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【薬剤師監修】肩・首の痛みが辛い時に。葛根湯など代表的な漢方3選と体質に合わせた選び方

2026 4/25
ブログ
2026年4月25日
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  3. 【薬剤師監修】肩・首の痛みが辛い時に。葛根湯など代表的な漢方3選と体質に合わせた選び方
和紙のような質感の背景に、優しい和風の水彩画調イラストで描かれた、肩や首の痛みに効果的な漢方薬3選を紹介するサムネイル画像。中央には目を閉じてホッとした表情で、右手を左肩に当てた和装の女性が描かれており、肩周りから温かいピンク色の湯気が立ち上り、渦巻きや「気」という文字(気)が配置され、気血の巡りが良くなる様子が表現されている。最上部には「慢性的な肩こり・首の痛みを内側からケア」というテキスト、その下に大きく「肩・首の痛みの漢方薬 3選」というタイトル、最下部には「体質に合わせて選び、繰り返す「こり」を根本から整える。」というテキストが配置されている。女性を囲むように、左側にはテキスト「葛根湯」と葛根の乾燥根、左下にはテキスト「二朮湯」と白朮の乾燥塊(白いサイコロ状)、右下にはテキスト「桂枝茯苓丸」と桂枝の乾燥枝のイラストが添えられている。右中程には「気下げ養生」という小さなテキストがあり、右下には小さな光の星が配置されている。全体の配色はおだやかな暖色系。
目次

慢性的な「肩の痛み・凝り」の原因とは?

「パソコン作業を続けていると肩が固まる」
「マッサージをしても数日で元に戻ってしまう」

というご相談を、太陽堂でも非常に多く伺います。

首から肩にかけての筋肉は、重い頭や腕を常に支えています。悪い姿勢やストレスで緊張状態が続くと、筋肉が固まり、血管を圧迫します。すると血流が滞り、酸素や栄養が筋肉に届かなくなる……という悪循環(血行不良のループ)に陥ってしまうのです。

この「巡りの悪さ」を放置すると、頭の重だるさや集中力の低下など、全身の不調につながることもあります。早めのケアで、心身ともに軽やかな状態を目指しましょう。


【コラム】薬剤師 椙田の視点「西洋薬と漢方、どう使い分ける?」

急激な肩の痛みに対して、市販の『ロキソニン』や『ボルタレン』といった鎮痛剤(NSAIDs)、あるいは湿布を使われる方は多いですよね。

西洋薬は『今ある痛み(炎症)』を素早く抑える力が非常に強力です。しかし、痛みの原因が『冷え』や『慢性的な血行不良』にある場合、薬の力が切れると痛みが戻ってしまうことがあります。

漢方は、『なぜ痛みが起きているのか』という原因(体質)にアプローチします。今ある辛い症状は西洋薬で、ぶり返さない体づくりは漢方で、という風に賢く併用するのも一つの手ですよ。


肩・首の痛みに。よく用いられる漢方薬 3選

東洋医学では、肩の痛みを「気・血・水」の巡りの乱れと捉えます。体質や原因に合わせて選ぶのがポイントです。

① 葛根湯(かっこんとう)

風邪のひき始めで有名ですが、実は「肩こりのファーストチョイス」としても知られています。

  • 向いている方: 首筋から肩にかけてガチガチに張りがあるタイプ。
  • アプローチ: 体を温めて表面の巡りを促し、強張った筋肉の緊張を和らげるサポートをします。

② 二朮湯(にじゅつとう)

特に「腕を上げようとすると痛い」という、いわゆる五十肩・四十肩のタイミングでよく使われます。

  • 向いている方: 肩周辺に重だるさや、動かした時の鋭い痛みがあるタイプ。
  • アプローチ: 体内の余分な「水分(水毒)」をさばき、関節まわりの巡りをスムーズにします。

③ 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

血流の滞り(瘀血:おけつ)が原因の不調に使われる代表的な処方です。

  • 向いている方: 慢性的な肩こりがあり、血液の巡りの悪さを感じているタイプ。
  • アプローチ: 古い血の滞りを流し、全身の血行を整えることで、肩周りの重だるさをケアします。

詳しい説明は各漢方薬のページをご覧になってみて下さい。

葛根湯
二朮湯
桂枝茯苓丸

【比較表】あなたのタイプはどっち?

