
「病院で『これ以上悪化すると透析になる』と言われて不安…」
「治らない病気と言われ、進行を待つしかないのかと落ち込んでいる…」
「強いだるさやむくみ、貧血が続いて、毎日がとてもつらい…」
「食事制限や血圧の薬を続けているけれど、自分でできるケアを探している…」
腎臓の働きが慢性的に低下していく状態を「慢性腎臓病(CKD)」と呼びます。
腎臓の機能は一度失われると、現代医学では元に戻すことは難しいとされており、進行を遅らせる治療が中心となります。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、病院の治療と併用しながら、残された腎臓の働きを内側から守り、むくみやだるさなどの不快な症状を和らげるお手伝いをいたします。
【この記事の結論:「慢性腎臓病(CKD)」に対する漢方の考え方】
- 不調の正体(原因):西洋医学では「加齢や糖尿病、高血圧などにより、腎臓のろ過機能(糸球体など)が徐々に壊れていくこと」とされます。漢方では、腎臓そのものの機能低下(腎虚)に加えて、炎症による組織の破壊や、老廃物(水毒・瘀血)の蓄積が進行を早めているととらえます。
- 漢方の考え方:数値の管理や進行を遅らせる基本治療は病院が担います。漢方は、腎臓に負担をかける炎症や血の滞りを和らげ、残された機能を守る土台づくりを受け持ちます。
- 対象となる主なお悩み:「透析が近い」と言われた不安、慢性的なだるさ(倦怠感)、むくみ、貧血、夜間頻尿。
慢性腎臓病(CKD)とは?西洋医学の原因と病院での治療
慢性腎臓病(CKD)は、日本人の約1,330万人(成人の約8人に1人)が抱えているとされる国民病です。
「たんぱく尿」が出ている、または「糸球体ろ過量(eGFR)」が低下している状態が3ヶ月以上続く場合に診断されます。採血による「クレアチニン(Cr)」の数値も、腎機能を知るうえで大切な目安になります。
主な原因
- 加齢
- 生活習慣病(糖尿病による糖尿病性腎症、高血圧による腎硬化症、脂質異常症)
- 慢性糸球体腎炎や自己免疫疾患(IgA腎症など)
- 喫煙
進行すると現れる症状
初期はほとんど自覚症状がありませんが、進行すると血液中に老廃物や酸性の物質が溜まり、以下のような症状が現れます。
- むくみ(腎性浮腫)、夜間頻尿
- 強いだるさ、疲労感、息苦しさ
- 貧血(腎性貧血)、かゆみ、骨のもろさ
- 動脈硬化の進行による心臓や脳血管疾患のリスク増加
※クレアチニン(Cr)の数値が5を超えてくると、透析が必要になる可能性が高まります。また、急な息苦しさや胸の痛み、尿がまったく出ないなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。
病院での検査とお薬の分類
内科や腎臓内科では、血液検査(クレアチニン、eGFRなど)、尿検査、超音波検査などで状態を評価します。
治療の目標は「透析になるのを防ぐ(遅らせる)こと」と「心血管疾患を防ぐこと」です。
食事療法(塩分やたんぱく質の制限)を基本とし、血圧を下げるお薬(降圧薬)、尿にたんぱくが出るのを抑えるお薬、血糖値を下げるお薬などが使われます。むくみには利尿薬、貧血には造血剤などが処方されます。
この内容以外にも「太陽堂が考える腎臓疾患」についてお話しを書いています。どうぞ参考にされて下さい。
漢方での考え方|「腎臓の炎症」と「老廃物の滞り」を整える
漢方では、慢性腎臓病を単なる「老化」とだけとらえるのではなく、腎臓の中で起こっている「くすぶる炎症」と、排出できずに滞った「老廃物(水や血の滞り)」が、さらに腎臓の細胞(糸球体など)を破壊していると考えます。
| 漢方の見立て | 主な自覚症状と体質 | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 腎臓のくすぶる炎症 「湿熱(しつねつ)」など | クレアチニンや尿たんぱくの数値が高い。尿が濁る、体が熱っぽい、口が渇く。 | 【腎臓の炎症を和らげる漢方薬】 腎臓にかかっている負担(熱や炎症)を穏やかに鎮め、これ以上細胞が壊れないよう守る働きを目指します。 |
| 水分の滞り 「水毒(すいどく)」 | むくみ(腎性浮腫)がひどい、尿の出が悪い、夜間に何度もトイレに起きる。体が重だるい。 | 【余分な水をさばく漢方薬】 体内に滞留した余分な水分をスムーズに巡らせ、むくみやだるさを和らげます。 |
