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全身性エリテマトーデス(SLE)を漢方でサポート|ステロイド減薬の不安と抜けない倦怠感に

2026 7/18
自己免疫疾患(膠原病・甲状腺疾患)
2026年3月1日2026年7月18日
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「顔に赤い発疹(蝶形紅斑)が出て、全身性エリテマトーデス(SLE)と診断されてショックを受けている…」

「ステロイド(プレドニン)の量が多く、ムーンフェイスや体重増加など外見の変化が辛い…」

「プラケニルやベンリスタなどの薬を使っているが、鉛のようなだるさや関節痛がスッキリ抜けない…」

「薬を減らそうとすると微熱が出たり数値が悪化したりして、一生このままかと不安になる…」

「日光に当たると悪化すると言われ、外出が怖くなり、気分も落ち込んでしまう…」

本来は細菌などの外敵から体を守るはずの免疫システムが、何らかの理由で暴走し、自分自身の皮膚、関節、腎臓などの全身の臓器を攻撃してしまう指定難病「全身性エリテマトーデス(SLE)」。

20代〜40代の若い女性に多く発症し、症状が良くなったり(寛解)、また悪くなったり(再燃)を繰り返すのが特徴です。

病院では、免疫の暴走を抑えるためにステロイドや免疫抑制剤、最近ではプラケニル(ヒドロキシクロロキン)やベンリスタ、サフネローといった生物学的製剤などの新しい治療が普及し、多くの方が日常生活を送れるようになっています。

しかし、命を守るために不可欠な治療である一方で、「若い女性にとってあまりにも残酷な副作用(外見の変化、脱毛、感染症の不安)」や、「薬で数値は落ち着いているのに、異常な倦怠感や微熱がいつまでも取れない」といった現実に直面し、孤独に深く悩まれている方が非常に多い疾患です。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、ステロイドをただ忌み嫌うのではなく、「なぜ免疫が暴走し、全身に過剰な熱(炎症)がこもり続けているのか」という根本的な『潤いの枯渇(陰虚火旺)』や『生命力の消耗(気血両虚)』に着目し、体の内側から免疫バランスを整え、ステロイドをスムーズに減らしていくための強固な土台づくりを漢方でサポートいたします。

目次

全身性エリテマトーデス(SLE)とは?西洋医学の限界と他疾患との違い

【太陽堂における全身性エリテマトーデス(SLE)の漢方サポートまとめ】

  • 原因: 西洋医学では「抗核抗体などの自己抗体による全身の臓器への炎症」とされるが、漢方では根本原因を、免疫の暴走と薬の負担で潤いが干上がった「陰虚火旺(いんきょかおう)」や、全身のエネルギーが枯渇した「気血両虚(きけつりょうきょ)」と捉える。
  • アプローチ: 体にこもった過剰な熱(炎症の元)を穏やかに冷まし、枯渇した潤いと活力をたっぷりと補う生薬を用いた煎じ薬で、根本的な体質改善を目指す。
  • 目安期間: ステロイドの量やSLEの活動性によるが、早い方で数週間〜1ヶ月程度で「異常なだるさが抜けた」「よく眠れる」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりと、減薬しても再燃しにくい穏やかな状態を育てていくケースが多い。

