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翼状片を漢方で|目の充血・ゴロゴロ感や、手術後の再発予防に

2026 7/16
眼科疾患
2026年3月1日2026年7月16日
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  3. 翼状片を漢方で|目の充血・ゴロゴロ感や、手術後の再発予防に

「白目の部分から、黒目に向かって三角形の膜のようなものが伸びてきて怖い…」
「常に目が充血していてゴロゴロし、人と話す時に目元を見られるのが苦痛だ…」
「眼科でステロイドの目薬をもらったが、根本的に膜が消えるわけではないと言われた…」
「『黒目の中心まで伸びたら手術』と言われたが、目にメスを入れるのが恐ろしい…」
「手術で取っても再発しやすいと聞き、自分の体質から変えていきたい…」

白目(結膜)の組織が異常に増殖し、黒目(角膜)に覆いかぶさるように伸びてくる「翼状片(よくじょうへん)」。

初期は見た目の充血やゴロゴロとした異物感が主な症状ですが、進行して瞳の真ん中まで膜が伸びてくると、乱視がひどくなったり視力が低下したりする恐れがあります。

眼科で「手術」を勧められても、目の手術に対する強い恐怖心や、「若い人ほど再発しやすい」という事実から、どうすべきか深く悩まれている方が非常に多い疾患です。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、ただ手術のタイミングを待ったり、一時的な目薬で炎症を抑えたりするのではなく、「なぜ目に過剰な組織が育ってしまうのか」という根本的な『目にこもった熱(肝熱)』や『血流の滞り(瘀血)』に着目し、体の内側から異常な増殖を落ち着かせ、再発しにくいクリアな目元を取り戻すための体づくりを漢方で優しくサポートいたします。

目次

翼状片とは?西洋医学の限界と他疾患との違い

【太陽堂における翼状片の漢方サポートまとめ】

  • 漢方での原因の捉え方:西洋医学では「紫外線などの刺激による結膜の異常増殖」とされるが、東洋医学では根本原因を、目と繋がる臓器に熱がこもった「肝熱(かんねつ)」や、古い血液や老廃物が目に滞った「瘀血(おけつ)」、目の潤い不足である「陰虚(いんきょ)」と捉える。
  • 太陽堂のアプローチ:目薬だけに頼るのではなく、目にこもった熱を冷まして炎症を鎮め、滞った血流をスムーズに流すオーダーメイドの煎じ薬で、異常な組織が育ちにくい体内環境(体質)づくりをサポート。
  • 取り組む期間の目安:進行具合や体質によるが、早い方で1~3ヶ月程度で「目の充血が引いてきた」「ゴロゴロ感がマシになった」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりと進行や再発の不安が少ない状態を育てていくケースが多い。

翼状片の明確な原因は解明されていませんが、長年の「紫外線」の曝露や、ホコリ、風などの物理的な刺激が関与していると考えられています。そのため、屋外での仕事(農業や漁業など)を長くされている方や、サーフィンなどのスポーツをされる方に多く見られます。

「白内障」や「瞼裂斑(けんれつはん)」との違い

目に白い濁りや膜ができる疾患はいくつかありますが、発生する場所や原因が異なります。

疾患名主な症状と特徴翼状片との違い・関係性
翼状片白目から黒目に向けて、三角形の肉のような膜が伸びてくる。結膜(白目)の異常増殖が角膜(黒目)に侵入する病気です。(※このページで解説しています)
瞼裂斑
(けんれつはん)
黒目の横の白目が、黄色く盛り上がる。翼状片の初期段階と似ていますが、黒目の中には侵入してきません。
白内障視界全体が白くかすむ、まぶしい。目の中のレンズ(水晶体)が白く濁る病気であり、外から膜が張るわけではありません。
ドライアイ目の乾き、ショボショボ感。目の潤い不足です。翼状片があると涙の層が不安定になり、ドライアイを合併しやすくなります。
ドライアイ

【西洋医学(病院)での一般的な治療】

眼科では、初期の充血や異物感に対しては、炎症を抑える「ステロイド点眼薬(フルメトロンなど)」や、炎症を和らげる「非ステロイド性点眼薬」が処方されます。しかし、点眼薬で伸びてきた膜を消す(治す)ことはできません。

膜が黒目の中心に近づき、乱視が強くなったり視力が下がったりした場合は「手術」となります。単純に切り取るだけでは再発率が50%近くと高いため、現在は切り取った部分に正常な結膜を移植する「有茎結膜弁移植術」などが主流ですが、それでも若い方ほど再発のリスクは残ります。

