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乾癬性関節炎を漢方でサポート|皮膚の悩みと関節の痛みの二重苦に

2026 7/18
自己免疫疾患(膠原病・甲状腺疾患)
2026年4月1日2026年7月18日
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  3. 乾癬性関節炎を漢方でサポート|皮膚の悩みと関節の痛みの二重苦に

「乾癬(皮膚の赤みやフケのような粉)だけでも辛いのに、最近指の関節まで腫れて痛む…」

「指全体がソーセージのようにパンパンに腫れ上がり、朝こわばって動かしにくい…」

「病院で『乾癬性関節炎』と診断され、メトトレキサートなどの強い薬が始まり不安だ…」

「生物学的製剤を勧められたが、副作用の心配や、高額な治療費がずっと続くのかと悩んでいる…」

「皮膚と関節、どちらの症状もスッキリせず、いつまでこの状態が続くのかと気が滅入る…」

皮膚に赤い発疹やフケのような落屑(らくせつ)が現れる「乾癬(かんせん)」。その乾癬患者さんの約1割〜2割に発症すると言われているのが、関節の腫れや痛みを伴う「乾癬性関節炎(PsA:Psoriatic Arthritis)」です。

指の第一関節(DIP関節)が痛む、指全体が腫れる(ソーセージ指)、アキレス腱のかかと部分が痛む(付着部炎)といった特有の症状が現れ、放置すると関節リウマチのように関節が変形してしまう恐れのある自己免疫疾患の一つです。

病院では、進行を抑えるために強力な免疫抑制剤や生物学的製剤が使用されますが、「薬で痛みや発疹は抑えられているけれど、薬をやめたらまた再発するのでは」「強い薬を一生打ち続けるしかないのか」という深い不安や虚無感を抱え、孤独に悩まれている方が非常に多い領域です。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、単に痛みや発疹を上から押さえつけるのではなく、「なぜ免疫が暴走し、皮膚や関節に過剰な熱と老廃物が吹き出しているのか」という根本的な『血の熱(血熱)』や『ドロドロの滞り(瘀血・湿熱)』に着目し、体の内側から巡りを整え、お薬に依存しすぎない穏やかな体内環境を取り戻すための体づくりを漢方でサポートいたします。

目次

乾癬性関節炎とは?西洋医学の限界と他疾患との違い

【太陽堂における乾癬性関節炎の漢方サポートまとめ】

  • 原因: 西洋医学では「遺伝的素因やストレスを背景とした自己免疫による皮膚・関節の炎症」とされるが、漢方では根本原因を、体内に異常な熱がこもった「血熱(けつねつ)」や、関節に老廃物が滞った「瘀血・湿熱(おけつ・しつねつ)」と捉える。
  • アプローチ: 血液にこもった過剰な熱を冷まして潤いを補い、関節に滞った古い血液や老廃物をスムーズに流し出す生薬を用いた煎じ薬で、根本的な体質改善を目指す。
  • 目安期間: お薬の服用歴や炎症の強さによるが、早い方で数週間〜1ヶ月程度で「朝の関節のこわばりが和らいだ」「皮膚の赤みが引いてきた」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりと、再燃しにくい(免疫が落ち着いた)状態を育てていくケースが多い。

