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新宿の漢方薬局 太陽堂

営業時間 : 月〜土曜 10:00〜19:00
東京都新宿区愛住町19-16富士ビル2F

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【大寒の養生】「朝、布団から出られない」は甘えじゃない。冬のメンタル不調と運気を上げる「卵」の話

2026 1/17
ブログ
2026年1月17日
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大寒の養生ブログ記事のサムネイル。「1月20日は大寒」「『布団から出られない』あなたへ。大寒のメンタル養生と『幸運の卵』の話」という文字。雪景色を背景に、温かい卵焼きと粕汁を前にほほえむ女性の水彩イラスト。
目次

1月20日頃は、二十四節気の最後を飾る「大寒(だいかん)」です。

字の通り、一年で最も寒さが厳しくなる時期。最低気温を更新するのもこの頃ですね。
この時期になると、こんな不調を感じていませんか?

「朝、どうしても布団から出られない」
「わけもなく気分が落ち込む、やる気が出ない」
「甘いものばかり欲しくなる」
「私が怠けているからだ……」

と自分を責めてはいけません。

実はそれ、寒さと日照時間不足が招く「冬季うつ(ウィンターブルー)」の可能性があります。

今回は、寒さの底である今こそ知っておきたい、冬のメンタル不調の漢方的理由と、運気も元気も底上げする「大寒卵」の養生法をご紹介します。

冬に心が折れやすいのは「腎」の弱り

医学的に見ると、冬のメンタル不調は、日照時間が短くなることで脳内の幸せホルモン「セロトニン」が不足することが一因と言われています。

漢方の視点では、もう少し深い解釈をします。

冬は五臓の「腎(じん)」に負担がかかる季節です。
「腎」は生命力を蓄える場所ですが、同時に「志(こころざし)」や「根気」を司る場所でもあります。

「腎虚」は「自信」を奪う

寒さで腎が消耗し、エネルギー不足(腎虚:じんきょ)になると、体の冷えだけでなく、精神面にも影響が出ます。

  • 根気が続かない
  • 不安感が強くなる
  • 物事を決断できなくなる

つまり、「やる気が出ない」のはあなたの性格のせいではなく、寒さによって体の「バッテリー(腎)」が低下し、精神を支えきれなくなっているサインなのです。

冬の朝、寒さとだるさで布団から出られずに辛そうな表情をしている女性の水彩イラスト。枕元のスマホのアラームが鳴っている様子。

あなたは大丈夫?冬の「腎虚」チェックリスト

「ただの疲れ」だと思っていたその症状、実は「腎」からのSOSかもしれません。

以下の表で、心と体の状態をチェックしてみましょう。

チェック症状(サイン)漢方的な原因
□朝、布団から出られない体を温めるボイラー(腎陽)の火が弱まっている。
□わけもなく悲しくなる「志(こころざし)」を司る腎が弱り、精神が不安定になっている。
□甘いものを過食してしまうエネルギー不足を、手っ取り早い糖分で補おうとする防衛反応。
□足腰が冷える・だるい腎は「腰」に宿るため、腰回りの不調として現れやすい。
□耳鳴り・難聴気味「腎は耳に開竅(かいきょう)す」といわれ、聴力に影響が出る。
□トイレが近い(夜間頻尿)水分代謝をコントロールする力が低下している。

チェックが多くついた方は、意識的に「腎」をいたわる生活が必要です。

今年の運気を食べる!「大寒卵(だいかんたまご)」

そんな心身ともに冷え切った時期に、ぜひ食べていただきたいラッキーフードがあります。

それが「大寒卵(だいかんたまご)」です。

大寒卵とは?

大寒の日(1月20日頃)に産まれた卵のことです。

昔の鶏は、冬の寒さの中ではあまり卵を産みませんでした。
そのため、厳しい寒さの中で産み落とされた卵には、生命力が凝縮されており、栄養価が非常に高いとされていました。

食べるだけで運気アップ

風水の世界でも、大寒卵には強い「金運」と「健康運」が宿ると言われています。

  • 黄身(きみ): 金運を呼び込む
  • 白身(しろみ): 厄を落とす

漢方でも、卵は「血(けつ)」や「陰(いん=潤い)」を補う優れた食材です。不安感や不眠を和らげる作用(安神作用)もあるため、落ち込みやすいこの時期にはまさに特効薬です。

寒さの底を乗り切る「温活」と「発酵食」

卵と合わせて取り入れたいのが、体の内側から熱を生み出す食材です。

この時期は酒造りが最盛期を迎えるため、「酒粕(さけかす)」や「麹(こうじ)」などの発酵食品が美味しくなります。

  • 粕汁(かすじる): 酒粕には体を温める強い作用があり、血行を促進して「腎」を助けます。
  • 味噌汁: 毎日の一杯が腸内環境(お腹の温かさ)を整え、幸せホルモンの生成を助けます。

大寒の養生・よくある質問(FAQ)

この時期の過ごし方についての質問をまとめました。

どうしても朝起きるのが辛いです。無理にでも起きるべきですか?

冬は「早寝遅起き」が漢方の養生の基本です。太陽が昇り、気温が少し上がってから活動するのが自然の理です。この時期に布団から出られないのは、体がエネルギーを温存しようとする正常な防衛反応ですので、無理をせず、できるだけ睡眠時間を確保することを優先してください。

大寒卵は当日中に食べないとダメですか?

「大寒の日に産まれた卵」であれば、食べるのは別の日でも効果や御利益は変わらないと言われています。スーパーなどで「大寒卵」のシールが貼られたものを見かけたら、ぜひ手にとってみてください。

春の花粉症が心配です。いつから対策すべきですか?

まさに今、「大寒」からです。今、腎をケアして免疫力を整えておくことが、春の症状を軽くする鍵になります。本格的に飛び始める前に、漢方での体質改善をスタートさせるのがベストタイミングです。

まとめ:春への助走期間

大寒は「寒さの底」ですが、底を打ったということは、あとは上がっていくだけ。

あと半月もすれば「立春」を迎え、暦の上では春が始まります。
今の不調は、春に向けて大きくジャンプするために、体が深くしゃがみ込んでいる状態です。

「やる気が出ない自分」を責めず、温かい粕汁や栄養たっぷりの卵料理を食べて、自分をいたわってあげてください。

「毎年、この時期の落ち込みがひどくて辛い」
「冷えが芯まで入り込んでいる気がする」

もしそんな悩みをお持ちなら、漢方薬で「腎」のエネルギーを補給し、心と体を温めるお手伝いができるかもしれません。

春を笑顔で迎えるために、東京太陽堂にご相談ください。

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記事作成者 薬剤師 林 泰太郎

実績:伝統漢方研究会 2015~2017年・2019年・2020年・2022年・2025年 学術発表

調剤薬局で3年間勤め、西洋の薬だけでは治療が難しい病気の壁に直面。

・「治療の難しい病気をなんとか治したい。」
・「ひとりでも多くの患者さんを笑顔にしたい。」

という想いから漢方の道へ。
漢方薬局で3年間修業をして、2015年 『漢方薬局 太陽堂』を立ち上げ。
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