
「長年、高血圧の薬を飲んで血圧は正常なのに、腎臓の数値(クレアチニン)が徐々に上がってきた…」
「糖尿病ではないのに腎臓が悪いと言われ、『腎硬化症』という病名を告げられた…」
「病院では『血圧をしっかり管理するしかない』と言われるだけで、悪化していくのが怖い…」
「足のむくみや夜間頻尿が気になり始め、このままでは透析になるのではと不安だ…」
「加齢のせいと言われたが、今のうちから進行を食い止める体質改善に取り組みたい…」
長年にわたる高血圧や、加齢による血管の老化(動脈硬化)が原因で、腎臓内の細い血管が硬くなり、ろ過機能がジワジワと低下していく「腎硬化症(良性腎硬化症)」。
近年、慢性腎臓病(CKD)や透析導入の原因として、糖尿病性腎症に次いで急増している疾患です。
病院の降圧剤(血圧を下げる薬)を真面目に飲んで血圧の数値をコントロールしていても、「一度硬くなってしまった腎臓の血管(動脈硬化)」そのものを若返らせる西洋薬は存在しないため、ゆっくりと進行する腎機能の低下(eGFRの低下)を前に、孤独と強い不安を抱えられている方が非常に多い領域です。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、単に血圧の数値だけを追うのではなく、「なぜ腎臓の血管が硬く、血流が滞ってしまったのか」という根本的な『血管の老化・ドロドロ血(瘀血)』や『加齢による腎の衰え(腎虚)』に着目し、体の内側から血流を促し、腎臓を優しく労わる「血管のアンチエイジング」を目指した体づくりを漢方でサポートいたします。
腎硬化症とは?西洋医学の限界と他疾患との違い
【太陽堂における腎硬化症(高血圧性腎疾患)の漢方サポートまとめ】
- 原因: 西洋医学では「高血圧と加齢に伴う腎細動脈の硬化・虚血」とされるが、漢方では根本原因を、血管の老化や血流の滞りである「瘀血(おけつ)」と、加齢による腎の生命力低下「腎虚(じんきょ)」と捉える。
- アプローチ: 全身と腎臓内の微細な血流をスムーズに流し、低下しつつある腎の働きを根本から助ける生薬を用いた煎じ薬で、腎臓の負担を減らす体質改善を目指す。
- 目安期間: 年齢や腎機能(eGFR)の低下度合いによるが、早い方で1~3ヶ月程度で「足のむくみが減った」「夜中のトイレが減った」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりとクレアチニン値が安定しやすい(進行が緩やかになる)穏やかな状態を育てていくケースが多い。
腎臓は「毛細血管の塊」のような臓器です。高い血圧が長期間かかり続けると、その圧力に耐えようとして血管の壁が分厚く、硬くなります。これが腎硬化症です。血管が硬く狭くなると、腎臓に十分な血液(酸素と栄養)が届かなくなり、腎臓の細胞が少しずつ干からびて機能を失っていきます。
「糖尿病性腎症」や「IgA腎症」との違い
同じように腎機能(クレアチニンやeGFR)が悪化する病気でも、その「原因」が全く異なります。
| 疾患名 | 主な原因と特徴 | 腎硬化症との違い・関係性 |
| 腎硬化症 (良性腎硬化症) | 長年の高血圧と加齢。中高年に多い。たんぱく尿は初期には出にくい。 | 血管の「圧力による物理的な硬化(老化)」が原因です。(※このページで解説しています) |
| 糖尿病性腎症 | 長年の高血糖。大量のたんぱく尿や、手足のしびれ(神経障害)を伴うことが多い。 | 高血糖の「糖の毒性」によって血管がボロボロになる病気です。 |
| IgA腎症 | 自己免疫の異常。若い世代にも多い。持続的な血尿やたんぱく尿が出る。 | 免疫の暴走(炎症)が原因であり、血圧や加齢とは無関係に発症します。 |
| 慢性腎臓病(CKD) | 腎硬化症などが進行し、腎機能低下が慢性化した状態の「総称」です。 | 腎硬化症は、CKDを引き起こす大きな原因の一つです。 |
【西洋医学(病院)での一般的な対応】
腎硬化症の治療の基本は、これ以上の血管へのダメージを防ぐための「厳格な血圧コントロール」です。主に腎臓を保護する働きがある降圧剤「ARB(ロサルタンなど)」や「ACE阻害薬」、血管を広げる「カルシウム拮抗薬(アムロジピンなど)」が処方されます。
これらの降圧剤は命を守るために非常に重要ですが、「薬で血圧は下がったのに、クレアチニン値が少しずつ上がり続けている」という現実に直面する方が少なくありません。「西洋薬だけでは進行を止められないのでは」という焦りから、漢方による根本的な血流改善を求めてご来局される方が多くいらっしゃいます。
