
「数日の間に急に視力が落ちて、視界の真ん中が暗く見えなくなってしまった…」
「目を動かすと、目の奥にズキッとした強い痛みを感じて怖い…」
「病院でステロイドパルス療法を受けたが、まだかすみが残っていて不安だ…」
「多発性硬化症(MS)などの難病が背景にあると言われ、再発しないか毎日怯えている…」
「ステロイドを減量すると再燃してしまうため、根本的な体質から変えていきたい…」
目から入った映像を脳に伝えるケーブルの役割を果たす「視神経」に強い炎症が起こり、急激な視力低下や視野の欠損、目の奥の痛みを引き起こす「視神経炎(ししんけいえん)」。
ある日突然「目が見えなくなるかもしれない」という強烈な恐怖に襲われる病気です。病院の治療で急性の炎症を抑えた後も、「本当に視神経は元に戻るのか」「また再発するのではないか」という拭いきれない不安を抱え、精神的にも深く疲弊されている方が非常に多い疾患です。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、強いステロイドで炎症を抑え込む治療だけに頼るのではなく、「なぜ目の奥の神経に過剰な熱(炎症)が起こり、修復が遅れているのか」という根本的な『肝火(かんか)』や『血流の滞り(瘀血)』に着目し、体の内側から神経に栄養を届け、再発しにくい穏やかな体内環境を取り戻すための体づくりを漢方で優しくサポートいたします。
視神経炎とは?西洋医学の限界と他疾患との違い
【太陽堂における視神経炎の漢方サポートまとめ】
- 原因: 西洋医学では「自己免疫の異常による神経の炎症(脱髄など)」とされるが、漢方では根本原因を、上半身に過剰な熱がこもった「肝火上炎(かんかじょうえん)」や、神経に栄養を届ける血流の滞り「瘀血(おけつ)」の乱れと捉える。
- アプローチ: 目の奥の熱を冷まして炎症の火種を鎮め、神経の修復を助ける血流を促す生薬を用いた煎じ薬で根本的な体質改善を目指す。
- 目安期間: 神経のダメージ具合によるが、平均して数ヶ月〜年単位で「視界のかすみが和らいだ」「再発の不安が減った」と改善が見られるケースが多い。
視神経炎は、自分の免疫が誤って視神経を覆っているカバー(髄鞘:ずいしょう)を攻撃してしまう自己免疫の異常が主な原因です。
原因不明(特発性)の単発で終わることもありますが、「多発性硬化症(MS)」、「視神経脊髄炎(NMOSD)」、「MOG抗体関連疾患」といった再発を繰り返す難病の一症状として現れることも多く、しっかりとした検査と経過観察が必要です。
「緑内障」や「眼精疲労」との違い
視力低下や目の痛み、視野の欠けを伴う疾患はいくつかありますが、原因とアプローチが異なります。
| 疾患名 | 主な症状と特徴 | 視神経炎との違い・関係性 |
| 視神経炎 | 急激な視力低下、目を動かした時の目の奥の痛み。中心が暗く見える。 | 数日〜数週間の短い期間で急激に悪化し、炎症を伴うのが特徴です。 |
| 緑内障 | 何年もかけてジワジワと視野が欠けていく。 | 眼圧などにより視神経がダメージを受けますが、急激な視力低下や痛みはありません。 |
| 眼精疲労 (VDT症候群) | 目の奥の重痛さ、夕方のかすみ、肩こり。 | 目の筋肉の疲労です。視神経炎のような「中心が真っ暗になる」ほどの視野障害は起きません。 |
| 飛蚊症 | 黒い虫や糸くずが飛んで見える。 | 硝子体の濁りです。視神経の炎症とは関係ありません。 |
【西洋医学(病院)での一般的な治療】
眼科や脳神経内科では、強い炎症を早急に抑えるため、入院による「ステロイドパルス療法(大量のステロイド点滴)」が第一選択となります。重症例や再発例では、血漿交換療法や免疫抑制剤が使われることもあります。
ステロイドは急性の火事(炎症)を消し止めるのに絶大な効果を発揮しますが、「焼け跡の神経を修復する薬」や「再発を根本から防ぐ体質改善薬」ではありません。 そのため、退院後もかすみや視野の欠けが後遺症として残ったり、ステロイドを減量する過程で再燃してしまうことに深く悩まれる方が少なくありません。
【薬剤師コラム①】ステロイド治療の後の「神経の修復」
担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)