漢方薬名特徴的なお悩み体質・状態の目安
葛根湯首筋から肩がパンパンに張る比較的体力があり、冷えると悪化する
二朮湯肩が上がらない、関節が痛む水分の巡りが悪く、重だるい
桂枝茯苓丸慢性的に肩が重く、のぼせや冷えがある血の巡りが滞っている(瘀血タイプ)

※実際の漢方相談では、これらをベースに一人ひとりの体質に合わせて配合を調整します。


【コラム】薬剤師 前原の視点「ライフスタイルと肩の関係」

肩の痛みは、実は寝具(枕の高さ)や冷えも大きく関係しています。特に妊活中の方や更年期世代の女性は、ホルモンバランスの変化で自律神経が乱れ、血管が収縮して肩こりを感じやすくなることもあります。

漢方で内側を整えるのと並行して、湯船にしっかり浸かる、長時間同じ姿勢を避けるといった日常の小さな積み重ねが、結果として改善のスピードを早めてくれますよ。


肩の悩みに関するよくあるご質問(FAQ)

病院で処方されたロキソニンと一緒に飲んでも大丈夫ですか?

基本的には併用可能です。西洋薬で今の痛みを和らげつつ、漢方で『凝りにくい体質』へ導くアプローチは非常に合理的です。不安な場合は、お薬手帳を持って薬剤師にご相談ください。

どのくらいの期間飲めばいいですか?

急性の筋肉の強張り(葛根湯タイプ)なら数日で変化を感じる方もいますが、慢性の肩こりや五十肩の場合は、数ヶ月単位でじっくり巡りを整えていくことをおすすめします。

運動もしたほうがいいですか?

激しい痛みがある時は安静が第一ですが、落ち着いてきたら無理のない範囲で肩甲骨を動かすストレッチを。漢方薬による血行促進と運動による筋肉のポンプ作用は、非常に相性が良いですよ。


太陽堂での改善事例(昭和52年生 女性)

1年ほど前から続く「肩と首の痛み」でご相談に来られた女性のケースです。マッサージに行ってもすぐにぶり返すことに悩まれていました。

太陽堂では、お体の状態を詳しく伺い、筋肉の緊張を和らげる「葛根湯」の成分と、血流を整える「桂枝茯苓丸」の成分をベースに、その方の体質に合わせたオーダーメイドの生薬を調合しました。

服用開始から3ヶ月後には、「肩の重さがなくなり、首もスムーズに回るようになった」と笑顔でご報告をいただき、無事に服用を卒業されました。


まとめ:その肩の重み、内側から軽くしませんか?

肩こりや首の痛みは、単なる筋肉疲労だけでなく、血流不足や水分バランスの乱れ、冷えなどが複雑に絡み合っています。

「いつものことだから」と諦める前に、まずはご自身の「巡り」の状態を知ることから始めてみませんか。

太陽堂では、漢方専門の薬剤師が一人ひとりの体質を丁寧に分析し、あなただけの最適なバランスで漢方薬を調合いたします。

※『肩の痛み相談希望』とお送りいただくとスムーズです。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。

