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その乾燥、原因は「血(けつ)」不足? 漢方薬剤師が教える、カサカサ肌を内側から潤す「食べるスキンケア」

2026 5/09
ブログ-季節の養生法
2026年1月29日2026年5月9日
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  4. その乾燥、原因は「血(けつ)」不足? 漢方薬剤師が教える、カサカサ肌を内側から潤す「食べるスキンケア」
乾燥肌対策記事のサムネイル。「その乾燥、血不足?食べて潤すスキンケア」というタイトルと共に、漢方食材(クコの実、黒ゴマ、ナツメ)を取り入れて肌の潤いを取り戻し、頬に手を当てて微笑む女性を描いたイラスト。薬剤師監修。
目次

その乾燥、体の中が「砂漠化」しているサインかも?

「冬になると、すねが粉を吹いてかゆい…」
「ハンドクリームを塗っても、すぐに指先がガサガサ…」
「静電気がひどくて、何かに触るのが怖い…」

1月下旬、空気の乾燥がピークに達するこの時期、肌トラブルの相談が急増します。

一生懸命ケアをしているつもりなのに、なかなか改善しないと悩んでいませんか?

漢方では「肌は内臓の鏡」と言われます。
肌表面のカサつきは、実は体の中の栄養や水分が足りず、砂漠のように乾いていることの現れなのです。

体の中が乾いていたら、いくら表面をケアしても、すぐに干からびてしまいますよね。

今回は、あなたの乾燥の根本原因を漢方で診断し、内側からぷるんと潤す「食べるスキンケア」についてお話しします。

あなたの乾燥はどっち? 「血(けつ)」不足 vs 「水(みず)」不足

漢方では、肌を潤す材料を「血(けつ=栄養)」と「陰(いん=潤い成分)」の2つに分けて考えます。

同じ「乾燥」でも、どちらが足りていないかで対策が異なります。チェックしてみましょう。

特徴① 血虚(けっきょ)タイプ(栄養不足のカサカサ)② 陰虚(いんきょ)タイプ(潤い不足のカラカラ)
肌の状態カサカサして血色が悪い
くすみが気になる
乾燥して赤みがある
皮膚が薄く敏感
その他の症状爪が割れやすい
髪がパサつく
立ちくらみ
手足がほてる
喉が渇く
寝汗をかく
原因胃腸虚弱、偏食
夜更かし、生理の影響
加齢、慢性的な寝不足
ストレス、辛いものの食べ過ぎ
必要なケア栄養(血)を補う
赤や黒の食材をとる
潤い(水)を補う
ネバネバ食材や果物をとる

今日から実践! 内側から潤す「食べるスキンケア」

高いサプリメントを買う前に、スーパーで買える食材で体を潤しましょう。

1. 「赤い食材」で血を補う(血虚タイプ向け)

血(けつ)は、肌に栄養を届ける運び屋です。

  • クコの実(ゴジベリー): 「食べる目薬・美容液」とも呼ばれる最強の美容食材。ヨーグルトやスープに数粒入れるだけでOK。
  • ニンジン・ナツメ・鮭・赤身肉: 赤い色の食材は、血を作る材料になります。

2. 「黒い食材」で保水力を高める(陰虚タイプ向け)

漢方では「黒いものは腎(じん)に入り、若さを保つ」と考えます。

  • 黒ゴマ: 肌の乾燥を防ぐ良質な油分が豊富です。すりごまにして毎日大さじ1杯。
  • 黒豆・黒きくらげ: 体の深部から潤いを生み出します。

3. 「ネバネバ食材」で潤いの膜を作る

  • 山芋・オクラ・白きくらげ: これらのネバネバ成分は、体の中で潤いの膜となり、乾燥から守ってくれます。

せっかくの栄養を無駄にしないために(生活習慣)

食材を意識しても、以下の習慣があると「穴の空いたバケツ」のように潤いが漏れてしまいます。

「夜12時」までには寝る

漢方では、「血(けつ)は夜寝ている間に作られる」と考えます。

夜更かしは、血を消耗し、肌を乾燥させる最大の原因です。1時間早く寝るだけで、翌朝の肌ツヤは変わります。

胃腸を冷やさない

どんなに良い美容食材を食べても、胃腸が弱っていると吸収されず、肌まで届きません。

冷えを放置しない

血が足りていても、巡りが悪ければ肌は栄養失調になります。

あわせて読みたい:手足の先まで血を巡らせる方法はこちらをご覧ください。

新宿の漢方薬局【太陽堂】
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乾燥肌と漢方に関するFAQ

水をたくさん飲めば、肌は潤いますか?

ただ飲むだけでは潤いません。

これはよくある誤解です。漢方では、飲んだ水がそのまま肌の潤いになるわけではないと考えます。胃腸で吸収され、「津液(しんえき)」という体液に変換されて初めて潤いになります。

胃腸が弱い人が水をガブ飲みすると、かえって「むくみ」や「冷え」を招き、巡りが悪くなって乾燥が悪化することすらあります。常温の水を、喉が渇いた時にこまめに飲むのが正解です。

静電気がひどいのも乾燥のせいですか?

はい、極度の「血虚(けっきょ)」のサインです。

静電気は、体に潤いがなく、電気を逃がせない時に起こります。特にバチッときやすい人は、体の中がカラカラに乾いています。「黒ゴマ」や「ナッツ類」などの良質な油分を含む食材を意識して摂ってみてください。

漢方薬で乾燥肌は治りますか?

体の内側から保水力を高めることができます。

例えば、血を補う「地黄を使う漢方薬」や、潤いを与える「麦門冬を使う漢方薬」などが有名です。ハンドクリームが手放せない方や、乾燥によるかゆみで眠れない方は、漢方薬の併用が非常に効果的です。

まとめ:肌は「内臓の鏡」。食べるケアで春を迎えよう

春はもうすぐそこですが、この時期の乾燥を放置すると、春先の「ゆらぎ肌」や「花粉症皮膚炎」につながりやすくなります。

  • カサカサして顔色が悪いなら、赤い食材(クコの実、肉)。
  • ほてってカラカラするなら、黒い食材(黒ゴマ、黒豆)。

毎日の食事を少し変えるだけで、体は内側から応えてくれます。

「自分に合うスキンケア漢方が知りたい」「長年の乾燥肌を体質から変えたい」という方は、ぜひ太陽堂にご相談ください。あなたの肌質と体質にぴったりの漢方をご提案します。

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私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
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(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
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「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

記事作成者 薬剤師 林 泰太郎

実績:伝統漢方研究会 2015~2017年・2019年・2020年・2022年・2025年 学術発表

調剤薬局で3年間勤め、西洋の薬だけでは治療が難しい病気の壁に直面。

・「治療の難しい病気をなんとか治したい。」
・「ひとりでも多くの患者さんを笑顔にしたい。」

という想いから漢方の道へ。
漢方薬局で3年間修業をして、2015年 『漢方薬局 太陽堂』を立ち上げ。
開局10年を迎えた今も1ヶ月の平均来局数は900名を超え、お客様にご愛顧いただいている太陽堂の漢方薬剤師です。

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林先生 自己紹介

記事作成者 薬剤師 前原 信太郎

実績:伝統漢方研究会 2017年・2021年・2025年 学術発表

沖縄で開業医をしていた祖父と薬の話しをしていた事から薬剤師の道を目指すように。

調剤薬局の薬剤師として6年間勤務。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

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