| 血の巡りの滞りと不足 「瘀血(おけつ)」「血虚(けっきょ)」 | 貧血(腎性貧血)がある、顔色が悪い、立ちくらみ、手足の冷えやしびれ。 | 【血流を整え、血を補う漢方薬】 滞った血流を促して腎臓の細かい血管を守り、足りない栄養(血)を補います。 |
| 体の土台の力の低下 「腎虚(じんきょ)」 | 強い倦怠感、足腰のだるさ、冷え、息切れ。 | 【体の土台(腎)を養う漢方薬】 年齢や病状で弱った体の土台を養い、体を支える力を補います。 |
※実際の漢方相談では、高血圧(腎性高血圧)や糖尿病(糖尿病性腎症)を併発している場合、それらを整える働きを持つ漢方薬を併用するなど、お一人おひとりの病態に合わせた組み合わせをご提案いたします。
【薬剤師コラム①】「治らない」と言われても、あきらめないでください
担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
「病院で『これ以上は悪くなるのを待つしかない』と言われて、気持ちが沈んでいます」というお声をよく伺います。
確かに、西洋医学の観点では、一度壊れてしまった腎臓のネフロン(ろ過装置)を元に戻すことはできません。そのため、病院の治療は「これ以上悪化させない(現状維持)」が主な目的となります。
そのうえで漢方が目を向けるのは、残された腎臓に負担をかけている「炎症」や「血流の悪さ」です。ここを整えることで、だるさやむくみなどの自覚症状が和らいだり、数値が落ち着いて過ごせたりする方を、店頭で見てきました。
病院の治療で血圧や数値を管理しながら、漢方で腎臓の働く環境を内側から整える。この「車の両輪」の形が、腎臓を長く守るための力になると考えています。
【改善実例】太陽堂での体質改善エピソード
ここでは、病院の治療と併用しながら、漢方で体質から見直された実例をご紹介します。
60代・男性|クレアチニン上昇と、だるさ・むくみからの変化
- ご相談時の状態: 何年か前の健康診断で数値の異常が見つかり、検査の結果「慢性腎臓病(CKD)」と診断されていました。最近クレアチニン(Cr)の数値が上がってきたため、ご相談に来られました。直近の数値は「3.8」で、貧血・疲労・むくみにお悩みでした。
- 漢方薬によるアプローチ: 腎臓の炎症を和らげる漢方薬、余分な水をさばく漢方薬、血流を良くする漢方薬の3種類を組み合わせてご提案しました。
- 経過:
- 服用開始から5ヶ月: 病院の検査で、クレアチニン(Cr)が「3.0」まで下がっていたとのことでした。病院の先生も驚いていたそうです。
- 服用開始から8ヶ月: 疲労感・むくみともに改善が見られ、クレアチニンの数値も上がることなく過ごせているとのことでした。
- 服用開始から1年: 病院の検査で、クレアチニン(Cr)が「2.6」まで下がっていたとのことでした。調子も良く、元気に過ごせているとのことでした。
- 服用開始から1年6ヶ月: クレアチニンも安定しているとのことで、漢方薬の分量を半分に減らしました。腎臓の病気は、これ以上悪化させないために少ない量で続けることが大切です。現在は最初の3分の1の量で服用を続けておられます。
50代・男性|高血圧を伴う慢性腎臓病と疲れやすさからの変化
- ご相談時の状態: 10年以上前に血尿が出て腎臓病を指摘され、2年ほど前に「慢性腎臓病(CKD)」と診断されました。クレアチニン(Cr)が「4.8」まで上がってきたため、ご相談に来られました。高血圧(150/80)と疲れやすさが気になり、降圧剤を飲んでも血圧が下がらないとのことでした。
- 漢方薬によるアプローチ: 腎臓の炎症を和らげる漢方薬、血圧を整える漢方薬、血流を良くする漢方薬の3種類を組み合わせてご提案しました。
- 経過:
- 服用開始から6ヶ月: 病院の検査で、クレアチニン(Cr)が「4.0」まで下がっていたとのことでした。疲れも取れやすくなり、血圧も落ち着いてきたとのことでした(120/65)。
- 服用開始から10ヶ月: クレアチニン(Cr)が「3.5」まで下がっていたとのことでした。引き続き疲れも楽になり、血圧も安定しているとのことでした。
- 服用開始から1年6ヶ月: クレアチニン(Cr)は「3.7」くらいで安定し、体調良く過ごせているとのことでした。 服用開始から2年: クレアチニンに変わりがなく調子が良いため、漢方薬の分量を半分に減らしました。疲れもなく血圧も安定しているとのことでした。現在は最初の3分の1の量で服用を続けておられます。