石灰沈着性腱板炎
スマホ首(ストレートネック)
胸郭出口症候群
肩こり・肩の痛み

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

記事作成者 薬剤師 椙田 彩純 

担当疾患;循環器、身体の痛み

臨床検査技師の両親の影響で、幼い頃から医療に関心を持つ。

大学卒業後、病院薬剤師として勤務。

対症療法が中心の現場で、繰り返す入退院や長期投薬を目の当たりにし、「もっと力になれる方法はないか」と模索する中で漢方と出会う。

現在は漢方の持つ幅広さと可能性に魅了され、一人ひとりの体質に寄り添った根本改善を追求している。

太陽堂について詳しく見る

記事作成者 薬剤師 前原 信太郎

実績:伝統漢方研究会 2017年・2021年・2025年 学術発表

沖縄で開業医をしていた祖父と薬の話しをしていた事から薬剤師の道を目指すように。

調剤薬局の薬剤師として6年間勤務。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

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漢方薬について

  • 和紙のような質感のある背景に、漢方薬「温清飲(うんせいいん)」を解説するイラスト解説図。 上部には「【薬剤師監修】カサカサ乾燥と赤み、女性特有のゆらぎに。熱を冷まし潤いを補う漢方薬」とのテキスト。 中央には「温清飲」という大きなタイトルと、白と水色の湯気が立つ陶器のお椀が描かれている。お椀を囲むように、6つの生薬のイラストと名前が配置されている。左から反時計回りに「黄芩(おうごん)」「芍薬(しゃくやく)」「当帰(とうき)」、右から時計回りに「山梔子(さんしし)」「黄連(おうれん)」「地黄(じおう)」。 下部には適応症の詳細説明として「体力中等度以上で、皮膚が乾燥して色つやが悪く、のぼせ感がある方の、カサカサ乾燥、赤み、更年期障害(女性特有のゆらぎ)、慢性湿疹などに。」と書かれている。
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    【薬剤師監修】カサカサ乾燥と赤み、女性特有のゆらぎに。熱を冷まし潤いを補う漢方薬「温清飲(うんせいいん)」

    2026年7月29日
  • 和紙のような質感のある背景に、漢方薬「消風散(しょうふうさん)」を解説するイラスト。上部には「【薬剤師監修】ジュクジュク・赤み・強いムズムズ感に。肌の熱と水分を流す漢方薬」とのテキスト。中央には大きな「消風散(しょうふうさん)」というタイトルと、湯気の立つ漢方薬が入ったbowl(お椀)が描かれ、その周囲を囲むように、左から反時計回りに「蝉退(せんたい)」「苦参(くじん)」「知母(ちも)」、右から時計回りに「蒼朮(そうじゅつ)」「石膏(せっこう)」「甘草(かんぞう)」の6つの生薬のイラストと名前が配置されている。下部には適応症の詳細説明として「体力中等度以上で、患部がジュクジュクと浸出液が多く、赤みが強くかゆみが激しい方の、湿疹・皮膚炎、じんましん、あせもなどに。」と書かれている。
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    【薬剤師監修】ジュクジュク・赤み・強いムズムズ感に。肌の熱と水分を流す漢方薬「消風散(しょうふうさん)」

    2026年7月21日
  • 和紙風の質感のある背景に、漢方薬「当帰飲子(とうきいんし)」を紹介する伝統的なスタイルのイラスト解説図。 上部には「【薬剤師監修】カサカサ乾燥と粉ふき、強いムズムズ感に。肌に潤いを届ける漢方薬」とのテキストがあります。 中央には大きなタイトル「当帰飲子(とうきいんし)」と、湯気の立つお椀の中に「OK」のサインをした手が浮かぶイラストが描かれています。 その周囲を囲むように、左から時計回りに「防風(ぼうふう)」、「芍薬(しゃくやく)」、「当帰(とうき)」、「荊芥(けいがい)」、「地黄(じおう)」、「川芎(せんきゅう)」の6つの生薬のイラストと名前のラベルが配置されています。 下部には適応症の詳細説明として「体力中等度以下で、皮膚が乾燥して色つやが悪く、ときにかゆみがある方の、カサカサ乾燥、粉ふき、強いかゆみ、慢性湿疹(湿潤のないもの)などに。」というテキストが記載されています。
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    【薬剤師監修】カサカサ乾燥と粉ふき、強いムズムズ感に。肌に潤いを届ける漢方薬「当帰飲子(とうきいんし)」

