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【薬剤師監修】魚介類による皮膚の違和感や、耳の塞がり感に。巡りを整える漢方「香蘇散」

2026 5/27
ブログ
2026年5月27日
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  3. 【薬剤師監修】魚介類による皮膚の違和感や、耳の塞がり感に。巡りを整える漢方「香蘇散」
和紙のようなテクスチャの背景に、中央に大きな「香蘇散」のタイトルと湯気の立つ薬湯が入った和風の茶碗が描かれている。上部には「【薬剤師監修】魚介類による皮膚トラブルや耳の違和感に。気の巡りを整える」というキャッチコピー、下部には「胃腸が弱く、気の巡りが滞りがちな方の、魚介類による皮膚トラブル、耳の違和感に。」とある。茶碗の周囲には、左上から反時計回りに、紫蘇葉、乾燥蘇葉、陳皮、陳皮切片、甘草、香附子のイラストと名称が、それぞれの構成生薬を説明するように配置されている。
目次

胃腸が弱く、ストレスで「耳や皮膚」にサインが出やすい方へ

「お刺身を食べると、皮膚に赤みやブツブツが出やすい」
「ストレスが続くと、耳が詰まったような塞がり感がある」
「風邪のひき始めでだるいけれど、胃腸が弱くて強いお薬が飲めない」

一見バラバラに見えるこれらのお悩みですが、東洋医学では体の中の「気(エネルギー)の滞り」や、「胃腸機能の低下」が深く関係していると考えます。

漢方薬の「香蘇散(こうそさん)」は、もともと「神経が過敏で胃腸が弱い方の風邪の初期」によく使われる優しいお薬です。しかし太陽堂では、その優れた「気の巡りを整える働き」を活かし、魚介類による皮膚トラブルや、ストレスからくる耳の違和感のサポートとしても活用しています。

【コラム】薬剤師 石川の視点「西洋薬(抗ヒスタミン薬やロキソニン)と香蘇散の違い」

皮膚に赤みやブツブツが出た時、病院ではアレルギー反応を抑える『抗ヒスタミン薬』が処方されます。また、風邪のひき始めの頭痛やだるさには『ロキソニン』などの鎮痛解熱剤を使う方が多いでしょう。

これら西洋薬は、今ある辛さを素早く鎮める『対症療法』として非常に優秀です。しかし、胃腸が弱い方がロキソニンなどを飲むと、胃が荒れてしまうリスクもあります。

一方で漢方の香蘇散は、『なぜその違和感が起きるのか?(気の滞りや胃腸の弱り)』という根本的な体質にアプローチします。西洋薬で急な辛さをしのぎつつ、漢方で『トラブルを繰り返さない巡りの良い体』を作っていく併用スタイルは、体への負担も少なく大変おすすめです。

香蘇散の中身:気と胃腸を整える「5つの生薬」

香蘇散は、たった5種類の生薬からなるシンプルな処方です。滞った気を動かす生薬と、胃腸を温めて調子を整える生薬がバランス良く配合されています。

香蘇散を構成する生薬の役割

期待されるアプローチ配合されている生薬働きと特徴
気の巡りを整える陳皮(チンピ)、蘇葉(ソヨウ)、香附子(コウブシ)香蘇散の主役です。ストレスで滞った「気」をスムーズに流し、耳の塞がり感や気分の落ち込みを優しく和らげます。
胃腸の働きを助ける陳皮、蘇葉、香附子、生姜(ショウキョウ)胃腸を温めて働きをサポートする健胃作用があり、お腹の調子を整えます。
体を温め、発散する蘇葉、生姜体をじんわりと温め、風邪の初期の悪寒や頭痛を外へ発散させます。胃腸が弱い方にも安心です。
全体を優しく調和する甘草(カンゾウ)他の生薬の働きをマイルドにまとめ、心身の緊張をほぐします。

なぜ「魚介類による皮膚トラブル」に香蘇散なのか?

