
「目薬を1日に何度さしても、すぐに乾いてゴロゴロする…」
「エアコンの部屋やパソコン作業で、夕方には目がショボショボして開けていられない…」
「コンタクトレンズが乾いて、長い時間つけていられない…」
「シェーグレン症候群と言われ、目も口も乾いてつらい…」
「ドライアイのせいか、目の疲れや頭痛、かすみまで出てきた…」
目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらなくなり、目の表面に傷が生じる病気が「ドライアイ(乾性角結膜炎・涙液減少症)」です。
現在、日本では約800~2200万人もの患者さんがいるといわれる、とても身近な目のトラブルです。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、目薬で外から潤いを足すだけではなく、
「なぜ涙が足りなくなり、乾いてしまうのか」という根本的な『潤いを作る力の低下』や『熱のこもり・巡りの滞り』に着目し、体の内側から潤いを作り、しっとりと快適な目元を取り戻すための体づくりを漢方で優しくサポートいたします。
ドライアイ(乾性角結膜炎・涙液減少症)とは?原因と西洋医学の対応
【太陽堂におけるドライアイの漢方サポートまとめ】
- 原因: 西洋医学では「涙の量の不足や、涙の質のバランスの崩れ」とされるが、漢方では「水毒(すいどく)」「血毒(けつどく)」の乱れ——つまり、水分が足りない・上手く水を循環できない状態や、熱がこもってしまう事による水の循環不足と捉える。
- アプローチ: 身体に潤いをもたせる「地黄剤」を中心に、熱を取る生薬や水の循環を助ける生薬を用いた煎じ薬で根本的な体質改善を目指す。
- 目安期間: 体質によるが、早い方で1~3ヶ月程度で「乾きが気にならない時間が増えた」「ゴロゴロ感が減った」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりと乾かない目元を育てて改善が見られるケースが多い。
ドライアイの主な原因——環境・生活・ストレス
ドライアイは環境要因が大きいと考えられ、
- エアコンの使用
- パソコンやスマートフォンの使用(まばたきの回数が減ります)
- コンタクトレンズ装用者の増加
などが主な環境要因と言われています。
他にもストレスによる涙の分泌の抑制や夜型の生活、食生活の変化なども原因の一つと言われています。
シェーグレン症候群もドライアイの原因に
シェーグレン症候群は代表的な自己免疫疾患の一つになります。
根本的な原因は不明であり、涙腺と唾液腺に対して免疫機能が働く事で、ドライアイやドライマウス(口の乾き)などの症状が現れるのがシェーグレン症候群の特徴になります。
ドライアイになると——「乾く」だけではありません
目が「乾く」という感覚はもちろん、
- 目が疲れる
- 目がゴロゴロする
- 充血する
- 目に不快感がある
- 時々かすんで見える
- 頭痛
などの症状も出てきます。
他にも、近年ドライアイで視力が低下することがわかってきました。
視力が落ちたと思い病院に行ったら、実はドライアイだったというパターンも多いそうです。
【西洋医学(病院)での一般的な治療】
眼科では、涙の代わりをする人工涙液や、水分を保持するヒアルロン酸の点眼(ヒアレインなど)、涙の質を整えるムチンの分泌を助ける点眼(ジクアス・ムコスタなど)が処方されます。乾きが強い場合には、涙の出口を小さな栓でふさいで涙を目に溜める「涙点プラグ」という処置が行われることもあります。
これらは目の表面を守る大切な治療です。ただ、「さした直後は楽になるけれど、またすぐに乾いてしまう」という繰り返しに悩まれ、当薬局へご相談に来られる方が少なくありません。
【薬剤師コラム①】「目薬をさしてもすぐ乾く」のはなぜ?
