
「朝、どうしても体が動かなくて学校に行けない」
「立ちくらみやめまいがひどく、午前中は調子が悪い」
「『怠けている』『夜更かしするからだ』と誤解されるのが辛い」
起立性調節障害(OD)は、思春期の急激な成長に自律神経の発達が追いつかず、「血液を脳に送るポンプ機能」がうまく働かなくなる病気です。
決して、本人の気合や性格の問題ではありません。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、無理やり体を起こすのではなく、「血液を送り出す力」や「自律神経のバランス」といった体の土台を整え、自然と目が覚める体作りをサポートします。
うちの子はどのタイプ?(ODの3つの原因)
太陽堂では、同じ「起きられない」という症状でも、体の中で何が起きているかによって漢方薬を使い分けます。
お子様の症状がどれに当てはまるか、チェックしてみてください。
| タイプ | お子様の様子・特徴 | 原因(漢方の視点) |
| ① 水毒(すいどく) (めまい型) | ・めまい、立ちくらみがひどい ・車酔いしやすい ・雨の日や低気圧で悪化する | 体に余分な「水」が溜まり、血管や三半規管を圧迫して血流を邪魔している状態。 |
| ② 血虚(けっきょ) (スタミナ切れ型) | ・顔色が青白い ・食欲がない、すぐ疲れる ・夕方〜夜になると元気になる | 急激な身長の伸びに「血(栄養)」の生産が追いつかず、脳がガス欠になっている状態。 |
| ③ 気滞(きたい) (ストレス型) | ・腹痛や頭痛を伴う ・夜眠れない、イライラする ・「学校」と聞くと体調が悪化 | 精神的なプレッシャーで「気(神経)」が張り詰め、自律神経が休まっていない状態。 |
起立性調節障害の漢方薬
上記のタイプに合わせて、最適な漢方薬を選定します。
1. 「水毒」タイプへのアプローチ
ポンプの邪魔をしている「水の巡りを整える漢方薬」を使います。
水が抜けると、立ちくらみが減り、頭がシャキッとするようになります。
2. 「血虚」タイプへのアプローチ
脳と体に栄養を届ける「血を補う漢方薬(補血剤など)」を使います。
ガソリンが満タンになることで、朝から体を動かすエネルギーが湧いてきます。
3. 「気滞」タイプへのアプローチ
「張り詰めた神経を緩める漢方薬」を使います。
夜ぐっすり眠れるようになることで体内時計が整い、朝の目覚めがスムーズになります。
お腹の調子も悪い場合
学校に行こうとするとお腹が痛くなる、下痢をする場合は、過敏性腸症候群(IBS)を併発している可能性があります。詳しくは[こちらのIBSの記事]をご覧ください

なぜ、朝起きられないの?(メカニズム)
健康な人は、朝起き上がると同時に自律神経(交感神経)がスイッチオンになり、下半身に溜まった血液をギュッと締め上げて脳へ送ります。
しかし、ODのお子さんの体では、この「スイッチの切り替え」がうまくいきません。
- 朝のスイッチが入らない:起き上がっても血管が締まらないため、血液が足元に溜まったままになり、脳が酸欠状態(立ちくらみ・失神)になります。
- 夜にスイッチが切れない:逆に夜になると目が冴えて眠れなくなり、昼夜逆転の生活になってしまいます。
これは「自律神経の時差ボケ」が起きている状態です。漢方薬でこのリズムを整えていきます。
親御様へ|治るまでの過ごし方
起立性調節障害は、風邪のように数日で治るものではありません。
漢方薬も、薄紙を剥がすように少しずつ体調が良くなっていくのが特徴です。
- 焦らせないことが一番の薬です「早く起きなさい」と叱ることは、本人にとって「足の骨が折れているのに走れ」と言われるのと同じくらい辛いことです。プレッシャーは症状を悪化させます。
- 「できたこと」に目を向ける「今日は午後から学校に行けた」「ご飯がおいしく食べられた」。そんな小さな変化が回復のサインです。
- まずは「体作り」から学校に行くことよりも、まずは「夜眠れるようになること」「ご飯を食べられるようになること」が先決です。体が整えば、自然と朝も起きられるようになります。
起立性調節障害の症例
太陽堂で漢方薬を飲み、学校生活や社会復帰を果たされた実例です。
症例① 朝起きられず不登校に(18歳 女性)
【ご相談内容】
1年前から倦怠感と息切れがひどく、朝起きられないため学校を休みがちに。病院でODと診断されましたが改善せず、ご相談に来られました。
【漢方服用の経過】
- 漢方薬: 「気の巡りを良くする漢方」と「血を補う漢方(血虚)」、さらに「疲れを取る漢方」の3種類を調整して使用。
- 3ヶ月後: 倦怠感が減り、午後から学校に行ける日が出てきた。
- 6ヶ月後: 疲れがほとんどなくなり、朝からの通学も可能に。
- 1年後: 症状が完全に消失し、元気に過ごせているため服用終了。
症例② 10年来のめまいと立ちくらみ(24歳 女性)
【ご相談内容】
学生時代から10年以上ODに悩み、社会人になっても朝の辛さやめまいが続いていました。
【漢方服用の経過】
- 漢方薬: 「気」「血」を補う漢方を中心にお渡し。
- 3ヶ月後: めまい、立ちくらみが減少。動悸も減ってきた。
- 6ヶ月後: 体調が良い日が増え、漢方薬を半分の量に減薬。
- 1年後: 10年越しの症状が気にならなくなり、服用終了。
大人になっても症状が続く場合でも、諦めずに体質改善を行うことで回復可能です。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 起立性調節障害(OD))
どうぞ参考にされて下さい。
Q&A(良くある質問)
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします。
病院の昇圧剤(血圧を上げる薬)と併用できますか?
はい、可能です。
病院の薬で血圧を上げつつ、漢方で「自律神経の調節能力」そのものを育てていく併用治療は非常に有効です。飲む時間を1時間ほどずらして服用してください。
どれくらいの期間で良くなりますか?
まずは3ヶ月飲んでみて下さい。(体質改善には半年〜1年が目安です)
成長期の体の変化に伴う症状ですので、焦らずじっくりと体質を作っていく必要があります。
季節の変わり目(特に梅雨や春先)に一時的に波があることもありますが、基本的には右肩上がりで良くなっていきます。
病院のお薬で治らなかったのに漢方薬で治りますか?
漢方薬にて症状の改善が見られている方が多いです。
原因を特定することで体質改善して再発予防も可能ですよ。
病気が発症してから長いですが、治るでしょうか?
かかっている期間が長いとその分時間がかかる可能性はあります。
ただ長いから治らないという事はないのでご安心ください。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




