
「ふとした瞬間に、胸の奥で『ドクン!』と脈が飛ぶような強い不快感がある…」
「ホルター心電図の検査をしたが、『良性の期外収縮だから心配ない』と言われた…」
「放置して大丈夫と言われても、心臓が止まるのではないかと不安で夜も眠れない…」
「動悸を抑える薬(β遮断薬など)を飲んでいるが、脈の飛びが完全に消えるわけではない…」
「ストレスや疲労が溜まると、決まって脈が飛ぶ回数が増えて辛い…」
心臓が規則正しく打つリズムの合間に、予想外のタイミングで早く拍動してしまう「期外収縮(きがいしゅうしゅく)」。
不整脈の中では最も一般的なものであり、健康な人でも疲労や加齢によって日常的に起こります。病院の検査で「心筋梗塞や心不全に繋がる危険なものではない(良性)」と診断されれば、西洋医学では原則として「治療の必要なし(経過観察)」となります。
しかし、ご本人にとっては「胸がウッとなる」「心臓がひっくり返るような不快感」が常に付きまとい、「このまま心臓が止まってしまうのでは」という強烈な不安感から、自律神経をさらに乱してしまう方が非常に多い疾患です。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、ただ不安に耐えながら放置するのではなく、「なぜ心臓のリズムを乱すほどの過緊張や疲労が起きているのか」という根本的な『心気(心臓のエネルギー)の不足』や『自律神経の乱れ(気滞)』に着目し、体の内側から脈が飛びにくい、安心できる体内環境を取り戻すための体づくりを漢方で優しくサポートいたします。
期外収縮とは?西洋医学の限界と他疾患との違い
【太陽堂における期外収縮の漢方サポートまとめ】
- 原因: 西洋医学では「加齢、ストレス、睡眠不足などによる心臓の異常興奮」とされるが、漢方では根本原因を、心臓を動かすエネルギーが不足した「心気虚(しんききょ)」や、ストレスで自律神経が過緊張を起こした「気滞(きたい)」の乱れと捉える。
- アプローチ: 不安で張り詰めた神経を優しく解きほぐし、心臓にたっぷりと栄養とエネルギーを届ける生薬を用いた煎じ薬で、根本的な体質改善を目指す。
- 目安期間: ストレスの深さや疲労具合によるが、早い方で1~3ヶ月程度で「脈が飛んでも気にならなくなった」「夜眠れるようになった」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりと脈の飛び自体が起こりにくい穏やかな状態を育てていくケースが多い。
期外収縮には、異常な電気信号が発生する場所によって「上室性期外収縮」と「心室性期外収縮」がありますが、基礎疾患(心筋梗塞や弁膜症など)がない場合は、どちらも過労、睡眠不足、カフェインの過剰摂取、強いストレスなどが引き金になると考えられています。
「心房細動」や「心臓神経症」との違い
動悸や脈の異常を感じる疾患は他にもありますが、リスクやアプローチが異なります。
| 疾患名 | 主な症状と特徴 | 期外収縮との違い・関係性 |
| 期外収縮 | 「ドクン!」と一瞬脈が飛ぶ、胸が詰まる感覚。 | 単発で起こる心臓のしゃっくりのようなもので、基本的に命に関わりません。 |
| 心房細動 | 脈が全く不規則にバラバラに打つ。胸が苦しい。 | 心臓内に血栓(血の塊)ができやすく、脳梗塞のリスクが高まるため、血液をサラサラにする薬等の治療が必須です。 |
| 心臓神経症 | 心電図は正常だが、突然激しい動悸や胸の痛みが出る。 | 脈の異常(不整脈)は起きていないのに、極度の不安やストレス(自律神経の乱れ)から心臓に症状が出ます。 |
| パニック障害 | 突然の激しい動悸、息苦しさ、強い死の恐怖。 | 脳内の神経伝達物質のバランスの乱れです。期外収縮の不快感が引き金になってパニック発作を起こす方もいます。 |
【西洋医学(病院)での一般的な治療】
循環器内科などで24時間ホルター心電図やエコー検査を行い、「基礎疾患のない良性の期外収縮」と診断された場合、基本的には「治療不要」となります。
しかし、自覚症状が強く生活に支障が出ている場合は、心臓の過剰な働きを抑える「β遮断薬(ビソプロロールなど)」や、不整脈を抑える「抗不整脈薬(メキシレチンなど)」、不安を和らげる「抗不安薬」が処方されることがあります。
ただ、これらのお薬で「完全に脈の飛びをゼロにする」ことは難しく、お薬の副作用(だるさや血圧低下など)に悩み、「自分の自然治癒力で体質から整えたい」と漢方薬局を訪れる方が後を絶ちません。
【薬剤師コラム①】「放置していい」と言われる患者様の深い孤独