【薬剤師コラム①】血圧が下がっても、腎臓の「酸欠」は解決していない
担当薬剤師:石川(調剤薬局での勤務経験あり)
「先生から言われた通りに降圧剤を飲み、血圧は120台をキープしているのに、血液検査のたびにeGFRが下がっていくのが不思議で仕方ありません」というご相談を非常によくお受けします。
降圧剤で血圧を下げることは、血管がこれ以上ダメージを受けないようにするために絶対に必要なことです。しかし、血圧が下がったからといって、「すでに硬く細くなってしまった腎臓の血管」が元の太さに戻るわけではありません。
むしろ、血圧(血液を押し出す圧力)が下がったことで、細い血管の先にある腎臓の細胞にまで十分に血液が届きにくくなり、腎臓が「慢性的な酸欠・栄養不足」に陥ってしまうことがあります。
東洋医学(漢方)の役割は、ただ圧力を下げるだけでなく、「硬くなった血管の血流(瘀血)を促し、腎臓の隅々まで酸素と栄養を送り届けること」です。これが、西洋医学の降圧剤と併用していただきたい最大の理由です。
太陽堂の漢方アプローチ|血管の「瘀血」を流し、腎の「力」を補う
東洋医学(漢方)では、腎硬化症の根本原因を、
長年の高血圧や加齢による血管の老化・血行不良「瘀血(おけつ)」
生命力そのものである腎の働きの衰え「腎虚(じんきょ)」
血行不良に伴って生じる不要な水分の停滞「水毒(すいどく)」
と捉え、お一人おひとりの体質に合わせてアプローチします。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| クレアチニン値が徐々に上がっている 肩こり、頭痛、顔色がくすむ | 長年の高血圧による血流の滞り(瘀血) 血管が硬く狭くなり、古い血液がドロドロと滞ることで、腎臓の組織が酸欠や栄養不足を起こしている状態。 | 【血流を促し、血管を労わる漢方】 全身の「血(けつ)」の巡りを強力に促し(活血化瘀)、腎臓の微細な血管の滞りを流すことで、組織の修復力を内側から後押しします。 |
| 加齢とともに数値が悪化してきた 足腰が冷える、夜間頻尿がある | 腎臓のエネルギー低下と老化(腎虚) 加齢や長年の過労によって、生命力と水分代謝の源である「腎」のエネルギーが低下し、本来のろ過機能が果たせなくなっている状態。 | 【腎を助け、生命力を補う漢方】 体を芯から温めながら「腎」にたっぷりと活力を補給(補腎)し、加齢による衰え(老化)に抗うための強固な土台を作ります。 |
| 足のすねがむくみやすい 体が重だるく、疲れが抜けない | 水はけの悪さと水分の停滞(水毒) 腎臓のろ過機能が落ちたことで、体内に不要な水分や老廃物が排泄しきれずに滞り、むくみやだるさを引き起こしている状態。 | 【水はけを良くし、老廃物を流す漢方】 腎臓だけでなく胃腸の働きも整えて水分代謝を上げ、体内に滞った余分な水分(水毒)を尿として穏やかに排泄させます。 |
【薬剤師コラム②】漢方による「血管のアンチエイジング」
担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
腎硬化症において最も重要なキーワードは、ずばり「血管のアンチエイジング」です。
年齢を重ねれば、誰でも肌にシワができたり髪が白くなったりするように、血管も少しずつ硬く老化していきます。腎硬化症は、高血圧によってその老化スピードが人よりも早まってしまった状態です。
東洋医学における「補腎(ほじん)」や「活血(かっけつ)」というアプローチは、まさにこの老化スピードを緩やかにするための知恵です。漢方薬はタイムマシンのように血管を20代に戻すことはできませんが、血の巡りを良くして細胞に栄養を届け、これ以上のサビつき(硬化)を防ぐことは十分に可能です。
「疲れにくくなった」「足が温かくなった」といった全身の若返りサインを感じていただくことが、腎臓を守る第一歩となります。
この内容以外にも「太陽堂が考える腎臓疾患」についてお話しを書いています。どうぞ参考にされて下さい。
腎硬化症のお悩みを和らげる漢方サポートの症例
「降圧剤を飲んでいるのに悪化していく」と不安を抱えていた方が、漢方を取り入れることで「数値が安定し、むくみのない穏やかな日常」を取り戻された事例をご紹介します。
事例① 60代男性|降圧剤を飲んでも上がる「クレアチニン値への焦り」
40代から高血圧の薬(アムロジピンとARB)を服用し、血圧は130台で安定していましたが、ここ数年でクレアチニン値が1.0から1.4へと徐々に上昇。医師からは「加齢と腎硬化症ですね。塩分に気をつけて」と言われるだけで、有効な治療法が提示されず、このままでは透析になると焦ってご相談に来られました。
