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クローン病を漢方でサポート|繰り返す腹痛・下痢・食事制限のお悩みに

2026 6/16
胃腸病
2026年3月1日2026年6月16日
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  3. クローン病を漢方でサポート|繰り返す腹痛・下痢・食事制限のお悩みに

「脂っこいものを食べるとすぐに激しい腹痛や下痢を起こし、食事制限が辛い…」

「ステロイドや免疫を抑える点滴治療をしているが、副作用や将来が不安…」

「お腹の痛みを我慢できずロキソニンを飲んだら、かえって症状が悪化してしまった…」

「良くなった(寛解)と思っても、仕事のストレスや疲れで再燃を繰り返す…」

「体重がどんどん落ちてしまい、体力がもたない…」

口から肛門まで、消化管のあらゆる場所に「炎症」や「深い潰瘍(えぐれ)」が飛び飛びに発生してしまう「クローン病」。

10代〜20代の若い世代での発症が多く、国から指定難病に定められています。良くなったり(寛解)、悪くなったり(再燃)を繰り返すため、厳しい食事制限や強いお薬と一生付き合っていかなければならないのかと、深い不安を抱えられている方が非常に多い疾患です。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、強いお薬で無理やり免疫を抑え込むだけでなく、「なぜ腸の粘膜が過剰に反応し、熱(炎症)を持ち続けてしまうのか」という根本的な『胃腸のバリア機能の乱れ』や『局所の熱の停滞』に着目し、お薬を減らしながらも再燃しにくい穏やかな日常(寛解の維持)を目指すための体づくりを漢方で優しくサポートいたします。

目次

クローン病とは?西洋医学的な原因と「潰瘍性大腸炎」との違い

クローン病は、免疫細胞が異常を起こし、自分の消化管の粘膜を攻撃してしまう「炎症性腸疾患(IBD)」の一つです。炎症が起こると、粘膜が腫れて腸が狭くなったり(狭窄)、深い穴が開いたり(瘻孔)します。肛門付近に炎症が起き、「あな痔(痔ろう)」がなかなか治らないことから病気が発覚するケースも少なくありません。

「潰瘍性大腸炎」や他の腸疾患との決定的な違い

クローン病と同じ炎症性腸疾患に「潰瘍性大腸炎」がありますが、病変の場所や深さに大きな違いがあります。

疾患名炎症が起きる場所と深さクローン病との違い・見分け方
クローン病口〜肛門まで**「全ての消化管」**。
※炎症が「飛び飛び(スキップ)」に起き、粘膜の奥深くまでえぐれる。
小腸に病変ができやすく、栄養が吸収できずに「体重減少」が目立ちます。痔ろうを合併しやすいのも特徴です。(※このページで解説しています)
潰瘍性大腸炎**「大腸」**のみ。
※肛門側から連続して広がる。
粘膜の浅い部分の炎症です。下痢に加えて**「血便(粘血便)」**が出やすいのが特徴です。
▶︎ [潰瘍性大腸炎の漢方サポート詳細へ](※内部リンク)
過敏性腸症候群
(IBS)
腸全体(主に大腸)の運動異常。腹痛や下痢は辛いですが、内視鏡で検査しても**「粘膜に炎症や潰瘍が全くない」**のが最大の違いです。
▶︎ [過敏性腸症候群の漢方サポート詳細へ](※内部リンク)

【西洋医学(病院)での一般的な治療】

病院(消化器内科)では、腸に負担をかけないための「成分栄養剤(エレンタール等)」を用いた食事療法をベースに、炎症を抑えるお薬(ペンササ等)や「ステロイド」、さらに免疫の暴走を強力に抑える「生物学的製剤(レミケードやヒュミラ等)」の点滴や注射が行われます。腸が狭くなって詰まってしまった場合は、手術が必要になることもあります。

【薬剤師コラム①】「ロキソニン」等の痛み止めが悪化の引き金に?

