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境界型糖尿病(糖尿病予備軍)を漢方で|HbA1c高め・本格化を防ぐ体づくり

2026 7/18
生活習慣病 腎臓・心臓(循環器疾患)
2026年4月1日2026年7月18日
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  3. 境界型糖尿病(糖尿病予備軍)を漢方で|HbA1c高め・本格化を防ぐ体づくり

「健康診断でHbA1cが高め(6.0〜6.4%)と言われ、糖尿病予備軍だと指摘された…」

「病院では『食事と運動に気をつけて経過観察』と言われただけで、具体的な治療がなく不安だ…」

「糖質制限を頑張っているのに、次の検査で数値が下がっておらずモチベーションが下がる…」

「食後に異常な眠気やだるさがあり、血糖値スパイクが起きている気がする…」

「本格的な糖尿病になって、一生薬を飲み続ける生活になるのだけはどうしても避けたい…」

健康診断で「空腹時血糖値が少し高い」「HbA1cが基準値をわずかに超えている」と指摘される状態。本格的な糖尿病とは診断されないものの、正常でもないこのグレーゾーンを「境界型糖尿病(糖尿病予備軍)」と呼びます。

西洋医学では、この段階ではお薬(血糖降下薬)は処方されず、基本的には「生活習慣の改善による経過観察」となります。しかし、患者様にとっては「どうすれば数値が下がるのか分からない」「食事制限ばかりでストレスが溜まる」というジレンマに陥り、結局何もしないまま数年後に本格的な糖尿病へと進行してしまうケースが後を絶ちません。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、ただ不安なまま検査の日を待つのではなく、「なぜ糖をうまく処理できなくなってきたのか」という根本的な『代謝の低下(脾気虚)』や『老廃物の蓄積(痰湿)』に着目し、体の内側から糖を燃やせる力(代謝)を引き上げ、本格的な病気への進行を未然に防ぐための体づくりを漢方でサポートいたします。

目次

境界型糖尿病とは?西洋医学の限界と他疾患との違い

【太陽堂における境界型糖尿病(予備軍)の漢方サポートまとめ】

  • 原因: 西洋医学では「インスリン抵抗性の初期段階や分泌遅延」とされるが、漢方では根本原因を、糖をエネルギーに変える胃腸の働きが落ちた「脾気虚(ひききょ)」や、代謝の低下で老廃物が溜まった「痰湿(たんしつ)」と捉える。
  • アプローチ: 胃腸を元気にして糖の代謝(燃焼)力を底上げし、体内に滞った余分な濁りを流し出す生薬を用いた煎じ薬で、本格化を防ぐ根本的な体質改善を目指す。
  • 目安期間: 予備軍の期間や食生活によるが、早い方で数週間〜1ヶ月程度で「食後の異常な眠気が取れた」「体が軽い」と感じ、数ヶ月〜半年でじっくりと、HbA1cが安定しやすい穏やかな代謝環境を育てていくケースが多い。

境界型糖尿病は、空腹時の血糖値が110〜125mg/dL、またはHbA1cが6.0〜6.4%程度の状態を指します。必要に応じて「経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)」が行われ、食後の血糖値の下がり具合をチェックされることもあります。

「正常」や「本格的な糖尿病」との違い

血糖値の異常は、進行度合いによってリスクやアプローチが大きく変わります。

状態主な数値と特徴境界型糖尿病との違い・関係性
正常型空腹時血糖値 110mg/dL未満、HbA1c 6.0%未満。インスリンが正常に働き、糖がスムーズに細胞に吸収されている状態です。
境界型糖尿病
(糖尿病予備軍)
HbA1c 6.0〜6.4%。食後の血糖値が下がりにくい。糖を処理する力が落ちてきた「未病」の段階です。(※このページで解説しています)
2型糖尿病
(本格的な発症)
HbA1c 6.5%以上。喉の渇きや頻尿などの自覚症状が出ることも。すでに飲み薬やインスリン治療が必要な状態です。
▶︎ [糖尿病・血糖値の総合漢方サポートへ](※内部リンク)
糖尿病神経障害
(合併症)
手足のジンジン・ピリピリとしたしびれ。糖尿病が進行し、血管がボロボロになった結果起こる合併症です。
▶︎ [糖尿病神経障害(しびれ)の漢方サポートへ](※内部リンク)

【西洋医学(病院)での一般的な対応】

病院で境界型と診断された場合、基本的には「食事指導(糖質制限やカロリー制限)」と「運動指導」のみが行われます。よほど肥満が強い場合などを除き、メトホルミンなどの血糖降下薬は処方されません。

しかし、「糖質を減らしているのに数値が改善しない」「食後の異常な眠気(血糖値スパイク)が辛い」といったお悩みを抱え、「薬が出るまで悪化するのを待つしかないのか」と焦りを感じて、漢方による根本的な代謝アップを求めてご来局される方が非常に多い領域です。

【薬剤師コラム①】「予備軍だからまだ大丈夫」の大きな罠

担当薬剤師:石川(調剤薬局での勤務経験あり)

