
「HbA1cは落ち着いてきたのに、クレアチニンが少しずつ上がっている…」
「病院で『このままだと透析になるかもしれない』と言われて不安…」
「足のむくみがひどく、血圧のお薬を飲んでもなかなか下がらない…」
「腎臓の薬を増やされたけれど、これ以上悪くならないように自分でできることはないの?」
糖尿病性腎症は、高血糖で傷んだ細い血管が、腎臓のろ過機能を少しずつ落としていく病気です。
日本で透析を始める原因の第1位であり、「いつか透析になるのでは」と強い不安を抱える方が多くいらっしゃいます。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、糖尿病内科や腎臓内科での治療と併用しながら、血流の滞りや腎臓の炎症を整え、これ以上進みにくい体の土台づくりをお手伝いいたします。
【この記事の結論:「糖尿病性腎症」に対する漢方の考え方】
- 不調の正体(原因):西洋医学では「高血糖が続くことで腎臓の細い血管(糸球体)が傷み、ろ過機能が落ちていくこと」とされます。漢方では、糖で粘った血の巡りの滞り(瘀血)や、腎臓の炎症と機能低下(腎虚)、膵臓の疲れが重なった状態ととらえます。
- 漢方の考え方:血糖や血圧の管理は病院のお薬で行いながら、漢方では血流を整え、腎臓の炎症を鎮めて負担を和らげることで、むくみや数値が悪化しにくい体の土台を養います。
- 対象となる主なお悩み:クレアチニン・尿アルブミンの上昇、足のむくみ、下がらない血圧、だるさ・貧血、透析への不安。
糖尿病性腎症とは?西洋医学の原因と病院での治療
糖尿病性腎症は、糖尿病網膜症、糖尿病性神経障害と並ぶ、糖尿病の3大合併症のひとつです。
主な症状の進行
- 初期はほとんど無症状で、尿アルブミンの増加で見つかります。
- 進行すると、むくみや貧血、高血圧が現れます。血圧が急激に上がることもあります。
- さらに進むと、強いだるさや食欲低下、息切れなど腎不全の症状が出て、透析が検討されます。
主な原因
高血糖の状態が続くと、血液中のブドウ糖が組織のたんぱく質と結びつき、血管を傷つけます。
腎臓は細い毛細血管の塊(糸球体)でできているため、このダメージを強く受けます。
さらに高血圧や脂質異常、喫煙、肥満などが重なると進行が早まります。
病院での検査とお薬の分類
病院では、尿検査(尿アルブミン・尿たんぱく)と血液検査(クレアチニン・eGFR)で腎臓の状態を確認します。
同時にHbA1cの数値で糖尿病の管理状況を調べます。
治療の基本は、血糖管理と血圧管理です。
血糖を下げるお薬(SGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬、インスリン製剤など)や、血圧を下げるお薬(ARBやACE阻害薬などの降圧薬)が使われます。
特にSGLT2阻害薬には腎臓を守る働きが報告されており、近年の治療の柱になっています。
お薬の変更や減量は、必ず主治医の先生とご相談ください。
※尿がまったく出ない、体がひどくむくんで息苦しい、胸の痛みがある時は、すぐに医療機関を受診してください。
この内容以外にも「太陽堂が考える腎臓疾患」についてお話しを書いています。どうぞ参考にされて下さい。
漢方での考え方|「血流」「腎臓の炎症」「膵臓の疲れ」の3つを整える
漢方では、糖尿病性腎症を「血」と「腎」、そして消化吸収を担う「脾(ひ)」の3つの乱れが重なった状態と考えます。
| 漢方のとらえ方 | あなたの主な症状・体質 | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 糖で粘った血の滞り 「瘀血(おけつ)」 | 手足のしびれや冷え、肩こり、目のかすみがある。舌の色が暗く、血圧が高い。 | 【血の巡りを整える漢方薬】 ドロドロになった血流をスムーズにし、腎臓の細い血管まで栄養が届きやすい状態を目指します。 |
| 腎臓の炎症と機能低下 「腎虚(じんきょ)」 | クレアチニンや尿アルブミンが上がってきた。むくみ、夜間頻尿、腰や足のだるさがある。 | 【腎臓の炎症を鎮め、腎の力を補う漢方薬】 腎臓のくすぶる炎症を落ち着かせ、ろ過を支える腎の働きを底上げします。 |
| 膵臓や胃腸の疲れ 「脾虚(ひきょ)」と熱 | 食後の強い眠気、甘い物への欲求、口の渇き、疲れやすさがある。HbA1cが下がりにくい。 | 【膵臓の負担を軽くし、余分な熱をさばく漢方薬】 胃腸の働きを立て直し、血糖の波を穏やかにする土台を作ります。 |
※漢方薬はお一人おひとりの体質に合わせてお作りします。病院でのお薬の内容をうかがったうえで、合う組み合わせをご提案いたします。
【薬剤師コラム①】「クレアチニンは戻らない」と言われた方へ
担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
「クレアチニンは元に戻らないから、これ以上悪くしないことが目標です」と病院で言われ、肩を落としてご相談に来られる方が多いです。
確かに、一度壊れてしまった糸球体そのものが元通りになるわけではありません。
ただ、まだ働いている腎臓の「余力」をどれだけ守れるか、腎臓に届く血流をどれだけ良くできるかで、体調や数値の推移は変わってきます。
太陽堂の実例でも、血流と腎臓の炎症を整えることで、だるさやむくみが和らぎ、結果的に数値が落ち着いていった方がいらっしゃいます。
「もう戻らない」と諦める前に、今の腎臓の余力を守るための選択肢として、漢方をご検討ください。
【改善実例】太陽堂での体質改善エピソード
ここでは、糖尿病性腎症でクレアチニンが上がってきた方が、漢方で体質から見直された実例をご紹介します。