SLEは、血液検査で「抗核抗体」や「抗dsDNA抗体」などが陽性となり、全身の様々な場所に症状が現れるのが特徴です。

「ループス腎炎」や「関節リウマチ」との違い

同じ自己免疫疾患でも、症状が強く出ている部位によってアプローチが異なります。

疾患名主な症状と特徴SLEとの違い・関係性
全身性エリテマトーデス
(SLE)
蝶形紅斑(顔の赤い発疹)、関節痛、発熱、強い倦怠感、脱毛など全身症状。全身の自己免疫疾患の代表です。症状が多岐にわたります。(※このページで解説しています)
ループス腎炎尿たんぱく、血尿、むくみ。SLEの合併症として起こる。SLEの炎症が**「腎臓」**に強く出ている状態です。腎臓を保護する特別なアプローチが必要です。
▶︎ [ループス腎炎の漢方サポート詳細へ](※内部リンク)
関節リウマチ手足の小さな関節が対称的に腫れて痛む。朝のこわばり。関節の破壊が主症状です。SLEの関節痛はリウマチほど骨の破壊は起きにくいとされます。
▶︎ [関節リウマチの漢方サポート詳細へ](※内部リンク)
慢性疲労症候群検査で異常はないが、鉛のようなだるさが長期間続く。SLEの初期症状として倦怠感が現れることもあります。
▶︎ [慢性疲労症候群の漢方サポート詳細へ](※内部リンク)

【西洋医学(病院)での一般的な治療】

SLEの治療は飛躍的に進歩しており、基本薬である「プラケニル(ヒドロキシクロロキン)」をはじめ、炎症を抑える「ステロイド(プレドニゾロン)」や免疫抑制剤(セルセプト等)、さらに最近では特定の免疫物質を抑える「ベンリスタ」や「サフネロー」といった生物学的製剤が使われるようになりました。

これにより、生存率や予後は劇的に改善しましたが、それでも「薬を減らすとすぐに熱や紅斑が再燃してしまう」「数値は良いと言われるのに、体がだるくて仕事や家事ができない」というQOL(生活の質)の低下に苦しむ方が少なくありません。西洋薬で抑えきれない「未病の不調」を根本から整えるために、漢方薬局へとご相談に来られる方が後を絶たないのです。

【薬剤師コラム①】ステロイドの「減薬」を成功させるための土台づくり

担当薬剤師:石川(調剤薬局での勤務経験あり)

「先生の指示通りにプレドニンを減らしているのに、5mgや10mgの壁が越えられず、また発疹や関節痛が出て振り出しに戻ってしまいます」というご相談を非常によくお受けします。

ステロイドや免疫抑制剤、生物学的製剤は、暴走している免疫細胞を「強力に押さえつけるフタ」の役割を果たします。フタをしている間は炎症は治まりますが、体の内側で「免疫が暴走しやすい体質(熱や滞り)」そのものが変わっていなければ、薬(フタ)を減らした途端にまた炎症が吹き出してしまうのは当然です。

東洋医学(漢方)の役割は、西洋薬がフタをしてくれている間に、「内側の過剰な熱を冷まし、免疫が暴走しない平和な体内環境(土台)を作っておくこと」です。漢方でこの土台がしっかりと出来上がっていれば、医師の指導のもとでステロイドを減らしていった際にも、再燃(リバウンド)しにくい状態を目指すことができるのです。

太陽堂の漢方アプローチ|過剰な「熱」を冷まし、「活力」を補う

東洋医学(漢方)では、SLEの根本原因を、免疫の過剰な攻撃とステロイドの影響によって体を潤し冷ます冷却水が干上がった「陰虚火旺(いんきょかおう)」、長期の闘病とストレスで生命力そのものが低下した「気血両虚(きけつりょうきょ)」、そして微細な血管の炎症による血行不良「瘀血(おけつ)」と捉え、病気の活動期か寛解期かに合わせてアプローチを変化させます。

お悩みのタイプ・時期漢方的な見立て太陽堂の漢方アプローチ(働き)
【ステロイド服用中・減薬期】
不眠、イライラ、手足のほてり
顔の赤い発疹(蝶形紅斑)
潤いの枯渇と過剰な熱(陰虚火旺・血熱)
SLE自体の熱と、強力なステロイドの影響で、体内の「陰(潤い)」が極度に不足し、不自然な熱(虚熱)が暴走している状態。
【たっぷりと潤いを補給し、熱を冷ます漢方】
体に「陰」を補給してステロイドの副作用(ほてりや不眠など)を和らげ、血液の熱をマイルドに冷まして紅斑を鎮めます。
【慢性期・数値安定時】
数値は良いのに極度にだるい
抜け毛が多い、少し動くと疲れる
生命力と栄養の深刻な低下(気血両虚)
長期間の病気とお薬の負担によって、全身のエネルギー(気)と栄養(血)が大きく消耗し、細胞が栄養失調に陥っている状態。
【胃腸を温め、活力をチャージする漢方】
疲弊した胃腸を優しく立て直し、全身にたっぷりと「気」と「血」を補給することで、日々の活力を取り戻し、抜け毛などを防ぎます。
【関節痛・微熱がある時】
指や手首の関節が痛む
あざができやすい、冷えが強い
微小血管の血流の滞り(瘀血・気滞)
ストレスや炎症によって微小な血管の血流が滞り、関節組織が酸欠を起こして痛みを発している状態。
【血流を促し、滞りを掃除する漢方】
全身の「血(けつ)」の巡りを強力に促し(活血化瘀)、関節にこびりついた滞りをサラサラと流して痛みを和らげます。