- お悩み: クレアチニン値の上昇、進行への不安、肩こり、疲労感。
- サポート内容: 長年の高血圧による血管の硬化・血行不良(瘀血)と、加齢による腎の衰え(腎虚)と見立て、微細な血流を強力に促しながら、腎臓にエネルギーを補う漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 漢方を飲み始めてから体がじんわり温まるようになり、慢性的に感じていた首や肩のガチガチとした凝りが和らいできました。
- 3ヶ月後: 疲労感が抜け、夕方になっても体が軽く動くようになりました。
- 半年後の定期検査: 上がり続けていたクレアチニン値が1.4のままでピタリと止まり、進行が食い止められました。医師からも「この数値を維持できれば透析の心配はありません」と言われ、「漢方で血流を良くすることの重要性がよく分かりました」と安心され、現在も予防のために服用を継続されています。
事例② 70代女性|高血圧と「足のむくみ・夜間頻尿」
長年、腎硬化症で通院しており、最近になってeGFRが45前後まで低下してきました。それと同時に、夕方になると足の甲がパンパンにむくみ、夜中に3回もトイレに起きるため、睡眠不足で日中もフラフラしていました。「腎臓が限界を迎えているのでは」と強い不安を抱えてご来局されました。
- お悩み: eGFRの低下、足の強いむくみ、夜間頻尿、睡眠不足。
- サポート内容: 腎臓の冷えと機能低下(腎陽虚)と、不要な水分の停滞(水毒)と見立て、体を芯から温めて腎の水分代謝を引き上げ、余分な水を日中の尿として排泄する漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 漢方を飲むと日中の尿量がしっかり出るようになり、夕方の足のむくみが明らかに軽くなってきました。
- 3ヶ月後: 日中に水分がさばけるようになったことで、夜間頻尿が1回に減り、朝までぐっすり眠れるようになりました。
- 半年後の定期検査: 睡眠が取れたことで血圧もさらに安定し、eGFRが48へとわずかに回復。「むくみが取れて体が本当に楽になりました。夜眠れることが何より嬉しいです」と笑顔を取り戻され、無事に第一段階を卒業されました。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 腎臓疾患)
どうぞ参考にされて下さい。
腎硬化症・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
病院で処方されている降圧剤(アムロジピンやARBなど)と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?
はい、もちろん併用可能ですし、むしろ併用が推奨されます。
西洋薬で血圧をコントロールして血管への物理的なダメージを防ぎながら、並行して漢方薬で「硬くなった血管の血流(瘀血)を促し、腎臓の酸欠を防ぐ体づくり」を行うのは非常に理にかなった理想的なアプローチです。
お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。
漢方薬を飲めば、上がってしまったクレアチニン値は下がりますか(正常に戻りますか)?
腎硬化症によって一度硬くなってしまった血管や、機能を失った腎臓の細胞を完全に元の若い状態に戻す(数値を正常化させる)ことは、西洋医学でも漢方でも困難です。
漢方の最大の目的は、「これ以上数値が悪化するスピードを緩やかにし(現状維持)、透析を回避すること」です。血流が改善することで、一時的に負担がかかっていた部分が回復し、結果的に数値が少し改善するケースも多く見られます。
水分はたくさん摂った方が良いのでしょうか?
「血液をサラサラにするために水をたくさん飲む」という健康法がありますが、腎機能が低下してむくみがある方の場合、過剰な水分摂取はかえって腎臓や心臓の負担(水毒)となります。
喉の渇きに応じて適量をこまめに摂ることが大切です。適切な水分量についても、ご相談時に詳しくアドバイスさせていただきます。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(血圧・腎臓・疲労の不調)
腎硬化症は、腎臓局所の問題だけでなく、全身の血管の老化や血圧、慢性的な疲労と深く関わっています。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