担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)

「お腹の痛みや、関節痛が辛くてロキソニンを飲んだら、かえって下痢や腹痛がひどくなりました」というご相談をお受けすることがあります。

実は、西洋医学のガイドラインでも、クローン病や潰瘍性大腸炎の方がロキソニンやイブプロフェンなどの「非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)」を飲むと、病気を悪化させたり再燃させたりするリスクがあると注意喚起されています。

これは、NSAIDsが胃や腸の「粘膜を守るバリア成分」の分泌を抑えてしまうためです。ただでさえ炎症で弱っている腸にダメージを与えてしまうのです。

漢方では、痛みを無理に抑え込むのではなく、痛みの原因となっている「腸にこもった過剰な熱(炎症)」を優しく冷まし、血流を整えることで、自然に痛みが和らぐようなアプローチを行います。

太陽堂の漢方アプローチ|「腸の熱」と「消化吸収力(バリア)」を整える

東洋医学(漢方)では、クローン病による激しい腹痛や下痢を、消化管に過剰な熱と濁った水分が停滞した「湿熱(しつねつ)」や、長引く闘病によって胃腸の働き(気)が衰えた「脾胃虚弱(ひいきょじゃく)」と捉え、再燃を防ぐ体質づくりを目指します。

お悩みのタイプ漢方的な見立て太陽堂の漢方アプローチ(働き)
激しい腹痛・下痢が続く
微熱がある、お腹が張る
熱と毒の停滞(湿熱・熱毒)
免疫の過剰反応により、腸の粘膜に激しい熱(炎症)がこもり、ドロドロとした老廃物が停滞している状態。
【熱を冷まし、腸の環境を整える漢方】
局所にこもった過剰な熱を穏やかに冷まし、余分な水はけを良くすることで、お腹のチクチク・ズキズキする痛みをマイルドに和らげます。
体重が減って体力がもたない
食欲がない、疲れやすい
消化吸収力の低下(脾気虚)
小腸の炎症や長引く食事制限によって胃腸の働きが弱り、食べたものを栄養(気・血)に変えられていない状態。
【胃腸を丈夫にし、バリアを助ける漢方】
胃腸の働きを優しく助けて栄養の吸収をサポートし、粘膜を丈夫にして、炎症に負けない「免疫の土台」を育てます。
ストレスを感じると再燃する
痛む場所が固定している
気の乱れと血行不良(肝鬱・瘀血)
ストレスで自律神経が乱れたり、慢性的な炎症で腸の血流が悪くなり、傷の修復が遅れている状態。
【気を巡らせ、血流を促す漢方】
張り詰めた神経をリラックスさせ、滞った「血」をスムーズに流すことで、組織が本来持つ修復力を発揮しやすい環境を作ります。

【薬剤師コラム②】厳しい食事制限から「食べられる喜び」へ

担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)

クローン病の患者様にとって、一番辛いのは「食べたいものが食べられないこと」かもしれません。「少しでも油っこいものを食べるとお腹を下すのが怖くて、エレンタール(栄養剤)と消化に良いものしか口にできない」と、食事の楽しみを諦めてしまっている方は多くいらっしゃいます。

もちろん、急性期(再燃時)は腸を休ませるための食事制限が絶対に必要です。しかし、いつまでも胃腸が弱ったままだと、少しの刺激で再燃してしまうデリケートな体質のままです。

太陽堂の漢方サポートの最終目標は、単に症状を抑えるだけでなく、「胃腸を丈夫に育て直し、食べられるものの選択肢を少しずつ増やしていくこと」です。ステロイド等の強いお薬を減らしながらでも、穏やかな寛解期を長く維持できるよう、一緒に体質づくりに取り組んでいきましょう。

クローン病の症状を和らげる漢方サポートの症例

病院での治療と並行しながら漢方を取り入れることで、「再燃の不安がない穏やかな日常」を取り戻された事例をご紹介します。

事例① 20代男性|繰り返す再燃と「体重減少」への不安

10代の終わりにクローン病と診断され、生物学的製剤(ヒュミラ等)を使用していました。しかし、仕事の疲れやストレスが溜まると腹痛と下痢が再燃し、その度に食事がとれずに体重が落ちてしまうことに不安を感じてご相談に来られました。

