
「朝起きたら、唇がパンパンに腫れていて驚いた…」
「まぶたが急に腫れて、2〜3日で引くのを何度もくり返している…」
「検査をしても原因が分からず、いつまた腫れるのかと不安…」
「お薬を飲んでいても、疲れがたまった時に出てしまう…」
唇やまぶたなどが突然大きく腫れ、数日で跡を残さず引いていく。これが「クインケ浮腫(血管性浮腫)」です。
原因がはっきりしないことも多く、「いつまた腫れるのか」と不安な毎日を過ごされている方は少なくありません。
※のどの腫れ、息苦しさ、声のかすれ、飲み込みにくさがある時は、命に関わることがあります。すぐに救急を受診してください。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、皮膚科やアレルギー科での治療と併用しながら、腫れをくり返しにくい体づくりをお手伝いいたします。
【この記事の結論:「クインケ浮腫」に対する漢方の考え方】
- 不調の正体(原因):西洋医学では「皮膚や粘膜の深いところで血管から水分がもれ出し、一時的に腫れること」とされます。漢方では、水の巡りの乱れや体にこもった熱、疲れやストレスによる守りの力の低下が背景にあるととらえます。
- 漢方の考え方:出てしまった腫れを病院のお薬で抑えながら、水の巡りと体の守りを整え、くり返しにくい土台を養います。
- 対象となる主なお悩み:くり返す唇・まぶた・頬の腫れ、蕁麻疹を伴う腫れ、原因が分からない腫れへの不安。
クインケ浮腫とは?西洋医学の原因と病院での治療
クインケ浮腫は、蕁麻疹よりも皮膚の深いところで起こる腫れです。
唇、まぶた、頬、舌、手足などに出やすく、かゆみは少なく、多くは2〜3日で自然に引いていきます。
蕁麻疹と一緒に出る方もいます。腸に起こると、腹痛や吐き気として現れることがあります。
主な原因
- 食べ物やお薬などへのアレルギー
- お薬の影響(一部の血圧のお薬や痛み止めなど)
- 圧迫、寒さ、日光などの刺激
- 疲れ、寝不足、ストレス、風邪などの体調の変化
- 原因が特定できないもの(もっとも多いとされています)
- まれに、生まれつきの体質によるもの(遺伝性血管性浮腫)
病院での検査とお薬の分類
皮膚科やアレルギー科では、問診と血液検査で原因を調べます。
治療には、抗ヒスタミン薬や、腫れと炎症をしずめるお薬が使われ、症状が強い時にはステロイドが使われます。
遺伝性のタイプには専用のお薬があり、専門の医療機関での治療が必要です。
お薬が原因として疑われる場合も、自己判断でやめず、必ず処方した先生にご相談ください。
漢方での考え方|「腫れをくり返す体」を見直す
漢方では、急に現れては消える腫れを、水の巡りの乱れと、体の表面を守る力のゆらぎとしてとらえます。
同じ腫れでも、熱がこもるタイプ、水がたまりやすいタイプ、疲れると出るタイプと、体質によって整え方が変わります。
| 漢方のとらえ方 | あなたの主な症状・体質 | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 水の巡りの乱れ 「水毒(すいどく)」 | むくみやすい、朝に顔が腫れぼったい。雨の日や疲れた時に出やすい。 | 【余分な水をさばく漢方薬】 体にたまりやすい水の流れを整え、腫れが起こりにくい状態を目指します。 |
| 体にこもった熱 | 腫れに赤みや熱感がある、蕁麻疹も出る。辛い物やお酒、寝不足のあとに出る。 | 【こもった熱を冷ます漢方薬】 体の中の余分な熱をしずめ、過敏な反応を和らげることを目指します。 |
| ストレスと自律神経の乱れ | 緊張や忙しさが続いたあとに出る。イライラ、眠りが浅い。 | 【気の巡りを整える漢方薬】 張りつめた神経をゆるめ、体調の波を穏やかにします。 |
| 胃腸の弱りと守りの力の低下 「脾虚(ひきょ)」 | 疲れやすい、風邪をひきやすい、食後にもたれる。何度もくり返す。 | 【胃腸を整え、体の守りを養う漢方薬】 体の土台である胃腸を整え、刺激にゆらぎにくい体を目指します。 |
