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【秋の乾燥肌・かゆみ】保湿しても追いつかないのは「血」の不足?内側から潤す漢方の知恵

2026 9/29
ブログ-季節の養生法
2026年8月27日2026年9月29日
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  4. 【秋の乾燥肌・かゆみ】保湿しても追いつかないのは「血」の不足?内側から潤す漢方の知恵
「秋の乾燥肌とかゆみに悩む女性が、漢方茶を飲んで健康的な肌を取り戻す様子を描いた、水彩画風の健康情報サムネイル。「内側から潤す漢方の知恵」というタイトルで、肌の乾燥とかゆみの原因を「血(けつ)」の不足と解説している。」

「秋風が心地よくなってきた途端、頬や口周りがカサつき、ファンデーションが粉をふくようになってしまった…」

「すねや腰まわり、背中がムズムズと乾燥してかゆい。特に夜、お風呂上がりや布団に入って体が温まると、余計にかゆみが増して眠れない…」

「お風呂上がりに化粧水やボディクリームをたっぷり塗って保湿しているはずなのに、すぐにまたカサカサになり、外からのケアだけではどうにも追いつかない…」

厳しい夏の暑さが落ち着き、高く澄んだ空と爽やかな風を感じる秋。過ごしやすい季節の到来にホッとする一方で、この時期になると一気に増えるのが、「乾燥肌」や「しつこいかゆみ」といった肌トラブルに関するお悩みです。

秋の肌のカサつきは、単に「秋になって空気が乾き始めたから」という外側の理由だけで起こるものではありません。実は、過酷な夏に浴びた紫外線ダメージや、大量の汗とともに失われた水分や栄養——つまり、肌を根本から潤すための「体の中の水源」そのものが減ってしまっていることが大きな要因なのです。内側の水源が枯渇している状態では、いくら外側から高級なクリームを塗ってフタをしても、すぐに乾いてしまうのは無理もありません。

また、かゆみに任せて無意識に肌を掻きむしってしまうと、ただでさえ弱っている肌のバリア機能がさらに破壊され、そこからわずかな刺激(衣類の摩擦やホコリなど)が入り込みやすくなり、かゆみが広がるという辛い悪循環に陥ってしまいます。この連鎖を断ち切るためには、外側からの優しいスキンケアと同時に、体の内側から潤いを満たす手当てが不可欠です。

今回は、秋に乾燥肌やムズムズとしたかゆみが出る複雑なメカニズムをはじめ、漢方における「血(けつ)が肌を潤す」という重要な考え方、そして体の内側から潤いを満たすための食事と生活の養生法について、太陽堂の薬剤師が詳しく解説いたします。

目次

【太陽堂が教える、秋の肌トラブル養生まとめ】

まずは、当薬局が考える秋の乾燥・かゆみへのアプローチを簡潔にまとめました。

  • 漢方の見立て(原因):西洋医学では「空気の乾燥に伴う湿度の低下と、皮脂や汗の分泌減少による肌のバリア機能の低下」とされる秋の乾燥肌ですが、漢方では、「肌膚(きふ)は血の余りによって養われる」という考えのもと、秋特有の乾燥(燥邪)に加えて、夏の紫外線と大量の汗によって、肌に潤いや栄養を届ける「血(けつ)」と「水(陰)」を激しく消耗した「血虚(けっきょ)・陰虚(いんきょ)」の状態に注目して原因を探ります。
  • アプローチ(対策):白きくらげや黒ごまなど「内側から潤いと血を補う食材」を取り入れた毎日の食事ケア(養生)と、肌のバリアを傷めない優しい入浴・保湿の習慣、そしてお一人おひとりの体質に合わせたオーダーメイドの煎じ薬を通じて、季節の乾燥に負けない「自ら潤いを保てる、乾きにくい肌の土台づくり」をサポートします。体が本来持つ、みずみずしさを保つ力を内側から引き出します。
  • 今後のステップ(根本ケア):(※かゆみが強くて夜も眠れない、掻き壊してジクジクとした湿疹や出血になっている場合は、まずは皮膚科での専門的なケアを優先してください。)その上で、「毎年秋から冬にかけて繰り返す乾燥体質」そのものを見直し、根本的な原因(胃腸の弱りによる栄養不足や、血を巡らせる力の低下など)を整えるため、じっくりとご相談を重ねながら、長期的な視点で体質と向き合っていきます。

