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【薬剤師監修】周期外のサインや、温かい母体づくりをサポートする漢方「芎帰膠艾湯」

2026 5/16
ブログ
2026年5月16日
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  3. 【薬剤師監修】周期外のサインや、温かい母体づくりをサポートする漢方「芎帰膠艾湯」
日本の伝統的な和紙風の背景を持つ、温かみのある水彩画調の漢方アイキャッチ。中央には温かい湯気が立ち上る煎じ薬の器が配置されている。その上に、大きな黒い筆文字で「芎帰膠艾湯」と書かれている。上部には「【薬剤師監修】周期外のサインや、温かい母体づくりをサポートする漢方。」という小さな文字が、下部には「体力が中程度以下で、冷え症、貧血、不正出血、習慣性流産などがある方に。」という文字が、それぞれ配置されている。中央の煎じ薬を囲むように、以下の7つの構成生薬が水彩イラストで配置されている。地黄(乾燥根)、芍薬(乾燥根の切片)、川芎(模様のある横断面の根)、当帰(乾燥根)、艾葉(新鮮な緑と乾燥したヨモギの葉)、阿膠(濃く艶のあるゼラチン塊)、甘草(薄い乾燥甘草の棒)。右下には様式化された星のような光のアイコンが配置されている。全体的に、安心感のある優しい色調と構成。
目次

その不安、体を守る「血(けつ)」の不足かも?

「本来の周期ではないのに、急なサイン(不正出血)があって落ち着かない」
「新しい命をしっかりとお腹で育めるよう、体の土台を整えたい(流産・不育症のご相談)」

女性の体はとても繊細で、ちょっとしたバランスの乱れが不安なサインとして表れることがあります。東洋医学では、こうしたトラブルの背景には「血(全身に栄養や潤いを届けるもの)の不足」や、「血を正しい場所に留めておく力の低下」があると考えます。

今回ご紹介する「芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)」は、カサカサに乾いた体に栄養を補給し、女性のデリケートな器官を優しく保護して、本来の健やかなリズムを取り戻すための土台づくりをしてくれる漢方薬です。


【コラム】薬剤師 石川の視点「西洋薬(ピルや止血剤)と漢方の役割分担」

周期外のサインや月経の乱れに対して、婦人科ではホルモンバランスを整える『低用量ピル(ヤーズやルナベルなど)』や、直接的にアプローチする『止血剤(トランサミンなど)』が処方されます。また、下腹部に強い痛みがある場合は『ロキソニン』などの鎮痛剤がよく使われますね。

これら西洋薬の強みは、今起きている辛い症状や乱れを『ピンポイントで素早くコントロールする』ことです。

一方で漢方薬は、『なぜバランスが崩れてしまうのか?』という根本原因(栄養不足や冷え)にアプローチします。緊急時や辛い時は西洋薬に頼りつつ、漢方で『自らの力で安定を保てる体質』をコツコツと作っていく併用スタイルは、体への負担も少なく非常におすすめです。


芎帰膠艾湯とは? 「四物湯」を強化した7つの生薬

女性の漢方の基本であり、血を補う名処方「四物湯(しもつとう)」をご存知でしょうか。芎帰膠艾湯は、この四物湯をベースに、体を守る力をさらに高めた7つの生薬で構成されています。

▲四物湯の説明はこちら。

【薬剤師監修】フラフラ感や乾燥・女性の悩みに。血と潤いを補う漢方「四物湯」 | 新宿の漢方薬局【太陽堂…
その不調、体に「血(けつ)」が足りていないサインかも? 「立ち上がるとフラフラする」「毎月のブルーな期間、経血の量が少なく疲れやすい」「肌や…
新宿の漢方薬局【太陽堂】

芎帰膠艾湯を構成する生薬とアプローチ

グループ配合されている生薬期待される役割
栄養と潤いを補う
(四物湯の成分)
地黄(ジオウ)、芍薬(シャクヤク)、川芎(センキュウ)、当帰(トウキ)全身にたっぷりの「血」を補い、巡らせます。これにより、冷えや乾燥、栄養不足のベースを整えます。
体を温め、守る力艾葉(ガイヨウ)、阿膠(アキョウ)不足した状態をケアしながら、体が本来持つ「留める力」をサポートし、不安定な周期の乱れを穏やかに整えます。
全体を調和させる甘草(カンゾウ)胃腸の働きを助けながら、他の生薬の作用を優しくまとめ上げます。

【コラム】薬剤師 前原の視点「身近な『ヨモギ』の力と、オーダーメイドの強み」

構成生薬の中にある『艾葉(ガイヨウ)』は、実はお灸の『もぐさ』の原料にもなる『ヨモギの葉』のことです。ヨモギは昔から、女性の体を温め、デリケートなトラブルから守るために親しまれてきました。

オーダーメイドの煎じ薬をご提供する太陽堂では、お体の状態(サインの頻度や長さなど)に合わせて、この艾葉の量を調整することがあります。また、胃腸が弱く地黄で胃もたれしやすい方には『人参(ニンジン)』をプラスするなど、一人ひとりの体質に合わせた細やかな微調整ができるのが最大の強みです。


芎帰膠艾湯に関するよくあるご質問(FAQ)

病院で処方された止血剤やピルと一緒に飲んでも大丈夫ですか?

基本的には併用可能ですが、お薬の成分によっては確認が必要な場合があります。

西洋薬でコントロールしながら漢方で根本的な体質づくりをしていく方は多くいらっしゃいますので、安全のため、お薬手帳をご用意の上、事前に専門家へご相談ください。

将来のために体質改善をしたいのですが、いつまで飲めばいいですか?

芎帰膠艾湯は即効性で症状を抑え込む薬ではなく、不足している栄養を満たし、体を内側から立て直すお薬です。

そのため、細胞が入れ替わり体質に変化を感じるまでには、数ヶ月単位でじっくりと向き合っていただくことをおすすめしています。

体力がしっかりある人が飲んでも良いですか?

この漢方薬は、基本的には体力が中程度〜やや虚弱で、冷えや乾燥、血色の悪さが気になる方向けに作られています。ただ不正出血の場合などに関しては、体質関係なく使う事も多いです。


まとめ:たっぷりの栄養で、安心できる健やかな体へ

「芎帰膠艾湯」について解説しました。

女性の体を温める身近な「ヨモギ(艾葉)」などの力を借りて、不足した血を補い、周期の乱れや新しい命を育むための体づくりを優しくサポートしてくれる心強い漢方薬です。

「周期外のサインがあるたびに不安になる」
「次こそは、赤ちゃんが安心して育てる温かいお腹の環境を整えたい」

そんな深くデリケートなお悩みは、一人で抱え込まずにぜひ太陽堂へご相談ください。東洋医学の知恵を用いて、あなたの心と体がホッと安心できる、健やかなリズムを取り戻すお手伝いをさせていただきます。

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太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 前原 信太郎

「学術発表 実績」 
2017年 2021年 2025年 学術発表

調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

記事作成者 薬剤師 石川 満理奈

得意な疾患:胃腸疾患・耳鼻咽喉疾患・不妊症・婦人科・肝臓・腎臓

開業医だった父の影響で小さい頃から医療は身近に。

薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。

自分自身の胃腸の不調も漢方薬により改善。

よりご来局頂いた方の体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ。

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所在地:〒160-0005  東京都新宿区愛住町19-16富士ビル4F

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