※漢方薬はお一人おひとりの体質に合わせてお作りします。ご相談のうえで最適な組み合わせをご提案いたします。
【薬剤師コラム①】「また腫れるかも」という不安ごと、受け止めます
担当薬剤師:石川(調剤薬局での勤務経験あり)
腫れそのものは数日で引いても、「次はいつ出るのだろう」という不安は、なかなか消えないものです。
人と会う予定の前に顔が腫れたらどうしよう。そう考えて、外出や予定を控えてしまう方もいらっしゃると思います。
原因がはっきりしない場合でも、腫れが出る前の体調を振り返ると、疲れや寝不足、ストレス、食事などの手がかりが見えてくることがあります。
出た日の食事やお薬、体調、女性の方は生理の周期を、かんたんにメモしておくことをおすすめします。皮膚科の先生にとっても、漢方を考えるうえでも、大切な手がかりになります。
【薬剤師コラム②】病院のお薬で抑えながら、出にくい体づくりを
担当薬剤師:前原(調剤薬局での勤務経験あり)
太陽堂では、いきなり病院のお薬をやめることはおすすめしていません。
まずは病院のお薬で、つらい症状をしっかり抑えることが最優先です。そのうえで漢方を併用し、水の巡りや体の守りを内側から整えていくという順番を大切にしています。
体質が整ってくると、出る回数や腫れの強さに変化が現れてくることがあります。お薬の調整は、そのタイミングで主治医の先生と相談しながら進めるのが安心です。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 皮膚疾患) どうぞ参考にされて下さい。
自宅でできるセルフケア・食養生
腫れのきっかけを見つけ、出にくい体を保つために、毎日の習慣を整えましょう。
- 腫れが出た日の食事、お薬、体調を記録しておきます。
- 疲れをためず、睡眠をしっかりとります。
- お酒や辛い物、脂っこい食事は控えめにします。
- 原因と分かっている食べ物やお薬は避け、お薬手帳を持ち歩きます。
- 腫れている部分はこすらず、冷やしすぎにも注意します。
よくあるご質問(FAQ)
病院の抗ヒスタミン薬などを飲んでいますが、漢方薬は併用できますか?
はい、併用していただけます。
病院のお薬は続けたまま、体質の側を漢方で整えていきます。お薬手帳など、今の治療内容が分かるものをお持ちください。お薬の調整は、必ず主治医の先生とご相談ください。
どのくらいの期間で変化を感じられますか?
むくみやすさや疲れやすさなど体調の変化は、早い方で1〜3ヶ月程度で感じられることがあります。
腫れは不定期に出るため、「出る回数や強さが変わってきたか」を、3〜6ヶ月の単位で見ていきます。
どのような時に病院を受診すべきですか?
のどや舌の腫れ、息苦しさ、声のかすれ、飲み込みにくさ、めまいや意識が遠のく感じがある時は、命に関わることがあります。すぐに救急車を呼んでください。
強い腹痛をくり返す、ご家族にも同じ症状の方がいる、新しいお薬を飲み始めてから出るようになった、という場合も、早めに医療機関へご相談ください。
費用はどのくらいかかりますか?
目安として、1週間あたり5,000円前後〜(1ヶ月で2万円前後から)とお考えください。相談料は無料です。
体質や組み合わせる漢方の内容によって変わるため、お作りする前に必ず金額をはっきりお伝えし、ご納得いただいてからスタートします。ご予算のご希望も遠慮なくお聞かせください。
まとめ|腫れを抑える治療と、くり返さない体づくりを
クインケ浮腫は、腫れが引いたあとも「また出るかもしれない」という不安が続くお悩みです。
病院のお薬で症状を抑えながら、水の巡りと体の守りを体質から整えていく。それが漢方の役割だと考えています。
一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