担当薬剤師:椙田(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
「先生は『気にしなくていい』と笑いますが、脈が飛ぶたびに胸が苦しくて、死んでしまうんじゃないかと毎日怖いんです」という切実なご相談を非常によくお受けします。
西洋医学の医師は、「心臓が止まるような危険な病気ではないから、安心して日常を送ってください」という意味で「気にしないで」とお伝えします。しかし、患者様からすれば、今まさに胸の中で起こっている強烈な不快感に対して「何もしてくれない」という孤独感や絶望感に繋がってしまいます。
東洋医学では、この「自覚症状の辛さ」を何よりも重視します。検査数値に異常がなくても、心臓のエネルギー不足(心気虚)や、ストレスによる気の滞り(気滞)があるからこそ、脈が飛んでしまうのです。漢方でこのアンバランスを整えることは、不安に怯える日々に終止符を打つための、非常に前向きで理にかなったアプローチです。
太陽堂の漢方アプローチ|心臓の「気」を補い、過緊張を解く
東洋医学(漢方)では、期外収縮が頻発する根本原因を、
心臓を穏やかに動かすためのエネルギーが不足した「心気虚(しんききょ)」
強いストレスによって自律神経が過剰に緊張した「気滞(きたい)・心火(しんか)」
全身の血行不良によって心臓に負担がかかる「瘀血(おけつ)」
と捉え、お身体の状態やストレスの度合いに合わせてアプローチします。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 疲れると脈が飛ぶ回数が増える 顔色が白く、息切れしやすい | 心臓のエネルギー不足(心気虚) 過労や睡眠不足、加齢によって、心臓を規則正しく動かすための大元のエネルギー(気)が不足し、リズムが乱れやすくなっている状態。 | 【胃腸を助け、気を補う漢方】 胃腸の働きを優しく高めてたっぷりの「気」を作り出し、心臓にしっかりとエネルギーを送り込んで穏やかな拍動を支えます。 |
| ストレスを感じると「ドクン」とくる 不安感が強く、不眠がちである | 自律神経の過緊張と熱(気滞・心火) 強いプレッシャーや不安によって自律神経が張り詰め、胸のあたりに「気」が詰まったり、過剰な熱(心火)が心臓を煽っている状態。 | 【気の巡りを整え、神経を鎮める漢方】 張り詰めた神経の過緊張を優しく解きほぐし、胸にこもった熱をマイルドに冷ますことで、不安感や心臓の異常興奮を和らげます。 |
| 肩こりや冷えが強い 胸がチクチク・ズキズキ痛む | 血流の滞りと負担(瘀血) 全身の血行が滞り、心臓が無理をして血液を全身に送り出そうとしているため、局所的な負担や不快な痛みが生じている状態。 | 【血流を促し、滞りを流す漢方】 全身の「血(けつ)」をサラサラと流して巡りを整え、心臓にかかる物理的な負担を内側から軽くするサポートを行います。 |
【薬剤師コラム②】心臓は「神明(しんめい)」が宿る場所
担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
東洋医学において、心臓(心)は単に血液を送り出すポンプではなく、「神明(しんめい)を主(つかさど)る」と言い、精神や意識、思考のコントロールセンターとしての役割を持っていると考えられています。
つまり、心臓と「心(メンタル)」は完全にリンクしているのです。
期外収縮で「脈が飛んで怖い」と不安になればなるほど、そのストレスが「心(しん)」を傷つけ、さらに脈を飛ばしやすくするという悪循環に陥ってしまいます。
太陽堂の漢方サポートでは、ただ脈の飛びを抑え込むのではなく、「最近、ゆっくり眠れていますか?」「頑張りすぎていませんか?」とお話を伺い、張り詰めた精神(神明)に安らぎを与えることを大切にしています。
「漢方を飲んでから、不思議と気持ちがゆったりして、脈が飛んでもパニックにならなくなりました」とおっしゃる方が多いのは、このためです。
この内容以外にも「太陽堂が考える心臓疾患」についてお話しを書いています。どうぞ参考にされて下さい。
期外収縮のお悩みを和らげる漢方サポートの症例
病院で「気にしないで」と言われ、一人で不安と闘っていた方が、漢方を取り入れることで「安心できる穏やかな日常」を取り戻された事例をご紹介します。
事例① 40代男性|仕事のストレスで頻発する「脈の飛び」
