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【薬剤師監修】夕方の「デスクワーク頭痛」に。PC作業の肩こり・眼精疲労を内側からサポートする漢方薬

2026 4/11
ブログ
2026年4月11日
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  3. 【薬剤師監修】夕方の「デスクワーク頭痛」に。PC作業の肩こり・眼精疲労を内側からサポートする漢方薬
夕方のデスクワークによる頭痛の悩みに、内側から巡りを整える漢方ケアを提案するアイキャッチ画像。左側には17時を指す時計があり、パソコン作業で頭を抱え、濁った紫色のモヤに包まれている辛そうな女性が描かれています。右側には温かい湯気が立つ漢方薬の器があり、ピンク色の優しいモヤ(気下げ養生)に包まれてホッとした笑顔を浮かべる女性へと変化しています。上部には「夕方になると、頭が重く締め付けられる…夕方のデスクワーク頭痛に」、下部には「鎮痛剤を飲む前に。内側から『巡り』を整える漢方ケア」と記載され、葛根、桃仁、蘇葉、茯苓などの代表的な生薬イラストが添えられています。
目次

夕方になると頭が重い…鎮痛剤でしのいでいませんか?

  • 「1日中パソコンを見ていると、夕方には頭が締め付けられるように重くなる」
  • 「首や肩がガチガチに凝って、そこから頭痛に繋がっている気がする」
  • 「目の奥が重だるく、ブルーライトカット眼鏡や目薬でもスッキリしない」
  • 「仕事に集中できないので、ついロキソニンやイブなどの痛み止めを飲んでしまう」

リモートワークや長時間のデスクワークが当たり前になった現代、このような「デスクワーク頭痛」にお悩みの方が増えています。

「今すぐこの痛みをどうにかしたい!」という時、ロキソニンなどの消炎鎮痛剤は非常に頼りになる存在です。しかし、根本的な原因である「筋肉の緊張」や「目の酷使」をケアしなければ、結局は薬を手放せない状態が続いてしまいます。

今回は、環境を変えるのが難しい「デスクワーク」による頭痛に対し、東洋医学(漢方)の視点で体を内側から整え、不調をサポートする方法を太陽堂の薬剤師が解説します。


デスクワーク頭痛を引き起こす「2つの原因」と漢方の考え方

デスクワークで頭が痛くなる原因は、大きく分けて「首・肩周りのコリ」と「目の疲れ」の2つに分類されます。東洋医学では、これらを体内の「気(エネルギー)・血(栄養)・水(体液)」の巡りの悪さと捉えます。

1. 首・肩周りのコリ(筋肉疲労と血行不良)

長時間同じ姿勢でモニターを見続けることで、首から肩にかけての筋肉が緊張し、血流が滞ります。漢方ではこの血行不良を「瘀血(おけつ)」と呼びます。血の巡りが悪くなることで、頭部に必要な栄養や酸素が行き渡らず、重だるい痛みが生じると考えます。

2. 目の疲れ(眼精疲労と乾燥)

パソコンの画面を凝視し続けると、まばたきが減り「ドライアイ(水の循環不足)」を引き起こします。また、目を使うことは東洋医学において「血(けつ)を消耗する」と考えられており、目の酷使は栄養不足(血虚:けっきょ)を招き、それが頭痛へと繋がっていくのです。


【コラム】薬剤師 前原の視点「鎮痛剤と漢方薬の上手な使い分け」

薬局で『デスクワークで頭が痛くて…』とご相談を受ける際、多くの方が市販の鎮痛剤を常用されています。西洋薬の鎮痛剤は『痛みのサインをブロックする』のが得意です。どうしても外せない会議の前などには非常に有効です。

一方で、漢方薬は『なぜ痛むのか』という根本の巡りにアプローチします。ガチガチになった筋肉の緊張をほぐし、滞った血流を流すことで『痛みが起きにくい体づくり』をサポートします。

辛い時は西洋薬で痛みを和らげつつ、漢方で体質を整えていく『併用』も、とても論理的で賢い選択肢ですよ。


あなたの「デスクワーク頭痛」、原因はどっち?

一口にデスクワーク頭痛と言っても、主に「筋肉・血流」からきているのか、「目・水分」からきているのかで、漢方のアプローチは異なります。ご自身の症状がどちらに強く当てはまるか、チェックしてみましょう。

【表】デスクワーク頭痛の2つのタイプと漢方アプローチ

タイプ主な症状・特徴原因(東洋医学の視点)代表的な漢方薬
首・肩こりタイプ・頭全体が締め付けられるように重い
・首の後ろから肩がガチガチ
・冷房で体が冷えると悪化する
血行不良・筋肉の緊張
(瘀血:おけつ)
葛根湯(筋肉をほぐす)
桂枝茯苓丸(血流を促す)
眼精疲労タイプ・目の奥が重苦しい、痛む
・ドライアイがひどい、目がかすむ
・夕方になると頭がふらつく
栄養不足・水分の偏り
(血虚・水毒)
連珠飲(目に栄養を与える)
五苓散(水分の巡りを整える)
葛根湯
桂枝茯苓丸
五苓散

太陽堂が選ぶ!デスクワーク頭痛をサポートする漢方薬

上の表で挙げた、デスクワーク頭痛によく用いられる代表的な処方を詳しく解説します。(※実際の漢方相談では、これらが複雑に絡み合っているケースも多いため、体質に合わせて複数の生薬を組み合わせて調合します)