乾癬性関節炎は、皮膚の症状(尋常性乾癬)が先行して現れる方が約7〜8割ですが、中には関節の痛みが先に出る方や、同時に発症する方もいらっしゃいます。

「関節リウマチ」や「尋常性乾癬」との違い

関節が痛む、あるいは皮膚に症状が出る疾患は他にもありますが、特徴やアプローチが異なります。

疾患名主な症状と特徴乾癬性関節炎との違い・関係性
乾癬性関節炎
(PsA)
**指の第一関節(DIP)**の腫れ、ソーセージ指、アキレス腱の痛み、皮膚の乾癬。リウマチ因子は陰性であることが多いです。(※このページで解説しています)
関節リウマチ手首や指の第二・第三関節が対称的に腫れる。朝のこわばり。皮膚の乾癬はありません。血液検査でリウマチ因子や抗CCP抗体が陽性になります。
▶︎ [関節リウマチの漢方サポート詳細へ](※作成されていれば内部リンク)
尋常性乾癬頭皮、肘、膝などに赤い発疹と白いフケのような落屑が出る。**関節の痛みはありません。**皮膚のみの症状です。乾癬性関節炎のベースとなる状態です。
リウマチ性
多発筋痛症(PMR)
高齢者に多い。肩や太ももなど「大きな筋肉」が突然激しく痛む。関節そのものの腫れや皮膚症状はありません。
▶︎ [リウマチ性多発筋痛症の漢方サポート詳細へ](※内部リンク)

【西洋医学(病院)での一般的な治療】

病院では、痛みを和らげる「NSAIDs(ロキソニンなど)」に加え、免疫の異常を抑える「メトトレキサート(MTX)」などの抗リウマチ薬が使用されます。それでも抑えきれない場合や、皮膚症状が強い場合には、炎症を引き起こす特定の物質をピンポイントでブロックする「生物学的製剤(TNF阻害薬、IL-17阻害薬、IL-23阻害薬など)」の注射が導入されます。

生物学的製剤は非常に効果が高い反面、「免疫を抑えることによる感染症リスク」や「高額な医療費」という課題があります。「強い薬をずっと使い続けることへの不安」から、漢方で自分の免疫バランスそのものを整えたいとご来局される方が後を絶ちません。

【薬剤師コラム①】生物学的製剤は「消火器」。漢方は「燃えにくい森作り」

担当薬剤師:石川(調剤薬局での勤務経験あり)

「先生から生物学的製剤の注射を勧められましたが、一生打ち続けなければならないのかと思うと踏み切れません。漢方でなんとかなりませんか?」というご相談を非常によくお受けします。

生物学的製剤やメトトレキサートは、体内で激しく燃え盛る火事(皮膚や関節の炎症)をピンポイントで強力に鎮火させる「最新鋭の消火器」のようなものです。関節の変形を防ぐために、これらの西洋薬は非常に重要な役割を果たします。

しかし、西洋薬は「火を消す」ことには長けていますが、「なぜそこに火種ができやすいのか」という体質そのものを変えることはできません。東洋医学(漢方)の役割は、西洋薬で火事を抑え込んでいる間に、「体にこもった異常な熱を冷まし、老廃物を流して『火事が起きにくい平和な森(体内環境)』を作っておくこと」です。漢方でこの土台ができれば、将来的に医師と相談しながらお薬を減らしたり、間隔を空けたりすること(減薬・休薬)を目指すための強力なサポートとなります。

太陽堂の漢方アプローチ|「熱」を冷まし、関節の「滞り」を流す

東洋医学(漢方)では、乾癬性関節炎の根本原因を、ストレスや食生活の乱れから血液に異常な熱がこもった「血熱(けつねつ)」、長期の炎症によって体を潤す水分が干上がった「血燥(けっそう)」、そして関節にドロドロの古い血や老廃物が溜まった「瘀血・湿熱(おけつ・しつねつ)」と捉え、皮膚と関節の両面からお一人おひとりの体質に合わせてアプローチします。

