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生姜だけじゃない?冷え性改善に効く食べ物リストと簡単漢方レシピ【薬剤師監修】

2026 1/08
ブログ
2025年12月29日2026年1月8日
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漢方薬剤師が教える冷え性改善のための「温める食材」と「冷やす食材」の比較イラストサムネイル。左側にサラダとアイスコーヒー、右側に根菜煮物と生姜紅茶などが描かれ、「温め vs 冷え 完全リスト」「簡単レシピ付き」の文字が入った手描き風アイキャッチ画像。
目次

生姜だけじゃない?冷え性改善に効く食べ物リストと簡単漢方レシピ

「冷え性には生姜が良い」と聞いて、毎日頑張って食べているけれど、なかなか効果を感じない……。

そんな経験はありませんか?

実は、漢方(東洋医学)の世界には「医食同源(いしょくどうげん)」という言葉があり、毎日の食事がそのまま薬のような役割を果たすと考えられています。

しかし、美容のために良かれと思って食べているそのサラダや朝のフルーツが、実はあなたの「冷え」を悪化させている原因かもしれません。

今回は、太陽堂の薬剤師が、「冷え性の改善」のために知っておきたい食材の選び方と、忙しい日でも5分で作れる「簡単薬膳レシピ」をご紹介します。

なぜ「食事」で冷え性が変わるの? 漢方の考え方

漢方では、私たちの体を作るエネルギー(気)や栄養(血)は、すべて胃腸から吸収された食事によって作られると考えます。

胃腸は、いわば「体という部屋を暖めるボイラー」のようなもの。

ここに氷水のような冷たいものや、消化に負担のかかるものを入れ続けると、ボイラーの火が弱まってしまい、結果として手足の先まで熱が届かなくなってしまいます。

冷え性を改善するには、まずこの「ボイラー(胃腸)」を温め、熱を生み出す力を取り戻すことが最優先なのです。

スーパーで買える! 体を温める「陽の食材」リスト

全ての食材は、体を温める性質を持つ「陽(よう)の食材」と、冷やす性質を持つ「陰(いん)の食材」に分けられます。

冷え性の方は、お買い物や外食の際に「陽」の食材を選ぶクセをつけましょう。

1. 土の中で育つ「根菜類」

ニンジン、ゴボウ、レンコン、山芋、カボチャなど。

地面の下で育つ野菜は、寒い冬を越すために水分が少なく、ビタミンやミネラルが凝縮されています。冬に食べる豚汁や煮物が体を温めるのは、この根菜のおかげです。

2. 発酵食品と赤いお肉

味噌、納豆、キムチ、チーズなどの発酵食品は、酵素の働きで代謝をアップさせます。

お肉を選ぶなら、脂肪分の多い牛肉よりも、筋肉を作る材料になる「赤身のお肉(ラム肉や鶏肉)」がおすすめです。

保存版!「温める食材 vs 冷やす食材」早見表

迷ったときは、こちらの表を参考にしてください。

「冷やす食材」が絶対にダメというわけではありませんが、食べる時は「加熱する」「温める食材と組み合わせる」などの工夫が必要です。

カテゴリ体を温める(陽)北国育ち・冬が旬・発酵体を冷やす(陰)南国育ち・夏が旬・精製
野菜根菜類・香味野菜
生姜、ネギ、ニラ、ニンニク
カボチャ、玉ねぎ、ゴボウ
夏野菜・生野菜
トマト、きゅうり、ナス
レタス、もやし、セロリ
果物寒い地方の果物
リンゴ、さくらんぼ、桃
ドライフルーツ(プルーン等)
南国の果物
バナナ、マンゴー、パイナップル
スイカ、メロン、柿
肉・魚赤身・冬の魚
羊肉(ラム)、鶏肉、鹿肉
鮭、カツオ、エビ、ブリ
脂身・甲殻類
カニ、アサリ、シジミ、タコ
(※豚肉は部位によるが冷ましやすい)
調味料発酵・未精製・スパイス
味噌、醤油、黒砂糖
唐辛子、シナモン、胡椒
精製・化学調味料
白砂糖、マヨネーズ
化学調味料、ドレッシング
飲み物発酵茶・アルコール
紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶
日本酒、赤ワイン、紹興酒
不発酵・カフェイン
コーヒー、緑茶、牛乳
ビール、白ワイン、ジュース

【漢方の豆知識】見分け方のコツ

色が「赤・黒・橙」などの濃い暖色系の食材は体を温め、「青・白・緑」の食材は体を冷やす傾向にあります。(例:赤ワインは温め、白ワインは冷やす)

