため、脳が勘違いして「もっと吸わなきゃ!」と指令を出してしまい、悪循環に陥ります。
- 呼吸器症状: 息苦しい、息が吸えない、胸が痛い
- 神経症状: 手足のしびれ、筋肉の硬直(テタニー)、めまい、ふらつき
「紙袋(ペーパーバッグ法)」は注意が必要です
昔は「紙袋を口に当てて呼吸する」という方法が推奨されていましたが、現在は推奨されていません。
酸素不足になりすぎて窒息したり、もし心臓や肺の病気だった場合に悪化させたりするリスクがあるためです。
発作が起きた時は、紙袋は使わず、「吸うこと」よりも「ゆっくり息を吐くこと」に意識を集中させましょう。
過換気症候群の症例
症例①(昭和55年生、女性)
急に息が詰まる・息が吸えないという諸症状が気になるようになり病院に行った所、「過換気症候群」と診断。
症状が酷くなってきたのでこちらにご相談に来られました。
症状としては「息苦しさ」、「動悸」、「めまい」などが気になるとの事。
ストレスを感じる時は特に突然不安を感じ、息苦しくてどうしていいかわからなくなるとの事でした。
漢方の種類としては、
①気の詰まりを改善する漢方薬
②気の発散をする漢方薬
の2種類を併用して出させて頂きました。
漢方服用開始から2ヶ月、不安に感じることが少なくなっているとの事。
息苦しく感じることも減っているとの事でした。
漢方服用開始から5ヶ月、一度だけ呼吸の仕方がわからなくなったことがあったとの事。
その時以外は不安もなく元気に過ごせていたとの事でした。
漢方服用開始から10ヶ月、不安・息苦しさ・めまいなどの症状も調子が良いので「気の詰まりを改善する漢方薬・気の発散をする漢方薬」ともに半分の量まで落としました。
漢方服用開始から1年6ヶ月、調子良い期間が長く続いたため、今回で治療終了。
不安もなく調子良く過ごせているとの事でした。
順調に改善が見られ安心いたしました。
引き続きこの調子で、症状が出ることなく過ごせると何よりですね。
症例②(昭和50年生 女性)
1年前にストレスにより諸症状が出てきた為、病院に行った所「過換気症候群」と診断。
最近になり症状が酷くなってきた為、こちらに相談に来られました。
症状としては「動悸」、「不安」、「息苦しさ」が気になるとの事。
特に息苦しさが酷く、日に何度か息苦しくて倒れそうになるとの事でした。
漢方の種類としては、
①気の上衝を抑える漢方薬
②水の滞りを改善する漢方薬
の2種類を組み合わせて出させて頂きました。
漢方服用開始から3ヶ月、息苦しくなることが減り、体調が良くなっているとの事。
順調に改善が見られているとの事でした。
漢方服用開始から6ヶ月、動悸がすることも少なくなり、不安感も減っているとの事。
息苦しさも少なくなり調子が良い日が増えているとの事でした。
漢方服用開始から8ヶ月、調子が良い為「気の上衝を抑える漢方薬・水の滞りを改善する漢方薬」ともに半分の量まで落としました。
漢方服用開始から1年3ヶ月、症状も全くなく体調良く過ごせているとの事で今回で治療終了。
順調に改善が見られました。
調子の改善が見られているようで安心しました。
引き続きこの調子で過ごせると何よりですね。
Q&A(良くある質問)
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします。
漢方薬がストレスに効くイメージがわかないのですが…
精神的な悩みこそ、漢方の得意分野です。
「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉がある通り、漢方では「心」と「体」は繋がっていると考えます。体の緊張を解き、気の巡りを良くすることで、自然と心もリラックスできるようになります。
病院のお薬(抗不安薬)を飲んでいます。漢方は大丈夫ですか?
併用して問題ありません。 病院のお薬と漢方薬は作用の仕方が違うため、併用可能です。
漢方薬は食品(生薬)由来ですので、依存性や強い副作用の心配もほとんどありません。薬剤師が飲み合わせを確認しますのでご安心ください。
病院の漢方薬・市販薬とは何が違いますか?
「生薬の質」と「選定力」が違います。
太陽堂では、効果の高い「煎じ薬(せんじぐすり)」を中心にお出ししています。 また、同じ過呼吸でも「気毒」なのか「水毒」なのかによって薬は全く異なります。
独自の「糸練功」で、あなたにピッタリ合うものを選べるのが専門薬局の強みです。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