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漢方薬について
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  • 和紙風の背景に、漢方薬「安中散(あんちゅうさん)」を解説するサムネイル画像。上部には「【薬剤師監修】冷えやストレスでキリキリ痛むお腹に。」というキャッチコピーと「安中散」のタイトル。中央には湯気の立つ温かい陶器のお椀があり、その周囲に配合されている主要な生薬(桂皮、延胡索、牡蛎、茴香、甘草、良姜)がそれぞれの名前とともにイラストで紹介されています。下部には「胃腸を芯から温め巡りを整える」という説明文があり、右下には温まった胃のアイコンと光のグラフィックが添えられています。
    【薬剤師監修】冷えやストレスでキリキリ痛むお腹に。胃腸を芯から温め巡りを整える漢方薬「安中散(あんちゅうさん)」
    2026年7月16日
  • 和紙風の背景に描かれた漢方薬「平胃散(へいいさん)」の解説図。上部には「【薬剤師監修】胃もたれやポチャポチャ鳴るお腹に。溜まった水分を動かす漢方薬」とある。中央には大きなタイトル「平胃散」と、湯気の中に渦巻く水のイメージが描かれた薬湯のお椀がある。お椀の周囲には、厚朴、陳皮、甘草、生姜、大棗、白朮の6種類の生薬のイラストと名前が配置されている。下部には「胃もたれ、消化不良、腹部膨満感などに。胃腸の働きを助け、溜まった余分な水分を体外へ動かします。」という説明テキストがある。
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    2026年7月16日
  • 和紙のような質感のある背景に、漢方薬「加味帰脾湯(かみきひとう)」を解説する画像。 上部には「【薬剤師監修】眠りが浅い、気分の落ち込みや焦りに」と書かれています。 中央には大きなタイトル「加味帰脾湯」と、その下に「(かみきひとう)」のルビ。タイトルの下には、黄色、緑、青の湯気が立ち上る、漢方薬が入った茶色いお椀のイラストが描かれています。 お椀の周囲には、6つの生薬のイラストと名前が配置されています。左側には「人参(ニンジン)」、「当帰(トウキ)」、「遠志(オンジ)」。右側には「茯苓(ブクリョウ)」、「竜眼肉(リュウガンニク)」、「柴胡(サイコ)」。 下部には「心と胃腸に栄養を届ける漢方薬「加味帰脾湯」」という説明文
    【薬剤師監修】眠りが浅い、気分の落ち込みや焦りに。心と胃腸に栄養を届ける漢方薬「加味帰脾湯(かみきひとう)」
    2026年7月15日
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    【薬剤師監修】冷えを伴うフワフワ感や胃腸の不調に。体を芯から温め水を巡らせる漢方薬「真武湯(しんぶとう)」
    2026年7月14日
  • 漢方薬「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」の解説図。和紙風の温かみのある背景に、中央には湯気の立つ漢方お椀のイラストと「牛車腎気丸」の大きな文字が描かれています。 上部には「【薬剤師監修】足腰の冷え・しびれ、下半身のむくみに。巡りを助ける漢方薬。」というキャッチコピーがあります。 中央のお椀を囲むように、4つの生薬のイラストとラベルが配置されています。左上には細い根の「牛膝(ごしつ)」、右上には赤い実の「山茱萸(さんしゅゆ)」、右下にはスライスされた「山薬(さんやく)」、左下には黒い「熟地黄(じゅくじおう)」があります。 下部には「腰痛、しびれ、むくみ、排尿困難などに。水分代謝を整え、「腎」の働きを補います。」という説明文が書かれています。
    【薬剤師監修】足腰の冷え・しびれ、下半身のむくみに。巡りを助ける漢方薬「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」
    2026年7月10日
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所在地:〒160-0005  東京都新宿区愛住町19-16富士ビル4F

許可番号:薬局開設許可番号 7新保衛薬第158号

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