「ステロイドパルスを終えて炎症は治まったと言われましたが、まだ視界がぼやけて色が薄く見えます。このままずっと治らないのでしょうか?」というご相談を非常によくお受けします。
ステロイドは、燃え盛る家に水をかけて火事を消し止める強力な「消火剤」です。しかし、火事が消えた後、焦げて傷ついた柱や壁(視神経)を自動的に元通りにしてくれるわけではありません。神経の修復には、ご自身の体が持つ「回復力(血流や栄養)」が不可欠です。
しかし、大病の後や強いお薬を使った後は、体全体が疲弊し、神経に栄養を届ける力が落ちてしまっています。東洋医学では、火種(熱)がくすぶっていないかを確認しながら、傷ついた神経にたっぷりの「血(けつ)」を届けることで、回復に向けた土台づくりを力強くサポートします。
太陽堂の漢方アプローチ|神経の「熱」を冷まし、「血」を巡らせる
東洋医学(漢方)では、視神経炎の根本原因を、
強いストレスや免疫の乱れによって目の奥に過剰な熱がこもった「肝火上炎(かんかじょうえん)」
神経に栄養を届ける血流の滞り「瘀血(おけつ)」
大元の潤いと栄養が枯渇した「肝腎陰虚(かんじんいんきょ)」
と捉え、お一人おひとりの病期(急性期後か、慢性期か)に合わせてアプローチします。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 目を動かすと奥が痛む 再発の不安(火種)が消えない | 目の奥にこもった激しい熱(肝火上炎・熱毒) 自律神経の乱れなどにより、体内の過剰な熱(火)が上へ上へと昇り、目の奥の神経に炎症の火種を作っている状態。 | 【こもった熱を冷まし、火種を消す漢方】 上半身に昇った熱を穏やかに下ろし、視神経に鬱滞した微細な炎症(熱毒)を内側からマイルドに鎮火させます。 |
| 視界がかすむ・色が薄く見える 視野の欠損が少し残っている | 血流の滞りと神経の栄養不足(瘀血・血虚) 炎症によって神経の周囲に古い血液が滞り、組織の修復に必要な新鮮な酸素と栄養(血)が隅々まで届いていない状態。 | 【血流を促し、神経の修復を助ける漢方】 滞った「血(けつ)」をサラサラと流し、傷ついた視神経にたっぷりと栄養を届け、本来の働きを取り戻しやすい環境を育てます。 |
| ステロイド治療で体が疲弊している 極度のドライアイや全身の倦怠感 | 全身の潤いとエネルギーの枯渇(肝腎陰虚・気虚) 激しい炎症と強いお薬の負担によって、体を潤す冷却水(陰)と生命力(気)が干上がり、回復力が落ちている状態。 | 【たっぷりと潤いと活力を補う漢方】 体に「陰(潤い)」をしっかりと補給して乾燥から目を守り、疲弊した全身の活力を底上げする土台づくりを行います。 |
【薬剤師コラム②】神経の回復には「時間と血流」が必要
担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
視神経炎を発症された患者様は、「本当にこのまま失明してしまうのではないか」という言葉に尽くせないほどの恐怖を体験されています。そのため、退院後も少しでも目にかすみを感じると、極度のパニックに陥ってしまうことがあります。
まずお伝えしたいのは、「神経細胞の修復には、数ヶ月から年単位の時間がかかる」ということです。皮膚のすり傷が数日で治るのとは違い、一度ダメージを受けた視神経が繋がり直すには、焦らずにじっくりと時間をかける必要があります。
東洋医学において、神経を養うのは「血(けつ)」です。目の奥という非常に細い血管が密集する場所に、良質な血を持続的に送り込み続けることが最大の回復サポートになります。不安で張り詰めた心を漢方で優しく解きほぐしながら、焦らず一歩ずつ、クリアな視界への回復を一緒に目指していきましょう。
視神経炎のお悩みを和らげる漢方サポートの症例
ステロイド治療後の後遺症や、再発の恐怖に深い不安を抱えていた方が、漢方を取り入れることで「安心できるクリアな視界」を取り戻された事例をご紹介します。
事例① 30代女性|特発性視神経炎の「治療後の残るかすみ」
ある日突然、左目の視力がガクッと落ち、中心が暗く見えなくなりました。慌てて大学病院に入院し、ステロイドパルス療法を受けて炎症は治まりました。しかし退院後も、「視界全体に白いモヤがかかったようなかすみ」が残り、色が薄く見えてしまいます。「これ以上は自然回復を待つしかない」と言われ、少しでも早く良くしたいとご相談に来られました。
