
「深呼吸をしたり、咳やくしゃみをしたりすると、胸から脇腹にかけてピリッと激痛が走る…」
「心臓や肺の病気かと思って病院で検査を受けたが、『異常なし』と言われて不安…」
「ロキソニンや湿布を出されただけで、なかなか痛みが引かない…」
「寝返りを打つたびにチクチクと痛み、夜もぐっすり眠れない…」
背中から胸にかけて肋骨(あばら骨)に沿って伸びている神経が痛みを発する「肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)」。
心臓や肺の近くが痛むため、「何か大きな病気ではないか」と強い不安を抱えながら病院へ行き、検査で「異常なし」と言われて途方に暮れてしまう方が非常に多いお悩みです。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、痛み止めでその場をしのぐだけでなく、「なぜ神経が過敏になり、痛みのサインを出しているのか」という根本的なストレス(気の滞り)や血行不良に着目し、張り詰めた心身の緊張をフワッと緩め、穏やかな日常を取り戻すための体づくりを漢方で優しくサポートいたします。
肋間神経痛とは?西洋医学的な原因と他疾患との違い
肋間神経痛は、病名ではなく「肋骨に沿って起こる神経痛」という”症状”の総称です。姿勢の悪さや筋肉のコリによって神経が挟み込まれたり、ストレスや疲労、冷えなどが引き金となって発症します。
痛む場所が胸や背中であるため、他の病気と間違われやすいのが特徴です。
| 疾患名 | 痛みの特徴と場所 | 肋間神経痛との違い |
| 肋間神経痛 | 胸、脇腹、背中など。左右どちらか片側に起こることが多い。 | 呼吸、咳、寝返りなど「体を動かした時」にピリピリ・チクチクと鋭く痛むのが特徴です。 |
| 帯状疱疹(たいじょうほうしん) | 肋間神経痛と同じ場所(片側) | ピリピリした痛みに加えて、「赤い発疹や水ぶくれ」が現れます。(※発疹が出る数日前から痛みだけが先行することもあります) |
| 心臓の疾患(狭心症など) | 胸の奥、左胸、みぞおちなど。 | 「胸が締め付けられる」「石を置かれたように重い」といった圧迫感を伴います。姿勢の変化では痛みは変わりません。 |
※胸を締め付けられるような激痛や、冷や汗を伴う場合は、心臓や肺の疾患の可能性があるため、まずは医療機関(循環器内科など)の受診をお勧めします。
【西洋医学(病院)での一般的な治療】
病院で内臓に異常がないと診断された場合、痛みを和らげるために「ロキソニン」などの消炎鎮痛剤や湿布が処方されます。神経の痛みが強い場合は、神経の過剰な興奮を抑えるお薬(リリカなどの神経障害性疼痛治療薬)や、ビタミンB12製剤(メチコバール等)が使われることが一般的です。
【薬剤師コラム①】「検査で異常なし」と言われる理由とロキソニンの限界
担当薬剤師:椙田(病院・調剤薬局での勤務経験あり)
「あんなに激しく痛むのに、レントゲンや心電図で異常がないなんて信じられません」と、不安な表情でご相談に来られる方はとても多いです。
一般的な画像検査や血液検査は、臓器の形や数値の異常(骨折や腫瘍、心臓の異常など)を見つけるのは得意ですが、「神経の過度な緊張」や「ストレスによる筋肉の強張り(こわばり)」を映し出すことはできません。
また、ロキソニンは「炎症」を抑えるのには非常に優れたお薬ですが、肋間神経痛の多くは炎症ではなく「神経そのものがストレスや寒さで過敏になっている状態」です。
そのため、一般的な痛み止めではスッキリと痛みが引きにくいのです。漢方では、この目に見えない「神経と筋肉の過緊張」を内側から解きほぐすアプローチを得意としています。
太陽堂の漢方アプローチ|「気(ストレス)」と「血・冷え」を整える
東洋医学(漢方)において、胸や脇腹は「肝(かん:自律神経や感情をコントロールする働き)」と深く関わる場所だと考えられています。肋間神経痛は、この「肝」の働きが乱れ、体内を巡るエネルギー(気)や血液が滞ったサインだと捉えます。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| ストレスを感じると痛む 胸や脇腹が張って息苦しい | 気の滞り(気滞:きたい) 精神的なストレスや緊張により、体内のエネルギー(気)が胸や脇腹で詰まり、神経を圧迫している状態。 | 【気を巡らせ、緊張を緩める漢方】 張り詰めた自律神経の緊張をフワッと解きほぐし、「気」の巡りをスムーズにすることで、胸のつかえやチクチクした痛みを和らげます。 |
| 刺すような痛みが固定している 夜間に痛みが強くなる | 血の滞り(瘀血:おけつ) 姿勢の悪さや長引く緊張によって血行不良が起き、疲労物質が蓄積して神経に栄養が届いていない状態。 | 【血流を促し、痛みを鎮める漢方】 滞った「血」をスムーズに流して末端まで温かい血液を届け、筋肉の強張りを取って神経の痛みをマイルドに和らげます。 |
| 天候が悪い日や寒い日に痛む 体を温めると楽になる | 冷えの侵入(寒邪:かんじゃ) 体が冷えることで血管や筋肉がギュッと収縮し、神経を刺激している状態。 | 【体を温め、冷えを追い出す漢方】 体を芯から温める生薬を用いて、冷えによる筋肉の収縮を解き、血行を促すことで痛みの悪循環を断ち切ります。 |