担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)
「目薬を1日に何回もさしているのに、すぐ乾いてしまうんです」というご相談を非常によくお受けします。
目薬は、外から水分を補ってくれる大切なケアです。しかし、乾いた部屋に霧吹きで水をまいても、加湿器が動いていなければすぐに元に戻ってしまうように、体の内側で「涙を作る力」が落ちたままでは、外から足した潤いはすぐに失われてしまいます。
東洋医学では、涙の材料となる「潤い(陰)」と「血(けつ)」を補い、それを目まで届ける巡りを整えることを最も重視します。目薬と併用しながら、「乾かない体の土台」を作っていくのが漢方の受け持ちです。
太陽堂の漢方アプローチ|「潤い」を内側から作り、巡らせる
東洋学的にドライアイ(乾性角結膜炎・涙液減少症)の原因は、水毒や血毒と言われるものになります。
- 水分が足りない、上手く水を循環できない
- 熱がこもってしまう事による水の循環不足
などです。お一人おひとりの体質に合わせて、主に以下の3つのタイプからアプローチします。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 目も口も肌も乾く ほてりがある・年齢とともに乾きが強くなった | 潤い(陰・水)の不足 体の潤いを作る材料そのものが減り、涙の量が足りなくなっている状態。年齢による変化やシェーグレン症候群の背景にも多いタイプ。 | 【潤いをたっぷり補う漢方】 身体に潤いをもたせてくれる「地黄剤」を中心に、体の内側から涙の材料を補い、水の流れを良くしていきます。 |
| 目が疲れる・かすむ 顔色が優れない・眠りが浅い | 目を養う血の不足(血虚) 東洋医学では「目は血に養われる」と考えます。パソコンやスマートフォンで目を酷使して「血」を消耗し、涙の質まで落ちている状態。 | 【血を補い、目を養う漢方】 「四物湯」「連珠飲」など血を補う漢方薬で目の栄養と潤いを底上げし、疲れ・かすみごと整えます。 |
| 充血しやすい・目が熱い ストレスが強い・イライラする | 熱のこもりと気の滞り(気滞・熱証) ストレスでこもった熱が、せっかくの潤いを蒸発させてしまっている状態。ストレスは涙の分泌そのものも抑えてしまいます。 | 【熱を取り、巡りを整える漢方】 「黄連解毒湯」や熱を取る生薬「黄連・黄ゴン」を加えて、こもった熱を冷まします。「牡蠣剤」「人参剤」などを使い水の循環を良くする事もあります。 |
※紹介している漢方薬は一部になり、その方々に合わせて漢方薬をお作り致します。
【薬剤師コラム②】涙は「肝の液」——スマホ時代の乾き
担当薬剤師:林 泰太郎(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
東洋医学では、「涙は肝の液」——つまり涙は、肝に蓄えられた「血」から作られる、と考えます。
パソコンやスマートフォンの画面を見つめている間、まばたきの回数は普段より大きく減ると言われます。目を酷使すれば「血」を消耗し、夜更かしをすれば潤いを回復する時間も削られる。現代の生活は、涙の「材料」と「作る時間」の両方を奪いやすいのです。
だからこそ太陽堂では、漢方で潤いと血を補うことと合わせて、「1時間に1回は画面から目を離す」「ホットタオルで目元を温める」「日付が変わる前に眠る」といった、涙を守る小さな養生も一緒にお伝えしています。
目の乾きは、体からの「潤いが足りません」というサインです。目だけの問題と捉えず、全身の状態を一緒に見直していきましょう。
ドライアイのお悩みを和らげる漢方の症例
症例 女性(昭和39年生まれ)|高眼圧の相談中に見つかった「ドライアイと頭痛」
最初のご相談は、高眼圧が気になるとの事で来局されました。
眼圧も下がり調子が良かったのですが、突然の頭痛にびっくりされ病院に行った所、ドライアイと診断。
どうしても頭痛が取れないとの事で、ドライアイに対しての漢方薬も出させて頂く事になりました。
- お悩み: ドライアイ、どうしても取れない頭痛。
- サポート内容: 体の潤い不足と見立て、潤いをもたせる作用のある「地黄剤」を1種類出させて頂きました(高眼圧の治療がある為、1日1回のみでの服用)。
- 経過:
- 1ヶ月後: たまに頭痛がするとおっしゃっていましたが、少しずつ改善している感じはあるとの事。
- 10ヶ月後: ドライアイが気にならなくなり、頭痛もしなくなったとの事でした。1日1回でも早期での改善が見られた患者さんになります。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 眼科疾患)
どうぞ参考にされて下さい。
ドライアイ・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
病院の目薬(ヒアレイン・ジクアスなど)と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?
はい、もちろん併用可能です。
目薬で「外から目の表面を潤して守り」ながら、並行して漢方薬で「内側から涙を作る力を育てる」のは、役割の違う理想的な組み合わせです。
お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。
シェーグレン症候群と言われていますが、漢方は飲めますか?
はい、問題なくご相談いただけます。
シェーグレン症候群は全身の免疫と潤いに関わる病気です。漢方は、目や口といった局所だけでなく、「全身の潤いを作る土台」に働きかけるアプローチですので、病院の治療と並行してご活用いただけます。
お身体全体の症状も含めて、詳しくお聞かせください。
漢方薬を飲み始めて、どのくらいで変化を感じられますか?
体質や乾きの強さによりますが、早い方であれば1~3ヶ月程度で「乾きが気にならない時間が増えた」「ゴロゴロ感が減った」といった変化を感じられる方が多いです。
症例の方のように、1日1回の服用でも10ヶ月ほどかけて頭痛ごと気にならなくなったケースもあります。体質から整えるものですので、焦らずじっくりと取り組むことをお勧めしています。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

「目薬をさしてもすぐ乾く」方には、こちらの記事もどうぞ。
関連するお悩み(目・潤い・自律神経の不調)
ドライアイは、目だけの問題ではなく、全身の潤いや血、ストレスバランスと深く関わっています。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。