お悩みのタイプ漢方的な見立て太陽堂の漢方アプローチ(働き)
皮膚の赤みが強い、痒みがある
関節が熱を持って赤く腫れている
血液にこもった過剰な熱(血熱・湿熱)
免疫の暴走により、血液中に異常な熱(炎症)が発生し、それが皮膚や関節に吹き出して赤みや腫れを引き起こしている状態。
【こもった熱を強力に冷ます漢方】
血液中の過剰な熱をマイルドに冷まし(清熱涼血)、体内に滞った老廃物(湿熱)を尿や便としてスッキリと排泄させます。
指がソーセージのようにパンパンに腫れる
朝のこわばり、刺すような痛み
関節のドロドロとした血行不良(瘀血)
長引く炎症によって微小な血管の血流が滞り、古い血液(瘀血)が関節や付着部に溜まって、組織を酸欠状態にしている状態。
【血流を促し、滞りを掃除する漢方】
全身の「血(けつ)」の巡りを強力に促し(活血化瘀)、関節にこびりついた滞りをサラサラと流して痛みを和らげます。
皮膚がボロボロと剥がれ落ちる
乾燥肌、疲れやすくイライラする
潤いの枯渇と栄養不足(血燥・陰虚)
長期間の熱(炎症)によって体の冷却水や栄養(血・陰)が干上がり、皮膚を潤すことができなくなっている状態。
【潤いを補い、皮膚を養う漢方】
体にたっぷりと「陰(潤い)」と「血(栄養)」を補給して皮膚のバリア機能を助け、暴走しがちな免疫を穏やかに落ち着かせます。

【薬剤師コラム②】「皮膚」と「関節」は繋がっている

担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)

乾癬性関節炎の患者様は、皮膚科とリウマチ科(整形外科)の両方に通い、「皮膚の薬」と「関節の薬」を別々にもらって悩まれていることが少なくありません。

しかし東洋医学では、皮膚の赤みも関節の腫れも、別々の病気ではなく「体の中にこもった『同じ熱と老廃物』が、外(皮膚)に溢れたか、奥(関節)に溜まったかの違い」だと考えます。つまり、根っこは一つなのです。

そのため、太陽堂の漢方サポートでは、皮膚用・関節用と分けて考えるのではなく、大元にある「血の熱(血熱)」と「ドロドロの滞り(瘀血)」を全身から一掃するアプローチを行います。漢方を飲んで体の中が綺麗になってくると、「関節の痛みが和らいだと思ったら、いつの間にか皮膚のフケ(落屑)も減っていた」というように、両方の症状が同時に良い方向へ向かっていくのが漢方の素晴らしい特徴です。

乾癬性関節炎のお悩みを和らげる漢方サポートの症例

「強い薬に頼りたくない」「関節の変形が怖い」と不安を抱えていた方が、漢方を取り入れることで「皮膚と関節の両方が落ち着き、穏やかな日常」を取り戻された事例をご紹介します。

事例① 40代男性|メトトレキサート服用中の「指の腫れと疲労感」

数年前から乾癬があり、最近になって両手の指がソーセージのようにパンパンに腫れ上がり、乾癬性関節炎と診断されました。メトトレキサートを服用し始めましたが、薬を飲んだ翌日の吐き気や極度の疲労感が辛く、これ以上薬を増やしたくない(生物学的製剤にはいきたくない)とご相談に来られました。

  • お悩み: ソーセージ指、関節の痛み、メトトレキサートの副作用(だるさ)、皮膚の赤み。
  • サポート内容: 体内にこもった熱と老廃物(湿熱)と、指先の血行不良(瘀血)と見立て、関節のドロドロを強力に流しながら、体にこもった炎症の熱を尿として排泄する漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 漢方を飲み始めてからお通じが非常に良くなり、朝の指の強張りが「少し動かしやすくなってきた」と感じました。
    • 3ヶ月後: パンパンに腫れていたソーセージ指がスッキリと引き、指輪が再び入るようになりました。皮膚の赤みも薄らいでいます。
    • 半年後: 関節の痛みがほぼなくなり、主治医と相談してメトトレキサートを減量することができました。「薬の副作用のだるさからも解放され、仕事に集中できます」と大変喜ばれ、現在も予防のために服用を継続されています。

事例② 50代女性|生物学的製剤を打っても繰り返す「皮膚と関節の再燃」

乾癬性関節炎で生物学的製剤の注射を定期的に打っています。注射を打てば症状は綺麗に治まりますが、次回の注射が近づくと必ず皮膚の発疹が顔を出し、アキレス腱のあたりが疼き始めます。「薬で抑え込んでいるだけで、体の中は治っていないのではないか」と不安になりご来局されました。