※効果には個人差があります。早い方で1〜3ヶ月程度でむくみやだるさなどの体調の変化を感じ始めることが多いです。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 腎臓疾患) どうぞ参考にされて下さい。
【薬剤師コラム②】透析を防ぐためにも、早めのケアが大切です
担当薬剤師:石川(調剤薬局での勤務経験あり)
慢性腎臓病のご相談で多いのが、「透析が近いと言われていますが、今からでも間に合いますか?」というお悩みです。
正直に申し上げますと、病状が進行しているほどお時間はかかります。そのうえで、クレアチニンが高いと言われた方でも、病院の治療と漢方を併用しながら、数値が落ち着いて過ごされている方はいらっしゃいます。効果の感じ方には個人差があります。
ただ、腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、症状が出た時にはすでにかなり機能が落ちていることが多い臓器です。だからこそ、数値の異常を指摘された段階で、早めにケアを始めることが大切だと考えています。
食事制限や病院のお薬を続けながら、体の側も整えていきたいという方は、どうぞご相談ください。
自宅でできるセルフケア・食養生
漢方薬の服用と併せて、次の生活習慣を続けることが、腎臓を守る土台になります。
- 主治医の指示どおりの食事療法: 塩分制限、たんぱく質制限、カリウム制限など、病期に合わせた食事療法は必ず守ってください。漢方は食事療法の代わりにはなりません。
- 血圧の管理: 高血圧は腎臓の血管を傷めます。自宅でも毎日血圧を測り、管理しましょう。
- 禁煙する: たばこは血管を縮こまらせ、腎機能の悪化につながります。
- 疲労をためない・冷やさない: 過労や睡眠不足、体の冷えは腎臓の働きを低下させます。十分な休息を取り、体を温かく保ちましょう。
- 自己判断でお薬やサプリを飲まない: 市販の鎮痛剤(NSAIDs)などは腎臓に負担をかけることがあります。新しいものを飲む時は必ず医師や薬剤師に相談してください。
よくあるご質問(FAQ)
病院で降圧剤や利尿剤をもらっていますが、漢方薬は併用できますか?
はい、併用していただけます。
病院のお薬は、血圧を下げたり症状を抑えたりするための大切な治療です。そのまま続けてください。お薬手帳など現在の治療内容がわかるものをご持参いただき、飲み合わせを確認したうえでご提案します。病院のお薬の減量や中止は、必ず主治医の先生にご相談ください。
病気が発症してから長年経ちますが、漢方薬で変化は期待できますか?
罹患期間が長いと、その分体質を整えるのにお時間がかかる可能性はあります。
長く患っているからといって、できることが無いわけではありません。残された腎臓の機能を守り、自覚症状を和らげるために、今からでもできるケアはあります。
漢方薬を飲み始めてから、どのくらいの期間で変化を感じられますか?
だるさやむくみ、冷えといった自覚症状の変化は、早い方で1〜3ヶ月程度で感じられることがあります。
クレアチニンなどの検査数値の変化や進行の抑制については、病院での定期検査の結果を見ながら、半年から年単位でじっくりと確認していきます。
どのような症状がある場合は、すぐに病院を受診すべきですか?
尿がまったく出ない、体が大きくむくんで息苦しい、胸の痛みがある、意識がぼんやりするといった場合は、一刻を争う可能性があります。すぐに救急医療機関を受診してください。
費用はどのくらいかかりますか?
目安として、1週間あたり5,000円前後〜(1ヶ月で2万円前後から)とお考えください。相談料は無料です。
体質や組み合わせる漢方の内容によって変わるため、お作りする前に必ず金額をはっきりお伝えし、ご納得いただいてからスタートします。ご予算のご希望も遠慮なくお聞かせください。
まとめ|病院の治療を土台に、腎臓の負担を体質から減らす
「このまま数値が悪くなるのを待つしかないのだろうか…」 慢性腎臓病と診断され、厳しい食事制限を続けながら、先の見えない不安に押しつぶされそうになっている方は少なくありません。
病院の「進行を遅らせる治療」を土台にしながら、漢方薬で腎臓にかかっている炎症や血流の負担を和らげていく。それが漢方の役割だと考えています。
一人で抱え込まず、新宿の漢方薬局「太陽堂」へどうぞお気軽にご相談ください。
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太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。