【薬剤師 前原の視点】秋に肌が乾くメカニズムと、西洋医学・漢方のアプローチ

こんにちは、薬剤師の前原です。

「いくら高い保湿クリームを塗っても、すぐに乾いてかゆくなる」とお悩みの方は、決して外側からのスキンケアが間違っているわけではありません。注目すべきは、肌を潤すための「内側の水源」がすっかり減ってしまっているという事実なのです。

西洋医学の視点:湿度低下、皮脂の減少、夏のダメージという「3つの同時攻撃」

私たちの肌の表面(角質層)は、レンガのように積み重なった角質細胞と、その間を埋める「セラミド」などの細胞間脂質、そして汗と皮脂が混ざり合ってできる「皮脂膜」という薄いベールによって守られています。これらが「天然の保湿クリーム」として働き、肌の内側の水分が蒸発するのを防ぎ、外部からのダニやホコリ、アレルゲンなどの侵入をブロックする「バリア機能」を担っています。

しかし、秋を迎えた肌は、容赦ない「3つの変化」に同時に襲われます。

1つ目は、「空気の乾燥(湿度の低下)」です。秋風が吹き始めると空気中の水分量が減少し、肌表面から水分がどんどん奪われていきます。

2つ目は、「気温低下に伴う皮脂・汗の分泌減少」です。涼しくなると汗腺や皮脂腺の働きが穏やかになり、天然の保湿クリームである皮脂膜が作られにくくなります。

3つ目は、「夏の紫外線ダメージの表面化」です。夏の間、強烈な紫外線を浴び続けた肌は、細胞がダメージを受け、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が乱れています。その疲れ切った角質が秋になって表面に押し上げられてくるため、水分を保持する力が極端に弱くなっているのです。

これらの要因でバリア機能が壊れると、肌の中の水分はスカスカに抜け落ち、外からのわずかな刺激(髪の毛が触れる、衣類が擦れるなど)が、皮膚の奥にある「かゆみを感じる知覚神経」を直接刺激してしまいます。実は、肌が乾燥すると、この知覚神経が肌の表面近くまで伸びてくることが分かっており、これが「ちょっとしたことでムズムズかゆい」状態を作り出します。

そして、かゆいからといって掻いてしまうと、物理的な摩擦で角質層がさらに剥がれ落ち、バリアは完全に崩壊し、炎症が起きてかゆみの範囲がどんどん広がっていく…という恐ろしい悪循環に入ってしまいます。

西洋医学的な視点では、まずはワセリンやヘパリン類似物質などの保湿剤を用いて、人工的にバリアの「フタ」を作り、水分の蒸発を防ぐことが基本のケアとされます。それでもかゆみが我慢できない場合や、掻き壊して赤く湿疹になっている場合は、バリア機能が回復するまでの間、皮膚科で処方されるステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬(かゆみ止めの飲み薬)などを用いて、炎症の連鎖をストップさせることが強く推奨されます。「自然に良くなるだろう」と我慢して掻き壊してしまう前に、適切なケアで肌を保護してあげてください。

漢方の視点:肌は「血の余り」で潤う。内側の水源が減れば、肌の砂漠化が進む

一方、漢方の視点では、肌の潤いやツヤは、外から塗る化粧水だけで作られるのではなく、体の内側から湧き上がる「水源」によってもたらされると考えます。

漢方には、「肌膚(きふ)は血(けつ)の余りによって養われる」という非常に美しく、かつ本質的な言葉があります。

私たちの体の中で作られた大切な栄養分である「血」は、まず心臓や脳、内臓といった生命維持に直結する重要な臓器に優先して送られます。そして、それらの臓器が十分に満たされ、血と潤いが体中にたっぷりと行き渡った後に、初めてその「余った分」が体の表面である皮膚や髪の毛にまで届き、みずみずしい潤いや健康的なツヤとなって現れるのです。

しかし、秋の体はどうでしょうか。夏の間、厳しい猛暑の中でかいた大量の汗は、漢方では「体の大切な水分(陰:いん)だけでなく、血の潤いまで一緒に奪っていく」と考えます。さらに、冷たいものの摂りすぎで胃腸が疲れ、食事から新しい血を作り出す力が落ちています。

このように、夏のダメージによって体内の血と潤いが極端に不足した状態を、それぞれ「血虚(けっきょ)」「陰虚(いんきょ)」と呼びます。

体の中の絶対的な「血」や「水」の量が足りていなければ、内臓を維持するだけで精一杯となり、一番外側にある「肌」にまで栄養を回す余裕など全くありません。いわば、体全体が水不足に陥り、末端の畑(肌)にまで水路が通っていない砂漠のような状態です。この「内側の水源の枯渇」こそが、保湿剤を塗っても塗っても追いつかない乾燥肌の根本的な原因なのです。