- お悩み: ステロイド治療後の視界のかすみ、色覚異常、神経回復への不安。
- サポート内容: 炎症後の組織の修復不足(血虚・瘀血)と見立て、目の奥の血管まで血流を促し、神経に栄養(血)を送り込む漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 漢方を飲み始めてから、目の奥にあった重だるい疲労感が抜け、夕方に見えにくくなる症状がマシになってきました。
- 3ヶ月後: 視界にかかっていた白いモヤが少しずつ晴れてきて、「赤や青の色の違い」がはっきりと分かるようになってきました。
- 半年後: 視力が発症前の状態までほぼ回復し、かすみも気にならなくなりました。「元の視界に戻って本当にホッとしました」と涙ぐんでお喜びいただき、無事に服用終了(卒業)となりました。
事例② 40代女性|再発を繰り返す「目の奥の痛みと恐怖」
数年前に視神経炎を発症し、その後、右目と左目で交互に再発を繰り返しています(MOG抗体関連疾患の疑い)。ステロイドを内服して減量していくと、途中でまた「目を動かした時の奥の痛み」が走り、再燃してしまいます。ステロイドからどうしても離脱できず、根本的な体質改善を求めてご来局されました。
- お悩み: 視神経炎の頻回な再発、ステロイド依存、目の奥の痛み。
- サポート内容: 体の奥深くにくすぶり続ける炎症の火種(熱毒)と、大元の免疫を支える「肝腎」の弱りと見立て、①こもった熱を冷ます漢方薬、②全身の潤いとバリア機能(陰)を育てる漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 2ヶ月後: 目を動かした時に時々感じていた「ズキッとする嫌な痛み」が起こらなくなり、精神的な恐怖心が和らいできました。
- 半年後: 病院の医師と相談しながらステロイドを慎重に減量していますが、これまで再燃していたラインを越えても、炎症のサインが出なくなりました。
- 1年後: 無事にステロイドの内服をゼロにすることができました。その後も再発の気配はなく、視界もクリアに保てています。「やっと不安のない日常を取り戻せました」と大変喜ばれ、現在も再発予防のために漢方を継続されています。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 眼科疾患)
どうぞ参考にされて下さい。
視神経炎・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
病院のステロイド薬(プレドニンなど)や免疫抑制剤と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?
はい、もちろん併用可能です。
病院の強いお薬で過剰な自己免疫の暴走を抑え込みながら、並行して漢方薬で「神経の修復に必要な血流を促し、再発しにくい体質づくり」を行うのは非常に理想的なアプローチです。
お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。
「視野の欠け」が後遺症として残ってしまったのですが、漢方で治りますか?
神経のダメージ(萎縮)が固定化してしまっている部分を完全に元通りにすることは、西洋医学でも漢方でも難しいのが現実です。
しかし、漢方で血流を促し、生き残っている神経細胞が最大限働きやすい環境を整えることで、「視界のかすみが取れて見やすくなった」「進行が止まっている」と実感される方は多くいらっしゃいます。
漢方薬を飲み始めて、どのくらいで変化を感じられますか?
症状の深さによりますが、早い方であれば1~3ヶ月程度で「目の奥の重痛さが減った」「目の疲れにくさを感じる」といった変化を先に実感される方が多いです。
神経の修復が進み、かすみや再発の不安がない状態が定着するには、数ヶ月〜年単位でじっくりと腰を据えて取り組むことをお勧めしています。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(目・自律神経の不調)
視神経炎からの回復は、目だけの問題ではなく、全身の免疫バランスや血流、自律神経と深く関わっています。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。