「先生に『まだ薬を飲むレベルじゃないから経過観察で』と言われたので、少しホッとしています」とおっしゃる方がいます。しかし、西洋医学的な観点から見ると、これは少し危険な考え方です。

実は、境界型糖尿病の段階ですでに「インスリン抵抗性(インスリンが効きにくい状態)」は始まっており、食後の高血糖(血糖値スパイク)によって、細い血管へのダメージは水面下で着実に進行しています。実際、境界型の方でも動脈硬化が進み、心筋梗塞などのリスクが高まることが分かっています。

東洋医学では、病気が本格化する前のこの時期を「未病(みびょう)」と呼び、最も治療効果が出やすく、健康な状態に引き返せるラストチャンスだと考えます。お薬が出ない経過観察の期間こそ、漢方で「糖を燃やせる体質」へと根本から作り変える絶好のタイミングなのです。

太陽堂の漢方アプローチ|糖の「代謝」を上げ、「老廃物」を流す

東洋医学(漢方)では、境界型糖尿病(予備軍)の根本原因を、糖をエネルギーに変換する胃腸の力が低下した「脾気虚(ひききょ)」、代謝しきれなかった糖や脂質がドロドロの老廃物として溜まった「痰湿(たんしつ)」、そしてストレスによって自律神経が乱れ、暴飲暴食を招く「肝気鬱結(かんきうっけつ)」と捉え、お一人おひとりの体質に合わせてアプローチします。

お悩みのタイプ漢方的な見立て太陽堂の漢方アプローチ(働き)
食後に異常な眠気やだるさが襲う
疲れやすく、手足が冷えやすい
糖の代謝低下とエネルギー不足(脾気虚)
食べたものをエネルギー(気)に変換する胃腸(脾)の働きが落ち、糖が血液中に留まったまま、細胞がエネルギー不足を起こしている状態。
【胃腸を助け、代謝を底上げする漢方】
胃腸の働きを優しく高め、糖を細胞内にしっかりと取り込んで「燃やす」ための代謝エンジンを内側から活発にします。
肥満気味で体重が落ちない
体が重だるく、むくみやすい
不要な老廃物と濁りの停滞(痰湿)
代謝の低下により、処理しきれなかった糖や脂肪分が「ドロドロのゴミ(痰湿)」として体内に溜まり、血流や代謝をさらに邪魔している状態。
【水はけを良くし、濁りを流す漢方】
胃腸の働きを助けて脂質・糖質代謝を上げ、体内に滞った余分な老廃物(痰湿)を尿や便としてスッキリと排泄させます。
ストレスを感じると甘いものをドカ食いする
イライラしやすく、肩こりが強い
自律神経の過緊張と気の滞り(肝気鬱結)
精神的なストレスにより、自律神経(肝)が緊張して胃腸の働きを乱し、結果として無性に甘いものを欲してしまう状態。
【緊張を解き、気を巡らせる漢方】
張り詰めた神経を優しく解きほぐし(疏肝理気)、ストレスによる異常な食欲を穏やかに鎮めて、食事制限をサポートします。

【薬剤師コラム②】「甘いものがやめられない」のは意志の弱さではない

担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)

「予備軍と言われたので糖質を控えないと…と思っているのに、夕方になるとどうしても甘いものが食べたくなり、自己嫌悪に陥ります」とご相談される方が多くいらっしゃいます。

東洋医学では、これは決して「あなたの意志が弱いから」とは考えません。胃腸(脾)の働きが弱っていると、食べたものから十分にエネルギー(気)を作り出すことができません。すると体は「エネルギーが足りない!早く吸収できる甘いものを入れてくれ!」と脳に強力なSOSサインを送ります。これが異常な甘味欲求の正体です。

太陽堂の漢方サポートでは、食欲を無理やり抑え込むのではなく、「食べたものをきちんとエネルギーに変えられる胃腸(脾)を作る」ことを目指します。胃腸が元気になり、体にエネルギー(気)が満ちてくると、不思議なことにあんなに欲しかった甘いものへの執着がスッと消えていくのです。

境界型糖尿病のお悩みを和らげる漢方サポートの症例

「食事制限だけでは限界だった」と焦っていた方が、漢方を取り入れることで「代謝が上がり、HbA1cが改善した日常」を取り戻された事例をご紹介します。

事例① 40代男性|糖質制限しても下がらない「HbA1c 6.3%」

会社の健康診断でHbA1cが6.3%になり、「来年さらに上がったら糖尿病の薬を出します」と医師に言われました。焦ってご飯やパンを減らす糖質制限を始めましたが、半年後の検査で数値は全く変わらず。仕事中の異常な眠気とだるさも取れず、「自分の体質では無理なのか」とご相談に来られました。