さらに、漢方では秋という季節を、乾燥を嫌う「肺(はい)」と深く結びつけて考えます。「肺は皮毛(ひもう)を司る」と言われ、呼吸器である肺と、体の表面を覆う皮膚や産毛は、密接な関係にあるとされています。秋の乾燥した冷たい空気(燥邪:そうじゃ)を吸い込んで肺がダメージを受け乾燥すると、連動して皮膚のバリア機能(衛気:えき)も一緒に弱まってしまいます。

また、夜になるとかゆみが強くなるのは、日中の活動を支えていた気(エネルギー)の緊張が解け、血流が皮膚の表面にゆっくりと戻ってくるタイミングで、神経が過敏になるためです。血が不足していると、この「温まる」という変化に体がうまく適応できず、ムズムズとしたかゆみとして感じやすくなります。

漢方では、このような状態に対し、外からのフタ(保湿)だけでなく、食事と漢方の力で不足した血と潤いをたっぷりと補って「水源」を満たし、同時に乾燥に弱い「肺」の働きを助けて肌のバリアを立て直すアプローチ(養血潤燥:ようけつじゅんそう、滋陰潤肺:じいんじゅんぱいなどの考え方)を用いて、「塗らなくても自らの力で潤いを保てる、乾きにくい肌」の土台づくりを内側からサポートしていきます。

【薬剤師 椙田の視点】内側から潤す、秋の食事とスキンケア養生

薬剤師の椙田です。

秋の肌トラブルを穏やかに鎮め、しっとりとした肌を取り戻すためのキーワードは、「食べる保湿」と「肌を傷めないお風呂の入り方」です。毎日何気なく行っている習慣を少し見直すだけで、秋の肌のコンディションは劇的に変わっていきます。

「食べる保湿」——白と黒の潤い食材で水源を満たす

漢方において、減ってしまった血と潤いを補い、体の内側から肌を養ってくれる食材を、毎日の食事に意識して取り入れましょう。外から化粧水を叩き込むだけでなく、胃腸から水分と栄養を吸収させることが、最も確実な保湿ケアとなります。

  • おすすめの食材: 白きくらげ、白ごま・黒ごま、松の実、くるみ、豚肉、卵、ほうれん草、はちみつ、梨、れんこん など。

中でも特におすすめしたいのが、「白きくらげ」です。中華料理のデザートなどで見かける白きくらげは、漢方の世界では「食べるヒアルロン酸」「楊貴妃も愛した美容食材」とも呼ばれるほど、体に上質な潤い(陰)を補給する代表格です。乾燥した白きくらげを水で戻し、スープに入れたり、はちみつや梨と一緒に煮てデザートにしたりすると、肺と肌を優しく潤してくれます。

また、血の材料となる良質なタンパク質(豚肉や卵、レバー)や鉄分(ほうれん草)と一緒に、油分を適度に含む種実類(ごま、松の実、くるみ)を組み合わせるのが理想的です。例えば、「豚肉とほうれん草の黒ごま和え」といったメニューは、肌の水源となる「血」と、水分の蒸発を防ぐ「皮脂(油分)」の両方を内側から養うことができる、素晴らしい薬膳になります。

お風呂は「ぬるめ・短め・こすらない」が鉄則

実は、秋から冬にかけて肌の乾燥やかゆみを悪化させる最も大きな引き金となっているのが、毎日の「お風呂の入り方」です。

寒くなるとつい熱いお湯にゆっくり浸かりたくなりますが、42度を超えるような熱いお湯は絶対にNGです。 熱いお湯は、肌表面の皮脂膜や、細胞の間にある大切な保湿成分(セラミドなど)を、まるでお皿の油汚れをお湯で洗うように、根こそぎ溶かして奪い去ってしまいます。

また、ナイロンタオルや硬いスポンジにボディソープをつけて体を「ゴシゴシ」と強く洗う行為は、ただでさえ弱っている角質層を削り取り、バリア機能を自ら破壊しているのと同じです。

お風呂の温度は38度〜40度の「少しぬるめ」に設定し、長湯は避けて10〜15分程度にとどめましょう。

体を洗う時は、綿やシルクなどの天然素材の柔らかいタオルを使うか、最も肌に優しいのは「たっぷりと泡立てたボディソープを、手のひらに乗せて優しくなでるように洗う」ことです。汗や日々のホコリ程度の汚れは、お湯に浸かるだけでも8割方は落ちます。首筋や脇、足の裏など汚れが気になる部分だけ泡で優しく洗い、すねや背中など乾燥しやすい部分は、お湯で流すだけでも十分な場合があります。

