
「少し日に当たっただけで、腕や首にかゆいブツブツが出る…」
「春から夏になると、毎年決まって肌が荒れてしまう…」
「日焼け止めを塗っていても、赤く腫れてしまう…」
「湿布を貼っていた場所が、日光に当たったとたんに真っ赤になった…」
ふつうなら問題のない量の日光で、肌に赤みやかゆみ、ブツブツが出てしまう状態を「光線過敏症」と呼びます。
「日光アレルギー」「紫外線アレルギー」と呼ばれることもあります。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、日光を避ける対策は続けながら、「反応しやすい肌の土台」を体の内側から見直します。
皮膚科での検査や治療と併用しながら、体質に合わせた漢方をご提案いたします。
【この記事の結論:「光線過敏症」に対する漢方の考え方】
- 不調の正体(原因):西洋医学では「日光に対する皮膚の過敏な反応」とされ、お薬や化粧品、ほかの病気が関わることもあります。漢方では、体にこもった熱や余分な水、肌を養う潤いの不足が背景にあるととらえます。
- 漢方の考え方:遮光と皮膚科の治療を土台に、熱・水・潤いのかたよりを整え、刺激に反応しにくい肌の土台を養います。
- 対象となる主なお悩み:日に当たると出る赤み・かゆみ・ブツブツ、毎年くり返す春夏の肌荒れ、治ったあとに残る色むら(色素沈着)。
光線過敏症とは?西洋医学の原因と病院での治療
光線過敏症にはいくつかのタイプがあり、原因も対処も異なります。
主なタイプ
- 多形日光疹(たけいにっこうしん): もっとも多いタイプ。春から初夏に、日に当たった数時間後、腕や首、胸元などにかゆいブツブツが出ます。
- 日光蕁麻疹(にっこうじんましん): 日に当たって数分で赤くふくらみ、日陰に入るとしばらくして引いていきます。
- お薬や湿布、化粧品などが関わるもの(光接触皮膚炎・薬による光線過敏): 飲み薬や貼り薬、塗った物の成分が肌に残ったところへ日光が当たって、反応が起こります。痛み止めの湿布(ケトプロフェンなど)がよく知られています。
- ほかの病気に伴うもの: 全身性エリテマトーデス(SLE)などの膠原病の症状のひとつとして現れることがあります。
原因によって対処が変わるため、まず皮膚科で調べてもらうことが大切です。
※全身に広がる水ぶくれ、高い熱、関節の痛み、強いだるさを伴う場合は、膠原病など全身の病気が関わっている可能性があります。すぐに医療機関(皮膚科や内科)を受診してください。
病院での検査とお薬の分類
皮膚科では、光を当てて反応を見る検査(光線テスト)や、原因と疑われる物を貼って光を当てる検査(光パッチテスト)、血液検査などが行われます。
治療の基本は、日光を避けること(遮光)です。
症状に応じて、炎症を抑えるステロイドの塗り薬や、かゆみを抑える抗ヒスタミン薬(飲み薬)が使われます。
お薬が原因と考えられる場合は、処方した先生と相談のうえで見直しが検討されます。自己判断での中止は避けてください。
漢方での考え方|「反応しやすい肌」の土台を見直す
漢方では、日光を「熱の刺激」ととらえます。
体の中にすでに熱や余分な水がこもっていると、わずかな刺激でも肌に赤みやかゆみとして現れやすくなると考えます。
また、肌を養う血や潤いが足りないと、刺激から肌を守る力が弱くなります。
| 漢方のとらえ方 | あなたの主な症状・体質 | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 体にこもった熱 「血熱(けつねつ)」 | 赤みと熱感が強い。のぼせやすい、辛い物やお酒で悪化する。 | 【こもった熱を冷ます漢方薬】 体の中の余分な熱をしずめ、赤みやかゆみが出にくい状態を目指します。 |
| 余分な水と熱 「湿熱(しつねつ)」 | ジュクジュクする、水ぶくれができる。体が重だるい、脂っこい食事で悪化する。 | 【余分な水と熱をさばく漢方薬】 肌にたまった水と熱を整え、炎症が長引きにくい状態を目指します。 |
| 血と潤いの不足 「血虚(けっきょ)」 | 乾燥してカサカサする。治ったあとも色が残りやすい、更年期以降に気になりだした。 | 【血と潤いを補う漢方薬】 肌を内側から養い、刺激から守る力を支えます。 |
| 体の守りの弱り 「脾虚(ひきょ)」 | 季節の変わり目に出やすい。疲れやすい、風邪をひきやすい。 | 【胃腸を整え、体の守りを養う漢方薬】 体の土台である胃腸を整え、ゆらぎにくい肌を目指します。 |