  • お悩み: 下がらないHbA1c、食事制限の限界、食後の異常な眠気、だるさ。
  • サポート内容: 糖をエネルギーに変える力の低下(脾気虚)と、老廃物の蓄積(痰湿)と見立て、まずは胃腸を元気にして代謝のエンジンをかけ、体内のドロドロを流し出す漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 漢方を飲み始めてからお通じが非常に良くなり、食後に襲ってきていた「気絶するような眠気」が劇的に減りました。
    • 3ヶ月後: 代謝が上がったことで、過度な糖質制限をやめても体重が自然と落ち始め、体がとても軽く動くようになりました。
    • 半年後: 血液検査でHbA1cが5.8%の正常値まで低下。医師から「見事に予備軍を脱出しましたね」と褒められ、「漢方で代謝を上げることの大切さが身に沁みました」と大変喜ばれ、無事に服用終了(卒業)となりました。

事例② 50代女性|ストレスからのドカ食いと「糖尿病への恐怖」

親族に糖尿病が多く、自分もHbA1cが6.1%と高めになってきました。気をつけなければと思うものの、仕事や更年期のストレスが重なると、どうしても夜に甘いものや炭水化物をドカ食いしてしまいます。「このままでは本格的な糖尿病になってしまう」と強い不安と自己嫌悪を抱えてご来局されました。

  • お悩み: ストレスによる過食、HbA1c高め、糖尿病への遺伝的不安、更年期。
  • サポート内容: ストレスによる自律神経の過緊張(肝気鬱結)と、それによる胃腸機能の乱れと見立て、まずは張り詰めた神経をリラックスさせ、異常な食欲を自然に鎮める漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 漢方を飲むと胸のつかえが取れてリラックスできるようになり、夜中に甘いものを探してしまう衝動がグッと減りました。
    • 3ヶ月後: 睡眠の質も上がり、日中のイライラが解消。暴飲暴食をしなくなったことで、胃もたれや肩こりもスッキリと取れました。
    • 半年後: 定期検査でHbA1cが5.9%に改善。「無理に我慢している感覚がなく、自然と食生活が整いました」と笑顔を取り戻され、現在も体調管理とアンチエイジングのために服用を継続されています。

境界型糖尿病・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)

特にお問い合わせの多い内容を、担当薬剤師の石川がお答えいたします。

Q. 病院では薬が出ませんでしたが、漢方薬だけでも始められますか?

A. はい、もちろんです。むしろ「病院でお薬が出ない経過観察の期間(未病の段階)」こそ、漢方サポートを始める最も最適なタイミングです。病気が本格化して手遅れになる前に、「代謝を上げる」「糖を燃やせる体を作る」という東洋医学の最大の強みを活かすことができます。

Q. 漢方薬を飲んでいれば、甘いものを食べてもHbA1cは下がりますか?

A. 漢方薬は魔法の薬ではないため、暴飲暴食や過剰な糖質摂取をなかったことにはできません。漢方で代謝が上がっても、処理能力を超える糖が毎日入ってくれば、当然また数値は上がってしまいます。「腹八分目」と「適度な運動」は体質改善のベースとなります。ただし、漢方を飲むことで胃腸が整うと「異常な甘味欲求」が自然と減るため、食事コントロールが以前よりもずっと楽になると実感される方が多いです。

Q. 漢方薬を飲み始めて、どのくらいで数値に変化が現れますか?

A. HbA1cは「過去1〜2ヶ月の血糖値の平均」を反映する数値であるため、漢方を飲み始めてすぐに数値が激変することはありません。まずは「食後の異常な眠気が取れる」「だるさが抜ける」「お通じが良くなる」といった全身のサイン(代謝が上がった兆し)が現れます。その後、数ヶ月かけて徐々に血液検査の数値が安定していくケースが一般的です。

その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(代謝・肥満・血流の不調)

境界型糖尿病(予備軍)は、血糖値だけの問題ではなく、全身の代謝や脂質バランス、自律神経と深く関わっています。より具体的なご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。

[慢性疲労症候群(エネルギー不足)の漢方サポート](※作成されていれば内部リンクを設定)

[糖尿病・血糖値(本格的な発症後)の総合漢方サポート](※内部リンクを設定)

[脂質異常症(高コレステロール・中性脂肪)の漢方サポート](※内部リンクを設定)

[脂肪肝・NASH(代謝の低下・肥満)の漢方サポート](※作成されていれば内部リンクを設定)

胆嚢ポリープ・肝血管腫(老廃物の蓄積)
脂肪肝
高血圧に伴う随伴症状
更年期障害

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 石川 満理奈

薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。

より患者さんの体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ入りました。

少しでもお力添えできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 林 泰太郎

「学術発表 実績」 
2015年 2016年 2017年 2019年 2020年 2022年 2025年 学術発表

調剤薬局で三年、漢方薬局で三年働き
「漢方薬局 太陽堂」を開局しました。

太陽堂も10周年を迎え多くの方に活用してもらえるようになりました。

日々「一人一人の笑顔を見る為に」頑張ります。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も
勉強を積み今に至ります。

病気のお話し、漢方のお話しなど、どんな事でもご相談下さい。

生活習慣病 腎臓・心臓(循環器疾患)
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