70代・男性|クレアチニン4.0・むくみが出始めた段階からの変化
ご相談時の状態
10年以上前に病院で糖尿病と診断。最近になってひどくなってきたので、ご相談に来られました。
「糖尿病性腎症(クレアチニンが4.0)」が起こっているとのこと。HbA1cは最高で7.0、むくみも出てしまっているとのことでした。
漢方薬によるアプローチ
膵臓の炎症を取る漢方薬、腎機能を高める漢方薬、血流を良くする漢方薬の3種類をお出ししました。
経過
服用開始から3ヶ月:クレアチニンが3.5まで下がり、むくみも楽になっているとのことでした。
服用開始から8ヶ月:クレアチニンが2.9まで下がりました。ここ何年かで2点台まで来ることがなかったので、喜んでおられました。
服用開始から2年:数値も安定していて、調子が良いとのこと。調子が良いので漢方薬の量を減らし、継続して服用中です。
60代・男性|クレアチニン2.8・2年で1.5近く上がってきた段階からの変化
ご相談時の状態
2年以上前に病院で糖尿病性腎症と診断。最近になってクレアチニンがひどくなってきたので、ご相談に来られました。
クレアチニンは「2.8」、HbA1cは「6.5」とのこと。ここ2年で1.5近く上がり、むくみも出始めているとのことでした。
漢方薬によるアプローチ
膵臓の炎症を取る漢方薬、腎機能を高める漢方薬、血流を良くする漢方薬の3種類をお出ししました。
経過
服用開始から8ヶ月:クレアチニンが2.0まで下がり、順調に改善が見られているとのことでした。
服用開始から2年:クレアチニンは1.5まで改善。数値が維持できているとのことで、漢方薬を減量して様子を見ることになりました。
※効果には個人差があります。早い方で1〜3ヶ月程度で、むくみなどの体調の変化を感じる方もいらっしゃいます。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 腎臓疾患・糖尿病) どうぞ参考にされて下さい。
【薬剤師コラム②】1型糖尿病の方・診断から長い方へ
担当薬剤師:石川(調剤薬局での勤務経験あり)
「診断されてから何年も経っていますが、今からでも間に合いますか?」というご質問をよくいただきます。
期間が短いほうが早く変化が見えやすいのは事実ですが、長く経っている方でも、腎臓の余力を守る目的でご相談いただけます。
また、1型糖尿病の方の場合、インスリンの分泌そのものを漢方で戻すことは難しいと考えています。
ただ、いちばん大切なのは合併症を進ませないことです。
腎臓や目、神経を守る目的で、インスリン治療と並走しながら体質を整えるご提案をしています。
血糖や血圧の管理は病院のお薬が土台です。
そのうえで、腎臓に届く血流と腎の力を支える。それが漢方の役割だと考えています。
自宅でできるセルフケア・食養生
漢方薬の服用と併せて、腎臓の負担を減らす生活を心がけましょう。
- 血糖と血圧を「両方」管理する: 腎症の進行は血圧の影響も大きい病気です。家庭血圧を毎日測りましょう。
- 塩分を控える: 塩分のとりすぎはむくみと血圧を悪化させます。
- たんぱく質・カリウムの管理: 主治医や栄養士の指示に従ってください。自己判断の極端な制限は栄養不足を招きます。
- 軽い運動で血流を保つ: 無理のないウォーキングなどで血流を促します。
- 市販の鎮痛薬などに注意: 解熱鎮痛薬(NSAIDs)などは腎臓の負担になることがあります。使う前に薬剤師にご相談ください。
- 足を冷やさない: 血流の滞りは、腎臓にも足のしびれにも影響します。足首を温め、長時間同じ姿勢を避けましょう。
よくあるご質問(FAQ)
病院で血糖や血圧のお薬を処方されていますが、漢方薬は併用できますか?
はい、併用していただけます。
病院のお薬で血糖と血圧を管理しながら、漢方で血流や腎臓の炎症などの体質を整えていきます。お薬手帳をお持ちいただき、飲み合わせを確認してご提案します。お薬の調整は、必ず主治医の先生にご相談ください。
どのくらいの期間で変化を感じられますか?
むくみやだるさ、血圧などの変化は、早い方で1〜3ヶ月程度で感じられることがあります。
クレアチニンや尿アルブミンの数値は、病院の定期検査で確認しながら、半年から1年の単位でじっくり見ていきます。
どのような時に病院を受診すべきですか?
尿がまったく出ない、体がひどくむくんで息苦しい、胸の痛みがある時は、すぐに医療機関を受診してください。
強いだるさや吐き気が続く場合も、早めに主治医の先生にご相談ください。
費用はどのくらいかかりますか?
目安として、1週間あたり5,000円前後〜(1ヶ月で2万円前後から)とお考えください。相談料は無料です。
体質や組み合わせる漢方の内容によって変わるため、お作りする前に必ず金額をはっきりお伝えし、ご納得いただいてからスタートします。ご予算のご希望も遠慮なくお聞かせください。
まとめ|「これ以上悪くしない」から、一歩先へ
糖尿病性腎症は、血糖だけでなく、血圧や血流、腎臓の炎症が進み方を左右する病気です。
病院のお薬で血糖と血圧をしっかり管理しながら、漢方で血流を整え、腎臓の炎症を鎮めて腎の力を支える。
この両面からのアプローチで、透析への不安に振り回されない土台を目指しましょう。
一人で悩まず、新宿の漢方薬局「太陽堂」へお気軽にご相談ください。

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太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