実は逆効果? 冷え性さんが注意したい食事習慣

「体に良さそう」と思って続けている習慣が、実は冷えの原因になっていることがあります。

朝一番の「生野菜サラダ」と「スムージー」

ビタミン補給に人気のサラダやスムージーですが、生のレタスや南国のフルーツは強力な「陰の食材」です。

「特に朝は体温が一番低い時間帯。」

ここに冷たいものを入れると、一日中体温が上がりにくくなります。

対策: 朝は温かいスープにするか、野菜を食べるなら「温野菜」や「蒸し野菜」にしましょう。

白砂糖たっぷりのスイーツ

白砂糖は、急激に血糖値を上げた後、下がる時に体温も一緒に奪ってしまいます。

対策: 甘みが欲しい時は、精製されていない「黒砂糖」や「てんさい糖」、「ハチミツ」を選びましょう。

忙しくても5分で完成! 太陽堂流・簡単「薬膳」レシピ

特別な生薬は必要ありません。いつもの食材の組み合わせを変えるだけで、立派な**「漢方ごはん」**になります。

朝のスイッチON!「黒糖生姜紅茶」

  • 材料: 紅茶ティーバッグ、すりおろし生姜(チューブでも可)、黒砂糖
  • 作り方: 熱い紅茶に生姜と黒砂糖を入れるだけ。
  • ポイント: コーヒー派の方も、朝の一杯だけはこれに変えてみてください。お腹の中からポカポカしてきます。
冷え性改善におすすめの「黒糖生姜紅茶」のイラスト。温かい紅茶にすりおろし生姜と黒砂糖が入っており、湯気が立っている様子。

夜のコンビニ飯でもOK!「ネギたっぷり納豆味噌スープ」

  • 材料: インスタント味噌汁、納豆、長ネギ(たっぷり)、七味唐辛子
  • 作り方: いつもの味噌汁に納豆と刻んだネギを入れ、仕上げに七味を振る。
  • ポイント: 「ネギ×味噌×唐辛子」のトリプル温め効果に加え、納豆のタンパク質が熱を作ります。

食事と冷え性に関するよくある質問(FAQ)

太陽堂の相談カウンターで、よくいただくご質問にお答えします。

コーヒーが好きでやめられません。絶対に飲んではダメですか?

A. 無理にやめてストレスが溜まるのは良くありません。飲むなら、以下の工夫をしてみましょう。

  1. ホットで飲む(アイスは避ける)。
  2. シナモンパウダーを振る(シナモンは漢方でも使う強力な温め食材です)。
  3. 発酵食品と一緒に(チーズケーキなど)楽しむ。漢方では「絶対ダメ」ではなく「バランスをとる」ことを重視します。

お酒を飲むと体が熱くなりますが、冷え性には良いですか?

お酒の種類によります。

ビール、ハイボール、白ワインなどの「冷やして飲むお酒」や「麦が原料のお酒」は、一時的に熱くなっても、その後急激に体を冷やします。

おすすめは、お米から作られた「日本酒(熱燗)」や「赤ワイン」、「紹興酒」です。適量であれば、血の巡りを助けてくれます。

「生姜」は生で食べるのと加熱するのと、どっちが良いですか?

冷え性改善なら「加熱」または「乾燥」がおすすめです。

生の生姜に含まれる成分(ジンゲロール)は、体の表面を温めて発汗させるため、結果的に深部の熱を逃がしてしまうことがあります。

加熱・乾燥させると成分が変化し(ショウガオール)、体の芯から熱を作り出す働きが強くなります。
お味噌汁に入れたり、炒め物に使うのがベストです。

食事だけでは改善しない…そんな時は?

「食事には気を使っているのに、手足の氷のような冷たさが取れない」
「食べているのに、すぐにお腹を下してしまう」

そんな方は、胃腸の働きそのものが弱っている(気虚)か、熱を運ぶ力が不足している可能性があります。

食事は大切ですが、長年の体質(証)によっては、それだけでは追いつかないこともあります。

▼「自分の冷えの原因」をもっと深く知りたい方はこちら

辛い冷え性を根本改善へ!漢方薬局が教える原因と体質別対策法]

まとめ:おいしい「温活」で冬を乗り切ろう

冷え性改善の食事は、我慢することではありません。「どちらを食べたら体が喜ぶかな?」と、自分の体に問いかけながら選ぶことが大切です。

  • 根菜類・冬野菜・発酵食品を味方につける
  • 生野菜・コーヒーは工夫して摂る
  • 「陽の食材」を意識して選ぶ

太陽堂では、漢方薬のご提案だけでなく、あなたの体質に合わせた細かな「食事指導」も行っています。

「自分の体質に合う食べ物が知りたい」「何を食べても胃腸の調子が悪い」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。

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太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

記事作成者 薬剤師 石川 満理奈

得意な疾患:胃腸疾患・耳鼻咽喉疾患・不妊症・婦人科・肝臓・腎臓

開業医だった父の影響で小さい頃から医療は身近に。

薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。

自分自身の胃腸の不調も漢方薬により改善。

よりご来局頂いた方の体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ。

記事作成者 薬剤師 前原 信太郎

実績:伝統漢方研究会 2017年・2021年・2025年 学術発表

沖縄で開業医をしていた祖父と薬の話しをしていた事から薬剤師の道を目指すように。

調剤薬局の薬剤師として6年間勤務。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

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