
妊活と漢方。不妊治療をサポートする東洋医学の力
「妊娠を望んでいるのに、なかなか結果が出ない」
「タイミング法や人工授精を続けているけれど、心が折れそう」
「検査では“問題なし”なのに授からない」
妊活は、体だけでなく心にも負担がかかるものです。
漢方薬局 太陽堂にも、
「冷えが強い」「生理周期が安定しない」「不調が多く、治療に前向きになれない」
といったご相談が増えています。
現代医療の不妊治療は大きな力になりますが、同時に 体の土台を整えて妊娠しやすい状態を作ること もとても重要。
そのサポートとして、体質から整える漢方が選ばれています。
妊娠しやすさを妨げる3つの要因
漢方では、「妊娠しやすい体=血流が良く、ホルモンと栄養がスムーズに巡っている状態」と考えます。
妊活が長引く方の中には、次のような体のサインが見られることが多くあります。
- 体の土台となる力が弱っているタイプ
冷え、腰のだるさ、疲れやすさ、基礎体温が低い…
「体の土台(エネルギー)」が弱っていることで、排卵・着床の力が低下しやすくなります。 - 血の不足タイプ
生理量が少ない、めまい、肌や髪が乾燥しやすい…
栄養やホルモンを運ぶ“血”が不足すると、子宮や卵巣に十分な栄養が届かず、妊娠に必要な力が弱まります。 - 血の巡りが悪いタイプ(冷え・ストレス型)
生理痛が強い、塊が多い、肩こりがひどい、イライラしやすい…
血流が滞ると、卵胞の発育や子宮内膜の質が低下し、受精・着床に影響することがあります。
これらは西洋医学の検査では“異常なし”と出ることがほとんど。
しかし、体質を整えることで妊娠に向けての準備が整い、治療の効果が高まる方が多くいらっしゃいます。
また最近では「自律神経」(ストレス)の影響を受けて不妊になっている方も多くなっています。
実際のご相談例
服用開始時 28才 女性
妊娠を希望していたが中々授からず、病院で不妊治療を行うことに。
顕微授精にて胚移植を3回行うがいずれも着床せず「不妊症(着床不全)」との診断。
不安感も徐々に大きくなり、心と体を漢方薬で改善できればと、太陽堂にご相談に来られました。
病院での不妊治療も並行して継続していく意思をお聞きした上で
漢方薬は、
①血や脾(活力)を補う漢方薬(体の土台(エネルギー))
②自律神経を整える漢方薬
を組み合わせてお渡ししました。
漢方服用開始から7ヶ月、肺移植をして着床が確認出来たとの事。
子供が流産しにくく、安定して出産可能な安胎薬に切り替え。
漢方服用開始から1年5ヶ月、無事に出産したとのご報告が頂きました。
母子ともに健康体で病院から出れたとの事。
自宅でできる妊活のための養生法
妊娠しやすい体づくりには、日常の習慣を整えることも欠かせません。
ストレスをためない
軽い運動や深呼吸、睡眠の質を高める習慣を。ストレスはホルモンバランスに大きく影響します。
冷え対策を徹底する
足首・お腹・腰を冷やさない。白湯や温かい食事を意識する。
バランスの良い食事
タンパク質・鉄分・ビタミン・ミネラルをしっかり摂る。
特に、卵や赤身肉、豆製品、葉物野菜は子宮の栄養になります。
まとめ:病院の治療と併用することで妊活を後押し
妊活は「何が正解か」が見えづらく、つらくなってしまうこともあります。
でも、体質を整えながら行うことで、効果が高まり、妊娠への道のりがぐっと前に進むことも多いです。
漢方薬局 太陽堂では、身体・心・生活習慣まで含めた妊活サポート を行っています。
「冷えが強い」
「生理が不安定」
「検査は問題ないのに授からない」
そんな方は、 LINEやDMでご連絡ください。
あなたのペースに寄り添いながら、妊娠しやすい体づくりを一緒に進めていきましょう。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
記事作成者 薬剤師 前原 信太郎

実績:伝統漢方研究会 2017年・2021年・2025年 学術発表
沖縄で開業医をしていた祖父と薬の話しをしていた事から薬剤師の道を目指すように。
調剤薬局の薬剤師として6年間勤務。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。






