
「顔や手に白い部分ができて、少しずつ広がっている気がする…」
「皮膚科で紫外線治療に通っているけれど、場所によって反応が鈍い…」
「腕や足は服で隠せるけれど、顔に増えたらと思うと不安…」
「人の目が気になって、外出や人と会うのがおっくうになった…」
皮膚の色のもとを作る細胞が減り、肌の色が白く抜けていく病気が「尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)」です。
昔から「白なまず」とも呼ばれてきました。人にうつる病気ではありません。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、皮膚科での治療と併用しながら、白斑が広がりやすい体の背景を、内側から整えるお手伝いをいたします。
【この記事の結論:「尋常性白斑」に対する漢方の考え方】
- 不調の正体(原因):西洋医学では「色素を作る細胞(メラノサイト)が減る・働かなくなること」とされ、自己免疫の関わりが考えられています。漢方では、免疫の高ぶりと体にこもった熱、肌を養う血の巡りの滞りが背景にあるととらえます。
- 漢方の考え方:色を戻す治療の柱は、皮膚科の塗り薬や紫外線治療です。漢方は、過剰な免疫の反応をしずめ、肌の生まれ変わりと巡りを整える側を受け持ちます。
- 対象となる主なお悩み:広がっていく白斑への不安、紫外線治療と並行した体づくり、ストレスや疲れで悪化する肌の不調。
尋常性白斑とは?西洋医学の原因と病院での治療
尋常性白斑は、生まれつきではなく、あとから現れる白斑の中でもっとも多い病気です。
100人から200人に1人ほどにみられるとされ、めずらしい病気ではありません。
主なタイプ
- 体のあちこちに、左右対称に現れるタイプ(非分節型): 少しずつ広がることがあり、自己免疫の関わりが考えられています。甲状腺の病気などを伴うことがあります。
- 体の片側に、帯のように現れるタイプ(分節型): 若い方に多く、ある程度で広がりが止まることが多いとされます。
こすれる場所や、けが・やけどのあとに白斑が出やすいこと(ケブネル現象)も知られています。
病院での検査とお薬の分類
皮膚科では、見た目の診察に加え、特殊な光(ウッド灯)を当てる検査や、甲状腺などを調べる血液検査が行われます。
治療には、ステロイドの塗り薬、免疫の働きを調整する塗り薬(タクロリムスなど)、ビタミンD3の塗り薬、紫外線治療(ナローバンドUVBやエキシマライト)があります。
広がりが止まっている場合は、皮膚の移植が検討されることもあります。白い部分を目立たなくするメイクの方法もあります。
治療には時間がかかるため、皮膚科の先生と相談しながら、根気よく続けることが大切です。
漢方での考え方|「広がりやすい体の背景」を見直す
漢方では、肌の色つやは、血が十分にあり、すみずみまで巡っていることで保たれると考えます。
白斑には、免疫の高ぶりや体にこもった熱、ストレスによる巡りの滞り、肌を養う血の不足が関わっているととらえます。
| 漢方のとらえ方 | あなたの主な症状・体質 | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 免疫の高ぶりと体にこもった熱 「血熱(けつねつ)」 | 広がるスピードが速い。のぼせ、口の渇き、便秘、舌の苔が黄色い。辛い物や小麦の加工品で肌の調子をくずす。 | 【過剰な反応をしずめ、こもった熱を冷ます漢方薬】 高ぶった免疫の反応と体の熱をしずめ、広がりにくい状態を目指します。 |
| ストレスによる巡りの滞り 「気滞血瘀(きたいけつお)」 | 強いストレスのあとに出た・広がった。イライラ、肩こり、生理痛、舌の色が暗い。 | 【気と血の巡りを整える漢方薬】 滞った巡りを促し、肌のすみずみまで栄養が届きやすい状態を目指します。 |
| 肌を養う血と土台の不足 「肝腎不足(かんじんふそく)」 | 長く続いている。疲れやすい、目の疲れ、髪のパサつき、足腰のだるさ。 | 【血と土台の力を補う漢方薬】 肌と髪を養う血を補い、体の土台を養います。 |
| 水の巡りの乱れ 「水毒(すいどく)」 | むくみやすい、舌のふちに歯型がつく、体が重だるい。 | 【余分な水をさばく漢方薬】 水の流れを整え、肌の生まれ変わりがスムーズに進みやすい状態を目指します。 |
※漢方薬はお一人おひとりの体質に合わせてお作りします。ご相談のうえで最適な組み合わせをご提案いたします。
【薬剤師コラム①】免疫の高ぶりと、肌の生まれ変わりの両方を見ます
担当薬剤師:前原(調剤薬局での勤務経験あり)
白斑のご相談で私が考えるのは、大きく4つです。皮膚に対する過剰な免疫の反応をしずめること、色素のまわりの生まれ変わりの乱れを整えること、体にこもった熱を冷ますこと、そして水の巡りを整えることです。
