MENU
  • 全国実力薬局100選 漢方薬局総合部門
  • 太陽堂の特徴
  • はじめての方へ
  • スタッフ紹介
  • 太陽堂の症例・漢方治療歴
  • ご相談の多い症状
  • アクセス

お問い合わせはこちら

03-3356-7997

新宿の漢方薬局 太陽堂

営業時間 : 月〜土曜 10:00〜19:00
東京都新宿区愛住町19-16富士ビル2F

新宿の漢方薬局【太陽堂】
  • ホーム
  • 太陽堂について
    • 太陽堂の特徴
    • はじめての方へ
    • スタッフ紹介
  • 症例・漢方治療歴
  • ご相談の多い症状
  • アクセス
  • お問い合わせ
新宿の漢方薬局【太陽堂】
  • ホーム
  • 太陽堂について
    • 太陽堂の特徴
    • はじめての方へ
    • スタッフ紹介
  • 症例・漢方治療歴
  • ご相談の多い症状
  • アクセス
  • お問い合わせ

胃炎だけじゃない。卵管閉塞の漢方「六君子湯」とは?

2025 1/22
ブログ
2018年7月17日2025年1月22日
  1. ホーム
  2. ブログ
  3. 胃炎だけじゃない。卵管閉塞の漢方「六君子湯」とは?
shokai

今回の漢方薬のご紹介は不妊・婦人科を担当させて頂いている「前原」がさせて頂きます。
 
ご紹介する漢方薬は「胃腸病」に使われる事の多い「六君子湯」です。
 
・胃腸が弱く食欲がない
・胃酸の逆流でみぞおちがつかえる
 
など「胃炎」や「胃もたれ」・「逆流性食道炎」に使われる事が多い「六君子湯」なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
 
「胃癌」の一番の原因と言われている「萎縮性胃炎」も「六君子湯」が使われる事が多いです。
 
私自身もドラッグストアや薬店に陳列されているのをよく見かけます。
 
胃の症状で使われる事の多い「六君子湯」ですが、太陽堂では「卵管閉塞」に使われる事が多いです。
 
「卵管閉塞」とは簡単に言うと子宮と卵巣の通り道である「卵管」が塞がれてしまう病気で不妊症の原因になってしまいます。
 
今回は「胃炎」や「胃もたれ」で使われる事の多い「六君子湯」が、不妊の原因にもなる「卵管閉塞」に対してどのような効果があるかをお話ししていきますね。

「六君子湯」てどんな漢方薬?

「六君子湯」は
 
〇人参(ニンジン)
〇白朮(ビャクジュツ)
〇茯苓(ブクリョウ)
〇半夏(ハンゲ)
〇陳皮(チンピ)
〇大棗(タイソウ)
〇甘草(カンゾウ)
〇生姜(ショウキョウ)
 
の8種類からなる漢方薬になります。
 
これは豆知識なのですが、元々は6つの生薬(「人参」「半夏」「茯苓」「白朮」「陳皮」「甘草」)を6人の君子(敬意を払う尊称)に見立てて「六君子湯」という名前がついたみたいです。
 
「六君子湯」の事を書こうと思って細かい部分を調べてみたら載っていました(笑)
 
生薬の細かい説明いきますね~
 
「人参」は元気を補い、精神を安定させる作用があります。
 
「人参」は他の生薬とも相性が良く「人参」・「白朮」で胃腸の引き締め、「人参」・「茯苓」で気虚を補う効果です。
 
また「白朮」・「茯苓」で滞っている水の流れを整え、「半夏」・「陳皮」で嘔吐や胃酸過多を抑える作用で「水毒」を改善。
 
6つの生薬(「人参」「半夏」「茯苓」「白朮」「陳皮」「甘草」)に「生姜」と「大棗」が加わる事で、生薬の毒消しや脾胃の調和をし自己治癒力を高める効果へと繋がります。

「六君子湯」が卵管閉塞をどのように改善するのか?

この説明だとやっぱり胃に聞く漢方なのでは…と思いますよね(笑)
 
では「卵管閉塞」と絡めてお話しをさせて頂きます。
 
「卵管閉塞」は東洋学的に考えると「オ血(血液の流れが悪くなる状態)」と「水滞(水の流れの悪さ)」が原因です。
 
漢方薬の説明をした所でもお話しさせて頂いたように「六君子湯」は「白朮」・「茯苓」・「半夏」・「陳皮」と「水毒」を改善する生薬が多くなっています。
 
その為「水滞(水の流れの悪さ)」を改善する事で「卵管閉塞」を改善するのが「六君子湯」です。
 
また「六君子湯」はその生薬の組成から「無気力」や「倦怠感」、「貧血」や「虚弱体質」などの症状を良くしていく作用があります。
 
そこから考えると卵管閉塞の改善だけではなく、不妊でお悩みの女性の「体質改善(ホルモンバランスの改善)」の効果も…
 
ただ「六君子湯」だけでは改善が難しいので微調整が大事になってきます。

「六君子湯」 まとめ

今回は「六君子湯」を「卵管閉塞」に絡めてお話しさせて頂きました。
 
「六君子湯」=「胃腸」というイメージが強いので、今までのイメージにはなかった漢方薬の効果に驚かれた方も多いのではないでしょうか?
 
もちろん「胃腸」には使えますが、「卵管閉塞」にも使う事は多くなっています。
 
「水毒」を改善する事で諸症状を取る「六君子湯」、ぜひ覚えて下さいね~
 
今回ご紹介しました「卵管閉塞」・「萎縮性胃炎」に関しては、ホームページでお話ししています。
 
ぜひ参考にされてみて下さい。
太陽堂ホームページ 「卵管閉塞・卵管狭窄(卵管通過障害)」
 
太陽堂ホームページ 「萎縮性胃炎」

ブログ
漢方薬について
  • 2018 07/14 息苦しさ・動悸(心臓神経症)[9ヶ月]
  • 2018 07/20 不整脈・心中隔欠損症・動悸・頻脈[治療終了]

関連記事

  • shokai
    術後のイレウス(腸閉塞)予防に「大建中湯」は正しいのか?
    2022年3月14日
  • kenko
    冬の養生法~身体を温める食べ物、冷え対策~
    2021年11月8日
  • shokai
    なぜ漢方薬局の漢方は値段が高いのか?~値段が高い3つの理由~
    2021年1月14日
  • kenko
    毎年嫌になる梅雨…3つの主な症状と対策方法
    2020年6月5日
  • kenko
    季節の変わり目に重要な「自律神経の整え方」について。
    2020年4月22日
  • kenko
    夏が終わると、気分が落ち込んでしまう秋うつとは・・・?
    2019年10月31日
  • kenko
    なぜ寝汗は出るのか?原因と対策について
    2019年9月26日
  • kenko
    二日酔いにきく漢方とは?
    2019年9月11日
お問い合わせはこちら

所在地:〒160-0005  東京都新宿区愛住町19-16富士ビル2F

許可番号:薬局開設許可番号 26新保衛薬第203号

薬局の管理および運営に関する事項・要指導医薬品及び一般用医薬品(OTC)の販売制度に関する事項

取り扱っている漢方薬はこちら

  • TOP
  • お店情報紹介
  • 太陽堂の症例・漢方治療歴
  • 漢方の太陽堂から初めての方へ
  • 返金・返品に関する内容について
  • お問い合わせ

© 新宿の漢方薬局【太陽堂】.

目次