【薬剤師コラム②】SLEの「倦怠感」は怠けではなく、正当なSOS

担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)

SLEの患者様が最も苦しまれる症状の一つが、外からは全く分からない「鉛のような倦怠感」です。血液検査の数値が良くなると、周囲からは「もう治ったんでしょ?」「怠けているだけじゃないの」と誤解され、精神的に深く傷ついてしまう方が大勢いらっしゃいます。

東洋医学では、この強い倦怠感は決して気の持ちようではなく、「体を動かすための『気(エネルギー)』が文字通り底を突いている正当なSOSサイン」だと捉えます。気が足りないのに無理をして動こうとすれば、体はさらに悲鳴を上げ、病気が再燃するきっかけ(引き金)を作ってしまいます。

太陽堂の漢方サポートでは、まず「あなたは怠けているのではありません。エネルギーが足りないだけですよ」とお伝えし、疲弊しきった心と体に優しくエネルギー(気血)を注ぎ込むことから始めます。「漢方を飲んでから、朝スッキリ起きられるようになった」と活力が戻ってきた時、体は自然と免疫のバランスを取り戻していくのです。

SLEのお悩みを和らげる漢方サポートの症例

「薬を減らすと再燃する」「だるくて動けない」と苦しんでいた方が、漢方を取り入れることで「再燃せずに減薬でき、穏やかな日常」を取り戻された事例をご紹介します。

事例① 30代女性|ステロイド減薬時の「紅斑の再燃と関節痛」

数年前にSLEと診断され、プレドニンとプラケニルで治療中。プレドニンを10mgから7.5mgに減らそうとすると、決まって顔に赤い発疹(蝶形紅斑)が出て微熱が続き、指の関節が痛み出して、また薬を増やされるということを繰り返していました。「ムーンフェイスも辛いし、一生この薬をやめられないのか」と絶望してご相談に来られました。

  • お悩み: ステロイド減薬の失敗(再燃)、蝶形紅斑、関節痛、将来への不安。
  • サポート内容: 炎症を抑え込むための冷却水が不足した状態(陰虚火旺)と、血液の熱(血熱)と見立て、体にたっぷりの潤いを補い、血液にこもった微細な熱を穏やかに冷ます漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 漢方を飲み始めてから、夜中の手足のほてりがマシになり、朝起きた時の「関節のこわばり」が少し軽くなってきました。
    • 3ヶ月後: 顔の赤みがスッキリと引き、主治医の判断で再びプレドニンの減量にチャレンジすることになりました。
    • 半年後: 以前は再燃してしまった「7.5mg」の壁を、今回は発熱や紅斑を出さずに無事にクリアできました。「漢方で体の土台を作っておいたおかげです」と安心され、現在もさらなる減薬を目指して服用を継続されています。

事例② 20代女性|ベンリスタを使って数値は安定したが「極度の疲労感」

プレドニンに加え、生物学的製剤(ベンリスタ)を使うことでSLEの活動性は非常に落ち着き、血液検査の数値も安定しました。しかし、日中は「鉛のように体が重い」という極度の疲労感に悩まされ、仕事に行くのがやっとの状態でした。日光過敏もあり、休日は家から出られず、心身ともに限界を感じてご来局されました。