※漢方薬はお一人おひとりの体質に合わせてお作りします。ご相談のうえで最適な組み合わせをご提案いたします。
【薬剤師コラム①】原因の確認と並行して、肌の土台づくりを
担当薬剤師:石川(調剤薬局での勤務経験あり)
光線過敏症のご相談で、私たちが必ず確認するのが「今使っているお薬や化粧品」です。
光線過敏症には、お薬や湿布、化粧品、日焼け止めそのものが関わっていることがあります。
そのため、まずは皮膚科で原因を確認していただくことが第一です。
ご相談の際は、お薬手帳に加えて、使っている湿布や塗り薬、化粧品、サプリメントをメモしてお持ちください。皮膚科の先生にとっても、大切な手がかりになります。
そのうえで漢方は、熱や水、潤いのかたよりといった「反応しやすさの土台」を整える側を受け持ちます。
【薬剤師コラム②】遮光は続けながら、季節の前から備えます
担当薬剤師:前原(調剤薬局での勤務経験あり)
漢方を始めても、日焼け止めや衣類での対策は、これまでどおり続けてください。漢方は遮光の代わりになるものではありません。
漢方が受け持つのは、同じ日差しを浴びても、反応が出にくい体の土台づくりです。
毎年同じ時期にくり返す方は、症状が出てからではなく、日差しが強くなる前の時期(冬の終わりから春先)から体を整えておくという考え方もあります。
病院のお薬で今の症状を抑えながら、体質の側を少しずつ整えていきましょう。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 皮膚疾患) どうぞ参考にされて下さい。
自宅でできるセルフケア・食養生
漢方薬と並行して、毎日の遮光と、体に熱をこもらせない食生活を心がけましょう。
- 日焼け止めをこまめに: 紫外線のA波(UVA)とB波(UVB)の両方を防ぐものを選び、こまめに塗り直します。
- 衣類や小物で日差しを避ける: 長袖、つばの広い帽子、日傘、サングラスを活用し、日差しの強い時間帯の外出を控えます。
- 湿布薬を使った場所は日光に当てない: はがしたあとも、しばらくは日光に当てないようにします。くわしい期間は、薬剤師にご確認ください。
- 熱をこもらせる飲食を控える: 辛い物、お酒、脂っこい食事は控えめにし、腹八分目を心がけます。
- 睡眠をしっかりとる: 疲れや寝不足は、肌を守る力を弱めます。疲れをためないようにしましょう。
よくあるご質問(FAQ)
皮膚科の塗り薬(ステロイド)や飲み薬(抗ヒスタミン薬)を使っていますが、漢方薬は併用できますか?
はい、併用していただけます。
皮膚科の治療は続けたまま、体質の側を漢方で整えていきます。お薬手帳など、今の治療内容が分かるものをお持ちください。
どのくらいの期間で変化を感じられますか?
のぼせやすさや肌の乾燥など体調の変化は、早い方で1〜3ヶ月程度で感じられることがあります。
季節によって症状が変わるため、日差しの強い季節をひとつ越えたところで、前の年と比べてどうかを一緒に確認していきます。
どのような時に病院を受診すべきですか?
広い範囲に水ぶくれや強い腫れが出た時、熱や関節の痛み、強いだるさを伴う時は、早めに皮膚科を受診してください。
新しいお薬やサプリメントを飲み始めてから症状が出た場合も、処方した先生に早めにご相談ください。
費用はどのくらいかかりますか?
目安として、1週間あたり5,000円前後〜(1ヶ月で2万円前後から)とお考えください。相談料は無料です。
体質や組み合わせる漢方の内容によって変わるため、お作りする前に必ず金額をはっきりお伝えし、ご納得いただいてからスタートします。ご予算のご希望も遠慮なくお聞かせください。
まとめ|日差しを避ける工夫と、内側からの体づくりを
光線過敏症は、季節が来るたびに外出や服装に気をつかう、つらいお悩みです。
遮光と皮膚科の治療を土台にしながら、熱・水・潤いのかたよりを体質から整えていく。それが漢方の役割だと考えています。
どうぞお気軽にご相談ください。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

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太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