【薬剤師コラム①】「再発」という手術のジレンマ

担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)

「手術で綺麗に取ってもらったのに、数年でまた同じところから膜が伸びてきました」というご相談を非常によくお受けします。

翼状片の手術は、視力を守るためには欠かせない素晴らしい技術です。しかし、翼状片を「雑草」に例えるなら、手術は伸びた草を根元から刈り取る作業です。土壌(体質)に「熱」や「血の滞り」といった、雑草が育ちやすい環境が残ったままであれば、しばらくするとまた新たな草が生えてきてしまうのです。

特に、細胞の働きが活発な若い世代(30代〜50代)ほど再発しやすい傾向があります。東洋医学では、ただ手術をして終わりにするのではなく、「目に余分な組織を育ててしまう根本的な体質(熱と瘀血)」を内側から整えることで、再発を防ぐための強固な土台づくりをご提案しています。

太陽堂の漢方アプローチ|目にこもる「熱」を冷まし、「血流」を促す

東洋医学(漢方)では、翼状片が育ってしまう根本原因を、

ストレスや生活習慣で目に過剰な熱がこもった「肝熱(かんねつ)」
目に古い血液や老廃物が滞った「瘀血(おけつ)」
目を潤して守る冷却水が不足した「陰虚(いんきょ)」

と捉え、お一人おひとりの体質に合わせてアプローチします。

お悩みのタイプ漢方的な見立て太陽堂の漢方アプローチ(働き)
目が常に赤く充血している
イライラしやすく、ストレスが多い
目にこもった炎症の熱(肝熱・肝火上炎)
東洋医学では「目は肝の窓」と言います。ストレスなどで「肝」にこもった過剰な熱が、上に昇って目を真っ赤に充血させている状態。
【こもった熱を冷まし、炎症を鎮める漢方】
肝に鬱滞した熱を穏やかに冷まし(清肝明目)、充血や不快な炎症を内側からマイルドに落ち着かせます。
膜がジワジワと厚く大きくなる
肩こりや頭痛、目の奥の痛みがある
血流の滞りと老廃物の蓄積(瘀血)
目の細かい血管の血流が滞り、行き場を失った老廃物や古い血液が「異常な組織(翼状片)」として塊を作っている状態。
【血流を促し、滞りを流す漢方】
滞った「血(けつ)」をスムーズに流して巡りを整え、異常な増殖の元となる塊を散らす(活血化瘀)サポートを行います。
目がゴロゴロする・乾きやすい
夕方になると目がかすむ
目の潤い不足と微熱(肝腎陰虚)
目を栄養し、潤すための水分や血液(陰)が不足し、乾燥による摩擦熱が結膜を刺激して異常増殖を促している状態。
【たっぷりと潤いを補給する漢方】
体内に「陰(潤い)」をしっかりと補い、目にたっぷりと栄養を届けることで、みずみずしく健やかな瞳の環境を育てます。

【薬剤師コラム②】目は「肝(かん)」を映す鏡

担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)

東洋医学には「肝は目に開竅(かいきょう)する」という言葉があります。これは、目の健康状態は五臓の「肝(自律神経や血流をコントロールする働き)」と直結しているという意味です。

強いストレスを感じたり、目を酷使したり、睡眠不足が続いたりすると、「肝」はダメージを受けて熱を持ちます。その熱が煙のように上へ昇り、出口である「目」に症状として現れるのが、充血や翼状片といったトラブルなのです。

そのため、太陽堂の漢方サポートでは、目薬のように外から目にだけアプローチするわけではありません。

「最近、イライラしていませんか?」「睡眠はとれていますか?」と全身の状態をお伺いし、大元の「肝」を優しく整えることを最重要視しています。大元が整えば、目は自然と健やかな状態へと向かっていきます。

翼状片のお悩みを和らげる漢方の症例

「手術をしたくない」「再発が怖い」と深い不安を抱えていた方が、漢方を取り入れることで「充血のない穏やかな日常」を取り戻された事例をご紹介します。

事例① 40代男性|手術は避けたい「進行する膜と充血」

数年前から白目に膜のようなものができ、徐々に黒目に向かって伸びてきました。眼科で翼状片と言われ、「黒目にかかってきたら手術ですね」と言われましたが、目にメスを入れるのが怖くてたまりません。常に目が充血しており、仕事中もゴロゴロとした異物感が気になってご相談に来られました。