漢方の内容は、毎月大きく変えるものではありません。3ヶ月をひとつの単位として、体の変化を見ながら少しずつ調整していきます。
食事についてもよくご質問をいただきます。よく噛まずに食べると、内臓が分解に力を使い、体に熱がこもりやすくなります。分別していないゴミが届くのと、ラベルをはがしたペットボトルだけが届くのとでは、処理にかかる時間が違うのと同じです。
ゆっくりよく噛むこと。それだけでも、体の熱をためにくくする養生になります。
【薬剤師コラム②】見た目のつらさを、一人で抱え込まないでください
担当薬剤師:石川(調剤薬局での勤務経験あり)
白斑は、痛みやかゆみが少ない一方で、見た目のつらさがとても大きいお悩みです。
「命に関わる病気ではないから」と言われても、鏡を見るたびに気持ちが沈む。そのつらさは、決して小さなものではありません。
そして、強いストレスは自律神経と免疫のバランスを乱し、肌の状態にも影響すると考えられています。
皮膚科の治療を続けながら、眠りや冷え、胃腸の調子など、体全体を整えていくこと。それが、肌のための土台づくりにつながります。焦らず、一緒に取り組んでいきましょう。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 皮膚疾患) どうぞ参考にされて下さい。
自宅でできるセルフケア・食養生
漢方薬の服用と併せて、次の点に気をつけると、肌への刺激と体にこもる熱を減らせます。
- 肌をこすらない: きつい下着やベルト、ナイロンタオルでのゴシゴシ洗いなどの刺激を避けます。
- 日焼けのしすぎに注意: 白い部分は日焼けしやすいため、日焼け止めや衣類で守ります(紫外線治療を受けている方は、皮膚科の指示に従ってください)。
- ゆっくりよく噛んで食べる: 小麦を使った加工品や辛い物、お酒、脂っこい食事は控えめにします。
- 睡眠をしっかりとる: 疲れとストレスをためないようにします。
- メイクの活用: 白い部分が気になる時は、専用のカバーメイクで目立たなくする方法もあります。
よくあるご質問(FAQ)
皮膚科の塗り薬(ステロイドなど)や紫外線治療を続けていますが、漢方薬は併用できますか?
はい、併用していただけます。
皮膚科の治療は、色を戻すための大切な柱です。そのまま続けてください。お薬手帳など、今の治療内容が分かるものをお持ちいただけると、飲み合わせを確認したうえでご提案できます。
どのくらいの期間で変化を感じられますか?
のぼせや冷え、胃腸の調子、眠りなど体調の変化は、早い方で1〜3ヶ月程度で感じられることがあります。
肌の色の変化には、皮膚科の治療でも長い時間がかかります。漢方も3ヶ月をひとつの単位として調整しながら、半年から年単位でじっくり続けていく方が多いです。色が戻ることをお約束するものではありません。
どのような時に病院を受診すべきですか?
白い部分に気づいたら、まず皮膚科を受診してください。似た見た目の別の病気(癜風など)と見分けることが大切です。
急に広がってきた時、強い疲れや動悸、体重の変化、首の腫れなど甲状腺の病気を思わせる症状がある時も、早めに医療機関でご相談ください。
費用はどのくらいかかりますか?
目安として、1週間あたり5,000円前後〜(1ヶ月で2万円前後から)とお考えください。相談料は無料です。
体質や組み合わせる漢方の内容によって変わるため、お作りする前に必ず金額をはっきりお伝えし、ご納得いただいてからスタートします。ご予算のご希望も遠慮なくお聞かせください。
まとめ|皮膚科の治療と、内側からの体づくりを
尋常性白斑は、時間をかけて付き合っていく必要のあるお悩みです。
皮膚科の治療を柱にしながら、免疫の高ぶりと熱、巡りの滞りを体質から整えていく。それが漢方の役割だと考えています。
見た目の不安を一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

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太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
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お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
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当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