【首・肩周りのコリ】にアプローチする漢方

  • 葛根湯(カッコントウ)「風邪薬」のイメージが強いかもしれませんが、実は体を温め、首筋から背中にかけての筋肉の緊張をほぐす働きに優れています。冷房で体が冷え、肩がこわばって頭痛がする時などによく用いられます。👉[内部リンク:葛根湯について詳しくはこちら]
  • 桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)滞った血の巡り(瘀血)を改善する代表的な漢方薬です。足元は冷えるのに顔や頭がのぼせる、肩こりがひどいといった、血行不良からくる頭の重だるさをサポートします。👉[内部リンク:桂枝茯苓丸について詳しくはこちら]

【目の疲れ・ドライアイ】にアプローチする漢方

  • 連珠飲(レンジュイン)目に栄養を与える「四物湯(シモツトウ)」と、水分の巡りを整え、のぼせを下げる「苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)」を組み合わせた処方です。目を酷使して頭がふらつくような方に適しています。👉[内部リンク:苓桂朮甘湯について] / 👉[内部リンク:四物湯について]
  • 五苓散(ゴレイサン)体内の余分な水分(水毒)を捌く漢方薬です。目の奥が重苦しい、天気が悪い日(気圧の変化)にデスクワークをすると頭痛が悪化する、といった方の水分バランスを整えます。👉[内部リンク:五苓散について詳しくはこちら]

※その痛み、本当に「いつものデスクワーク頭痛」ですか?

デスクワークによる頭痛の多くは、上記の「肩こり」や「眼精疲労」に伴う緊張型頭痛に分類されます。

しかし、「ズキズキと脈打つように痛む」「光や音に敏感になる」「鎮痛剤が効かなくなってきた」など、少し違う特徴を感じた場合は、片頭痛や薬剤性頭痛など、別の頭痛が隠れている可能性があります。

頭痛の詳しい種類や原因、それぞれの見極め方については、以下の頭痛専門ページで総合的に解説していますので、あわせてご覧ください。

頭痛 | 新宿の漢方薬局【太陽堂】
繰り返す頭痛でお悩みなら漢方薬局 太陽堂へ。片頭痛、緊張型、群発頭痛など、痛みの種類や原因別の特徴を解説。鎮痛剤が手放せない方へ、西洋医学の…
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【コラム】薬剤師 椙田(すぎた)の視点「デスクでできる!簡単『気』下げ養生」

パソコンの画面に集中している時、人間のエネルギー(気)は頭や目にグッと集まり、上へ上へと昇ってしまいます。これが頭痛や目の奥の痛みに繋がるのです。

1時間に1回はモニターから目を離し、深呼吸をしながら肩をストンと落としてみましょう。また、温かいお茶を飲んでお腹を温めると、上に昇った『気』が下半身へとスッと下がりやすくなります。

漢方薬のサポートに加え、ほんの少しの休憩の積み重ねが頭痛予防には大切ですよ。

薬剤師・椙田先生が推奨する「気下げ養生」と、煎じ薬の働きを図解した水彩調のイラスト。左側には温かい煎じ薬の器を手に持ち香りを嗅ぐ女性が描かれ、中央には立ち上るピンク色の湯気とともに「気」という文字が優しく下へ流れる様子が表現されています。右側には、煎じ薬の温かさでお腹(肝臓)が優しいピンク色の光で温まり、頭の濁った紫色のモヤが晴れて笑顔になる女性が描かれています。テキストで「温かい『煎じ薬』の香りと温かさで、『気』を優しく下げる。」と記載され、下部には葛根、桃仁、蘇葉、茯苓などおすすめの生薬イラストが配置されています。

デスクワーク頭痛に関するよくあるご質問(FAQ)

漢方薬を飲めば、すぐに頭痛は良くなりますか?

葛根湯のように、飲んで比較的早く温まりや筋肉のほぐれを感じやすいものもありますが、基本的には「痛みが起きにくい体質(血流や水分バランス)」へ整えていくため、数週間から数ヶ月かけてじっくりと変化を見ていくことをおすすめしています。

マッサージや整体に行ってもすぐ元に戻ってしまうのですが…

外側からのケア(マッサージやストレッチ)は非常に有効ですが、内側(血流そのものの質や、目の栄養不足)が整っていないと、すぐに元の緊張状態に戻ってしまいます。

外側からのケアと、漢方による内側からのケアを両輪で行うのが理想的です。

ロキソニンなどの市販薬と一緒に漢方を飲んでも大丈夫ですか?

基本的には併用可能です。

痛みが辛い時は市販の鎮痛剤をお使いいただきつつ、漢方で根本的な巡りを整えていくのは良い方法です。

ただし、複数種類の漢方薬を自己判断で組み合わせると成分が重複することがあるため、専門の薬剤師にご相談ください。


まとめ:デスクワーク頭痛は「体からのSOS」

デスクワークによる頭痛は、体が「もうこれ以上、目や筋肉を酷使しないで!」と出しているSOSのサインです。

ロキソニンなどの鎮痛剤でその場を乗り切ることも時には必要ですが、長く働き続ける体を守るためには、「首・肩の血流」と「目の栄養状態」を内側から見直すことが重要です。

「毎日夕方になるのが憂鬱…」
「自分に合う漢方薬が分からない」

そんな時は、お一人で悩まずにぜひ太陽堂までご相談ください。漢方専門の薬剤師があなたの状態を丁寧にお伺いし、快適に仕事に取り組める体づくりをサポートいたします。

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 前原 信太郎

「学術発表 実績」 
2017年 2021年 2025年 学術発表

調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 椙田 彩純

医療職の両親のもとで育ち、病院薬剤師としてキャリアをスタートしました。

西洋医学の限界にもどかしさを感じ、「薬を出し続けるのではなく、治す力を引き出したい」という想いから漢方の道へ進みます。

漢方の治癒力には驚くべき力があります。

ぜひ体験してみて下さい。

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漢方薬について
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