  • お悩み: 注射の切れ目の再燃、アキレス腱の痛み、皮膚の乾燥と落屑、一生続く治療への不安。
  • サポート内容: 長期の炎症による潤いと栄養の枯渇(血燥・陰虚)と、自律神経の乱れ(ストレス)と見立て、体にたっぷりの潤いを補給して皮膚のバリア機能を助け、免疫の暴走を穏やかに鎮める漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 漢方を飲むと体がじんわり落ち着き、夜ぐっすりと眠れるようになりました。肌の極端な乾燥が和らいできました。
    • 3ヶ月後: 次回の注射の時期が近づいても、アキレス腱の疼きや皮膚の新たな発疹が出にくくなり、「薬の切れ目」の不安が減りました。
    • 半年後: 症状が非常に安定しているため、主治医の判断で生物学的製剤の注射の間隔を延ばすことができました。「自分の体の治癒力が戻ってきた実感があります」と笑顔を取り戻され、無事に治療の第一段階を卒業されました。

乾癬性関節炎・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)

特にお問い合わせの多い内容を、担当薬剤師の石川がお答えいたします。

Q. 病院で処方されているメトトレキサートや生物学的製剤と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?

A. はい、もちろん併用可能です。西洋薬で過剰な自己免疫の暴走(激しい炎症)をピンポイントで強力に抑え込みながら、並行して漢方薬で「体内にこもった熱を冷まし、ドロドロ血を流す体質(土台)づくり」を行うのは、非常に理にかなった理想的なアプローチです。漢方で体内環境が整ってくれば、医師と相談しながらお薬を減量したり、注射の間隔を空けたりすることが期待できます。お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。

Q. 漢方薬を飲めば、乾癬や関節の痛みは完全に消えますか?

A. 乾癬性関節炎は自己免疫疾患であり、「漢方を飲んですぐに完治する」とお約束できるものではありません。しかし、漢方で血液の熱(血熱)や滞り(瘀血)を取り除くことで、「朝のこわばりが気にならない」「皮膚のフケ(落屑)が減って目立たなくなった」「薬を減らしても再燃しない」といった、生活の質(QOL)が劇的に向上する穏やかな状態を長期間維持できる方は多くいらっしゃいます。

Q. 食生活で気をつけることはありますか?

A. 東洋医学では、乾癬や関節炎の悪化要因として「体に熱とドロドロを溜め込む食事」を挙げます。具体的には、脂っこいもの、極端に甘いもの、アルコール、香辛料などの刺激物の過剰摂取は、体内に「湿熱(しつねつ)」を生み出し、炎症の火種となってしまいます。腹八分目を心掛け、和食中心のあっさりとした食事を意識していただくことが、漢方薬の効果を最大限に引き出す助けとなります。

その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(自己免疫・関節・皮膚の不調)

乾癬性関節炎は、関節や皮膚局所の問題だけでなく、全身の自己免疫バランスや血流、慢性的な疲労と深く関わっています。より具体的なご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。

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自律神経失調症
更年期障害
不眠症(睡眠障害)

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 林 泰太郎

「学術発表 実績」 
2015年 2016年 2017年 2019年 2020年 2022年 2025年 学術発表

調剤薬局で三年、漢方薬局で三年働き
「漢方薬局 太陽堂」を開局しました。

太陽堂も10周年を迎え多くの方に活用してもらえるようになりました。

日々「一人一人の笑顔を見る為に」頑張ります。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も
勉強を積み今に至ります。

病気のお話し、漢方のお話しなど、どんな事でもご相談下さい。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 椙田 彩純

医療職の両親のもとで育ち、病院薬剤師としてキャリアをスタートしました。

西洋医学の限界にもどかしさを感じ、「薬を出し続けるのではなく、治す力を引き出したい」という想いから漢方の道へ進みます。

漢方の治癒力には驚くべき力があります。

ぜひ体験してみて下さい。

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