仕事の責任が重くなった頃から、会議中やデスクワークの最中に「ドクン!」と脈が飛ぶようになりました。ひどい時は1分間に何度も起こり、循環器内科を受診しましたが「良性の心室性期外収縮なので治療の必要なし」と言われました。しかし不快感で仕事に集中できず、常に心臓に意識がいってしまいご来局されました。
- お悩み: 頻発する期外収縮、仕事への支障、不安感。
- サポート内容: 強いストレスによる気の滞り(気滞)と自律神経の過緊張と見立て、胸に詰まった気を流し、心臓の過剰な興奮を鎮める漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 漢方を飲み始めてから、常に胸の奥にあった「張り詰めたような緊張感」が少しマシになり、息が深く吸えるようになってきました。
- 3ヶ月後: 脈が飛ぶ回数が明らかに減り、仕事中に不快感でハッとすることが少なくなりました。
- 半年後: 疲れた日の夕方にたまに「ドクン」とすることはありますが、以前のような強い不快感や恐怖感はなくなり、「これならうまく付き合っていける」と自信を取り戻され、無事に服用終了(卒業)となりました。
事例② 50代女性|更年期と重なる「動悸と夜の不安感」
更年期に差し掛かった頃から、夜、布団に入って静かにしていると脈が飛ぶのを感じるようになりました。「心臓が止まるのでは」と不安で眠れなくなり、睡眠不足が続くとさらに日中も脈が飛ぶという悪循環に。抗不安薬を処方されましたが、日中の眠気とだるさが辛く、根本的な体質改善を希望されました。
- お悩み: 夜間の期外収縮、不眠、更年期の自律神経の乱れ、薬の副作用。
- サポート内容: 加齢と更年期に伴う心臓のエネルギーと潤いの不足(心気陰虚)と見立て、心臓に栄養と潤いを補給し、精神を安らかにして睡眠の質を高める漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 漢方を飲むと体がじんわりと温まり、夜、脈の飛びを気にせずにスッと眠りにつける日が増えてきました。
- 3ヶ月後: ぐっすり眠れるようになったことで日中の疲労感が抜け、動悸や脈の飛びをほとんど感じなくなりました。
- 半年後: 病院の抗不安薬に頼らなくても、夜安心して眠れるようになりました。更年期のホットフラッシュなども落ち着き、心身ともに穏やかな生活を取り戻されています。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 心臓疾患)
どうぞ参考にされて下さい。
期外収縮・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
病院で処方された動悸を抑える薬(ビソプロロールなど)や抗不安薬と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?
はい、もちろん併用可能です。
病院のお薬で心臓の異常な興奮や強い不安をコントロールしながら、並行して漢方薬で「自律神経の過緊張をほぐし、心臓にエネルギーを補う体質づくり」を行うのは非常に理にかなったアプローチです。
お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。
漢方薬を飲めば、脈の飛び(期外収縮)は完全にゼロになりますか?
期外収縮は健康な人でも起こる生理的な現象であるため、「一生涯、一回も脈が飛ばないようにする」ことは難しい場合があります。
しかし、漢方で自律神経を整え、過労やストレスに強い体を作ることで、「脈が飛ぶ回数が劇的に減った」「飛んでも胸が苦しくなく、気にならなくなった」と実感される方は多くいらっしゃいます。
生活の質(QOL)を高めることを最大の目標としています。
漢方薬を飲み始めて、どのくらいで変化を感じられますか?
不安感や疲労の深さによりますが、早い方であれば1~3ヶ月程度で「夜眠りやすくなった」「胸の緊張感が和らいだ」といった自律神経の変化を先に感じられる方が多いです。
脈の飛びが気にならず、安心して日常生活を送れる状態が定着するには、数ヶ月〜年単位でじっくりと腰を据えて取り組むことをお勧めしています。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(自律神経・心臓・疲労の不調)
期外収縮の不快感は、心臓だけの問題ではなく、全身の自律神経のバランスや更年期、慢性的な疲労と深く関わっています。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