  • お悩み: 極度の疲労感、日光過敏によるストレス、冷え、抜け毛。
  • サポート内容: 長期の闘病による生命力と胃腸の低下(気血両虚)と、自律神経の過緊張(気滞)と見立て、まずは胃腸を温めてエネルギーを補給し、全身に「気」と「血」を巡らせる漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 漢方を飲むとお腹が温まり、食事が美味しく感じられるようになりました。髪を洗った時の抜け毛が減ってきた実感がありました。
    • 3ヶ月後: 体にエネルギーが満ちてきたことで日中の疲労感が劇的に抜け、休日に少しずつ外出できるまでに体력이回復しました。
    • 半年後: 疲労感が抜け、心に余裕が生まれたことで、主治医とも前向きに治療の相談ができるようになりました。「自分の体を取り戻せた気がします」と笑顔を取り戻され、無事に治療の第一段階を卒業されました。

SLE・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)

特にお問い合わせの多い内容を、担当薬剤師の石川がお答えいたします。

Q. 病院で処方されているプラケニルやベンリスタと一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?

A. はい、もちろん併用可能です。西洋薬で過剰な自己免疫の暴走を強力に抑え込みながら、並行して漢方薬で「免疫が暴走しにくい穏やかな体質(土台)づくり」や「西洋薬ではカバーしきれない倦怠感の改善」を行うのは、SLE治療において非常に理にかなった理想的なアプローチです。お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。

Q. 漢方薬を飲めば、ステロイドを完全にやめる(ゼロにする)ことができますか?

A. SLEは指定難病であり、完全にステロイドをゼロにできる方もいれば、ごく少量(2〜5mg程度)を維持量として飲み続ける方が再燃を防げて安全なケースもあります。私たちの目標は「無理にゼロにすること」ではなく、「ムーンフェイスなどの副作用に悩まされることなく、臓器の機能を守り、以前のような活力ある日常を送れること」です。漢方はそのための強力なサポートとなります。

Q. 日光過敏があり、外出が怖いです。漢方で改善しますか?

A. 紫外線はSLEの免疫を刺激し、紅斑や発熱を誘発する引き金(トリガー)となるため、日傘や日焼け止めなどの物理的な遮光は生涯必要です。しかし、漢方で体内の「陰(潤い)」をしっかりと補い、血の熱(血熱)を冷ます体質改善が進むと、少し日光に当たってしまった際の「体の過剰な反応」がマイルドになり、過度に怯えずに日常生活を送れるようになる方は多くいらっしゃいます。

その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(自己免疫・腎臓・疲労の不調)

SLEは、全身の免疫バランスや自律神経、お薬の副作用と深く関わっています。より具体的なご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。

[慢性疲労症候群・副腎疲労(抜けない疲れ)の漢方サポート](※内部リンクを設定)

[ループス腎炎(尿たんぱく・むくみ)の漢方サポート](※内部リンクを設定)

[自己免疫性肝炎(AIH)・ステロイド減薬の漢方サポート](※内部リンクを設定)

[関節リウマチ(手指の腫れ・痛み)の漢方サポート](※内部リンクを設定)

慢性疲労症候群(CFS)・副腎疲労
自律神経失調症
更年期障害
不眠症(睡眠障害)

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 林 泰太郎

「学術発表 実績」 
2015年 2016年 2017年 2019年 2020年 2022年 2025年 学術発表

調剤薬局で三年、漢方薬局で三年働き
「漢方薬局 太陽堂」を開局しました。

太陽堂も10周年を迎え多くの方に活用してもらえるようになりました。

日々「一人一人の笑顔を見る為に」頑張ります。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も
勉強を積み今に至ります。

病気のお話し、漢方のお話しなど、どんな事でもご相談下さい。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 椙田 彩純

医療職の両親のもとで育ち、病院薬剤師としてキャリアをスタートしました。

西洋医学の限界にもどかしさを感じ、「薬を出し続けるのではなく、治す力を引き出したい」という想いから漢方の道へ進みます。

漢方の治癒力には驚くべき力があります。

ぜひ体験してみて下さい。

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