
「年に何度も扁桃腺が腫れて、そのたびに高い熱が出て仕事を休んでしまう…」
「抗生物質を飲めば治まるけれど、少し疲れるとまたすぐにぶり返す…」
「のどの奥に白いかたまりができて、口のにおいが気になる…」
「手術をすすめられたけれど、できれば避けたいと迷っている…」
のどの奥の左右にある扁桃(へんとう)が、くり返し炎症を起こす状態を「習慣性扁桃炎」や「慢性扁桃炎」と呼びます。
鼻の奥にある扁桃の仲間が「アデノイド」で、お子さんのいびきや鼻づまりの原因になることがあります。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、耳鼻咽喉科での治療と併用しながら、のどに炎症が起こりやすい体質と、疲れると腫れる体の守りの弱さを整えるお手伝いをいたします。
【この記事の結論:「くり返す扁桃炎」に対する漢方の考え方】
- 不調の正体(原因):西洋医学では「扁桃に細菌やウイルスが感染し、炎症をくり返すこと」とされます。漢方では、のどにこもりやすい熱と、感染を防ぐ体の守りの弱り、潤いの不足が背景にあるととらえます。
- 漢方の考え方:急な発熱や強い痛みの治療は病院が担います。漢方は、落ち着いている時期に熱のこもりと体の守りを整え、くり返しにくい土台を養います。
- 対象となる主なお悩み:年に何度も腫れる扁桃、疲れると出るのどの痛みや微熱、のどの違和感やにおい、痰のからみ。
くり返す扁桃炎・アデノイドとは?西洋医学の原因と病院での治療
扁桃は、口や鼻から入ってくる細菌やウイルスを食い止める、免疫の見張り番です。
この扁桃そのものに、感染と炎症がくり返し起こるのが習慣性扁桃炎です。年に何度も高い熱とのどの痛みをくり返します。
主な症状
- のどの強い痛み、飲み込む時の痛み
- 高い熱、体のだるさ、首のリンパの腫れ
- 落ち着いている時期にも続く、のどの違和感、微熱、痰
- 扁桃のくぼみにたまる白いかたまりと、口のにおい
※口が開けにくい、つばも飲み込めない、息が苦しい、片側だけが強く腫れて痛む時は、扁桃のまわりに膿がたまる病気(扁桃周囲膿瘍)などの可能性があります。すぐに医療機関を受診してください。
扁桃が関わるほかの病気
扁桃の慢性的な炎症が、皮膚や腎臓など離れた場所の病気に関わることがあります。
お子さんのアデノイド
アデノイドが大きいと、鼻づまり、口呼吸、いびき、寝ている時に呼吸が止まる、中耳炎をくり返す、といった症状が現れます。
成長とともに小さくなることが多いため、耳鼻咽喉科で経過を見ながら、必要に応じて手術が検討されます。
病院での検査とお薬の分類
耳鼻咽喉科では、のどの診察と、必要に応じて細菌の検査や血液検査が行われます。
急性期の治療には、抗菌薬、熱や痛みを抑えるお薬(消炎鎮痛薬)、うがい薬などが使われます。
年に何度もくり返す場合や、ほかの病気に関わっている場合は、扁桃を取る手術が検討されます。手術を受けるかどうかは、主治医の先生とじっくりご相談ください。
漢方での考え方|「のどにこもる熱」と「体の守り」を整える
漢方では、のどは外からの邪気(ウイルスや細菌など)が最初に入ってくる場所と考えます。
くり返し腫れる方の体には、のどにこもりやすい熱と、感染をはね返す「体の守り」の弱りが重なっているととらえます。
| 漢方のとらえ方 | あなたの主な症状・体質 | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| のどにこもる熱と膿 | 腫れと痛みが強い、白いかたまりや膿がつく。口のにおい、便秘、辛い物やお酒で悪化する。 | 【のどの炎症をしずめ、膿をさばく漢方薬】 こもった熱をしずめ、膿がたまりにくい状態を目指します。 |
| 体の守りの弱り 「衛気虚(えききょ)」 | 疲れると腫れる、風邪をひきやすい、季節の変わり目に弱い。汗をかきやすい。 | 【胃腸を整え、体の守りを養う漢方薬】 体の土台である胃腸を整え、感染をはね返す力を養います。 |
| 潤いの不足 「陰虚(いんきょ)」 | のどが乾く、イガイガする、声がかれやすい。微熱やほてりが続く。 | 【のどを潤す漢方薬】 のどの粘膜を内側から潤し、炎症が長引きにくい状態を目指します。 |
| ねばりのある痰と巡りの滞り | 痰がからむ、のどに何かがはりついた感じ。鼻炎や後鼻漏がある。 | 【痰をさばき、巡りを整える漢方薬】 ねばりのもとを整え、のどがすっきりしやすい状態を目指します。 |
※漢方薬はお一人おひとりの体質に合わせてお作りします。ご相談のうえで最適な組み合わせをご提案いたします。
【薬剤師コラム①】落ち着いている時期こそ、体づくりの時間です
担当薬剤師:石川(調剤薬局での勤務経験あり)
高い熱が出て、のどが強く腫れている時は、まず病院での治療が最優先です。
