
「椅子から立ち上がる時や、歩き始めに股関節(脚の付け根)がズキッと痛む…」
「ロキソニンなどの痛み止めを飲んでごまかしているが、だんだん効かなくなってきた…」
「夜、寝ている時にも痛みが出るようになり、熟睡できない…」
「病院で『いずれは人工関節の手術が必要』と言われ、不安でたまらない…」
体を支え、歩くための要となる股関節。ここの軟骨がすり減り、骨が変形してしまう「変形性股関節症」は、進行すると靴下を履いたり、階段を昇り降りしたりといった日常の動作すら困難になってしまう辛いお悩みです。
現在、日本国内で100万人以上の方が苦しんでいるとも言われています。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、「変形してしまった骨そのものを元の形に戻す」ことはできませんが、すり減った部分に起きている「激しい炎症」や「血流の滞り」を内側から整えることで、痛みを和らげ、自分の足で歩く喜びを取り戻すための体づくりを漢方で優しくサポートいたします。
変形性股関節症とは?西洋医学的な原因と治療法
股関節は、骨盤のくぼみ(臼蓋:きゅうがい)に、太ももの骨の先端の丸い部分(大腿骨頭)がカポッとはまり込むような構造をしています。このクッション役である「関節軟骨」が減少し、骨同士が直接ぶつかることで炎症と激しい痛みが起こります。
| 主な原因と背景 | 詳細 |
| 臼蓋形成不全 (きゅうがいけいせいふぜん) | 骨盤側の「受け皿(臼蓋)」が生まれつき小さく浅い状態。股関節にかかる体重の負担が一部に集中するため、軟骨が早くすり減ってしまいます。 日本人の変形性股関節症の約8割がこれが原因とされ、圧倒的に女性に多く見られます。 |
| 加齢とホルモンの変化 | 年齢とともに軟骨の水分や弾力が失われます。 また、更年期以降の女性ホルモンの低下によって骨密度や筋力が落ちることも進行を早める要因です。 |
| 体重の増加(肥満) | 歩行時、股関節には体重の約3倍もの負荷がかかります。体重の増加は、股関節の寿命を縮める大きな要因となります。 |
【西洋医学(病院)での一般的な治療】
病院の整形外科では、初期〜進行期にかけては、痛みを抑えるための「ロキソニン」などの消炎鎮痛剤や湿布、関節の滑りを良くする「ヒアルロン酸注射」、筋力をつけるためのリハビリ(理学療法)が行われます。
痛みが激しくなり、日常生活に大きな支障をきたす末期になると、傷んだ関節を人工の部品に置き換える「人工股関節置換術」という手術が選択されることが多くなります。
【薬剤師コラム①】ロキソニンが効きにくくなる理由と「冷え」の関係
担当薬剤師:椙田(病院・調剤薬局での勤務経験あり)
「最初はロキソニンを飲めば痛みが引いていたのに、最近は飲んでも痛みが残るようになった」というご相談をよくいただきます。
鎮痛剤は、今起きている「強い炎症(プロスタグランジンという物質の発生)」を抑え込むためには非常に有効です。しかし、痛みが長引いて股関節をかばうような歩き方をしていると、周囲の筋肉がガチガチに固まってしまい、血流が極端に悪くなります(患部の冷え)。
血流が滞ると、組織の修復に必要な栄養が届かず、溜まった疲労物質も洗い流せないため、慢性的な「重だるい鈍痛」へと痛みの質が変わってしまいます。漢方では、この「冷え」と「血流の悪さ」を内側から温めてほぐすことで、根本的な痛みの緩和を目指します。
太陽堂の漢方アプローチ|「炎症の熱」と「骨の栄養不足」を整える
漢方の世界では、変形性股関節症の痛みを単なる「骨のすり減り」だけでなく、加齢に伴う「生命エネルギーや潤い(腎)の不足」、そして「血(血液)」の滞りが引き起こしたSOSサインだと捉えます。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 歩くとズキズキ痛む 熱を持っている感じがする | 血の滞りと炎症(瘀血・熱) 軟骨が擦れて組織にダメージが生じ、そこに血が滞って激しい熱(炎症)を持っている状態。 | 【熱を冷まし、血流を促す漢方】 患部にこもった過剰な炎症を穏やかに鎮め、滞った「血」をスムーズに流すことで、ズキズキする痛みを和らげます。 |
| 疲れると痛みが強くなる 足腰が冷えやすい | 潤いと骨の栄養不足(腎虚・血虚) 加齢や疲労により、骨や軟骨を養うための根本的な栄養(血・ミネラル)が不足し、組織がもろくなっている状態。 | 【骨と筋肉に栄養を補う漢方】 生命力の源(腎)を助けて骨の代謝をサポートし、筋肉や関節を修復するための栄養をたっぷりと届ける土台を作ります。 |
【薬剤師コラム②】「骨の変形は戻らない」けれど「痛みは楽になる」
担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)
正直にお伝えしなければならないのは、「漢方薬を飲んでも、一度すり減った軟骨を元通りに再生させたり、変形した骨を綺麗な形に戻したりすることはできない」という事実です。
「それなら漢方を飲む意味はないのでは?」と思われるかもしれませんが、実は違います。レントゲンで骨が変形していても、「今、股関節の周囲で起きている炎症と筋肉の過緊張」を漢方で解きほぐしてあげれば、「痛みをほとんど感じずに、自分の足でしっかり歩けるようになる」ことは十分に期待できます。「手術しかない」と諦めてしまう前に、まずは「痛みにくい関節の環境づくり」を始めてみませんか?