そして、お風呂から上がったら、肌の水分が蒸発してしまう前の「10分以内(できれば浴室のドアを開ける前、脱衣所ですぐに)」に、ボディクリームやローションをたっぷりと塗って保湿し、水分にフタをする習慣を徹底してください。

かゆいときは「掻く」以外の答えを見つける

乾燥してムズムズとかゆい時、無意識にボリボリと掻いてしまうのは、その瞬間は気持ちが良くても、結果的に肌のバリアを壊してかゆみの原因物質をさらに広げてしまう「最悪の借金」です。

どうしてもかゆみが我慢できない時は、掻く代わりに「冷やす」ことを試してみてください。保冷剤を清潔なタオルで包み、かゆい部分に軽く押し当てると、皮膚の温度が下がり、かゆみを伝える知覚神経の高ぶりがスーッと落ち着いてきます。決して氷を直接肌に当てないよう注意してください。

また、無意識に掻き壊してしまうのを防ぐために、手の爪は常に短く滑らかに切っておきましょう。

寝る時のパジャマや寝具の素材も重要です。化学繊維(フリースやポリエステルなど)やチクチクするウール素材は、乾燥した肌に静電気や摩擦の刺激を与え、かゆみを誘発します。肌に直接触れるものは、吸湿性と通気性に優れた「綿(コットン)」や「シルク」などの天然素材を選び、肌への物理的なストレスを最小限に抑える環境を作ってあげましょう。

さらに、激辛料理(唐辛子など)やアルコール、過度なカフェインは、体の中に「熱」を生み出し、血管を拡張させてかゆみやムズムズ感を一気に増幅させます。肌の調子が悪い時は、これらの刺激物は控えめにし、マイルドで消化に良い食事を心がけてください。

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【比較表】秋の乾燥肌を守り抜く!OK・NG行動リスト

カテゴリ〇 おすすめ(潤いを守り、血を補う)× 要注意(バリアを壊し、乾燥を深める)
お風呂の入り方ぬるめのお湯+手のひら洗い+上がって10分以内に保湿
(天然の保湿成分である皮脂を守り、逃げていく水分にすかさずフタをする)
42度超の熱いお湯に長湯+ナイロンタオルでゴシゴシ洗う
(皮脂と角質の潤い成分が根こそぎ削ぎ落とされ、強烈なかゆみの引き金になる)
食事と飲み物白きくらげ・ごま・豚肉・卵などの潤い&補血食材を摂る
(肌の根本的な水源となる「血」と「潤い」を、体の内側から優しく満たす)
激辛料理・お酒・カフェインの過剰な摂取
(体の中に余分な熱と乾きを助長し、夜のムズムズとしたかゆみを強くする)
かゆみ・生活対策かゆい時は冷やして紛らわす+爪を短く切る+綿の寝間着を着る
(物理的な掻き壊しを防ぎ、肌のバリア機能が自然に回復するのを待てる環境を作る)
かゆみに任せて、爪を立ててボリボリと激しく掻きむしる
(バリアがさらに壊れ、炎症が起きて搔き壊しの範囲がどんどん広がっていく)

秋の乾燥肌・かゆみに関するよくある質問(FAQ)

もっと値段の高い、しっとりする化粧水やボディクリームに変えれば乾燥は良くなりますか?

外からの保湿は非常に大切ですが、「内側の水源」が減っている状態では限界があります。

化粧水で水分を与え、クリームで油分のフタをすることはスキンケアの基本であり、外部の刺激から肌を守るために欠かせません。しかし、どれだけ立派な「フタ」をしても、その中身である体の内側の「水そのもの」を作る力が低下していれば、すぐに砂漠のように乾いてしまいます。

睡眠不足や血の不足、胃腸の弱りがあると、根本的な解決には至りません。今お使いの自分に合ったスキンケア(外からのケア)はそのまま続けながら、食事と睡眠を見直し、漢方などで体質からの潤い補給(内からのケア)を足していくのが、最も確実で正解の道のりです。

昼間は平気なのに、夜、お風呂上がりや布団に入ると急にかゆくなるのはなぜですか?