  • お悩み: 翼状片の進行への恐怖、慢性的な充血、目のゴロゴロ感。
  • サポート内容: ストレスによる目にこもった熱(肝熱)と、血行不良による組織の増殖(瘀血)と見立て、①目にこもった熱を冷ます漢方薬、②目の血管まで血流を促す漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 漢方を飲み始めてから、夕方になるとひどくなっていた目の充血がマシになり、白さが戻る時間が増えてきました。
    • 3ヶ月後: 目のゴロゴロ感(異物感)が和らぎ、目薬をさす回数が減りました。
    • 半年後: 眼科の定期検診で、「膜の進行が止まっていますね。充血も取れて綺麗です」と言われ、手術の予定は一旦白紙になりました。「精神的にもすごく楽になりました」と喜ばれ、現在も進行予防のために服用を継続されています。

事例② 30代女性|手術後、わずか2年で「再発した翼状片」

20代後半で翼状片の手術を受けましたが、数年経ってまた同じ場所にポツッと膜ができ始めました。「若いから再発しやすい」と言われていましたが、何度も手術をするのは辛く、体質から変えたいとご来局されました。ドライアイも併発しており、常に目がショボショボしていました。

  • お悩み: 手術後の再発、ドライアイ、見た目のコンプレックス。
  • サポート内容: 目の極度な潤い不足(陰虚)と、滞った血流(瘀血)と見立て、目に潤いと栄養を補給し、異常な組織の増殖を抑え込む漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 目のショボショボとした乾燥感が和らぎ、視界がクリアになる感覚が出てきました。
    • 3ヶ月後: 新しくでき始めていた小さな膜の周囲の「赤み(炎症)」が引き、目立たなくなってきました。
    • 半年後: ドライアイの症状が改善し、膜の成長も完全にストップしています。再発の恐怖に縛られることなく、人と目を合わせて話せる自信を取り戻され、無事に服用終了(卒業)となりました。

患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 眼科疾患)
どうぞ参考にされて下さい。

症例-眼科疾患 | 新宿の漢方薬局【太陽堂】
新宿の漢方薬局【太陽堂】

翼状片・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)

眼科のステロイド点眼薬と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?

はい、もちろん併用可能です。

病院の目薬で外側から強い炎症を抑えつつ、漢方薬で「内側から目に熱がこもりにくい体質づくり」を行うのは非常に理想的なアプローチです。

漢方で体内環境が整ってくれば、眼科医と相談しながら目薬の頻度を減らしていくことが期待できます。お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。

漢方薬を飲めば、すでに大きく伸びてしまった膜(翼状片)は消えますか?

漢方薬は魔法のお薬ではないため、すでに黒目の中心まで厚く伸びてしまった組織を「完全に消し去る」ことは難しい場合があります(物理的に視力を邪魔している場合は、眼科での手術をお勧めします)。

しかし、漢方で目にこもった熱や瘀血を流すことで、「進行を抑える」「充血やゴロゴロ感を和らげる」、そして何より「手術後の再発を防ぐ土台を作る」ことは十分に可能です。

漢方薬を飲み始めて、どのくらいで変化を感じられますか?

目の炎症の強さによりますが、早い方であれば1~3ヶ月程度で「目の赤み(充血)が引いた」「ゴロゴロ感が減った」「ドライアイがマシになった」といった変化を先に感じられる方が多いです。

異常な増殖が起こりにくい健やかな目の環境が定着し、進行の不安がなくなるには、数ヶ月〜年単位でじっくりと腰を据えて取り組むことをお勧めしています。

その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(目・自律神経の不調)

翼状片は、目だけの問題ではなく、全身の血流や肝(自律神経)の働きと深く関わっています。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。

ドライアイ
自律神経失調症
眼瞼痙攣
慢性疲労症候群(CFS)

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 前原 信太郎

「学術発表 実績」 
2017年 2021年 2025年 学術発表

調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 林 泰太郎

「学術発表 実績」 
2015年 2016年 2017年 2019年 2020年 2022年 2025年 学術発表

調剤薬局で三年、漢方薬局で三年働き
「漢方薬局 太陽堂」を開局しました。

太陽堂も10周年を迎え多くの方に活用してもらえるようになりました。

日々「一人一人の笑顔を見る為に」頑張ります。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も
勉強を積み今に至ります。

病気のお話し、漢方のお話しなど、どんな事でもご相談下さい。

眼科疾患
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