脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)は漢方薬で改善が可能です。
鼻の周りや髪の生え際が赤くなってかゆい…
頭皮のかゆみやフケも気になる…
毎日続く赤味やヒリヒリが辛い…
顔の赤みで人目も気になる脂漏性(しろうせい)皮膚炎
「脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)を漢方薬で改善しましょう。」
脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)の漢方薬
脂漏性皮膚炎は、皮脂の過剰分泌や真菌(カビ)が原因で発症するため、「脂の代謝」と「真菌(カビ)の除去」が改善の重要なポイントになります。
そのため、脂の代謝を正常にする場合には「血流を整える漢方薬」や「解毒作用のある漢方薬」を、
真菌の過剰増殖には「菌を除去する漢方薬」を、
さらにお悩みの多い、顔や頭皮の赤みには「清熱作用のある漢方薬」を使っていきます。
脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)とは
鼻の周辺や頭皮など「皮脂の分泌が多い場所」を中心に起こる皮膚症状を指します。
はっきりした原因は分かっていませんが「皮脂の過剰分泌」が大きな要因と考えられています。
皮脂の過剰分泌に繋がる原因としては
・食事や生活習慣の乱れ
・ストレス
・男性ホルモンの過剰分泌
などがあり、近年では「食の欧米化」や「ホルモンバランスの乱れ」から女性にも増えてきています。
脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)の症状
初期の症状としては、頭皮のフケが少し出る程度になります。
悪化してくると
・頭皮の赤み
・赤ら顔
・湿疹
・かゆみ
などの症状が出てきます。
発症部位は、
・頭皮
・顔
・鼻の周り
・耳の後ろ
・わきの下
など皮脂分泌の多い場所に出来やすいです。
赤くなることが多く、皮膚がはがれてしまいます。(頭皮の場合はフケとなり出てきます。)
ステロイド、抗真菌剤の副作用…
病院では「ステロイド剤」や「抗真菌剤」などを使うことが多いです。
「ステロイド」は、抗炎症作用(炎症を鎮める作用)が強い反面、「免疫を落とす」・「皮膚を薄くしてしまう」などの副作用もあります。
皮膚が薄くなることで、症状が悪化することも…。
また、「ステロイド」はお肌の調子が良い時にも使い続けることで皮膚細胞のバランスを乱し、血管が皮膚の表面に出てくることで「赤ら顔」になってしまいます。
「抗真菌外用剤」はマラセチアという真菌の増殖を抑えることができますが、肌を良い状態に保つために必要な真菌まで死滅させてしまうことがあるので、注意が必要です。
脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)の症例
症例①(平成2年生 男性)
10年ほど前に病院で脂漏性皮膚炎と診断。
病院でのお薬、他店での漢方薬を試したが改善が見られない為こちらに相談に来られました。
症状としては、目の周りや鼻の横・頬が赤く痒みがあるとの事。
特に寒い所から暖かい所に入ると赤味が増すとおっしゃっていました。
漢方の種類としては、
①清熱・解毒作用のある漢方薬
②菌を除去する漢方薬
③血流改善の漢方薬(寒い所から暖かい所に入ると赤味が増す事から)
の3種類の漢方薬を出させて頂きました。
漢方服用開始から2ヶ月、痒みが止まっているとの事。
漢方服用開始から6ヶ月、痒み・赤味ともにほとんど症状がないとの事。
出来やすかった口内炎もできなくなったとおっしゃっていました。
漢方服用開始から10ヶ月、調子に変わりなく良い状態が続いているそうです。
漢方服用から2ヶ月で改善が見られ始めた患者さんになります。
現在も体質改善に向け服用中です。
症例②(昭和11年生 女性)
3年ほど前に皮膚の調子が悪いので病院に行った所、脂漏性湿疹(脂漏性皮膚炎)と診断。
症状が酷くなってきた為、こちらに相談に来られました。
症状としては口の周りの「赤味」、「湿疹」とおっしゃっていました。
痒みに関してはほとんどないとの事。
漢方の種類としては「清熱・解毒作用のある漢方薬」を1種類出させて頂きました。
漢方服用開始から3ヶ月、赤味が大分引いてきたとの事。
調子は良いとおっしゃって頂けました。
漢方服用開始から6ヶ月、赤味・湿疹共になくなったとの事。
別の症状が気になるとの事で6カ月で漢方服用を終了した方になります。
湿疹に関してはその後も悪化することなく過ごしているとおっしゃって頂けました。
Q&A(良くある質問)
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします
Q.病院のお薬で治らなかったのに漢方薬で治りますか?
A.漢方薬で症状の改善が見られている方が多いです。
原因を特定することで体質改善。さらに再発予防も可能です。
Q.原因がわからないのですが、それでも大丈夫ですか?
A.お身体の状態やヒアリングシートの内容から漢方薬を選んでいきます。
こちらで症状に合う漢方薬を選ぶので安心してください。
Q.病気が発症してから長いですが、治りますか?
A.かかっている期間が長いとその分時間がかかる可能性はあります。
ただ長いから治らないという事はないのでご安心ください。
Q.漢方薬のお値段はどのくらいですか?
A.ご希望される生薬や状態によって異なりますが、1週間あたり5000円前後が目安になっております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
「担当薬剤師」 前原 信太郎
「学術発表 実績」 2017年 学術発表
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。