この内容以外にも「太陽堂が考える神経痛と関節痛」についてお話しを書いています。どうぞ参考にされて下さい。
変形性股関節症の痛みを和らげる漢方の事例
病院のリハビリで改善が見られなかった方や、痛みをかばって全身が辛くなっていた方が、漢方を取り入れることで歩く喜びを取り戻された事例をご紹介します。
事例① 70代女性|長年の股関節と「膝下の痛み」が穏やかに
2年ほど前から股関節と右膝下の外側に痛みが出るようになりました。
病院で理学療法(リハビリ)を受けましたが思うような改善が見られず、当薬局へご相談にお越しになりました。
- お悩み: 股関節と膝下の痛み。疲れると特に酷くなり、休むと少し治るというのを繰り返しているうちに、慢性的な痛みになってしまった。
- サポート内容: 加齢による栄養不足と血行不良からくる痛みと見立て、①骨や軟骨の修復を助け、痛みを和らげる漢方薬、②足腰の血流をスムーズにする漢方薬の2種類をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 関節の「冷えている感じ」がなくなってきました。
- 3ヶ月後: 膝下の痛みはほとんど感じなくなりました。股関節の痛みも改善し、1日を通して歩けるようになってきたと嬉しいご報告をいただきました。
- 5ヶ月後: 長時間歩くと少し痛みが出ますが、普段の生活レベルの歩行であれば痛みは出ないとのこと。順調な改善が見られ、ご本人も大変喜んでおられます。
事例② 60代女性|股関節をかばって起きた「坐骨神経痛・腰痛」が改善
元々腰痛持ちで右の股関節も痛めたことがありましたが、最近になって右のお尻(臀部)から腰にかけての痛みが強くなり、歩くのも辛くなってしまいました。
病院では「異常なし」と言われ、電気治療と腰の牽引を数回受けましたが、痛みが引くどころか増してしまったためご来局されました。
- お悩み: お尻から腰にかけての強い痛み(坐骨神経痛の症状)。歩行困難。
- サポート内容: 股関節の痛みをかばうことで筋肉が過緊張を起こし、神経を圧迫していると見立て、①患部の過剰な熱(炎症)を穏やかに鎮める漢方薬、②滞った気血を巡らせて痛みを発散させる漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 痛む部分が徐々に下がって(範囲が狭まって)きていると実感。
- 6ヶ月後: お尻と腰の痛みが大幅に良くなりました。しかし、腰が楽になったことで、隠れていた「右股関節の痛み」が再び気になり始めました。
- 9ヶ月後: 元々の原因である股関節のケアを中心に漢方を組み直したところ、とても調子が良く、臀部・腰・股関節の全ての痛みが改善しているとのこと。
- 1年6ヶ月後: 痛みが出ることはなくなり、「痛みがなくて調子が良い」と笑顔で治療終了(卒業)となりました。
- 【担当者より】 一度どこかを痛めると、無意識にそこをかばおうとして、腰や膝など他の部位まで痛めてしまうことはよくあります。今回の患者様も、根本的な原因は「股関節」にあり、そこを丁寧にケアしたことで全身の痛みが和らぎました。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 膝の痛み)
どうぞ参考にされて下さい。
変形性股関節症・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
ロキソニンなどの鎮痛剤や、病院のヒアルロン酸注射と一緒に漢方を飲んでも大丈夫ですか?
はい、もちろん大丈夫です。
痛みが辛い時は病院のお薬や注射で一時的に症状を和らげつつ、漢方薬で「炎症が長引かない血流の良い体質づくり」を並行して行うのは、非常に理にかなった素晴らしいアプローチです。
お薬手帳をお持ちいただければ、飲み合わせを確認いたします。
手術(人工股関節置換術)を受けた後でも、漢方を飲む意味はありますか?
はい、大いに意味があります。
「手術をしたのに痛みがぶり返した」「手術した側と反対の足が痛くなってきた」とご相談に来られる方は少なくありません。
手術は傷んだ部分を物理的に治すものですが、全身の血流や骨を支える力が弱いままだと、別の不調を引き起こしやすくなります。漢方で体を内側から整えることは、手術後の回復や再発防止にも役立ちます。
どのくらいで漢方の変化を感じられますか?
痛みの強さや炎症の度合いによって個人差はありますが、早い方であれば1〜3ヶ月程度で「関節の冷えがマシになった」「立ち上がる時の激痛が和らいだ」といった変化に気づかれることが多いです。
股関節は体重を支える大きな関節のため、根本的な体質改善には数ヶ月単位でじっくり向き合うことをお勧めしています。
漢方薬のお値段はどのくらいですか?
ご希望される生薬や状態によって異なりますが、目安として1週間あたり5,000円前後(1ヶ月で約20,000円程度)となっております。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




