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新宿の漢方薬局 太陽堂

営業時間 : 月〜土曜 10:00〜19:00
東京都新宿区愛住町19-16富士ビル2F

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雨の日の前は頭が痛い? 春一番が運ぶ「低気圧頭痛」と「めまい」を撃退する、漢方流「水はけ」養生法

2026 1/29
ブログ
2026年1月29日
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春一番の気象病・頭痛対策記事のサムネイル画像。左側には嵐と低気圧で頭を抱える女性、右側には小豆茶や耳のマッサージといった漢方の知恵で守られ、笑顔を取り戻す様子を描いたイラスト。タイトル「雨の前は頭が痛い?春一番の気象病・頭痛漢方撃退術」。薬剤師監修。
目次

春の嵐は、体にとっても「嵐」です

「天気予報よりも、私の頭痛の方が天気を当てられる」

そんな経験はありませんか?

2月に入り、立春を過ぎると、暖かい強風「春一番」が吹き始めます。

春の訪れは嬉しいものですが、この時期の激しい気圧の変化(低気圧)は、頭痛持ちの方にとっては辛いシーズンの始まりでもあります。

  • ズキズキと脈打つような頭痛
  • 頭が締め付けられるような重さ
  • フワフワするめまい

実はこれ、漢方では「体に余分な水が溜まっているサイン」だと考えます。

今回は、春の嵐に負けないための、頭と体の「水はけ」を良くする養生法についてお話しします。

なぜ春は頭が痛くなる? 犯人は「風」と「水」

春の頭痛には、漢方ならではの2つの原因があります。

1. 春は「風(ふう)」が頭を攻撃する

漢方では、春は「風邪(ふうじゃ)」という邪気が強まると考えます。

自然界の風が木々を揺らすように、風邪は体の一番上にある「頭」や「首」に入り込み、痛みを引き起こします。春一番の強い風に当たった後に頭痛がするのはこのためです。

2. 低気圧で「水(みず)」が膨張する

山に登るとお菓子の袋がパンパンに膨らむのを見たことがありますか?

低気圧が近づくと、私たちの体でも同じことが起こります。血管や細胞の中の水分が膨張し、神経を圧迫してしまうのです。

もともと体に「余分な水(湿気)」が溜まっている人ほど、この影響を強く受けます。

低気圧で頭痛が起きるメカニズムの図解。通常時(高気圧)は正常な血管と細胞だが、低気圧時(雨の前)はポテトチップスの袋が山の上で膨らむように、体内の水分が膨張して神経を圧迫している様子を比較したイラスト。

あなたはどっち? 頭痛のタイプ別診断表

「頭が痛い」と言っても、原因によって対処法が少し違います。自分の症状に近いものをチェックしてみましょう。

特徴① 風邪(ふうじゃ)タイプ(春風アタック型)② 水滞(すいたい)タイプ(雨の日むくみ型)
痛みの特徴ズキズキと脈打つ
痛む場所が移動する
頭が重く、締め付けられる
帽子を被っているような感覚
その他の症状首や肩の凝り
発熱、悪寒
めまい、吐き気
体が重だるい、むくみ
悪化する条件風に当たった後
温度差がある時
雨が降る前(低気圧)
湿度が高い日
対策食材「香りで発散」
シソ、ネギ、ミント
「豆で水を抜く」
小豆、黒豆、ハトムギ

今日からできる! 漢方流「頭痛撃退」3つの習慣

鎮痛剤を飲む回数を減らすために、普段からできることがあります。

1. 「豆」と「海藻」で水を抜く

水滞タイプの方(雨の日に弱い方)は、とにかく体から余分な水分を追い出すことが最優先です。

  • 小豆(あずき): 強力な利尿作用があります。甘さを控えた「あずき茶」などがおすすめ。
  • 黒豆・ハトムギ: 体の湿気を取ってくれます。
  • 昆布・ワカメ: 硬くなったしこりをほぐし、水の巡りを良くします。

2. 「耳のマッサージ」で気圧センサーを整える

内耳(耳の奥)は、気圧の変化を感じ取るセンサーです。ここが過敏になっていると頭痛が起きます。

  • やり方: 両耳をつまんで、上・下・横に軽く引っ張ったり、くるくると回したりします。
  • タイミング: 「天気が崩れそうだな」と思ったら、痛くなる前にやってみましょう。血流が良くなり予防になります。

3. 胃腸を休めて「水」を溜めない

実は、胃腸が弱ると水分代謝が落ち、頭痛の原因となる「湿(しつ)」が生まれます。

お正月から胃腸の疲れを引きずっている方は、頭痛も起きやすい状態です。

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気象病と漢方に関するよくある質問(FAQ)

コーヒーは頭痛に良いと聞きましたが本当ですか?

はい、タイミングによっては効果的です。

コーヒーに含まれるカフェインには血管収縮作用があり、低気圧で広がった血管を元に戻して痛みを和らげる効果が期待できます。また、利尿作用で「水」を出す働きもあります。

ただし、身体が冷えるのと血管の収縮により逆に頭が痛くなる場合があるので飲み過ぎには注意です。

頭痛薬と漢方薬は一緒に飲んでもいいですか?

基本的には、時間を空ければ問題ないです。

痛みがひどい時は我慢せずに鎮痛剤を使っても構いません。

漢方薬は「痛くならない体質を作る」ために毎日飲み、鎮痛剤は「今ある痛みを止める」ために頓服として使う、という使い分けが理想的です。

漢方薬は鎮痛剤と何が違うのですか?

「痛みの原因(水)」を取り除くかどうかの違いです。

一般的な鎮痛剤は、痛みの信号をブロックして一時的に楽にするものです。
一方、漢方では痛みの原因となっている「余分な水の滞り」を排出したり、「冷え」を改善したりして、気圧の変化に負けない体を作ることを目指します。

漢方薬なら誰でも同じものが効きますか?

いえ、体質によって最適な薬は全く異なります。

同じ「気象病」でも、胃腸が弱くて水が溜まっている人と、冷えが強くて血行が悪くなっている人では、使う漢方薬が正反対になることもあります。
自分に合わないものを飲むと効果が出にくいだけでなく、逆効果になることも。自己判断せずに、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ:天気予報に振り回されない体へ

「明日は雨だから、頭が痛くなるかも…」と憂鬱になるのは辛いですよね。

  • 風が強い日は、スカーフで首を守る。
  • 雨の予報が出たら、豆類を食べて水を出す。

このように「先回り」して養生することで、頭痛の頻度や強さは必ず変わってきます。

春をスッキリとした頭で迎えるために、まずは体の「水はけ」から見直してみませんか?

長年の頭痛に悩んでいる方は、体質改善のプロである太陽堂へぜひ一度ご相談ください。

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お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

記事作成者 薬剤師 林 泰太郎

実績:伝統漢方研究会 2015~2017年・2019年・2020年・2022年・2025年 学術発表

調剤薬局で3年間勤め、西洋の薬だけでは治療が難しい病気の壁に直面。

・「治療の難しい病気をなんとか治したい。」
・「ひとりでも多くの患者さんを笑顔にしたい。」

という想いから漢方の道へ。
漢方薬局で3年間修業をして、2015年 『漢方薬局 太陽堂』を立ち上げ。
開局10年を迎えた今も1ヶ月の平均来局数は900名を超え、お客様にご愛顧いただいている太陽堂の漢方薬剤師です。

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