  • お悩み: ストレスによる再燃、慢性的な軟便、体重減少。
  • サポート内容: 腸にこもった「湿熱」と、ストレスによる「自律神経の乱れ」と見立て、①腸の熱をマイルドに冷ます漢方薬、②気を巡らせて神経をリラックスさせる漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 2ヶ月後: お腹のゴロゴロ・チクチクする痛みが減り、軟便の回数が少なくなってきました。
    • 半年後: 仕事が忙しい時期でも再燃せず、穏やかな状態(寛解)を保てるようになりました。
    • 1年後: 胃腸の働きが良くなったことで食事がしっかりと吸収できるようになり、落ちていた体重が元に戻りました。現在は良い状態を維持するため、お薬を減らしながら漢方を継続されています。

事例② 30代女性|ステロイドを減らしたい・「あな痔」の併発

数年前にクローン病と診断され、お腹の不調だけでなく肛門付近の炎症(あな痔・痔ろう)にも悩まされていました。ステロイドを飲むと落ち着きますが、減量するとすぐに微熱と下痢がぶり返すためご来局されました。

  • お悩み: ステロイド依存、下痢、あな痔(痔ろう)の痛み。
  • サポート内容: 腸から肛門にかけての強い熱(熱毒)と血行不良と見立て、局所の熱を冷まし、血流を良くして傷の修復を助ける漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: お腹の痛みが鈍くなり、微熱が出なくなりました。肛門の不快感も和らいできました。
    • 3ヶ月後: 病院の先生と相談しながらステロイドを減らしても、激しい下痢や痛みがぶり返さなくなりました。
    • 8ヶ月後: あな痔の症状も落ち着き、血液検査でも炎症の数値が安定。日常生活に支障がない状態となり、大変喜んでいただけました。

クローン病・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)

特にお問い合わせの多い内容を、担当薬剤師の前原がお答えいたします。

Q. 病院のお薬(ステロイドや免疫調節薬など)と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?

A. はい、もちろん併用可能です。まずは病院のお薬で激しい炎症をしっかりと抑えつつ、漢方薬で「胃腸のバリア機能を高め、再燃しにくい体をつくる」アプローチを並行して行うのが、最も安心で確実なステップです。お薬手帳をお持ちいただければ、飲み合わせを詳しく確認いたします。

Q. 漢方薬を飲めば、難病であるクローン病は完治しますか?

A. クローン病は現在の西洋医学でも完治させる治療法が確立されていない指定難病です。漢方薬の目的も「病気そのものを完全に消し去る」ことではなく、「腸の環境を整えて過剰な炎症を和らげ、お薬に依存しなくても穏やかな寛解期(症状が出ない状態)を長く維持できる体質を目指すこと」です。

Q. 漢方薬を飲み始めて、どのくらいでお腹の痛みに変化を感じられますか?

A. 腸のダメージ具合や炎症の強さによりますが、早い方であれば数週間〜1ヶ月程度で「下痢の回数が減った」「お腹の張りがマシになった」といった変化を感じられる方が多いです。粘膜が丈夫になり、再燃しにくい体質へと変わっていくには、半年〜数ヶ月単位でじっくりと取り組むことをお勧めしています。

その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(胃腸・消化器系の不調)

クローン病は、他の腸疾患や肛門のトラブルと併発したり、見分けがつきにくかったりすることがあります。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。

潰瘍性大腸炎
過敏性腸症候群
慢性便秘・慢性下痢
痔核

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 前原 信太郎

「学術発表 実績」 
2017年 2021年 2025年 学術発表

調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 石川 満理奈

薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。

より患者さんの体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ入りました。

少しでもお力添えできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

胃腸病
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許可番号:薬局開設許可番号 7新保衛薬第158号

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