【薬剤師コラム②】「脇腹の痛み」は心と体のSOSサイン
担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)
仕事や家事で忙しく、常に気を張っている方や、心配事を抱えている方に肋間神経痛はとてもよく見られます。東洋医学では、ストレスが限界に達すると「気が滞る(肝気鬱結:かんきうっけつ)」と言い、その症状が一番ダイレクトに現れるのが「胸から脇腹にかけてのライン」なのです。
「病気じゃないから大丈夫」と痛みを我慢していると、呼吸が浅くなり、さらに自律神経が乱れるという悪循環に陥ってしまいます。
肋間神経痛は、体からの「少し休んで、リラックスして」というSOSサインです。漢方薬で心身の緊張を解きほぐし、深い呼吸ができる穏やかな状態を一緒に作っていきましょう。
肋間神経痛を和らげる漢方の症例
病院の検査で異常がなく、痛み止めも効かずに不安な日々を過ごされていた方が、漢方を取り入れることで穏やかな日常を取り戻された事例をご紹介します。
事例① 40代女性|ストレスとデスクワークによる「呼吸時の激痛」
数週間前から、深呼吸をしたり寝返りを打ったりすると、右の脇腹から背中にかけてチクチクとした鋭い痛みが走るようになりました。内科でレントゲンと心電図を撮りましたが「異常なし」と言われ、湿布を出されましたが痛みが引かずご相談に来られました。
- お悩み: 呼吸や姿勢を変えた時の脇腹の痛み。仕事(デスクワーク)のストレスが強く、常に肩に力が入っている。
- サポート内容: ストレスによる自律神経の緊張(気滞)と、デスクワークによる血行不良と見立て、①気を巡らせて自律神経をリラックスさせる漢方薬、②筋肉の緊張を緩め、血流を整える漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 張り詰めていた気持ちが少し楽になり、大きく深呼吸をしても痛みが走らなくなってきました。
- 2ヶ月後: 寝返りを打った時のチクチクした痛みがほとんど気にならなくなり、夜もぐっすり眠れるように。
- 4ヶ月後: 痛みが完全に消失。仕事が忙しい時期でも痛みが再発しなくなったため、体質がしっかりと改善されたと判断し、服用終了(卒業)となりました。
事例② 60代男性|冷えと疲労からくる「背中から胸にかけてのピリピリ感」
冬の寒い時期に、急に左胸から背中にかけてピリピリとした痛みが現れました。帯状疱疹を疑い皮膚科を受診しましたが発疹はなく、肋間神経痛と診断。ロキソニンを飲んでもスッキリせず、お風呂に入ると少し楽になるという状態でした。
- お悩み: 寒さで悪化するピリピリとした胸の痛み。
- サポート内容: 「冷え」が筋肉を収縮させ、神経を刺激していると見立て、体を芯から温めて冷えを追い出し、血流を促す漢方薬(煎じ薬)をご提案しました。
- 経過:
- 3週間後: 体が温まるのを感じ、ピリピリとした鋭い痛みが「鈍い重だるさ」に変わってきました。
- 2ヶ月後: 寒い日でも痛みが悪化することがなくなり、ロキソニンを飲まなくても過ごせる日が増えました。
- 4ヶ月後: 痛みを感じることがなくなり、順調な改善が見られたため無事に服用終了となりました。
関連するお悩み(胸・背中の痛み・自律神経の不調)
肋間神経痛は、ストレスや自律神経の乱れ、他の神経痛と深く関わっています。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。
- [自律神経の乱れ(心身の不調)を漢方でサポート](※内部リンクを設定)
- [帯状疱疹後神経痛(長引くピリピリした痛み)の漢方サポート](※作成されていれば内部リンクを設定)
- [慢性的な肩こり・首の痛みを漢方でサポート](※内部リンクを設定)
- [慢性頭痛・緊張型頭痛の漢方サポート](※内部リンクを設定)
肋間神経痛・漢方についてのよくある質問(Q&A)
病院の痛み止め(ロキソニンやリリカなど)と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?
はい、基本的には併用可能です。痛みが辛い時は病院のお薬で症状をコントロールしつつ、漢方薬で「自律神経の緊張をほぐし、血流を良くする体質づくり」を並行して行うのは非常に効率的です。お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。
帯状疱疹の治りかけから痛みが続いています。これも対応できますか?
はい、対応可能です。帯状疱疹のウイルスによって神経がダメージを受けた後に残る痛み(帯状疱疹後神経痛)も、肋間神経に沿って起こることが多いです。漢方でダメージを受けた神経の修復を助け、血流を整えるサポートを行っていきます。
どのくらいで漢方の変化を感じられますか?
痛みの強さやストレスの状態によって個人差はありますが、早い方であれば数週間〜1ヶ月程度で「呼吸が楽になった」「ピリピリした痛みの回数が減った」「夜眠れるようになった」といった変化を感じられる方が多いです。根本的な体質改善には、数ヶ月単位でじっくりと取り組むことをお勧めしています。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




