肝硬変

肝硬変は、太陽堂の漢方で治る

食度静脈瘤の破裂が怖い…
 
腹水が溜まりお腹がずっと苦しい…
 
あざが出来ても治らなくなってきている…
 
肝硬変は改善が見られにくい病気になっています。
 
症状・原因により漢方薬を使い分ける事で良くなる方は多いですよ。
 
「肝硬変は、漢方で治ります。」

肝硬変の漢方薬

太陽堂では、
 
・肝臓の炎症
・肝臓が線維化(硬くなっている)
・肝硬変による腹水や食道静脈瘤などの症状
 
の3つの状態を考え、漢方薬を選んでいきます。
 
・肝硬変はウイルス性の肝炎や非アルコール性脂肪肝炎(NASH)などの肝炎が進行してなる病気です。
肝臓の炎症がおきているので、「肝臓の炎症を改善する漢方薬」を使用します。
 
・肝硬変になると、肝臓が硬くなり肝臓が正常に動かなくなる為、
「線維化を改善する漢方薬」を使用。
 
上記2つが基本の漢方薬になり、症状に対して漢方薬を併用。
 
・血流が滞る事で「食道静脈瘤」が出来ると、「血管を強くする漢方薬」
・門脈圧亢進がおこり「腹水」が溜まると、「水の巡りを整える漢方薬」
 
などを使います。
 
「ウイルス性、自己免疫性など肝炎のきっかけに限定せず、漢方薬を選定できます。」
 

肝硬変とは

肝炎(アルコール性、ウイルス性、慢性肝炎)・脂肪肝などが原因でおこる病気になり、日本では約20万人がいると言われています。(年齢的には40歳~60歳の方に多い)
 
肝臓は再生能力が高い細胞になりますが炎症が長時間持続、長期にわたる肝細胞の再生・壊死の繰り返しで線維化(肝臓が硬くなる状態)となる事が多いです。
 
線維化が肝臓全体に及んでしまい、肝臓が硬くなってしまう事を肝硬変と言います。
 
初期の段階では肝硬変の症状はほとんどなく、進んでいくことで「倦怠感」「消化器症状(吐き気・悪心・腹部膨満感)」などが見られるようになる事が多いです。
 
中期から末期になると「腹水」「食道静脈瘤」などの重篤な症状に進んでいきます。
 
「食道静脈瘤」は食道の血管が拡張した状態で出血しやすい状態になり、出血をした時は命に関わる事も。
 

腹水の詳しい説明は腹水のページをご覧ください。
腹水(肝臓疾患、胆のう疾患)

 
また肝硬変の場合は検査値も大事になり、「血小板」の数値を見ていく事が多いです。
 
「正常値15万~35万」の血小板の数値が10万以下の数値まで落ちてしまう事も。血小板が落ちる原因としては、門脈圧亢進により脾臓が大きくなる「脾腫」により血液細胞が通常より壊されてしまう為です。
 
血小板は血液を固めてくれる細胞の為、血小板が少なくなる事で血液を固める事が出来ず出血が止まらなくなります。
 

この内容以外にも「太陽堂が考える肝臓疾患」についてお話しを書いています。どうぞ参考にされて下さい。
太陽堂が考える肝臓疾患

 

肝硬変の症例

症例①(昭和30年生、女性)

母子感染によりB型肝炎に感染。
B型肝炎から肝硬変になり、肝臓の数値血小板の数値が落ちているとの事でご相談に来れました。
 
数値的には血小板が4.7AST36ALT23との事でした。
症状としては疲れやすさが気になり、お腹にはそんなに多くはないが腹水が溜まり始めているとの事。

漢方の種類としては、
 
①肝臓の炎症を改善する漢方薬
②線維化を改善する漢方薬
③抗ウイルス作用のある漢方薬
 
の3種類を組み合わせて出させて頂きました。

漢方服用開始から2ヶ月、ASTやALT、γ-GTPが一時的に上がったがHBe抗原が(-)、HBe抗体が(+)に。
抗体が出来てきていると病院に先生に言われたとの事でした。
 
漢方服用開始から4ヶ月、疲れやすさは取れ順調、上がっていた肝機能の数値も下がり基準値内に収まるようになってきました。
血小板の値も4.8と若干の改善す。
 
漢方服用開始から1年、血小板も6.3まで改善。
肝臓の数値も安定しているとの事でした。
 
漢方服用開始から2年4ヶ月、血小板・肝臓の数値も変わらず、調子は安定しているとの事。
体調も悪くないので量を落とし経過を観察することになりました。
 
数値は良好、調子良く過ごせているとの事で経過を観察しながら、漢方薬を服用して頂いています。
 

症例②(昭和35年生、男性)

10年ほど前に非アルコール性肝炎(NASH)の診断。
ここ数年で非アルコール性肝炎(NASH)から肝硬変まで酷くなり、こちらにご相談に来られました。
 
数値的には血小板が10、AST・ALTは基準値だが、γ-GTPが100を越えてしまっているとの事。
検査結果では腹水はないが、食道静脈瘤が出来てしまっていると診断されたとの事でした。

漢方の種類としては、
 
①肝臓の炎症を改善する漢方薬
②線維化を改善する漢方薬
③血管を強くする漢方薬
 
の3種類を組み合わせて出させて頂きました。

漢方服用開始から3ヶ月、血小板・γ-GTPも少し改善が見られているとの事。
調子も安定しているとの事でした。
 
漢方服用開始から1年、引き続き血小板・γ-GTPも改善していたとの事。
食道静脈瘤も小さくなることはないが、大きくならずに維持できているとの事でした。
 
漢方服用開始から2年、数値的に安定していたので、漢方薬を減量。
漢方薬を減らしても食道静脈瘤も悪くなっていないとの事でした。
 
調子良く過ごせているとの事で安心いたしました。
漢方薬も減量出来て調子は安定しているので、引き続きこの調子で過ごせると何よりです。
 

 
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。 どうぞ参考にされて下さい。
患者さんの声 肝臓疾患
 
 
Q&A(良くある質問)
 
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の林」がお答えいたします
 
Q.病院では治療がないと言われました。漢方薬で本当に治るのでしょうか?
 
A.漢方薬にて改善が見られている方は多いです。
病院では完治が難しいと考えられており、これ以上悪化しない治療方針をとることもあります。漢方薬では肝臓を治す事を目標に提案をしていきます。
 
Q.腹水が出てもう対処が難しいと言われていますが、これでも改善するのでしょうか?
 
A.腹水が減って、利尿剤を飲まなくても良くなっている方もいらっしゃいます。
対処が難しい状態でも問題はありません。
 
Q.病気が発症してから長いですが、治るでしょうか?
 
A.かかっている期間が長いとその分時間がかかる可能性はあります。
ただ長いから治らないという事はないのでご安心ください。
 
Q.漢方薬のお値段はどのくらいですか?
 
A.ご希望される生薬や状態によって異なりますが、1週間あたり5000円前後が目安になっております。
 
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
東京新宿の漢方薬局太陽堂のお問合せ
 

 

 
※関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております
腹水(肝臓疾患、胆のう疾患)
 
非アルコール性脂肪肝炎(NASH)
 
脂肪肝
 

 

 
太陽堂の特徴
 
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
 
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
 
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
 
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
 
「担当薬剤師」 林 泰太郎
 
「学術発表 実績」 2015年 2016年 2017年 2019年 2020年 2022年学術発表
 
調剤薬局・漢方薬局で働き「漢方薬局 太陽堂」を開局しました。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
病気のお話し、漢方のお話しどんな事でもご相談下さい。
 

 

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。