お刺身を食べる時、ツマとして「紫蘇(シソ)」が添えられているのには理由があります。昔から、紫蘇には魚介類によるお腹の不調を和らげ、コンディションを保つ働きがあると考えられてきました。

実は、香蘇散のメイン生薬の一つである「蘇葉(ソヨウ)」は、この紫蘇の葉のことです。

そのため、魚介類を食べて皮膚が敏感になりやすい方に対して、この蘇葉の力を活用し、配合量を調整しながら香蘇散をご提案することがあります。

【コラム】薬剤師 前原の視点「耳の塞がり感や、音の違和感へのアプローチ」

ストレスを感じた時に、耳が詰まったような違和感(耳管のトラブル)や、音がこもって聞こえるというご相談をよくいただきます。また、この違和感が続くことで、不快な『耳鳴り』へと繋がってしまう方も少なくありません。

これらは、東洋医学では『気(エネルギー)の滞り』が原因の一つと考えます。香蘇散で気を巡らせることで、耳周りのどんよりとした違和感がスッと楽になることがあります。

ただ、香蘇散単独ではカバーしきれない深いお悩みの場合は、体質改善を後押しする『柴胡剤(さいこざい)』などを併用し、お一人おひとりの状態に合わせて細かく調整しています。

香蘇散に関するよくあるご質問(FAQ)

病院でもらったアレルギーの薬や、市販の風邪薬と一緒に飲めますか?

基本的には併用可能ですが、市販の風邪薬や胃腸薬には同じ生薬(甘草など)が含まれていることがあり、成分が重複する可能性があります。

安全に飲んでいただくため、事前にお薬手帳をご用意の上、専門家へご相談ください。

胃腸が弱いのですが、飲んでも胃もたれしませんか?

ご安心ください。香蘇散はもともと「胃腸が虚弱な方」に向けて作られたお薬です。

陳皮や生姜など、お腹を温めて調子を整える生薬がしっかりサポートしてくれます。

魚介類以外の皮膚トラブル(ブツブツや赤み)にも使えますか?

香蘇散は「蘇葉(紫蘇)」の働きから魚介類によるトラブルと特に相性が良いですが、ストレスや気の滞りが原因で悪化する皮膚の違和感に対しても、気の巡りを整える目的で使われることがあります。

まとめ:気と胃腸を整え、トラブルに負けない体へ

「香蘇散」について解説しました。

ポイントは以下の3つです。

  • 滞った「気」を巡らせ、耳の塞がり感や違和感を優しくケア
  • 「蘇葉(紫蘇)」の力で、魚介類による皮膚の違和感をサポート
  • 胃腸を温めて整えるため、虚弱な方の風邪の初期にも安心

「魚介類を食べた後のコンディションが気になる」
「ストレスが溜まると耳に違和感が出やすい」
「胃腸が弱く、ロキソニンなどの強い薬が体に合わない」

そんな深くデリケートなお悩みは、一人で抱え込まずにぜひ太陽堂へご相談ください。お一人おひとりの体質やライフスタイルに合わせた細やかな漢方の調整で、スッキリと巡りの良い毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。。

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太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

記事作成者 薬剤師 林 泰太郎

実績:伝統漢方研究会 2015~2017年・2019年・2020年・2022年・2025年 学術発表

調剤薬局で3年間勤め、西洋の薬だけでは治療が難しい病気の壁に直面。

・「治療の難しい病気をなんとか治したい。」
・「ひとりでも多くの患者さんを笑顔にしたい。」

という想いから漢方の道へ。
漢方薬局で3年間修業をして、2015年 『漢方薬局 太陽堂』を立ち上げ。
開局10年を迎えた今も1ヶ月の平均来局数は900名を超え、お客様にご愛顧いただいている太陽堂の漢方薬剤師です。

太陽堂について詳しく見る
林先生 自己紹介

記事作成者 薬剤師 椙田 彩純 

担当疾患;循環器、身体の痛み

臨床検査技師の両親の影響で、幼い頃から医療に関心を持つ。

大学卒業後、病院薬剤師として勤務。

対症療法が中心の現場で、繰り返す入退院や長期投薬を目の当たりにし、「もっと力になれる方法はないか」と模索する中で漢方と出会う。

現在は漢方の持つ幅広さと可能性に魅了され、一人ひとりの体質に寄り添った根本改善を追求している。

太陽堂について詳しく見る

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