体が温まって血流が皮膚の表面に集まり、かゆみを感じる神経が敏感になるためです。

お風呂で体が温まったり、温かい布団に入ったりすると、血管が拡張して皮膚の表面に血流が集まります。この時、皮膚の温度が上がることで、かゆみを伝える神経の働きが活発になります。さらに、夜は日中の活動モード(交感神経)からリラックスモード(副交感神経)へと切り替わり、気が緩むことで、かゆみという感覚をより敏感に察知しやすくなってしまうのです。

寝る直前の熱いお風呂や、電気毛布などで布団を不自然に温めすぎることは避け、寝る前の保湿をいつも以上に丁寧に行ってください。かゆみで眠れない日が続き、睡眠不足がストレスになるようであれば、皮膚科での治療と、漢方による体質ケアの併用をご相談ください。

年齢を重ねるにつれて、毎年乾燥とかゆみがひどくなっている気がします。

それは気のせいではありません。年齢とともに、体内で「潤いを作る力」は緩やかに減少していきます。

肌の潤いを保つセラミドやコラーゲン、皮脂の分泌量も、そして漢方でいうところの「血(けつ)」や「陰(潤い)」を蓄える力も、加齢とともに自然と減っていくのは誰もが通る道です。

だからこそ、若い頃のように外からパチャパチャと化粧水をつけるケアだけでなく、「作る力・蓄える力」を支えるための、食事や漢方による内側からの体質ケアの価値が、年々大きく、重要になっていくのです。「毎年冬になるとかゆみで辛い思いをしている」「年々悪化している」と感じる方ほど、本格的に乾燥する前の秋口から、早めの立て直しを始めることを強くおすすめします。

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まとめ:塗るケアに「食べる保湿」を足して、掻かない穏やかな秋へ

「毎日欠かさず保湿クリームを塗っているのに、カサカサとかゆみが止まらなくて憂鬱…」

そのしつこい乾燥は、決してあなたのスキンケアの手抜きが原因ではありません。過酷な夏のダメージによって、あなたの体の中にある「血と潤い」という大切な内側の水源が、一時的に枯渇してしまっているというサインなのです。

外からのフタ(保湿)と、内からの補給(養生)。この両輪がしっかりと揃って初めて、肌はみずみずしく満ちて、バリアの力を取り戻します。

まずは、白きくらげや黒ごまを使った「食べる保湿」を取り入れ、お風呂の温度を少し下げ、体を優しくなでるように洗い、かゆくても掻かずに冷やす工夫からスタートしてみてください。それに加えて、漢方の視点で内側から「血」と「潤い」を丁寧に養ってあげれば、「粉ふきも、夜のムズムズかゆみも気にならない、穏やかな秋」を取り戻すことができるはずです。

「毎年、秋から春先まで続く乾燥肌に悩まされている」「かゆみで夜中に目が覚めてしまい、睡眠の質が落ちて辛い」という方は、ぜひ太陽堂までお気軽にご相談ください。お一人おひとりの体質やライフスタイルに合わせた、無理のない潤いケアのプランをご提案いたします。


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太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

太陽堂がはじめての方へ

ご相談を考え始めた方は、まずこちらをどうぞ。

初めての漢方相談ガイド
漢方の料金の正直な話
改善症例の一覧
開局10年の記録

記事作成者 薬剤師 前原 信太郎

実績:伝統漢方研究会 2017年・2021年・2025年 学術発表

沖縄で開業医をしていた祖父と薬の話しをしていた事から薬剤師の道を目指すように。

調剤薬局の薬剤師として6年間勤務。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

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記事作成者 薬剤師 椙田 彩純 

担当疾患;循環器、身体の痛み

臨床検査技師の両親の影響で、幼い頃から医療に関心を持つ。

大学卒業後、病院薬剤師として勤務。

対症療法が中心の現場で、繰り返す入退院や長期投薬を目の当たりにし、「もっと力になれる方法はないか」と模索する中で漢方と出会う。

現在は漢方の持つ幅広さと可能性に魅了され、一人ひとりの体質に寄り添った根本改善を追求している。

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  • 「【秋分の養生】昼と夜が入れ替わる頃の『なんとなく不調』」をテーマにした水彩画風のサムネイル画像。左側は昼夜のバランスが乱れ、疲れや冷えなどの不調でうつむく女性。右側は当帰、熟地黄、酸棗仁(さんそうにん)などの生薬や漢方茶を取り入れ、体内時計が整って元気に微笑む女性が対比構造で描かれています。
    【秋分の養生】昼と夜が入れ替わる頃の「なんとなく不調」。体内時計を秋モードに合わせ直す漢方の知恵
    2026年9月8日
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