一方で、腫れが引いて落ち着いている時期は、「くり返しにくい体」を作るための大切な時間だと考えています。
疲れがたまった時、寝不足が続いた時、季節の変わり目。腫れる前には、体の守りが弱っているサインが出ていることが少なくありません。
いつ、どんな時に腫れたのかを振り返っていただけると、体質を考える大切な手がかりになります。
【改善実例】太陽堂での体質改善エピソード
ここでは、扁桃腺炎の症状をくり返されていた方の実例をご紹介します。
40代・男性|良くなったり悪くなったりをくり返す扁桃腺炎からの変化
【ご相談内容】
1年ほど前に体調をくずして病院を受診し、扁桃腺炎と診断されました。
その後も、痰、のどの痛み、微熱、鼻づまりが、良くなったり悪くなったりをくり返しているとのことで、ご相談に来られました。
【漢方服用の経過】
のどの炎症をしずめる漢方薬と、膿をさばく漢方薬を組み合わせてご提案しました。
服用開始から1ヶ月:症状が少なくなり、少しずつ良い方向に向いてきているとのことでした。
服用開始から3ヶ月:風邪をひいた時に一度だけ調子をくずしたものの、今は調子良く過ごせており、体調の良い日が増えているとのことでした。
※効果の感じ方や必要な期間には個人差があります。症状の改善を保証するものではありません。
【薬剤師コラム②】「治らない」と「良くならない」は、同じではありません
担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
「体質だから仕方ない」「手術するしかない」と言われ、あきらめかけている方もいらっしゃるかもしれません。
手術が必要かどうかは、主治医の先生の判断が第一です。そのうえで、腫れる回数を減らし、腫れても軽くすむ体を目指すことは、漢方がお手伝いできるところだと考えています。
大切なのは、しっかり眠ること、風邪を防ぐこと、胃腸を整えてしっかり食べること。この毎日の積み重ねを、漢方は体力と免疫の面から支えます。
耳鼻咽喉科での治療は続けながら、体質の側を一緒に整えていきましょう。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 耳鼻咽喉疾患) どうぞ参考にされて下さい。
自宅でできるセルフケア・食養生
漢方薬の服用とあわせて、次の点に気をつけると、体の守りを保ちやすくなります。
- 疲れと寝不足をためない: 扁桃は、疲れた時に腫れやすくなります。十分な休息を心がけましょう。
- うがいと手洗い: 外から帰ったら、うがいと手洗いをします。
- 部屋の乾燥を防ぐ: 乾燥はのどの粘膜を傷めます。寝る時の口呼吸にも気をつけましょう。
- のどを刺激するものを控える: たばこ、お酒、辛い物などは、のどの負担になります。
- 首元を温かく保つ: 体を冷やさず、首元を温かくして過ごします。
よくあるご質問(FAQ)
病院の抗菌薬や痛み止めを飲んでいますが、漢方薬は併用できますか?
はい、併用していただけます。
急な発熱や強い痛みがある時は、病院の治療を優先してください。お薬手帳など、今の治療内容が分かるものをお持ちいただけると、飲み合わせを確認したうえでご提案できます。
どのくらいの期間で変化を感じられますか?
のどの違和感や痰、疲れやすさなどの変化は、早い方で1〜3ヶ月程度で感じられることがあります。
くり返す回数が変わってきたかどうかは、季節をまたいで確認する必要があります。半年から1年の単位で見ていく方が多いです。
どのような時に病院を受診すべきですか?
口が開けにくい、つばも飲み込めない、息が苦しい、片側だけが強く腫れて痛む時は、すぐに耳鼻咽喉科か救急を受診してください。
高い熱が続く時や、お子さんのいびきがひどく、寝ている時に呼吸が止まる様子がある時も、早めに耳鼻咽喉科でご相談ください。
費用はどのくらいかかりますか?
目安として、1週間あたり5,000円前後〜(1ヶ月で2万円前後から)とお考えください。相談料は無料です。
体質や組み合わせる漢方の内容によって変わるため、お作りする前に必ず金額をはっきりお伝えし、ご納得いただいてからスタートします。ご予算のご希望も遠慮なくお聞かせください。
まとめ|腫れた時の治療と、くり返さない体づくりを
くり返す扁桃炎は、そのたびに仕事や生活が止まってしまう、つらいお悩みです。
腫れた時は病院の治療で抑え、落ち着いている時期に、のどの熱と体の守りを体質から整えていく。それが漢方の役割だと考えています。
どうぞお気軽にご相談ください。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

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太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




